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我が家のかかりつけ大工さんは、同世代。
今日の東京は朝からじゃんじゃん降り。
きっと三芳村も似たようなもんだろうなあ。
カンカン晴れとじゃんじゃん降りが繰り返されるこの時期、植物はぐんぐん成長します。鏡のような水面からすっくと伸びた稲の緑も、日増しに濃くなります。
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それだけじゃない、雑草も伸び~る伸び~る…そしてそこらじゅう、もっさり。
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今日も、音たてて伸びてるんだろうなあ。
と、案じているばかりで役立たずな妊婦です。

これから梅雨になると、どうしても無人の家はカビの巣窟となってしまいます。
週末、三芳村の家に着いて扉をあけると、むっとカビ臭がする…そしてあたり一面に、緑のテンテンテンテンが。

この恐怖、わかります?

板の間もカビ、畳もカビ、菜箸もカビ、戸棚にしまっていたティーバックもカビ、包装紙を開けていないチョコもカビ。
うぉぉぉ!と叫びたくなるほどカビだらけになっている…
家に入るやいなやとりあえずすべての窓を開けて、家じゅうを拭きまくるのですが、一瞬で鼻はむずむず、目はしぼしぼ、顔はかゆかゆ、手は荒れ荒れに。
絶対体によくないですよね、これって。

というわけで、この家のリフォーム・修繕をいつもお願いしている、頼もしいお方に来ていただきました。
同じく三芳村に住む新進気鋭の大工、村上建築工房の村上幸成さんです。
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年の頃はアンダー40、そして3児のパパ。
大学の建築学科を出たあと、数寄屋建築の親方のもとでみっちりと修行し独立。8年前に三芳村にて開業。その腕前と人柄で、目下全国各地で引っ張りダコの大工さんです。
そう、彼は自分を「建築家」と言わず「大工」といいます。
ホントに飾り気のない、建築のことばぁっかり考えているような職人気質。仕事柄いつも「建築家」という職種の人間とばかり接触のあるわたしなどは、そのウルトラ素朴なお人柄にある種の感動を覚えるほどです。
でもたぶん、このような「いつまでも少年のような心を持つヒト」を支える立場の奥サマは、何かとご苦労が多いはず…(あ、あくまで余計な想像です~)

我が家はいわゆる、古い古い木造の農家。この味わいを損なわずに家に手を入れたいと考えているので、古民家再生などを手掛けている大工さんが身近にいるのはホントにありがたいです。

で、村上さんに今回お願いしたのは、この家の通風計画。中に人がいなくても風を通すことができるように窓格子をつけていただこうかというご相談です。
「ね、そうするしかないですよね?どこの窓に格子つけましょうかね?」
と持ちかけるわたしに、村上さんてば、
「それより、家の裏のドブさらいしました?」
へ?あ…ドブさらい?
「ドブさらいと、樋の掃除ね。裏山から流れてくる雨水が排水溝にちゃんと流れ込むようにしないとね。それをちゃんとやれば床下に水が滞らなくなりますよ。ほら、この家自体は気密性はそもそも低いし」

うーむそうか…この家を使い始めてからただの一度もドブさらいをしてない。
樋の掃除も…してない。

家の裏山は竹林。メンテナンスフリーの(というか放置してるだけの)排水溝には、竹の葉分以上ごっそり詰まっているはず。そこから溢れた雨水が、床下をジトジトにしているのか。
やばい…

「わ、わかりました。ちゃんとやります!」
「まあね、でも、家のメンテばっかりに手をとられると、来るのが楽しくなくなっちゃうからね。ほどほどに、てきとうにね」
なんてニ~ッと笑いかけられると、あはははは~そうですね~とこちらも肩の力が抜けます。(そして「そうだてきとうでいいやいいや」とさらに事態を放置する危険もあるのだが)

それにしても、そういうことなら大工仕事が発生しないんじゃないか?
「窓格子はどうでしょうね。いらないかしら?」
「うーん、あってもいいかもね。既成のモノなら安いですよ。見えないところはそうしてもいいし」
ホントに商売っ気がないというか。こちらの懐事情をよく知ってござる。
こちとら筋金入りの大工だぜ、既製品なんて邪道は勘弁してくれゃ!なんて言われないので助かります。

「それと、瓦が外れたところからハクビシンが屋根裏に入っちゃったことがあるので、補修もお願いできますか?みかんの実を食べに来たハクビシンが一晩逗留したんです。そろそろビワの季節だから、また来ると思うの」(去年、収穫を心待ちにしていたビワが突然ぜーんぶなくなっていた。人間の仕業かと思ってたけど、どうやら先に収穫したのはハクビシンだったみたい。)
「はいはい、それも見ましょう」
「それとあの~、この収納の建付けも悪くなっちゃって…」
「いいよ、今度削っときますね」
…村上さん、いつかうちの大改修をする時が来たら、必ず村上さんにお願いしますから。
今は小仕事ばっかりでゴメンナサイ!

