カテゴリ:田舎暮らしのこと( 37 )
10年前の今日
2017年、明けました。
過去ログを見ると丸1年、このブログを留守にしてました。実家に帰ってない罪悪感みたいなものがありつつ、去年はほんとに忙しく過ごしていました。だから許してママン!元気にしてたよ。

ちょうど10年前の今日。
2007年1月10日。
ずっと家を守ってきた売主さん一家が前日から泊まって最後のお別れをしていて、出てきた玄関前で鍵を譲り受け、お互い深々と頭を下げた、あの日。
わたしたち家族に、南房総の拠点ができた日です。

二地域居住なんて続くのかい?とみんなから言われ、結果で示せばいいんでしょと思いながらもちょっと不安だった10年前の自分に、見せてあげたいな。

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ごく個人的に始めた暮らしですが、あれからこどもが増え、大きくなり、南房総に友達が増え、NPOができて、仲間が増え、仲間にもこどもが増え、南房総の外からも訪れるひとが増え、120年前に建てられた家が賑わっています。

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寒くて笑っちゃうようなこの家はいま、断熱改修を学ぶ場所となり、みんなでトンテンカンテン。そんななか、江戸時代に1本1本つくられたと思われる、味わい深い鍵も出てきたり。

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この家、あと何年もちますかね?と、建築家の竹内さんに尋ねると、「ちゃんと住んで手を入れていれば、200年とか300年とかもちますよ」と。

だとしたらまだ、この家は40代前半くらいじゃないか。わたしと一緒じゃないか。笑。

これからもここに、家族と、仲間との歴史を刻んでいきたい。
だからこのブログも閉じずに、またふっと訪れます。

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by babamiori | 2017-01-10 11:49 | 田舎暮らしのこと
8回目もやっぱり叫んでしまいました。
今年は、今日でした。
早い!

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今朝、水仙を摘みに出たらまさかの初フキノトウ!きゃー

いつも1月末〜2月頭なんです。毎年飽きもせずこの記事をアップしてるから確かです。

この時期のこの色にはほとんどパブロフの犬状態で反応するようになっているわたしは、地面と同ヅラで生えていたこの1個体を見逃しませんでした。

たいへんだーあったあったあった!
まだ取るな!
まず写真だ!
iPhoneどこだ!

とわめきたてるわたし。
「取らないよ」どことなく冷たいこどもたち。

わたしは毎年この感動が色褪せないんですけどね。こどもたちはなぜ一緒にきやあきやあしてくれないんでしょうね。ママが喜んでるよーとマメに笑われました。

慌ててフキノトウの出るはずの斜面を全部チェックしましたが、結局、今日はこれだけ。
悪いけどわたしがひとりで天ぷらにして食べちゃいますから。ぬはは。

そんなわけで、今年も春がきますね。
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by babamiori | 2014-01-19 17:14 | 田舎暮らしのこと
繰り返しの愛しさよ。
あたくしがブログをさぼっている間に、春は着々と進行しています。

あーもー、ためにためこんだ季節の話が色あせていく。。。
知人友人に「さいきんブログさみしいね」と揶揄され恐縮しております。


でも、いちおう言わせてもらうと、やることはやってるぞー。
働いてるぞー。
クチよりも手を動かす。
これぞ農民の極意よ。てへ!


だってこないだは田んぼの水路掃除に参加しましたし。
(たまに地域貢献するとエバる)

去年まではのどかな作業でしたが、今年はいやあ、実にしんどかった。
山の湧水を田んぼに導くためのパイプは破壊され、竹林はぐさぐさにされその影響で土手沿いの側溝は泥で埋まり、修復作業がえらいこっちゃ。
犯人はもちろん、四つ足のブルドーザーことイノシシ氏。

最年少のわたしは、側溝の泥かき係でした。
コンビになった70歳超の集落長さんと一緒に、ひーひーがんばりました。
水を含んだ泥を何10メートルも鍬で掻きだすのって、どんだけたいへんか分かる??
ブログ書く暇ないワケよ。
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大変だけど、集落長さんとの作業はなかなか風情がありました。

わたしが体力任せに休みなくワッセワッセと掻きだしていると、「ぼちぼちな。ぼちぼち。休み休み」と声かけてくれて、ひと働きすると手を止めてぼーーっと田畑を眺める。
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 今年はイノシシ、ひどいですねー

 んだなー、おととしあたりからなー

 うちも土手、ひっかきまわされてるんですよー

 てーへんだよなーおたくはなー、山あっからなー
 
 そうなんですー、今年はタケノコ、人間にまわってこないかなあ

 でもほれ、あのハコ、こないだ70キロのオスがはいったってなあ!
 
 へーすごい、やるなあやまぐちさん!

と、たわいもない話をして、さてもうひと仕事、とがんばる。
この穏やかに心の通い合うかんじ。
どんだけ嬉しいか他のヒトには分かるまい。
地元のヒトと同じ目線で話せるって、ちょっと認めてもらったようで、週末農民にとっては何ともいえず嬉しく、また安心するものなんです。
だって別に好きでヨソモノやってるわけじゃなくて、いつも時間がなくて関わりが持てないんだもの。


土手道の下、田んぼ沿いの側溝には、セリやノビルがうんと生えていました。
そして、掻きだした泥の中をよーく見ると、あったあった。
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今年の春は寒かったですが、いつものところにちゃんと産みつけてました。
バナナ型で、20~80個の卵をおさめた卵のうを1対(2つ)産むサンショウウオ。
泥の中に放置するとそのまま泥と一緒に干からびてしまうので、「無事に孵れ」と念じてそっと水路に戻しました。


・・・こういうぜんぶ、毎年繰り返しだけど、毎年毎年楽しいな。
毎年毎年の季節仕事をこなしながら過ごす農家の暮らしの、繰り返しの愛しさよ。
イベントを企画したり熱狂したりするのと全然違う、繰り返し行事の愛しさよ。


山菜摘みも今年で6回目。
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主役はポチンです。
夕飯のおかず×2回分くらいの山菜はとってきてくれます。
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今春6年生になったニイニは最近ぐっと落ち着いてきて、じぶんの知識欲はさらにマニアックな方向に発展しつつ、里山では小さいこどもたちに生きものの手ほどきをするような立場に昇格中です。
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受験勉強もせず気ままに読書にふけ、福岡伸一の「動的平衡」を、おもしろかったよと貸してくれました。あんまりバカもしなくなり、このまま大人びていくのかと思うとちょっとさみしいな。

そのかわり、マメ3さいがいよいよ好奇心をもってこの生活にのめりこんでいます。
マメが里山学校でつけた知恵は、ノビル、セリ、ミツバ、スイバの同定。
ひとたび探し始めると帰ってきません。
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季節は巡りながら、人生はひとところにとどまってはいない。
春はなんとなく、切ないです。

でもわたしも、もうちょっと前に進まないと。
今年は罠猟免許をとろうと思っています。

コイツはあまりに役立たずで罷免です。
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by babamiori | 2012-04-04 17:42 | 田舎暮らしのこと
里山と恋愛。
もう晩秋も晩秋。来年のお尻が見えてきました。

東京にいると「クリスマスだなあ」と思い、三芳にいると「春もすぐだな」と思う。
せっかちな水仙はもう、こんにちは。
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ところで今の若い人(←とうとうこういう物言いが不自然でなくなった)も、冬になるとひときわ恋人が欲しくなったりするのかしら?

