カテゴリ:食べ物のこと( 36 )
だいこんと虫と母
大根やカブが美味しい季節です。
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毎日食べてます。

若いカブは半切りで、味噌つけて。
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立派な大根をいただいたときは、ディナーのメインはふろふき大根どーん。
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友達に教えてもらったフライド大根!
これね外がカリカリで中がみずみずしくてホント美味。
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ポチンがひとりでつくったスープ。
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とても美味しかった。
けど、じーーーーーっとスープ見て、マメがひとこと。
「ねえ、この浮いてるやつ、虫?」

よく見たら1ミリ級のなんらかのボイリングワームがいくつかぷかぷか。
葉っぱについてたんだろうね。

「大丈夫です。虫はタンパク質。無害。」

と言いましたところ、こどもたちはじーとスープを見つめ、でも具は全部食べました。
スープは微妙に残して。


わたしが小さい頃、家族で行ったレストランで出てきたスープでも、そういうことあったよ。
きのこのスープに、いっぱいコショウみたいなやつが浮いてて。
よく見たら、そのコショウに6本の脚がついてました。

びっくりして母に言ったら、「あら!これ虫ね」と。
取り替えてくれるよう頼むのかと思いきや「気が付かなかったら美味しく飲んじゃってたわね」と笑い、「飲んでも大丈夫よ。虫だから」とひとこと。

虫だからNGじゃなくて、虫だからOK!?

小さかったわたしは問い詰める術もなく、「そんなもんかな」と思って飲みました。
別にワイルドな母じゃなかったけど、こういうところは好きだったな。アバウトで。

それを、思い出しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
今年もあとしっぽを残すばかり。
これから年越しまで猛ダッシュの予定なので、ちょっと早いですけど今日。
アップの悪いブログなのに訪れてくださるみなさまへ、たくさんの感謝を込めて。
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よいお年を!!

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by babamiori | 2015-12-10 16:54 | 食べ物のこと
フキノトウの喜びはぜったい色あせない。
寒かった冬でした。
いつもなら訪れているはずの春が、まったく訪れる気配なく。
ひたすら茶色い風景と、北風の日々でした。

それが、ようやく、ようやく!!!

待ち人あらわれた。

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なんか毎年アップしてるなこんな写真(笑)

でもぜったい色あせないんです、フキノトウみつけたときの喜びは!
げっそり枯れた風景にほやほやの赤ちゃん色を見つけると、「いや~~~ん♪いたいた~~~♪」とオクターブ高い声がでちゃう。
たいして食べないくせにこどもたちも嬉しそうに駆け寄ります。
「あったぁ!ここにもあったぁ!」

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矢も盾もたまらず、土のついたフキノトウたくさんを抱えてすぐにキッチンに走ります。

お昼はもちろん、炊き立てのほかほかごはんに、つややかな蕗味噌をたっぷり。
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翌日はフキノトウのペペロンチーノ。
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あー。
コトバニナラナイ。
すみません、幸せで♡
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by babamiori | 2013-02-18 09:29 | 食べ物のこと
代官山朝市に出店しまーす!ということと、ラッキョウのこと。
みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
わたしたちはといえば、ボロは着てても心は錦、家にいても心はボラボラ島のコテージです。

あー、地味だ!!
今年はなんて地味なんだ!!!
きのうの一大イベントはラッキョウの皮むきだぜ。
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こどもたちががんばってくれたよ。
「目にしみるよーう」と文句たらたらだったけど。
小さな手で、小さなラッキョウを「つるん!」と剥いていく。
最初は要領を得ず、シールを剥がすように剥いていたんだけれど、実は簡単に「つるん!」と押し出すように剥けることに気付きました。5分の4ほど剥いてからね。


膨大な時間を使って、剥いたラッキョウは目が点な量。
すくなっ
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いやー。
食べ物をつくるって、ホントすごいことだと思う。
このラッキョウを畑に植えたのは去年の秋。
(てかその頃は、エシャロットとして食べようと思ってたんだけどね)
それから草むしり肥料やり草むしり肥料やり草むしりと繰り返し、えっちらおっちら5月まで育て、こないだやっと収穫し(収穫したらやたら量が多いのでラッキョウってことにしたんだけどね)、泥を落としてこまごまこまごま皮を剥き、漬け汁と入れて、ふ~~~~。

桃屋のラッキョウ、いくらで売ってる?
いくらでもないでしょ。
あの安さ、信じられないね。
これだけのヒトの手がかかっているのに、ぽんと買えば100円玉ちゃりんちゃりんちゃりん、だけよ。

って、何が言いたいかって、ラッキョウづくりが大変だからコストが見合わないということじゃない。

やっぱり、食べ物は、食べるまでの過程が大事よということ。
瓶でちゃりんと買ってしまえば、ただそれだけのもの。
でも、苗から育てたラッキョウは、漬かるまでの時間もワクワクだし、食べたときの感動ったるや悶絶もの。(たぶんね)
食べるって、そのぜーんぶの過程そのものなんだよね、ホントは。

昔はわたしは、野菜なんてスーパーで買えるのになぜ畑で苦労して育てるのか、その価値がまるで分からなかった。合理的じゃなさすぎるって。
育てたものを食べるから美味しい、って単なる思い込みでしょ?って。

でも、その頃の自分に「ばーかじゃない?」と言いたいです(笑)
美味しいと感じるかどうかは、思い込みでいいの。主観の問題だからね。
むしろ、食べているものができる過程を知らないってことが、どんなに「食べること」をつまらなくしているか、ということが言いたい。
葉がひよひよと伸びてきたときの嬉しさ。
根っこがもこっと太ってきたときの感動。
いよいよ収穫で、「ぼそっ」と抜けたときの感触のきもちよさ!