ちなみに、うちの子供たちは村上家のお子さんとは歳がとっても近いんです。
(特に、ポチンは1こ上のお嬢さんが大大大好き。)
なかなか遊べないけど、去年の夏は楽しかったですね。またやりましょう!
赤ちゃんの首がすわってからになっちゃいますが・・・
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子供は、子供同士で遊ぶのが一番楽しいんです、どこにいても。
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by babamiori | 2008-05-29 14:17 | 週末の出来事
当面、こっちの家のことは任せたよ、ニイニ。
イタタタタ…
週末、お腹の張りがなくてめずらしく体調がいいので三芳村にて草むしりをしたら、けっこうな筋肉痛に。かれこれ半年以上運動していないので、草むしりで筋肉痛になるようなヘナチョコな体になっております。
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イタタタタ…
お腹も痛い。赤ちゃんが思いっきり胃の横を蹴り上げるので、お腹の皮が太鼓みたいに突っ張っちゃって。
「おい~、草むしりなんかすんなよ~。屈まれると狭くなってたまんねーよ」と中で毒づいているのかしら?(あ、でも女の子らしいです。)
「ハイハイわかったから、蹴らない蹴らない」と言いながら上から円弧を描くようにさすると、にゅーっと出ていた足が引っ込みます。
あーあ、妊婦ってホント不自由極まりないです。
せっかく週末に三芳村に行っても、体使って働けないからもどかしくて仕方ない。

(しかも先日、妊婦検診で「あれ?…おかしいな」と先生がつぶやくので「な、何か問題でも?」と聞くと、「いやあ、大きいんですよね、赤ちゃんが」。聞けば、現在の週数だと赤ちゃんの大きさが通常2000gくらいのところ、なんと、2500gという増量サイズ!別に嬉しくありません、通販じゃあるまいし。フツウに育ってくれりゃいいのです。)

いつ、三芳村に週末通う生活ができなくなるかわからない、という段階に、そろそろ入ってきました。産後はしばらく、夫とニイニだけで通うことになるのではないかと。
うぅ、恐ろしや。
何しろ夫は、家事のできなさにかけては右に出るものがいないほどの類稀なる不器用サン。
(どうしてサン付けするか、わかります?こうやってお茶目に処理しないと、腹が立ってきちゃうからです。)
「掃除」とか「料理」とかをしたことは、私の知る限りいちどもありません。いちども、ですよ!!カレーを温めてごはんにかけることもできないのです。(こぼしたり、やけどしたりする。)
埃アレルギーとかいって掃除もしないし。(まあホントに顔が赤く腫れくしゃみが止まらなくなるのですが。)
たまーに「オレがやるよ。みおりは休んでて」なんていうお言葉をかけていただき、やさしいお気持ちでお手伝いしてくださると、数分後から嵐。
モノを壊したり、こぼしたり、焦がしたり、手を切ったり足をぶつけたりと被害甚大。そのたびに「あ~~!みおりどうしよう!」「イテ~~!ちきしょう!」「みおりー、みおりー、これはオレには無理だ、助けてくれ!」といちいちやかましい。
ついつい「あーもーいーからあっちへ行っててちょーだい。それが一番助かるわ。お気持ちだけでじゅーぶん」と言ってしまい、それ以上はやらせなかったわたしも悪いんだけどね。
そしてもちろん、ニイニもその濃い血を引いて無精不器用不注意の塊…
そんな男ふたりだけで、このセカンドハウスを使うようになったら、いったいどんなことになっちまうんだろう?

ということで、若くはない夫をこの期に及んで教育するのは疲れるので、とりあえずニイニだけは何とか自覚を持ってもらわねば!と、今回はいろいろお手伝いしてもらいました。

まずは、お布団干し。
「ママこんな重いものを運ぶとここで赤ちゃん生まれちゃうから。」と、ニイニに布団を運んでもらいました。(いっつも余裕で持ってるんだけどね。)
ほれほれ、ひきずりなさんなー。
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取り込みもお願いしますよ。
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ついでに、家の前の草をむしってくれる?
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さてつぎは、廊下のお掃除。
もうすぐ運動会ということもあり、床拭きは足腰を鍛える絶好のトレーニングになるわよとそそのかし、雑巾がけをしてもらいました。
ダッダッダッダ…
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ほれ、往復休まない!ダッダッダッダ…
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それをまねしてポチンも、タッタッタッタ…
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この廊下、いい味だしてるでしょう?築100年という家なのですが、この床は開闢当初のまま残っています。床板の隙間からは、地面が見えるという外廊下並みの通風のよさ。冬は、廊下を歩いて突き当りのトイレに行くだけで凍えそうになるほど寒いけど、この季節は裸足で歩くとひんやりして気持ちがいいです。

う~ん、きれいになったね。と喜んでいるのはわたしだけ。
ニイニは基本的に、手伝いなんて1分もしたくないのです。ママが、ボテ腹を水戸黄門の印籠のように見せつけてやらせるもんだから、断れないだけなのです。
ふふふ、次は何をしてもらおうかな…

そこへ、ビニルハウスで作業をしていた夫が帰ってきました。
「ニイニ、ドラゴンフルーツの鉢に雑草が生えまくってたぞ。いいのか~?」
「だめ!今みてくる」
ニイニは、脱兎の如く家を飛び出しました。
そんなに家事が厭なのかい?