先日、「異性の交際相手がいない18~34歳の未婚者が男性で61・4%、女性で49・5%に上 り、いずれも過去最高となったことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基 本調査(独身者調査)で分かった」というニュースが流れていて、へえ~と見ていました。

女子も働きやすい世の中だからかな~、結婚ってお金かかるしね~と考えつつ、でもなぜ男女で数字が違う?と素朴な疑問。
女性のほうが「わたしたちって付き合ってます♪」と一方的に思いやすいのか、あるいはアンケートでも見栄はっちゃうのか、あるいは男性があっちの子こっちの子と掛け持ちしているのか。


それはまあ、いいとして、恋愛は景気の上下に同期してしやすくなったりしにくくなったり、しそうですね。

バブルの時代は残念ながら微妙にこどもだったわたしですが、それでもマハラジャとかジュリアナ東京で踊りまくるお立ち台おねーさん達の姿は鮮烈に覚えてるし、スキー場では「さいれんっなあああい・・・ほーりーなああい・・・」と山下達郎の歌が切なく流れていたし、大学生が外車を乗り回すみたいなアホなことがアホと言われてなかったし、なんか全体的に日本中に色気があってムンムンしてた気がする。

今はどうだろ?
不況っていうのは社会全体のエネルギー量も低下するものらしく、だからなのか分からないけど恋愛至上主義的ムードもあんまり見えない。スペシャルなクリスマスプレゼントだのクリスマスディナーだのクリスマスナイトだのがどうも見あたらない気がする。
イルミネーションを見ても「節電しなくていいのかな」「LEDなら60%の節電らしいよ」なんて会話が聞こえてくる昨今にも、どこかにゴージャス&スウィートな世界があるのかしら?

それともただ単に、そういう世界にいないだけか。(ほぼそうかも)

ま、お仕着せのシチュエーションだけがロマンチックとは言えないけどね。

・・・でもたとえば、農業ってロマンチック?
里山暮らしって、ロマンチック?
わたしの感覚で言えば、ある種のたまらなく素敵なムードはあるのですが、それはどうも、、恋愛を促進させるムードではなさそう。
たとえば「男のロマン」もいろいろあって、「釣りロマン」なんてものがあるくらいだけど、それは恋愛的ロマンじゃないもんね。それと同じ。


まず、いわゆる飾らない状態、というのが恋愛的かどうか。
里山や田畑の作業というシチュエーションには、着飾ったりメイクしたりする状態がそぐわない。
別に厚化粧したって作業はできるし、農ギャルとかって爪長いしキレイで男の人が喜びそうだなーと思うけど、畑ってそもそもそんなに人の目がないから着飾るモチベーションが長続きしない気がする。不便だし。汗でお化粧はすぐハゲるし。


それから、自然の中にいると興味の対象がいろーいろありすぎて、相手に集中する状態ではない気がする。あ!カエルだ。あ!芽がでてる。あ!キレイなイモムシがいる。って楽しいけど、視線の先はアナタではなくカエル。

でも「農コン」っていうのもあるらしい。農作業を共にしながら会話したりするんだって。みなさん、そういうのあったらやりたいですか?「里山合コン計画して!」と一部女子から我がNPO活動に注文が出ているのですが、やったところで本当に実りがあるのかイマイチ分からない。
いや、わたしだったら、めちゃめちゃ自然に詳しい男性がいていろいろ教えてくれたり、ジムじゃなくて農作業で鍛え上げた身体で、力強く耕してる姿とか見たら、惚れちゃうかもなあ~~
でも、20代でもその感性あったかなあ~~


・・・そう。

がんばって相対視しようと試みたり、好意的に解釈しようとがんばっても、やっぱり畑や里山は、好きなヒトを見つける場としてはどーもかなりイマイチな気がします。残念ながら。
特に女性は「ヒトから見られている」ことでキレイになると言うしね。
畑の作業は真逆の環境だ。

でも。
そういえば先日、「僕の彼女が畑をはじめたので、興味を持ち始めたんです」という背の高いうら若き男性と知り合いました。

なーんかそれ、いいなあ!と、新鮮だった。
そして、そうかと膝を打った。

好きなヒトと種を蒔く。とか、好きなヒトと夕暮れの山の端を眺める。とか、好きなヒトと火にあたる。とか、同じ方向を向いて歩むふたりには、たまらないシチュエーションなんだなきっと。

だって、外にいると本当に、興味が尽きない。
こどもじゃなくても「ねえ、ねえ、見て!」と袖をひっぱりたくなる。

見てよこの子たち!そろそろお迎えなのに、その前の大事業。
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この子もギリギリの動きっぷり・・・全身蒼白。早く寝なさい。
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あら、これは誰よ?
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・・・あああ、こいつだねきっと。
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ほら、今年はうまく育ちそうだね、小松菜。
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なーんて、誰かと共有したいことだらけ。
ツイートだけじゃなくて、人肌のぬくもりを感じる目の前のヒトと。


キラキラの目くらましで気持ちを盛りたてたり豪華なプレゼント交換で愛を示さなくても、好きなヒトと好きなコトを共にしながら気持ちを育てていくんだね、きっと。
(ってけっこう彼ら、クリスマスは海外だったりして)


エコとかロハスがファッションの世代から、実質的に生活が変わる世代になった時、里山デートとか畑デートなんていうものもメジャーになったりするのかなあ。
ひょっとしたら今の若い世代は、不況ゆえにキラキラが適わず、結果、本質的な部分が成熟するチャンスを得ているのかもしれません。



そして、うちの小さなミーハーキラキラ娘は。
親がキラキラしていないせいで、けっこうドロドロとも馴染むようになってます。
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by babamiori | 2011-11-28 17:19 | 田舎暮らしのこと
自然なんてつまんなーい。
今年は、うちの栗はどうも不作で、かわりにこんなものがどっさりとれました。
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ミョウガです。
家のまわりをうろうろしていると、けっこういろんなところで密生しているのを発見。
大好きなのはオトナばかりですが、ずるっと引っこ抜くのが楽しいらしく、こどもたちがわんさと抜いてくれました。
おかげで我が家では、やたらとミョウガ料理が多い昨今。
栗はなくとも、秋ですなあ。

収穫の秋。味覚の秋。
そして冬野菜や春野菜をつくりはじめる、畑の秋です。
マメ、鍬デビュー。
そーらっ
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よっと!
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バットを短く持つので有名な大道選手でもこんなに短くはなかったはず。。

・・・さて、話は変わって。

「わたしは野山が大好きで、植物も虫も大好きなのに、うちの子ったらまるで逆なの。なんでこんな子に育ったのか分からないわ」という友人が、まわりにけっこうたくさんいます。このお母さんなら野生児に育つはずだろうに、確かにこどもは土、虫、魚など生き物関連はほぼダメとくる。
本当にフシギだなあと思います。

都会の子は自然に接する機会が少ないからねーとよくいいますし、わたしもよくいいますが、いっくらお膳立てしても「自然?なにしてあそぶの?つまんな~い」という子も、いるわけで。
どうやら、環境だけでこどもの指向性が決まるわけではなさそうです。
こどもはみーんな、自然が大好きです!っていうのは、いささか乱暴な話なのかもしれません。

そう、みんながニイニなわけじゃない。

自然の中にぽんと置いておけば、勝手に遊びはじめる子ばっかりじゃない。
虫や花や動物や、森羅万象すべてに興味を持って目を輝かせる子ばっかりじゃない。
自然ヲタ的に知識もあり、「あ!ナントカがいた!!カントカみつけた!!」と勝手に興奮して感動しながら日がな1日過ごせる子なんて、ひょっとしたら養老先生とか千石先生とか本間さんとかの少年時代くらいじゃないか?ニイニの将来も透けて見えるな。

こどもはみんなニイニみたいか?
自然の中にぽんと置いておけば、勝手に遊び出すか?