これぜーんぶパスして、食べられる状態を購入するんだもんなあ。
楽で、安い。
でもやっぱり、安いだけの価値しかないのかもと思う。
あー、もったいなーい!


・・・以上、ゴールデンウィークを家で過ごす価値について検証おわり。


さてみなさん。
ここでひとつ、お知らせがあります。

わたしと同じかそれ以上、東京で暇してる方もいらっしゃるはず。
5月6日なんて連休の最終日でやることないしーにちようびは寝てようびーという方。

代官山蔦屋へ、いらっしゃいませんか?
NPO南房総リパブリックが運営する洗足カフェが「代官山朝市」に出店いたします。

単なる出店といえば出店なのですが、この1カ月わたしたちは、実に真剣に「食べること」について考えました。

そもそもこのNPOにメンバーが集まったきっかけは、南房総の里山で摘んだ野草や採れたての野菜を、その場で食べた感動からでした。まさに、命を食べる実感でした。
「食べものって、すごい!」と、いいオトナが心から感動しました。

その感動をどうにか、代官山に来てくださった方々にも味わってもらいたい・・・わたしたちは、そのことにこだわりつづけています。

手間暇かけてつくった珠玉の食材も、お店に並んでしまえばただの商品。
そう思われても仕方ありません。わたしも買う時はいつも、いちいち商品の背後のスト―リーまで考えないもんな。
でもわたしたちは、それだけで終わらせるのはどうしても納得がいかず、みなさんに世界一おいしい朝ごはんをふるまうことにしました。(某店の「世界一おいしい朝食」に対抗しているわけではありません。うちが出すのは‘朝ごはん’です)
来ていただいた方と、一緒に朝ごはんを食べながらお話できれば嬉しいです。
朝市での一期一会を、大事にできればと思っています。

みなさまのお越しを、お待ちしています!

ちなみに、新鮮野菜の他、洗足カフェの名物シェフのフルタヨウコさんが目下、こーんなおいしいものたちを着々と準備中です。
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by babamiori | 2012-05-04 11:15 | 食べ物のこと
仄白い恋人たち。
今年は、泣けました。

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会えた・・!

もううちでは会えないとあきらめてたのに。


フキノトウは宿根草とはいえ、イノシシめにずぶずぶにされた土手を見るにつけ、根も傷んでるだろうな、全滅だなとと思ってたんです。

雨の三芳に到着した朝。
車窓からニイニが「あるよ!」と見つけ、車から降りるやいなや、駆け寄りました。

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仄白く光る、春の芽吹きです。

胸一杯になりながら、夢中で摘みました。

フキノトウを摘む喜びがなければ、この家の価値なんてもう、半分以下だ。
つまんないよもう。
そう、ふてくされてました。
それくらい、フキノトウのインパクトってすごいんだ。

どうやら今年は、例年より3週間ほど遅い芽吹きだったようです。

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あー、ちゃんと、はえてくれた。
わたしが思っているほど自然はやわじゃない。
手ごわさと、逞しさと、裏切らない優しさと。
ありがとう、また会えたねと、うるうるしながら摘みました。



・・・その横でニイニが「ママ、ふきのとうってさ、2種類ない?葉っぱが細かいやつと、そうでもないやつ。これ中の様子も違うから、雄株と雌株じゃない?」と例によってわやわやうるさい。

涙ながらに写真を撮るわたしをひっぱり、みてよほら、としつこい。

え~?ああ、たしかに形ちがうよねー。
何となく前から思ってたけど意味あんのかねー。
あーカメラ濡れるからさわんないでよー。

と、聞き流してたんですけど、家に帰って調べたらホントにそうでした。
雌雄異株ってやつ。
形の違いに気付いても「たまたまやん?」と思うのがわたし。
理由をしつこく気にするのがニイニ。
典型的な理系ですね。(←無駄な情緒だらけの文系母のひがみ)

冷たい雨にあたって体が冷え切ってしまい、さぶさぶーとコタツに入ってたら、ニイニはすぐに摘んだフキノトウを丁寧に洗い、雄と雌を識別し、自宅用と洗足カフェ用に分けてくれてました。

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でっかいのがあった!とうれしそう。
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あっという間に台所いっぱいにフキノトウの匂いがたちこめ、クラクラしそうだった。
他の匂いではこんな、きゅーんとした気持ちになりません。

春って、ずっと会いたかった恋人みたいなものなのね。


昼はさっそく、ふきのとうパスタに。
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ガーリックと一緒に刻んで炒めるだけ。
言わずもがな。絶品です。


夜は天ぷらにしたけど、写真は似て非なるものを。
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椿のつぼみ。

週末の里山学校でほんまる先生から、食べられるって教えてもらったんです。
揚げると、フワリとガクが開き、中から深いえんじのつぼみがふっくら。
セクシーな天ぷらね。

昨日はふきみそ。
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仕事に追われて朝と昼を食べ損ねていたので、これは、たまらんかった!
ふきみそごはんごはんごはんふきみそごはんごはんごはんふきみそごはん(おかわり)ふきみそごはんごはんごはんふきみそ(以下略)


あー春!!!

おいしいなあごはんが!!!