・・・もちろん、ノー。
ここに、目下のわたしの悩みが存在します。
みんなニイニみたいなら、むしろ楽なのに。
平日は、ぐーたらぐーたら親の言うことも聞かず遊び呆けているニイニばっかり怒っていますが、週末に頭が痛い存在はニイニにあらず。

そう、それはポチン。

すでにポチンに関する考察というか愚痴は何度かしたためている気がしますが、最近、アンチ里山暮らし、アンチ自然遊びの傾向が強まっているような。
「えー、、今週末もチバ~~?東京がいい~~」とごねることさえあり。

親としては、まことに暗い、切ない気持ちになります。

何で行きたがらないのか理由を聞くと、「だってー、チバやることないんだもん!」とくる。
がくっ。

ニイニみたいに、竹から釣り竿つくって、地面を掘ってみつけたミミズを餌にして、平久里川で釣りをして、なんていうことが楽しければそれはもう、里山全体がめちゃめちゃ豊かな遊び場なんですけどね。
ポチンは、多分それなりにワイルドで、虫を手づかみするのも雑草を掻き分けて歩くのもへっちゃらなのですが、それが楽しくてワクワクすることか?といえば「自由が丘でぶらぶら散歩して~、シールとか折り紙とか買って~、カフェでパフェとか食べて~、おうちでマメとシール交換したり家族ごっこしたりするほうがたのし~も~ん」なワケだ。

で、南房総にいて、スカッと晴れて寒くも暑くもない日で、もうこれは外にいないともったいない!!という日でもマメを家の中に連れ込んでシケシケうじうじと「シール交換」をしている。
(「シール交換」というまるで発展性のない遊びを永遠に続けていられるのがなぜだかさっぱり分からないです。ちなみに、南房総の地元の女の子と遊ぶときも「シール交換」している。)

これはもうね、ホントに切ない。

こどもたちに良かれ!と思ってつくった環境が、こどもにとっては「つまんなーい」環境なのか・・・?
ポチンみたいなシティ派、インドア派の娘にとっては、この週末田舎暮らしは苦痛さえになっていくのだろうのか?

ま、、まあ、、わたしも悪くてね。
行けば草刈りだ畑だとわりと忙しく働いているので、こどもたちを丁寧に自然に誘うことなどせず、「はい、遊んでて!」とほっぽらかしてることが多いもんな。

たまに畑仕事などを手伝ってくれる時も、最初は「すごい!そんなこともできるの?ママ助かる~」とかがんばって褒めてみたりするのですが、だんだん自分の作業に追われたり効率を考えるようになると「ちょっと、そこにいると邪魔!」とか「さっさと抜きなさい!」とか「なんですぐ飽きちゃうの?それじゃぜんぜん助からないよ」などとホンネ炸裂。
ポチン、「じゃーいーよ!おうち帰る!疲れた!」とやりかけたことを投げ出してサイナラ。
マメ、「ちゅかれた!」とその後を追ってサイナラ。

「っとにポチンはなんてダメなヤツだ!!役立たず!!」とニイニもぶち切れる。

「ニイニだいっきらい!!」と、遠くからポチンの声。

親、落ち込む。。

いつも楽しそうなところばっかり書いてますが、こういう時も多々あるわけですよ、ハイ。


でもね、もう、しょうがないかなこれはと思っていました。
だって、田舎暮らしが肌に合わないっていうのも個性かもしれなくて、いくら親が強制したってそんなものは変わらないもんなあ、と。
キラキラした世界が好きで、人間関係のどまんなかにいつづけることが好きで、最先端が好きで、都会に飛び出す若者達(物言いが年とったなあ。。)と同じではないですか。
きっとポチンは人工的だろうが青びょうたんだろうがキラキラしたいのよ、漠然と。
人間のつくりだしたキラキラに憧れているのよ。
そんな段階があることも、健全なことかもしれない。

それでもひょっとしたら大きくなって、「ああ里山で過ごしたなあ」と思い出して、自分の子もあんな環境で育てたいなと思って、都会遊びだけじゃなくて田舎遊びも楽しめる親になれたら、それでいいじゃん。
その程度のリターンで充分。
そう、思うことにしました。


・・・というわけでポチンに対しては期待値が低いわたし。
先日も、手鋸を持って、あーデッキのまわりの竹刈らなきゃとうろうろしているわたしに「ポチンもやりたーい!」と近寄ってきた時も、反射的に、危ないからまだ無理!と追い返そうとした次第。

ところが、「だってニイニやってるじゃん!やるぜったい!」と、珍しく食いついてきたポチン。
・・・あれ?そうか、もう1年生だしな、ゴリゴリ竹を切るくらいできるかな?とふと思い直して、じゃあ軍手持っておいでと誘うと、いそいそくっついてきます。
そして腰ぎんちゃくのマメも。

・・・あれ?いつもと展開が違うな。

台風で倒れかかった竹を切って、さっぱりさせようと思うんだけど、ホントにできる?なるべく根元で。手、切りなさんなよ。そんな風に口うるさく言うわたしを払いのけて、手鋸にワクワクするポチン。
「だいじょーぶってば!!」

ごりごりごりごりごりごり。
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細い竹はほどなく、どさっと倒れる。

すっごいじゃない!?よくひとりで伐り倒せたね!!

と、畑の時の要領でちょっとばかり大げさに褒めると、そんなわたしの声などより「ゴリゴリって気持ちいいっ!もっとやりたい!」と、感触に喜びを覚えた様子。

それならばこの竹も。
あっちのもいい?

と次々示すと「はいはい~♪」と軽やかな返事。

ごりごりごりごりごりごりごりごり。
青竹の、刃がぐいぐい入る柔らかさがまことに気持ちよいようで。

そうだ家の裏の太いやつもできる?
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「もっともっと!!」と、作業欲が止まらなくなり、冬にやろうと思っていた家の裏の竹整理もどんどん進む。

「ポチンちゃんばっかりでじゅるい~!マメちゃんもやりたいの~~!」とうるさいマメにも鋸を握らせて、じゃあココをごりごりしてごらん?とやらせると、しゅりっ、しゅりりっ、と刃が立たず滑ってしまって、2こすりくらいで終了。
「マメはまだムリ。1年生になったらやらせてあげるから!」と、超上から目線のポチン。
でもホントに、3歳と7歳の差は歴然。体重は1キロしか変わらないのに、握力や技量はぜんぜん違うのよね。

マメは「じゃあ、たけひっぱる!」と、伐った竹を平地に重ねて置く担当に。
ポチンがごりごり伐った竹を、顔を真っ赤にして引っ張るマメ。どう見てもポチンばっかり楽しくてマメの作業は楽しくなさそうなのですが、お互い納得して「お願い!」「いいよ!」と分担作業がはかどっていたので静観。

結局、2時間くらいポチンがひとりで竹を伐採しまくり、そのへんでひよひよ伸びていた竹がずいぶんスッキリ片付きました。

「あーーー、つかれた!いい汗かいた!のど渇いたからおうちで休む!」と、すごく晴れやかな顔でマメと共に家の中に消えたポチンでした。

いやあ!!
鋸を使わせたらこんなに楽しそうだなんて、今まで気がつかなかった。
畑の作業よりも、お散歩よりも、何よりも楽しそうだった。
ニイニには草刈り鎌も鋸も斧も肥後守も使わせていたのに、ポチンは小さくて、力がなくて、刃物なんてムリムリとなーんにもさせてなかった。「危ないからあっちに行ってなさい!」なんて言って。
恐るべし、親の偏見。。


日頃から子供に干渉しすぎないで野育ちさせるのをモットーとしてきましたが、「自然が好きな子は好きだし、嫌いな子は何を言っても嫌いでしょ」と半ば放置にしていた自分の態度を猛省しました。
やっぱり、イントロでの丁寧な付き添いや、きっかけを与えることって大切。
「里山用意しましたよ、ほれ」じゃ、自然の中で「育てて」いることにならないんだな。
こどもは自分で発見しながら遊ぶのが正しくて、発見力は自分で持て、というのは、こどもによっては酷なのかもしれないなあ。「昔のヒトは忙しくて、遊びの手ほどきなんてしなかったけど、みーんな自然を使い倒して遊んでたよ」という話もあるとは思いますが、それも大きなこどもの真似から入るのかもしれなくて、その役割は必要なのかもね。

って、ニイニがいるのになあ!!

マニアックで我が道を突っ走ってるニイニについてゆくのは、フツウの女子たちにはキツイのかもしれぬ。


・・・ちなみに、竹伐採の大役を務めたポチンはその後、家の中でマメとシール交換してました。。全部のシールを交換して入れ替わったら、この遊びは終わりを迎えるのだろうか?



さて!!
次回は、いくつか告知をしたいと思います。ドキドキ。
(告知するほうがドキドキしてどうする。)
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by babamiori | 2011-10-05 16:16 | 田舎暮らしのこと
いいよね、こどもは。
「わーいわーい、おいもほるー!!」と、スコップを持って外に飛び出すポチンとマメ。
・・・いいよね。こどもは。

「ほら、ぼこぼこある!あっちもこっちもめちゃめちゃでてくるよ~」
「めちゃめちゃでるよ~~」
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うん、ホントだ。今年も豊作だ。

「ホラこれ1等賞の大きさの、2こ目!!」
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そりゃどっちか2等賞でしょ。

「これっくらいの、おべんっとばっこに、おーにぎーりおーにぎーりちょっとちゅーめて♪」
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いやジャガイモだってば。

あーホントいいよね、こどもは。
収穫作業を心から楽しんでる。
ジャガイモだけじゃない。途中でごろっと出てきた赤いさなぎを「うごかないやさしい虫」と名付けて手のひらで転がして遊んだり、ヘビほど太いミミズを追いかけて素手で掘り進めたり、何もかもやたらと楽しそうだ。
本当に、田舎暮らしをさせてよかったと思う瞬間。

しかしその、本当に一瞬ぽっきりのキラキラした体験のために、ママはがんばってるのだ。
ママが思うほど、あなたたちのキラキラはひとところで持続しない。
こればっかりはどうしようもないことと諦めつつ。


・・・10分後。
「ちめたーい!!」
「もっとおみずいれてー!!」
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・・・20分後。
「ぬるくなったからでるー」


・・・30分後。
「アイスおいし~」
「ちめたいね~」
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・・・なにこの早い展開。

畑には、堀りかけのジャガイモがころがりっぱなしなのに、2人ともどうとも思わないのかい?
きっとチラリとも思わないんだろうな。
掘ったら掘りっぱなし。暑くなったら全部忘れる。
それでいいのか?教育的に。辛くても、部活的に最後までやらせるべきか?
・・・でもまあな、女の子だしな。まだ2歳と7歳だし。
表面的にでも楽しんでもらえれば、よしとせねばな。


でもキミには、しっかり背負ってもらおう。
5年男子。働き盛りじゃないか。
「チビたちの掘り残し作業、ママと半分ずつだからね。頼むよ」
「あいよ~~」
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「あぢ~~。まじつれ~~」
「いいじゃん。どんなに働いても腰痛くなったりしないんだから」
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「オ!シャドークイーンも豊作!ママ、こんどシャドークイーンのカレーつくって」
「あいよ」
「ニイニそれだけが楽しみでこんな頑張ってるんだから」
「わかったよ」
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「今年獲れすぎ~こりゃ毎日イモ料理だな」
「・・・だね」
「ポテチもつくってよ」
「ツートンカラーでつくってあげるよ」
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・・・そして10分後。
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たいして働いてないぞ?実働小一時間。
まあ、でも、倒れた直後に意識不明になるくらいのがんばりがあったことは認めよう。
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ハア。あたしも倒れたい。
が、そうはゆかぬ。
ママは、またがんばってきまーす。

「はーい、がんばってきてねー」

・・・あ、そういえばポチン?
楽しい草抜きを一緒にやるのと、洗濯物たたむの、どっちがいい?

「洗濯物、超キレイにたたんどいたげるー」

やっぱりいいよねこどもは。。やりたいことだけ。
それにひきかえ、ママの作業は青天井。
帰る時間まであと2時間半なのに、最後の1分まで厳しい闘いが続くのさ。

土の恵みに深く感謝して、しばしジャガイモに心を寄せたあと、
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こんどはこっちだ・・・
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これ、元ショウガ畑・・・涙。
2週間前にぜんぶ草抜いたのに。

ウォーリーくんのようなショウガの芽をこの中から見つけ出し、あとは草刈り鎌で刈る。
そんな作業。
これ成功例。
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間違って刈っちゃうと、ショウガの匂いがうわっと立ちのぼるんだよね・・・
たぶん半分くらい刈っちまいました。。


がんばってるよ。
深い充実感もある。
けど、、自然との闘いにやぶれそう。。。
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by babamiori | 2011-07-04 11:49 | 田舎暮らしのこと
モグラの死体とニイニ。
自分にはすんごい価値があるものでも、他人には無価値。

そんなことがよくあるのは分かっていても、できれば自分の価値観を共有したいと思ってしまうのは、人の常と言ってもいいでしょうかね?
だって「離婚の原因は、お互いの価値観の違いです」ってよく聞くもんね。(それはそれで「他人なんだから違って当然でしょうよ。なら自分と結婚したら?」とツッコみたくなるけど)

例えば、ベタなところでいえば、わたしにとって南房総の里山は、すんごい価値アリ。
雑草うざっ、草刈りめんどっ、と思っても、その雑草の花にすらウットリするし、蝶やハチやアリやクモやイモリやサンショウウオや(ともっと羅列したくなるがいつもの繰り返しになるからやめて)あらゆる生き物と自分が共時的に地球に生きる個体であることを、強烈に感じられる場所なのです。
それがわたしにとっての、至上の価値なわけ。