セリもミツバもノビルもヨモギも、いっぱい生えてきておくれ。ね。
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by babamiori | 2012-03-01 14:34 | 食べ物のこと
坦々麺の聖地、の飛び地「江ざわ」、ここにあり!
初雪ですな。

今朝、こどもたちは犬コロのように嬉しそうに出かけていきました。
ネコたちは椅子の上でふたりかたまって動きませんでしたけど。

ちなみにわたしはインドのネコ。寒さにめっぽう弱いです。

ヒートテックは2枚重ねは当たり前。
ジーンズの下にスパッツも当たり前。
ジーンズの下にスパッツの下にストッキング、というのもアリ。

寝るときに靴下をはいて寝るのは気持ち悪いとずっと思ってきましたが、いつからか解禁されて最近では顔以外フル装備で就寝。

できれば目出し帽をかぶって外出したいのですが、売っている店を見ないのでありつけません。


今日あたり、東京よりも格段に寒い南房総の山間部の我が家では、朝晩の冷え込みで家具が白く凍てついていると思う。
金曜の夜、アクアラインを渡ってこの家に着いて真っ暗な玄関に入ると、重たい冷気が襲ってくるもの。ヒトが入って暖気がうまれると、やっと家に血が通う。

なにしろ100年以上前に建てられた家だけあって、暖かいったって隙間風がひゅーひゅー、障子がガタガタ揺れる内部空間なわけです。コタツに首まで入らないと温まらないし、石油ストーブにあたるのも、体の表、裏、表、裏、とまんべんなくあたっていても、あたっていない面がたちまち冷えるのでどうもならん。
昼食には「やれあったまろー」とよくラーメンやおうどんをつくるのですが、運んでいるうちに冷めて、食べ始めてほどなく、汁がつめたーくなります。
ハッキリ言って、家の中の方が寒いのよね。外でひなたぼっこしていると上着がいらないくらいなのに、家の中では吐く息が白いんだもん。

家を買った当初は、そんな農家暮らしが楽しくて、さっむーい!と家族でひゃーひゃー言いながら寒さをイベントにしてましたが、6年目ともなると「・・・うー、さび」とちぢこまって暗くなる時もある。6歳も歳とったしね。

来年あたり、暖炉でもつくろうかなあ!!!
(あの空間を断熱するという発想にはならない。家ごとラッピングするしかないもん。)



さて。
そんなわたしたちに、ある朗報がまいこんできました。
ぜひとも断熱工事をさせてくれ、わたしが資金はなんとかしますというパトロンが現れたのです!

なーんてワケはなく。
うちの近くに、房総イチ有名な「坦々麺」の店があるってさ!
そんなたいしたこたあないとお思いでしょう?しかしながら、うちの近くで外食できるお店が1軒しかないことを考えると、お店があるということだけでもスゴイことで、それが坦々麺の名店だなんて朗報以外の何物でもないの!


今まで知らなかったんですが、坦々麺といえば勝浦、勝浦といえば坦々麺なんだって。
「漁師さん、海女さんの冷えた体を温めるために生まれた」と、勝タン麺のサイトに熱く語られています。
そしてマップを見れば、勝浦タンタン麺の「正会員」「準会員」のお店が、勝浦にずらり!
うちの近くのお店っていうのは、その堂々第一位を誇る「江ざわ」です。
誇らしー。

でも、うち、勝浦じゃないんだけど。

と、チラリと思うけど。
別にかまいやしないわ。


何を隠そう、わたしは無類の辛いものフェチでして。
これまでもカレーやトウガラシ麺やハバネロ味のスナックなどについて書いてきましたが、坦々麺は中でも大好き中の大好き^^
麺のたゆたう赤い汁を想像しただけで毛穴が開き、生唾ゴクリ。

もちろん毎日そんなもんを食べているわけではありません。
家族の健康に配慮する母として体にやさしい食事をせっせとつくり、洗足カフェでも野菜の味が引き立つナチュラルなランチを出し、普段は血液サラサラの低コレステロール、低刺激な日々を送っているのです。

んなわけで、よくカフェの厨房で仲間と話がはずむの。

「最近ホントに健康的な食生活だよね!」
「おいしくて体によくて、逆に食べすぎて太っちゃいます!」
「・・・でもさ」
「・・・ですよね」
「・・・たまにはさ」
「・・・マックとか、とんこつラーメンとか?」
「・・・味濃くて体に悪そうなもの?」
「・・・た、食べたくなりますよね、、」
「・・・なる。なるよなるなるなる。めっちゃなる!!!」

ってさ。


ちょっとくらいジャンクなラーメン食べたっていいじゃん!
と、「江ざわ」行きを熱烈に所望するわたし。

・・・辛いものが食べられないこどもたちがいるって?
別にかまいやしないわ。タンメンでも食べりゃいいじゃないの。
誰が何と言おうと行くんだもん!!


・・・で、さっそく行ってきました^^

長狭街道という房総半島の内陸を走る道沿いに、この店はありました。
なんと小さい店構え。
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休日の昼にはものすごい行列ができるとのことでしたが、わたしたちが行ったのは天気の悪い日の夕方だったためスルリと店内へ。

・・・あったあった。
なんとも美味しそうな、目に言う。
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こういう時はともかく、条件反射的にいつも「大辛」を選びます。
「お客さん、中辛でもけっこう辛いですけど」なんて言われるとそりゃもう嬉しくなって「え~え~かまいやしません。なるたけ大辛で!!」と張り切って注文。

待ち時間が多少長くてもぜんぜん苦にならない。
どんだけ辛いんだろう?
と、ワクワク妄想する時間は、長ければ長いほどいい。

・・・で、けっこう待たされました。。

待つこと20分少々。
あれーラーメンにしちゃ時間かかるな、と思った頃、「はい大辛」とやってきた。

こ、これは、、、
地獄の池でしょうか?
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赤いというより、どす黒い。
ヨーチンみたいだ。
ラー油のようなものが層になってどろりと浮かび、その上に白髪ネギがどっさり。
恐ろしい見てくれです。

「はやく食べてみてよ」と家族にせっつかれるのを制して充分に目で楽しんだのち。

いただきます!!
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う、、、うまい。
そして、、、後から、わりと辛い。

けっこう辛い。

やや?たいした辛さだ。

うん。
これは、、、カライ!!