なんかでも、それって、どうでもいいと思う人にはどうでもいいでしょうね。
「週末にわざわざ場所変えて暮らすなんて、実際はかったるそ~」「それほどまでして時間とお金を使うほどのこと?」「それよりいろんなところに旅行に行くほうが、楽しいし刺激があるんじゃない?」と、自分の価値観を相対視するマインドはいくらでも浮かびます。

NPO立ち上げたからって何も、逆向いてる人をこっち向けようって気張ることはないんでしょうけれど、ふと「こんなにも豊かな・・・」と伝えているはずが、実はほとーんど、だれーにも、ちゃんと響いてないんじゃない?と不安になったりします。

だって、わたしだって巷に溢れる「こんなに素敵」の紹介ブログの中には、ぜーんぜんピンと来ないものが少なからずあるんですもの。他の人だって同じでしょうよ。
他人は自分の延長ではないからね。


と、くだくだ前置きをしたのは、家でカメラから写真をダウンロードしていて、わたしが知らないところでニイニがこんな風に観察してたという記録が残っていたのを目にし、「やっぱりこの環境は捨てがたいな」と思わず目が潤んだからです。そして同時に、この写真でそういう感動をするか?フツウ。と思われるかなあと怖じ気づいた次第。

以下の写真は恐がりな方は見ないでください。(そんなにたいしたことないよ、でも。)
ちょっと↓にありますが、








b0128954_0241248.jpg

一目で分かる、モグラの死体。

よく、くろやぴょんがモグラをつかまえていたぶって遊んでいますが、こんなにきれいな状態の死体を見たことはありません。土を掘る手の形も、ペダル漕いでるみたいな足の形も、歯並びも、目のなさ加減も、ほんとうによく見える。
わたしはこの死体と対面しませんでしたが、多分ニイニはこのモグラをそっと手にとり、じーっくり観察したに違いない。

みなさんもすでにご承知のとおり、ニイニはどうしようもなくだらしないヤツで、人からどう思われてるかとかどうでもよくて、空気読まなくて、人に対して乱暴な面とかあってもう!ホントにホントにトホホなんだけど、究極はまさにこの手つきの人なのかもと思う。

生き物を触る時だけは、いつも本当に柔らかい。
爪がほとんど生えていないような指(爪噛んでるとしか思えない短さだ)の腹で、それを持ち上げるために必要な分だけの力を加え、そっと持つ。このモグラだけでなく、石や、草花や、昆虫など、なんでもそう。見ているとちょっと感動するほど、さりげない慈しみに満ちています。


何をするでもなく畑や草原をぶーらぶらと散歩したり、そのままバタッと眠ってしまったりするニイニを見ていると、5年生でこんな生活しててホントにいいのかいなとちょっと(いやかなり)不安になりますが、まったく無意味な時間とも思えない。
自然の中で生き物が死んでいたり生きていたりする状態に多く接していると、なんというか、世の中の見え方にコントラストがつくんじゃないかと思うんです。もっと簡単に言えば、自分と地球との繋がりのグラデーションが、実感として捉えられるというか。(ぜんぜん簡単に言えてない)
生きていることが、たくさんの死の上に成り立っている実感、と言えば近いかな。

そしてひょっとしたら、机の中がぐちゃぐちゃなこととも関係あるかも、と思います。ニイニの中で重要なこと、どうでもいいこと、というのが明確にあり、きっと整理整頓というのは彼にとって「超・超・超どうでもいいこと」なんだろうと思う。
・・・となるとまったく推奨できないな。。
でも、自殺はしなそうじゃない?


わたしはきっと、こどもたちとモグラの死体を「へ~~!」と言いながら一緒にのぞきこむ生活を、できるだけ長く続けたいんだと思います。
いつまでも、この時間に留まってくれないこどもたちと、それでもできるだけ長く。

チクチクした枯れ草の中でもかまわずバタッと寝てしまうニイニに苦笑しながらね。

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痛くないのかね。
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by babamiori | 2011-05-25 00:39 | 田舎暮らしのこと
苦労の量と感動の大きさは比例するというが、苦労は嫌いだ!
「終わりよければすべてよし」という言葉をなぞらえるならば、今年の三芳村滞在についてはどう考えりゃいいのでしょう?

三芳の里山にこもって膨大な草刈りや畑づくりに勤しんでいた前半戦を終え、外界の事情をまったく考えずに「さー東京に帰ろう」と子供&ネコを乗せて呑気に出発したのが18時。
毎日質素で健康的な食事をしてきたが、最後の日くらいタンパク質ガッツリ系を外食しようかねーと下道を走り始めて10分しないうちに大渋滞にドハマりし、GWの観光客がいっぱ来てたのね。。と遅ればせながら気付き、2時間かけて金谷漁港のガストに到着して「お腹が空いたよう~」と泣く子らに30分並んでお子様ランチを食べさせ、くろとぴょんの膀胱を気にしながらのべ5時間かけて東京に帰ってきた愚か者です。どうせわたしは。
いい想い出満載だったのに台無しだぜベイビー。


果てしなき雑草との闘いに疲れた時など「あのとき秦野の土地を買ってたら」とふと考えてしまうことがあっても、連休の東名高速の渋滞情報を耳にするたびに「・・・やっぱ房総半島でよかったんじゃない?」「正しい選択だったかもな」と優越感に浸れたのに。
アクアライン800円効果でいよいよ本格的に人気が出てきてしまった感あり。


とはいえ、三芳村自体はいたって静かなものでした。
いつもは高齢者の姿しか見えない田園風景ですが、若い娘さんやこどもたちが畦道を歩く姿も見えたりして、里帰りできる場所があるひとたちっていいなーと微笑ましく見ていた次第です。こっちはわざわざ新規に故郷をつくる努力をしてるっていうのにさ。(ま、勝手にやってるんだけどね!)
畑にいて余計なことを考えずに体を動かし続けると、大地の匂いを吸ってめきめきと元気になるってウソみたいなホントの話。
体と心がシンプルにバランスする感覚を掴むと、ストレスとはバランス崩すことなんだとよく分かる。だから例えば東京でストレスフルな状態になったとしても、それがイレギュラーな形として認識できて、慢性化しなくなる気がします。(重篤な症状の場合をのぞく)
柄にもなく森林浴セラピーの宣伝みたいなこと言ってますが、まあたまにはいいさ。



・・・そんなわけで働き者になって東京に帰ってきたわたしは、止めてもまだ回ろうとするコマみたいに体が動いてしまい、結局GW後半戦はせっせこ家の片付けをしていました。

そしたら、いろいろでてきたぞー!
不在のニイニの部屋から。

おぞましいもののオンパレード。。

男の子の部屋って、みんなこうなのか?

ずーっと前に配られたであろうあらゆる保護者へのお知らせプリント、あらゆるテスト、なくしたと騒いでいた道徳の教科書、絵の具で真っ青に塗ったティッシュの箱、ブタオトコというナゾのらくがきで埋め尽くされた下敷き、1畳分くらいの大きさに貼り繋いだ紙に「ゴー!ゴー!ジャイアンツ!」と描かれた旗、芸術的にひねりこまれた形でかっぴかぴにかたまった雑巾、得体の知れないあらゆる石、得体の知れないあらゆる種、カブトムシの頭、タマムシの羽、コウモリの死体、・・・

これはゴミなのか?宝なのか?