正直言って、ラー油ラーメンです。
味わいは辛いためよくわかりません(笑)
でも、からーい汁の中に炒めた玉ねぎが入っていて、それが口に入ると甘くてほっとして、白髪ネギの風味とも相まって、冷静に味わうと実は美味しいと思う。
麺は、チリチリで、カップラーメンみたいな味で、一言でいえばそう、求めていた味「ジャンク!!」
それがたまらなく美味しいの。

ただし、冷静に味わうゆとりがないのがポイントです。
ちょっと前まで冷えていた体が、あっという間に汗だくになり、末端まで赤く熱を帯びてきます。一番熱いのは顔。酔っぱらった時みたいな赤ら顔で、しかもなぜかまだら。
デートでは行く気がしません。

あとから来た男性客6人が、じろじろじろじろわたしの顔を見て、ごそごそ話して、5人は中辛、ひとりだけ大辛頼んでた。イクジナシめ!


でもね。
そんな辛さに出会えて、わたしはとっても幸せでした。
「激辛」という文字に騙されてオーダーしたちょい辛くらいの坦々麺を食べる時の残念さを思えば、辛すぎて味が分からないくらいの坦々麺って、恍惚の極みよ。


こんな寒い中、房総を訪れようという物好きな方がいらっしゃいましたら。
ぜひ「江ざわ」の坦々麺を食べてみてください。
寒い時がいいよ。すぐ火だるまになれるから。

夫曰く「中辛でも充分辛い」そうなので、勇気のないヒトはそちらをどうぞ♪
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by babamiori | 2012-01-20 23:08 | 食べ物のこと
めんどくさいコト、めんどくさくないコト。
わたしは、どうも標準よりめんどくさがり屋のようです。

これまで長年、丑年の牡牛座のO型だからしかたないもんねーと胸張って言い訳してきましたが、先日まったく同じ「丑年の牡牛座のO型」の女性と知り合い、彼女が実に細やかで労を惜しまないヒトだったことからこの言い訳が無効になっちまった。


ホント、この世はめんどくさいコトだらけだよなあ、トノとかヒメとかに生まれて、ぜーんぶお付きの人がやってくれる人生がよかったんだがなあと思うのですが、残念ながら自分がお世話係という現実。やれやれ。

そりゃ家事は一応やってますが、これは生まれながらのクソ真面目な気質ゆえのノルマ遂行に他ならない。そこからちょっとでもはみ出たこと、たとえばプラスαのものづくりとかが、めんどっちくてしょうがいないんだよなあ。

ケーキは好きだが、是非食べなければならないものでもないので、買うことにしてる。
パンも上記に準ずる。たまに「こねパン」というおもちゃのキットを使ってつくる程度。
お裁縫も・・・でっきるだけ敬遠。
高校時代にスカートをつくったとき、下糸と上糸がメタクソにほつれてにっちもさっちもいかなくなった経験がトラウマになり、今でも最大限がんばってボタン付けとか帽子のゴム付け。これがポチンに大不評で、「みーんなお母さんの手作りの音楽バッグもってきてるのに。ママひどい」とぶーぶー言われました。仕方がないのでアイロンでくっつくアップリケを施してやった次第。

ったく、ロクな母親じゃないね。書いていて、自分にがっかり。

だけどわたしの母だって、かなりミニマムな仕事してましたよ。丁寧で器用なヒトだけど、こと裁縫に関しては名前を「ババ」とカタカナで刺繍するのが関の山だったと思う。きっと裁縫嫌いは遺伝に違いない、そうでしょうと聞くと「いやいや!おばあちゃまは背広も縫えるほど器用なヒトだったのよ」と自慢されました。
だったらその血をちゃんと残しておくれよう!わたしのとこまで。

幸い、下2人の女子にはこのめんどくさがり屋体質はあまり遺伝しなかったようです。ポチンは根が恐ろしく真面目なので「めんどう」という発想がなく、常に「やらなきゃ」という義務感に突き動かされてなんでもピチピチとこなします。小学校に行く時も出かける20分前にはもう黄色い帽子をかぶってランドセルを背負って時間が来るのを待つタイプ。見ていて気忙しいったらない。
そしてマメはマメだけあって非常にマメで、自分のコトは自分でやるのは当たり前、洗濯物をたたんだり机をせっせと拭いたりトイレを磨いたり布団のカバーをかけたりと笑っちゃうほど甲斐甲斐しく働く3歳になっています。「おや、おうちでよっぽど誰も何もやってくれないんだね」と思われかねない。

しかしながら、ニイニはヒドいものです。

まずもって、メガネをはずさない。お風呂中も寝るときも。
はずすのが面倒らしい。
お風呂から出て、身体を拭かない。自然乾燥。
そしてパンツしか履かない。きっと1人暮らしだったらそれもアヤシイだろう。
そしてトイレを流さない。流すのを忘れるらしい。(これは深刻にヤバイので「ニイニくん トイレを流そう ニイニくん」という紙を貼り、流し忘れたらお風呂掃除ということでなんとか克服。)
歯を磨くのも当然パスしようとするので、わたしが毎日後ろでじと~っと見張る。
学校の教科書やノートは出し入れが面倒とのことで、以前はぜんぶ学校に置いてきていて、それを怒られてからは全教科入れっぱなし。重い方が出し入れよりいいらしい。

な、の、に。

くっだらないところでマメマメしい。
ステーキソースは絶対に自分でつくる。ガーリックや胡椒やレモン、あといろいろ調味料を混ぜ合わせて独自の不気味な味を極める。
米研ぎは執拗に。もう米が悲鳴をあげるほど、きゅっきゅきゅっきゅ研ぎまくる。
文字は異様に丁寧。いちいち「習字か?」というほど。
そして、飼えば飼うほど世話が大変になるのに、どんどこどんどこ魚を飼う。でも世話は苦にならないらしく、毎週毎週7台もの水槽の水替えをし、フィルターのメンテをし、コケを落とし、水草を植える。
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結局、好きなコトしかしないヤツなんだな。

ところで、わたしも実はニイニのことは言えず、ケーキはつくらないが畑づくりは楽しくて仕方ありません。ストレスがまったくない。
わたしいつからこういうヒトになっちゃったのかなあ。ついこないだまでは「畑?ムリ。野菜?買えばいい」と心の底から思ってたのに。 
「ママ、体操服にゼッケン縫って」と言われると憂鬱になるほど面倒だけど、畑の草むしりは面倒じゃないんだよなあ。

だってさ、かわいいんだもん。
1ヶ月ほど前にちっちっちっちと蒔いた種が、こんなだよ!!
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うひょ!
育ってる!!
つい1週間前までぜんぜん顔出してなかったのに、今週はプリプリじゃない!