あまりの乱雑さに怒りを通り越して「だめだこりゃ」とさじ投げ状態ですが、女子校育ちのわたしにとっては男の子という生物が今でも物珍しく、興味深くてたまりません。
それにしても、昔からニイニの生活態度のヒドさは変わらんな。


大掃除というのはいつも何らかの発見があって面白いものですが、まあよくて靴下の片方がみつかったりする程度。
でも、この間、三芳村の家で、ニイニはけっこうな発見をしました。

「ママ!!見せたいものがあるから来て!!」

血走った眼差しと興奮しきった顔に驚き、何があったの!?と取る物も取りあえずついていくと、「ちょっと大変だけどすごいものがあるから、絶対最後までついてきて!」とニイニは孟宗竹林にむかってずんずん歩いていきます。

ちょっと大変って・・・
竹林の山に入るの?

「そーだよ。のぼっておりるだけだよ。ニイニみたいに、青竹につかまっていけば大丈夫だよ。枯れたやつは危ないからくぐって」

・・・道中は、ちょっとどころじゃなく大変でした。
傾斜は軽く70度くらいあってほぼ垂直に感じられる状態、しかも倒竹があちこちに突き刺さっていて、それをまたいだりくぐったり。足場は竹の根元くらいしかない、ズサズサの崖です。
そこをロッククライマーばりの緊張感でのぼりつめた後、「こっから谷に下りるよ」と今度は同じ急勾配のくだり。。。気楽に誘うな!!こんな道。

にしてもくだりってコワいのね。
服がドロドロになるのもこの際やむなしと、手頃な竹を掴んでお尻で泥斜面を滑るしかない。

下から見上げればこんな。

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「ママおそいよ、今ニイニがいるところに来ればもうすぐだって」
サルなニイニはとっとと下まで下りていき、わたしを急かしやがります。

待て!待ってってば、ママは、お尻が、重いんだよ!
ヒ、、ヒイイ~~、くつがはさまって抜けない~~
いつまで、こんなとこ、あるかせる、わけ、ぐへえええ・・

息が切れてどうしようもないし、踏ん張り続けすぎて足や手に力が入らなくなるし、ホントしんどかった。長靴なんかで来る場所じゃない。
文句たらたら冷や汗だらだらで、どうにか下まで下りると、わたしの様子にはお構いなく目を輝かせたニイニが、こっち!コッチ!!と手招きしていました。

「早くきてごらんよ!見てよ、コレ!!」

・・・言われるがままに見上げれば、それは、思いがけず立派な滝でありました。
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「滝壺まできてよ、キラキラ光ってすごくきれいだよ」

たしかにこれは・・・美しい。
落差は5m近く。
どうどうと水の落ちる音に静けさが宿り、疲れを忘れ息を飲む圧倒的な風景。
竹の葉の木漏れ日に光る姿は神々しく、名瀑の貫禄すらあるような。

こんなところ、ニイニよく見つけたなあ!

っていうかわたしたち今までよく見つけなかったなあ^^

「雨が降ると山を超えた方で音がするからいつも気になってて、行ってみたんだ。思ったより立派な滝だったからぜったいパパとママに見せたいと思ってさ。でも大変なところだって言ったら来ないと思っていわないことにしてみた」

こらっ!

「でもママさあ、敷地の中に滝があるって、超すごくない?」

うんうん。確かにすごいかもな。
以前、マイ沼があることにも驚いたけど、マイ滝はもっとエラい気がする。
5年目にしてこんな発見をするなんてさすが無駄に広い土地だけある。普段はそのメリットを感じることはほぼないけど、山林、田、畑、荒れ地とレパートリー豊富な地目があるってことは、それだけ発見のレパートリーも豊富だと言えるのかも。
まだまだ未知の楽しさが埋蔵されてるんだとしたらやる気も起きるってもんだ。

いや~~、連れてきてくれてありがとう!ニイニ。


・・・でもさあニイニ?
ここからは、どうやって帰るのかな?

なんかこう、うまく農道に抜ける道とか、あるはずだよね?
まさか同じ道じゃなかろうな?
ニイニともあろうものが、そんな能なしの帰路を示すはずないよね?

「いや、ないよ」(あっさり)

うそだろ。

「ニイニ何度も試したから知ってるけど、道の手前に痛い藪があるから、またのぼっておりるしかないんだよ。ま、行きと同じコトすればいいだけだからだいじょうぶだいじょうぶ」


・・・ニイニくん。
キミは今夜の食事抜きに決定だ。
おめでとう。


斯くしてかわいそうなわたしは「あ~いつか渓流登りしたいな~」とほざくニイニに再び過酷な山越えを強いられ、ガタガタになった足をひきずりながら家に戻ることとなりました。
翌日、油切れの自転車みたいに全身がギーギー軋み、筋肉痛でのたうちまわったのは言うまでもありません。


ちなみにニイニは、この後パパに滝を見せるために再びここを訪れた際、すごく安易な抜け道を発見したそうです。
ポチンもその道で行って「ちょーきれいだったー。みち?ぜんぜんらくだったー」とのこと。
まったくなんなんだ!

前回綴った「次回に説明」という話題は、11日以降に必ず。
 ちょっとした発表をいたします^^)
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by babamiori | 2011-05-09 15:33 | 田舎暮らしのこと
激辛と薪割りが効く。
おーさぶいさぶい。

なんてったって、わたしは寒いのが大の苦手です。
12月から2月まで冬眠してやりすごしたいくらい。

手足はいつも氷のように冷たくなっています。クロやピョンのお腹に手をつっこんで暖をとろうとすると、「ひゃあああ!!」と言って逃げてしまいます。スキー(を最後にしたのはかれこれ15年前ですが)でグローブをすると、グローブの中に冷気が溜まって冷凍庫みたいになる。
もちろんヒートテックは最愛用品で、その上からセーターやらフリースやらかまわず重ね着するため、冬にオシャレをすることができません。(夏もしてないけど。)

夫は逆に、ものすごい暑がりです。真冬でも平気でTシャツ+フリースで出かけます。まったく信じられん。きっとロシア人の血が入っているのでしょう。

そしてニイニに至っては常軌を逸しており、ぺらぺらの長袖Tシャツ(下着は用意しても着ない)にダウンを着て〈無理やり着せられて)学校に行くのですが、たいていダウンは学校に忘れてTシャツ1枚で帰ってきます。フリースやダウン、ベストにパーカーと4着も学校にストックしていたこともあります。
この間なんて、長風呂のニイニがそれにしても出てこなくて、また湯船で寝ちゃったのかなあと見に行くと、風呂桶の底に、カブトムシの幼虫のように丸まって動かない裸体が乾いて冷たくなってました。「ニイニ!!」と激しく揺すると、「・・・んあ~~?やべ」とむっくり起き上がってそのままこともなげに服着てベッドへ。聞くと、お風呂の栓を抜いたあと記憶がなくなったそうです。そんなことってありえるか?皮膚感覚がどうかしているし、わたしの子とは思えない。

だいたいわたしの母はかつてインド人から「インド人もびっくりね!」と言われたほどエキゾチックな顔立ちなので、どこかでインド人の血が混ざったのかもなあと思います。暑いのはぜんぜん苦痛じゃないし、肌の色も黒いし、大辛の食べ物をこよなく愛するし。