「あー!カブできてる!!」と駆け寄ったのはめずらしくポチン。
そりゃそうです。
小学校の音楽会でポチンたち1年生は「大きなかぶ」を歌ったことから「本当にうんとこしょ、どっこいしょがやりたい」と言われて蒔いたのだ。
実際のカブは、うんとこしょなんて力はいらず、「ぅ。」くらいで抜けちゃうんだけどね。
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可食部の下にひょろっとヒゲみたいな根が伸びているだけだからさ。

ドロを落とすと、ハッとするような白い柔肌があらわれる。
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カブって妙にむっちり妖艶なのよね。
月日をさほど重ねず大きくなるからか、みずみずしさが溢れてる。
ほら、持つとちょっとした罪悪感。

「近う寄れ」
「トノ、いけません・・・!」


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・・・あー書いていてバカバカしくなりました。
でも抜きたてのカブは、本当にみずみずしくて甘くて、実においしかったの!
ものぐさゆえに撮影をすーっかり忘れましたが、この日のランチはしゃくしゃく薄切りにしたカブサラダ、エビとカブとトマトのパスタ、そして夕食にはチキンとカブをとろとろに煮込んだスープ、カブ葉を炒ったふりかけ。

育ってくれて嬉しいなあ、と思ったものを口に入れ、美味しいなあ、と思う。
こんなに単純で、強い喜びは、ないんだわよね。
この喜びのためなら、めんどくさいこともめんどくさくなくなるんだから、育てたものを食べるってよっぽど嬉しいコトなんだなと思う。

そこでまたフと考えると、わたし、けっこうめんどくさいこと自分からやってるじゃん!と思ったりします。
だって子育ても、言ってみれば究極めんどくさい。なのに3人も生んでもうた。
ネコとかサンショウウオとかイモリの世話だってそう。わざわざやってる。
強烈な喜びとセットになると、めんどくささが意識されなくなるんだわきっと。
だってネコのトイレの世話とか、積極的に好きなわけではないが「いや~いいンチだわ今日も♪」と思ってやってるからイヤじゃないしな。

毎朝、マメと保育園に行くとき見送りに出る義母が「あーかわいい、なんてかわいい。かわいいって思うことは、幸せってことなのよね。かわいいって思ったもの勝ちだわね、人生は」と言うのですが、わたしも実にそう思う。
子供もネコもカブも、ほんーとに、かわいい。
かわいいって思うものがいること、そのものが、幸せ。

だとしたら人生、かわいいと思う、世話したいと思うものが多ければ多いほど、幸せなのかもしれないわね。
そしたら大抵のめんどくさい事項は、その大きな愛のなかでうやむやになるかもしれないわね。
じゃあわたしもポチンのために、こんど気張って服の1着でもつくってみようかしらね!
(・・・ポチンを愛しているのになぜだ。。やっぱり気乗りしない。)



で、そう考えるとだな、きっとニイニがトイレを流さないのは、トイレを流すことに愛や喜びが伴わないからなのでしょう。
そして執拗に米研ぎするのは、ぴかぴかのご飯を食べる喜びが、生来のものぐささを上回るからなのでしょう。


しかしだな。
喜びはなくとも、服は着るべし。トイレは流すべし。
めんどくさいと思うレベルが低すぎます。
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by babamiori | 2011-11-15 12:56 | 食べ物のこと
サマーフード。
暑さが鬱陶しいのは梅雨の話。

夏でしょ?
夏になったんでしょ?
ならばじゃんじゃん暑くてもよし!

確かに、日中外を歩くのは勇気がいるし、日傘を差そうが長袖着ようが一瞬で照り焼き、いやフライドスキン化は免れないし、畑仕事でどうやってスーパークールビズ?と疑問だらけになるけれど、それだって梅雨よかマシ。

だって、、今だから笑えるけど、コレですもの。
この恐ろしい棒が、うちの湿度計。
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週末にセカンドハウスに到着したら、まずは息を止めて勝手口から入り、台所にぶら下げておいたこの菜箸をしげしげと見つめる。
すると、6月中旬までは変化なしの菜箸が、7月頭には写真のように、表面が綿毛状になっているんです。それが白かったり緑だったり。キャーーーー!