そういえば先日、中華街の「景徳鎮」というお店で、唐辛子そば(だったか名前忘れた)を食べましたが、これはわたしの辛みに飢えた舌を深く満足させる味でした。
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食べると、くぁぁぁぁああああ!!!っと辛さが津波のように押し寄せてきて、「うん・・・本物だ」と思わずうなるわたし。だいたい、辛口とかいったってたいしたことなくてがっかりすることが多いのですが、これはまあ、すごいです。しかも、辛すぎて痛いにもかかわらず、風味がまことによい。猛吹雪なのに一歩先、もう一歩先とエベレスト山頂へ向かってしまうアルピニストと同じで(多分)ついつい食べ進めてしまう。そして食べ終わるのが惜しい。

最後の方は、家族から「顔がまだらに紫だよ」と言われました。
確かに顔が汗びっしょりでカッカとほてり、体内は灼熱の赤道直下。

このお店は麻婆豆腐が有名で、以前食べたことがあるのですが、山椒と唐辛子がききまくっていて口の中が麻痺し、何をたべても思いっきり塩辛く感じるという妙な現象がおきました。麻婆豆腐好きの方はぜひとも一度お試しあれ。


ところで、わたしは今、何がツラいって、三芳村の朝晩の冷え込みがいっちばんツラいです。
東京より3度くらい低い上に、家の中がほぼ外気温なので、起きると鼻筋が凍っています。(ちなみに首から下は、最強のエコロジカルパーシャルヒーティングアイテム、電気毛布でぬっくぬくです。)
いちばん先に起きたヒトが震えながらコタツの電源を入れ、みんなそこに次々と飛び込み、いよいよトイレがガマンできなくなるなどの緊急以外は出てきません。
朝食の支度をするわたしが一番最悪。足もとから冷気があがってくるクソ寒い台所で、パンを焼こうがコーヒーを入れようが数分置いておくと冷たくなってしまう。おにぎりも、一瞬でつめたーくかたーくなり米にもどってしまう。

だいたい壁がないからね。障子か、開けるとガタガタバリバリ音のする昔のガラスがはめられた木製建具。部屋を閉めきって石油ストーブをがんがんたいても決して一酸化炭素中毒にならない家です。
同じく古民家住人のほんまるさんに「底冷え対策」についてきくと、「あー、今年は障子の外側に、マルチを張りました」とのこと。ま、、マルチって、、、畑の土の上に張るビニールっしょ。あれを障子の外側にすべて。ですか。「ずいぶん暖かくなりました。見てくれはすごいですが、ハハハ」って。見た目、古民家の中のビニールハウスに住んでるみたいなかんじでしょうか。ワハハ。要するに見た目なんかかまっちゃおれない寒さなのよ朝晩。日中はけっこうあったかいのに。


まあ、三芳村で冬を暖かく過ごそうと思ったら、自家発電しかないやね。
外に出て、汗かくほど体を動かす。

たとえばこうやって。

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薪割りです。
N田さんが薪になる木をどっさり持ってきてくださったのが、そのまま野積みされていたのですが、これを細かく刻んで斧で割ると、立派な薪になるのです。
薪って東京だと高いんだよねー。1束1000円以上。
うちは、クリスマスとかお正月にパーティをする時に暖炉を使うのですが、一晩で3束は使います。着火剤とかも入れるとけっこうな散財で、「暖炉はごちそうみたいなものだ」と言いながらイベント的に使っています。ホントは毎日暖炉使いたいんだけど、そんなことをしたら破産よ破産。

なので、薪をただで調達できるってかなりすばらしいわけ!!

ニイニは薪割りが気に入ったらしく、カーン!カーン!とバッティングの乗りでひたすら割り続けていました。真ん中に刃が入ると、ボールを真芯で捉えたような突き抜ける快感があるそうです。
しかも、相当な運動量になるらしく、ニイニは途中から汗だくになっていました。

ちなみに、木を短く切り出すのには生意気にも、

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マイチェーンソーを使用。いえい!

なんと年末、念願叶ってチェーンソーのオーナーになっちまった!!
(フェラーリのオーナーくらいのエバり度。)
世の中には本当にいろんな種類のチェーンソーがあるのですが、わたしが買ったのは共立という由緒正しきブランドの純正品さ!カインズやコメリに魅力的な格安品がたくさんあったのですが、N田さんから「チェーンソーだけはちゃんとしたものを、メンテナンスのできる店から買ったほうがいいですよ」とアドバイスを受けて奮発したのだ。

確かにね、チェーンソーって、結構恐ろしいものなんです。
エンジンを駆動するとブルルルルとかなり大きな振動が伝わってくるし、実際に木を切り始めると、反動がぐわっっっときます。刈り払い機などとは桁違いの緊張感を感じる工具です。
チェーンソーはその名の通り、チェーン(鎖)にソー(鋸)がいっぱいついているわけで、和名はそのまま鎖鋸。止まっている時でも触るとケガをするほど切れ味のいい小さな刃がたくさんついたチェーンが、最高速で秒速20mという速さで回ってるんだから、恐ろしいはずだわ。ぶるぶる。

しかも、1時間くらい使うと刃がボロボロになるので、1枚1枚刃を研がねばならない。
「これが難しい。一朝一夕にはできるようになりませんよ」と、N田さん。

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実演を見せてもらいましたが、刃の角度に平行に、しかもちょっと上向きにして研ぐらしい。うーん。下手に研いだら切れ味ががくっと落ちるらしい。うーんうーん。
これからはチェーンソーの刃を研ぐ修行も重ねにゃならん。
それで、自分で木を伐採できるようになれば、山の管理も今よりはできるようになるだろう。


で、ね。

上の写真の薪割りに使っている斧は、実はN田さんのもの。チェーンソーと同時に手に入れたいと、カインズやコメリを梯子したのですが「鉈しかありません」と言われ未入手状態。N田さんに相談(ってわたしたちN田さんを打ち出の小槌か神様のように頼りすぎ)したら「知っている鍛冶屋さんに、つくってもらいますか?」とのこと。

えー!!
鍛冶屋さんに斧、わざわざつくってもらうの!?

聞けばホームセンターに売っているものより1000円ほど高いだけらしい。
「斧、オーダーします!」

オーダーメイドのスーツはつくったことないけど、オーダーメードの斧なら持ってるよ。
というのが自慢になるかは謎。


ちなみにつくった薪は、東京で大活躍しております。
b0128954_23264417.jpg

ん~、せっかくの薪が米袋に入ったまま置かれているのが残念。
でもよく燃えました。
ちょっとシューシュー水蒸気出てましたが、おおむね水分が飛んでいたみたい。
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火があると、みんなそのまわりに集まってくるんだよね。

b0128954_23265592.jpg


火って、暖房となんか違って、体の芯まで温まるんですよね。
あー。東京の暖炉の前から動きたくないなあ。。。。

これから、極寒の三芳村に移動するんだよなあ。。。
家の中でもドラえもんみたいに手がグーになって猪首になるくらい寒いんだからなあ。。。
南房総、だなんて暖かそうな名前にすんな!!!と腹も立つ。

「薪ストーブ、三芳にも作ればいいじゃない?」って気軽にいわないでね。なんでもかんでもってワケにはいかないのよ。
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by babamiori | 2011-01-14 23:30 | 田舎暮らしのこと
・・・ついに、南房総リパブリックが?
週末になると東京の住宅街から南房総リパブリック!にどっこいしょっと移動し、平日のケンチク+パソコンの生活とはかけ離れた里山生活を送るというライフスタイルとなって、そろそろ4年経とうとしています。
月日が経つの、はやっ!!