「みんな、今回はヒドい状態です。まだ家に入っちゃダメ。今からカビ退治するから外で待機していること!!」

そう叫んで、マスクをしてアルコールと雑巾を手に家中を拭きまくる。
布団もぜんぶ出して、たたいて、干して、日光消毒。
どんなに通風を確保していても、廊下の床板とかトイレのドアとか、カビカビなんだよね。

この作業の時だけは「あ~~高気密高断熱の家がいいな~」とげんなりします、正直。


しかーし!
すでにその悪夢の期間(だいたい1ヶ月)は過ぎ去った!
これからは、三芳村の家のもっとも気持ちの良い季節のはじまりです。
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今年は何して遊ぼうかな~~~


そういえば、この間収穫したジャガイモはそのまま茹でて塩振って、お好みでバターや味噌や味噌マヨをつけて食べるという王道の楽しみ方を経て、キンキンに冷えたビールのお供に。

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これは、フレンチフライに最適なトヨシロという品種と、アントシアニンたっぷりのシャドークイーンという新品種の2種盛りです。
トヨシロはホクホクしていて、マックのポテトくらいおいしかった!(じゃあマックで食べれば?と思うのはやめてみる。)シャドークイーンは鮮やかな紫がめちゃめちゃ美味しそうで、ものすごく甘いんじゃないかと期待して食べたニイニが「・・・うん、フツウ」と言葉少なにほおばっていました。アハハ。

ジリジリ音がしそうなほど揚げたてのポテトって、それだけで夏のイベント!
揚げた先からこどもたちが手をのばしてどんどん食べてしまう姿もまた、幸せです。


もひとつ、これもウマい。
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ビシソワーズだね。
キタアカリを使ったら、何とも言えない深い味わいになりました。
ブラウンマッシュルームとパセリをちらし、つめたーーーく冷やすと、どんなに食欲のない時でもするするっと飲めちゃう。

ちなみにわたしは、粒コショウをたっぷりかけたビシソワーズを冷えたご飯にトロッとかけてかきこむのが大好きです。
お行儀的にどうだかはしーらない!アハハ。
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by babamiori | 2011-07-11 11:30 | 食べ物のこと
だれる夏。冷やし梅。
あれは軽く四半世紀前のこと。

「あついよう・・・」「暑くて死にそう」とぶうぶう言いながら下敷きでスカートの中をあおいでいると、教室に入ってきた学校イチ厳しい国語の先生に「心頭滅却すれば火もまた涼し。暑い暑いって言ったからって涼しくなるわけではありません。もう授業中に、暑いと言わないこと!」と叱られ、ムカついたので「あーさむい」「こごえそう~~~」とアホな切り返しでぶつぶつ言うと「暑いも寒いも禁止!言わずにいられないなら教室から出て行きなさい!」とさらに怒られた中1の夏。

そして実際、教室から半数くらい出された。。

未だに夏が来ると、友達と下を向いてぞろぞろ廊下に出たときのことを思い出します。


でもさ。
暑いときに、集中して勉強するって拷問だよねえ。
「火もまた涼し!」って言われてもさあ、火は涼しかないよやっぱり。
暑いと脳も精神もブヨブヨに弛緩するもんで、そこから文句の汁も垂れて当然。


特に、梅雨の晴れ間はやりきれないね。
そこいらへん全体が、ショワ~~~~~ッと湯気出すカンカン照り。
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お隣りの牛舎の牛だって、暑いとやる気でないモーん。
目がうつろ。
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やる気のある牛ってのも見たことないけど。

それから、いつもはもうちょっとこそこそ隠れているやつも、だらっと出てくる。
(以下不快写真あり)



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わたしは目がとてーも悪いので、あれ?洗面所にピン留めが落ちてるのかな?と思って顔を近づけ、途端に背筋が凍った。(以下危険写真あり)


ぎょエッッッ!!!
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以前オオゲジ擁護の記事を書いた気もするが、やはり友好的な風貌ではない。

まあ、何日もヒトのいないセカンドハウスで気ままに過ごしてたら、突然人間が訪れて大声出されたわけで。オオゲジにしてみれば。驚いて排水口の中にぞろっと逃げていきました。

そんなとこに逃げられたら、水使いにくいじゃないか・・・

と思っていましたが、すっかりそのことを忘れた頃、手を洗おうと水を流したら、オーバーフローの穴からこのオオゲジが「やばいやばい」という風情でまた、ぞろぞろっと出てきて、ギェッッッと横っ飛びに飛び跳ね叫んで逃げた次第。
結局、洗面ボウルで足が滑ってわしゃわしゃして出られないオオゲジを、「・・・割り箸?」「やだね短すぎる!」「でも菜箸はだめ!」「つかむ身にもなれ!」ともみ合った結果、菜箸でつまんで外に出す羽目に。


いやー。
クーラーのない三芳の家で涼をとろうと思ったら、稲川淳二かオオゲジか。ってなもんだね。


までも、クーラーがあるはずの東京の家も、今夏は節電であちい・・・

ぴょんは、主のいない鳥かごの上で、お腹の下も通風確保。
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くろは意志のない水袋みたいにでれーっとのびきり。
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なーんかに似てるかと思ったら、ニイニのだらしないランドセルだ。。
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もちろん人間だって、過ごしにくいことこの上ない。
窓全開、ほとんど裸みたいな格好で過ごしたとしても、うだうだと暑さにのまれて集中力が持続せず、仕事がはかどらないったらありゃしません。

そんな時、昼間からビール!をこらえ、こんなものを用意してみる。

冷やしウメ。
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今年とれた梅でつくったものです。

2か月以上漬けてるとエキスが出きってシワシワになってしまうのですが、漬けてまだ2週間程度なので、梅シロップができてもなおプリプリの状態をキープ。
これを少々のシロップと共に冷蔵庫で冷やし、氷と一緒に食べる。
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すっぱくてつめたくて、おいちぃ~~♪

食感は、カリカリ小梅。
脳に刺激がいく酸味と、ちょっぴりのほろ苦さと、とろけるようなシロップの甘味。
ん~、スーパーリフレッシュ!

うちのこどもたちはこれが大好きで、学校や保育園から帰ってくると暑くて火照った真っ赤な顔のまま冷蔵庫から梅を出して、カリカリと何粒も囓っています。
そういえば昔、蜂蜜に漬けたレモンを部活の夏練に持って行って囓ってたっけな。
あんなもんだ。


作り方はカンタンです。
ホシ(なり口の黒いところ)をとって洗ってふいた梅と、氷砂糖を、瓶の中に交互に入れておくだけ。分量は梅と砂糖が同量程度。そして常温保存。
10日くらいでシロップができて、梅も食べられるようになります。
シロップはジュースとか、多分かき氷にかけても美味しいかも。
いや、絶対美味しかろう!こりゃすぐにでもやってみよう!


・・・とはいえ、さ。
こんなおやつでごまかしながら湿気や熱気をやり過ごしてみるものの、梅たべようがオオゲジと対面しようが根本的にはこの蒸し蒸しムシムシ、身体にこたえるわけで。

極端に暑さに弱く、炎天下にいるとすぐ干からびてしまうポチンが書いた作文からは、今はひたすら水に漬かることしか考えられないという切実な状況が伝わってくるわな。

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「さいきん、たのしかったこと」という命題だけど、なんか命の叫びに聞こえる・・・
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by babamiori | 2011-06-27 19:09 | 食べ物のこと
ソラマメにおける特権階級。
何故に良い結果が生まれたのか分からないとき、「ラッキー!」と言います。

ラッキー=運が良い。運のおかげ。

たとえばテストでいい点をとっても、「ラッキー!」な場合は実力かどうかアヤシイ。
鉛筆の転がり具合だったり、直前に見た例題のおかげだったり、隣か前のヒトの頭脳のおかげだったり、まあ、次も同じクオリティが確約されない状態を指すことが多い。

うちの場合でいえば、な~んか今年はアブラムシつかなくてラッキー!
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1さや4粒級のもあったりして立派でラッキー!
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しかも軽く塩ゆでするだけとろけるウマさでラッキー!
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ほんとに豊作でラッキー!
だけどなんでだか、分かんないんだよね~!
これって実力っていえないのかな!


まあいいさ。
今年までは、この事態を素直に喜ぶことにしよう。

ひとつ推定できる理由があるとすれば、鶏糞効果でしょうよ。鶏糞大量投与で前年より作が悪かったものは、今までいっこもないしな!(やがでくる再考の機まではそう思うことにする。)

でも、去年は花という花にアブラムシがびっしりついていて、農薬を使わないコトにこだわって特濃牛乳撒布で退治していたんだけど、今年はまるでいなかったのは本当に不思議。どうやら他の農家のソラマメも同じ状況らしい。今年の冬が寒すぎたためかしら?
そのかわり、今年はクワゴマダラヒトリという蛾の毛虫が辺り一面に大量発生していて、もちろんソラマメ畑にも侵入し、たわわに実ったソラマメにのそのそのぼり、じくじく食い荒らしております。
(いちばん上の写真では、2匹のぼってる)
さすがに人間の収穫のペースの方が早いから、実被害には至ってないけどね。


さて。
このすばらしいソラマメ。
わたしはいつもバカのひとつ覚えで塩ゆでパクパク、あるいはがんばってソラマメご飯くらいしかやったことなかったのですが、今年は研究熱心なほんまる農園さんに触発されて、ちょっとがんばって加工度を上げてみた。

ミキサー登場!
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このゲロみたいな物体に牛乳を入れて、
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ウルトラハイスピード撹拌!!
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できた・・・

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簡単だ・・・

けれども見よ、このカプチーノ級の泡立ち。
白い器の中で控えめに主張する、淡い淡いグリーン。
まるでフレンチフルコースの中の一品みたいに凝って見えるじゃないか!
家族がみんなおてしょうを持って「お味見、お味見」と群がってくるのもやむを得まい。

大人はブラックペッパーをひとふりね。
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まずはクリーミーな口当たりに顔がほころび、次第にソラマメの甘くコクのある風味が、口中にふわぁーっと広がります。
なんて美味しいんでしょう~~~
「しあわせ」を料理にすると、きっとこんな味さ。

このスープ、軽く6人前で実に80粒ものソラマメをつかっています。
80粒ってねえ、さやのままだとけっこうな量ですよ。
ご存じの通り、ソラマメってわりと高いんだよね。買うと。80粒分のソラマメを買おうと思ったら、市民の感覚では「げ、、」と躊躇うくらい。

買うとね。

いや~うちはね、買わないから、いや、買う必要がないから、惜しげもなくスープにできちゃうわけだけどね!!
ハッハッハ。

ちなみに、「へっ、80粒でも100粒でも買ったるわ」という方は詳細レシピをグーグルで調べるか、以下をご参考に。

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つくっている間ずっと台所に張り付いていたポチンの取材メモです。
ちなみに、皮をむくのは塩ゆで後ですから。
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by babamiori | 2011-05-29 17:08 | 食べ物のこと
イメージとのギャップについて。
心惹かれるのはどんな男性?と聞かれたら、迷わず「見かけのイメージと中身にギャップがあるヒト」と答えますね、わたしは。
別に聞かれることなどないけど^^

たとえば、脳味噌まで筋肉に見えて実はフランス文学専攻だったり、線の細い草食系に見えて実はマグロの1本釣り漁師だったり、ごっつい顔してるのにケーキ職人だったり、女たらしの酒豪に見えて下戸だったり。

どんなパターンでもいいから期待を裏切ってほしい!

そういえば先日、原発の話題から放射線照射のジャガイモを使ったポテトチップスについて話が及んだとき「あーわたしポテチ大好きなのになあ・・・」とつぶやいたら、「えぇ?みおりさん、、ポテチ食べてるの?田舎暮らししてて無農薬野菜つくってて、こどもが3人もいて、食に対して神経質なんじゃなかったの?イメージと違う・・・」と驚かれました。
これはギャップといっても、ほぼ幻滅に近い反応だったなあ。ハハハ。

でも実際わたし、ポテチは大好きなんだよなあ~
毎日とは言わないけど、昨日も今日も食べてるなあ~
特に好きなのはフラポテトのハワイアンサワークリーム味。
あの味は麻薬だよなあ・・・
(そうか、こんどジャガイモ収穫したらじぶんでポテチつくればいいんだ!)