4年前・・・あの頃はまだマメも生まれてなかったし、今よりプリプリ肌だったなあ~

なんてレベルのコトは思い出せるのですが、1年中都心にいたそれまでの生活ってどんなだったか、うーん、、、あんまり記憶にない。
まあ、さらにその何年か前から週末といえば土地探し行脚をしていたわけだから、それ以前となると週末は幼いニイニを連れて珍しい電車に乗りに行ったりして過ごしていたかも。(ニイニは重度のテッチャンだった。)

南房総にセカンドハウスを持ってからの生活があまりに濃くて、時間の長さは平日5対週末2なのに過ごしている密度感としては五分五分なかんじ。「やっぱりあれですよね、自然の中に身を置くと都会のあくせくした空気と違ってリラックスするでしょう?」とよく聞かれますが、このブログをお読みいただいている方ならすでにご承知のとおり、ひょっとしたら南房総にいる時の方がよっぽどあくせくしている。日があるうちはせっせせっせと野良仕事、コーヒーブレイクの暇さえ惜しみ、日が落ちればテレビも見ずにバタンQという体力勝負な週末です。

でーも。

やめられないんだな、この生活が。

それは楽しいからか?
いや、厳密に言うとちょっと違う。
わたしはきっと死ぬ時がきたらホッとするだろうなと最近よく思います。とにかくあっちゃこっちゃで抱えているノルマや問題がいっぱいある状態で、「今週中にネギの種蒔かないと間に合わない」「入り口の草刈りもうやんないと」「土砂で排水が詰まったみたい」「イノシシがついに我が家にも来たって?」「カメムシ駆除どうするよ」など都会に住んでたらいっこも関わらないでいいことがどばーっと押し寄せてくる。
一般的には、楽しいってこういうことじゃないはず。

つまりそんなにいろいろ大変なこともあるのに、なぜわたしがこんな生活を続けているかというと、いくらなんでも人生を積極的に嫌なことに使うほどお人好しではないので、やっぱりこのライフスタイルが、気に入っているわけだ。

気に入っているというのも、また厳密に言うとちょっと違うなあ。

都市に住むなら、心身のバランスをとるために、どこかで「田舎」を摂取することが必要、というかんじ。

・・・学生時代、設計課題提出の前に製図室に泊まり込んで、眠気覚ましにチョコとかコーヒーとかコーラとかお腹が空くとカップラーメンとかを食べ続けていると「なんか体がヤバイ」という感覚が出てきて、気休めにトマトジュースを飲んだりしてました。家に帰ると「野菜野菜野菜!おひたし作って!」と叫んで母にたくさん作ってもらい、ニラとかほうれん草とか一気食いしてたなあ。。
栄養バランスを考えてというより、ホントに体が欲求している実感がありました。

わたしにとって田舎暮らしって、その、おひたしの部分な気がします。
恍惚感のある美味しさはないけど、食べると体が喜ぶ気がするもの。だから食べちゃう。
で、やっぱりフワフワしたレタスじゃ足りないの。おひたしなの。というかんじで、近くの公園ではなく田舎なのです。
こどもたちと過ごす時間の濃密さを考えても、砂場遊びより山菜探しでしょう!ゲームよりサンショウウオの卵でしょう!プラネタリウムよりリアル満天の星でしょう!と、心の底から思う。

・・・そんな自分自身の感覚や、子育てについての考え方から、やっとやっと4年経って「二地域居住、かなりオススメ」と胸張って言えるようになりました。

以前カーサブルータスハーパースバザーで取材された時にはまだ、その確信が持てなくて、自分の生活つくるので必死っす!!だいたい一般的なライフスタイルじゃないし。と自らを異端児扱いしていたと思うのですが、つい先日、房総R不動産の取材を受けた際「あ・・・ちょっと心に余裕できたな」と感じた次第。


さらに。
わたしたちがセカンドハウスを持って得た子育て環境や農業体験、あるいは心身に効く気がする「おひたし」の部分をたくさーんの方々に味わってもらいたいと思うと同時に、わたしたちがどっさり抱え込んだ「めっちゃ苦労。。」「この出費痛すぎ。。」などの中で取り除ける部分はないだろうか?特権階級だけが享受できる別荘生活とは全然違う、もっともっと生活や教育のコアの部分を持ってきてしまうような田舎暮らしを、多くのヒトに供給する方法はないだろうか?と、頭をひねりだしました。
もっと安価に、もっと不安なく、「マイカントリー」が持てる環境があれば、もっともーーっと胸張ってオススメできるのになあ・・・と。
(もっともっとってなんか安売り家電のCMみたいですが。。)


さらに、さらに。
自分が住むようになって我が事のように問題意識を持つようになった、里山保全の問題、中山間地の限界集落化への懸念なども放っておけず、同時進行で考え中。
目下名古屋で開催中のCOP10(Conference of the Parties)で日本が提案し採択された「SATOYAMAイニシアチブ」が世界的に注目されていますが、ここでキレイな言葉で謳われている文言のひとつひとつが、わたしにとっては具体的に直面する課題だったりするんです。

いや~~、時代はSATOYAMAかあ!
ついにローマ字になっちまったよ!

などとふんぞり返っても何も生まれないので、ここはいっちょ、立ち上がっちゃおうかなあと思っている次第です。
計画、ホントにたてちゃうぞ!

名付けて「(仮称)南房総リパブリック!計画」。

・・・とりあえず決まったのはここまでだ。
ハハハ。
決まっていることさえ仮とは。


わたしのやりたいことは、
★なるべく多くの人がセカンドハウスを持てるシステムを考える。(二地域居住推進)
★たった数年しかない子育ての黄金時代を濃厚に過ごす場をひらく。(継続的な田舎体験)
★魅力的な里山を耕作放棄地だらけのお荷物にせず、創造の場として活用。(里山保全)
です!(きっぱり。)

動き出してまだ日が浅いので、ご報告できるレベルのものは用意されていないのですが、とりあえず旗揚げだけしてみました^^
これからはたまーに中間報告なども織り交ぜていく予定ですし、すでに巻き込んでいるあの方この方からも、いずれ活動報告が出てくるかと。
楽しみに待っていてください!


もし、セカンドハウスを持ちたいと思っていらっしゃる方や子育てはやっぱり田舎がいいよねーなどと考えていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、「でも実際はここが問題」「できればこんなことをこどもと一緒にやってみたい」「うちならこんな場所が欲しい」など具体的に思っているコトを、寄せていただければ嬉しいです。提案、批判、期待、参加表明!なんでもいいです。ブログコメントでも非公開コメントでもメールでもかまいません。ご意見を多くの可能性と問題点を知って取り組みたいと思っていますし、そんなやりとりで生まれたご縁も大切にしたいと思っています。


ここまで写真もないのに長々とご拝読、ありがとうございました。

今週末も、親は野良仕事、こどもたちとネコたちは野良遊びだな。
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そしてキジは・・・
次回にでも、そのことを。
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by babamiori | 2010-10-22 11:44 | 田舎暮らしのこと



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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