というわけで、最近、わたしの期待を大きく裏切ってくれたものの話をいくつか。

まずは三芳村の家のデッキ付近にある、甘夏です。
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地元では「かわの」と言われています。
(大分県の川野さんの畑で見つかった種類の甘夏だからという命名。)
これが、わりと季節を問わず、いつもたわわに実をつけているんです。
毎回、両手では抱えきれないくらい収穫できます。

そこで、農作業の疲れを癒す「かわのジュース」をつくることに。
市販のジュースを飲むたびに「濃縮還元ジュースじゃなくて、ストレートジュースが飲みたい!!と騒ぐニイニのために買った昔ながらのレモン絞り器で、大量の甘夏をぐりぐりぐり。
5人分のジュースをつくるのに、ずいぶんぐりぐりしたなあ!(夫が。)

そうしてできた、ストレートフレッシュ甘夏ジュースがこちら!
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ん~!本当に美しい橙色。
透明感のあるきりりとシャープな甘夏の香りが、鼻孔をくすぐります。
こどもたちも「わ~おいしそう!」「はやく飲みたい!」とやんややんや。

ほら、じゃ、手間暇かけてつくったんだから感謝して召し上がれ。

「ぅわーい!いただきまーす!」

・・・ね、ね、どう?

「・・・。」

おいしいでしょ?
絞りたての、ストレートの、甘夏ジュースだよ。

「・・・これ、、すっぺ」
「ママ、あとはあげる」
「おさとう、いれて、ちょーだいな」

えーーー、なにその反応。
あのね、果物は砂糖なんかかけないで味わうもんだよ。よーく味わえば自然の甘味があるんだから。グレープフルーツやいちごに砂糖かけて食べるのは果物が今より甘くなかった時代のヒトのすることよ。そのままがおいしいはずよ!そのまんまが。

と、ひとしきり説教垂れて、わたしも飲む。

・・・ん~~~すっぺ。。

てか、果てしなくすっぺえぞ!!
舌がひりひり痺れるほどだ。
酸っぱいもの大好きのわたしでも、、、え~~、さ、さ、砂糖がいるかな。。

うちの甘夏、本当に本当に酸味が強いんだよなあ。
果肉がプリプリしていてジューシーで、申し分のない状態なんだけどなあ。

デッキのたもとにたわわに実る甘夏にそそられて、何度も食べては「すっぺぇ!」となり砂糖漬けにして食べるんだけど使う砂糖の半端ない多さに嫌気がさす、の繰り返しで5年。砂糖漬けにするとフルーツっていっても体に悪いかんじでどうも苦手です。ジュースにすれば爽やかでいいかなと思ったけど、味が変わるもんでもなし。そういえば、以前テレビで、「かわの」の実をくり抜いて甘夏味の羊羹を皮に詰めたお菓子が紹介されてたけど、それを見て「あ~~外見だけ利用してるよやっぱり!」と家族で笑ったものです。
ちなみに性格の悪い美人はろくなもんじゃないと分かっていても手を出して、案の定痛い目に遭ったってよくある話。でも、どうして美人は一般的に性格が悪いってことになってるんだろ?どうでもいいけど。


次に、昨年秋に友人達と植え付けをしたタマネギですが。
b0128954_17473484.jpg


すごいでしょ!!!
冬の間はワケギより細かったのに、3月後半にきて突然むくむくと大きくなりました。(まわりの雑草は見ないでください。一緒に大きくなってますけど)

で、これを見よ。
b0128954_17483467.jpg

茎の根元が2㎝超の太さで、そこから地中に向かって期待させるふくらみが見えます。

うーんすばらしい!
諦めずに毎回たっぷり鶏糞をやったおかげだと思われる。(生育がいいとすべて鶏糞のおかげだと思っているわたし。)
これ、地中ではどれくらい育ってるんだろう!?
収穫までもうちょっと日数が必要なのは分かっているが、あのふくらみの先がどんなにボイ~ンとしているか?考えるだけで、どうしても確かめずにはいられないじゃないか?

・・・ということで、そーっと、そおおおっと、周囲を掘ってみることにしました。

ざく。ざく。

ざく?

あれ?

b0128954_17494493.jpg


ふくらみ、以上?

(・・・以上ですが何か? byたまねぎ)

期待して損したぜベイビーたまねぎ。
寄せて上げてブラあるいはヌーブラにより期待をハズされた男性諸君はきっとこういう失望感を持つのだろうな。どうでもいいけど。


そして、最後にこれも。
b0128954_1751895.jpg


ニイニ、竹入りタケノコご飯にリトライ。
去年、みんなにバカにされながらも予想に反して上出来の仕上がりだったことから、今年はでっかく出て青竹切り出し2本分用意、しかも貴重な初掘りのタケノコ満載。

火加減とか、加熱時間とか、よくわかんないらしい。
でも「去年うまくいったから!」と、テキトーなかんじで。

仕上がりは、こちらでございます。
b0128954_17515587.jpg


すっごーい!
うまくできてるじゃーん。
完全にマスターしたじゃん。

「まーね。いただきまーす」

・・・がつっ。
ごりごりっ。

「ママ、これ、下のほうぜんぶ焦げてる・・・」

どうやら火加減と加熱時間を間違えたらしく、3㎝くらいの器の中で、2,5㎝くらいのおこげができていました。
味と風味は以前同様すばらしいが、如何せん、食べにくい。
というかほとんど食べられないじゃないか。


そんなこんなで、わたしの周辺は負方向へのギャップに満ちているのでした。
(つまり見かけ倒し?)
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by babamiori | 2011-04-25 17:53 | 食べ物のこと



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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