で、こちらの作業はしこしこやってました。
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こういうことにはまめったいんだからなあ。パパそっくり。
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by babamiori | 2008-05-27 10:56 | 週末の出来事
イモリのカワイさを押しつけるつもりは、毛頭ありませんけど。
フツウ、自分の子って(小さければ小さいほど)どんなにブーでも
「うちの子がいちばんかわいい♪」
と思ってしまうもの。
ちがうかしら?

人様には、
「いやいや、サルで」
「男にしか見えないでしょ~」
などとあくまで客観的なモノ言いをするけれど、それはあらかた社交辞令です、ハイ。
だって年賀状を見れば一目瞭然。
みなさんこぞって親バカ大爆発。恥も外聞もなく。
よくもまあ、どの親もどの親も子供の写真ばっかり載せるもんだ。この写真の子がそんなに自慢かね、とイラッとくる人も少なくないはず。
(あ、うちも毎年そういうのつくるけど。)

実は先日、ニイニの生後5ヶ月くらいの時の写真をたまたま目にした時、
「がぁぁぁぁん!こんなにブーだったんだ…」
と脳天に鉛玉が落ちてきたような衝撃を受けたんです。
だって生んだ当時は「この子、やばいほどカワイイかも…」と、真剣に思ってたんだもーん。
赤ちゃんモデルにスカウトされた時も、巷に溢れる入会金詐欺(たぶん)だとは知らず、
「いゃ~んやっぱり♪」なんて喜んじゃったんだもーん。
もちろんその年は「カワユ~イニイニ特集」みたいな、身内以外は卒倒しそうなほど暑苦しい年賀状を作りましたよ。

でもね、その激しい思い込み&勘違いが、惜しみなく愛情を降り注いで子育てするモチベーションにもなっているわけで、あながち悪いもんじゃない。

予めお断りしておきますが、わたしもきっとお腹の子が生まれたら、否応なくそういうモードになってしまうと思います。
「げ、サル」という顔の子だったとしても、自信満々で「生まれました~♪」と写真を出しちゃうかもしれません。
それでもみなさん、どうかこらえて大目に見てやってください。
一時期どうにもこうにも感性が狂ってしまう、という自覚は、ちゃんとありますから。

ところで、そんなこと考えてたら気づいてしまったんです。
自分がカワイイと思っているものの写真を「みてみて~」とこの場で公開するのは、いわゆる親バカ的アホなのだと。
別に共感を強要しているわけじゃないけれど、
「これがカワイくないと思うひとなんて、まあ滅多にいないだろう」
と、どっかで信じているところがありまして…
でも、よく考えればこの子たち、ペットとしてはマイナーなんだよね。
サンショウウオとかイモリとかカブトムシの幼虫とかってさ。
パンダとか飼ってれば、そんなこと思わなかったと思うんだけど。

でも、すみません!
やっぱりかわいい!
三芳村で捕まえてきたイモチン、ほんっとにかわいいんです。
ってことで、我慢できないのでアップしちゃいます!
いゃん、そんなウルウルした瞳でこっちを見ないで~
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何がそんなにカワイイかって、顔もだけど、しぐさが特に。
まったく不器用な子たちで、泳ぐのもヘタだし(すいすい泳がない。水中で無様に犬かきしているようなかんじ)、陸に上がるのもヘタだし(よく、木につかまりそこねて溺れる)、陸地から下に降りるときは自由落下のように体の重みで落ちるだけで、意志薄弱なかんじだし。
着地寸前だと、こんな状態。
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こんなに不出来な動物が、この地球上によく生き残ったよ。と感動するほどです。
攻撃性ったら、お腹が赤いことくらいじゃない?
でも、そのダメさ加減が、ますますカワイイ…
水面上に顔出して、息吸っている姿ひとつとっても、ダメそうでしょ。
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いや~、見ていて飽きないねえ。
およそアクティブなところがなく、1日のうちの大半はびくともしないんだけど、その陶然とした顔つきもまた、いいんです。
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物思いにふけっているのかなーなんて思うけど、たぶんめちゃめちゃ頭が悪いと思います。何にも考えてないんだと思います。見てると何にも学習しない。ナマズ(も飼ってるんだけど)の方が断然頭いいよね。

でももし、「動物好きなんだけど、毛のアレルギーで飼えないんだよね」なんてヒトがいた
ら、イモリの飼育はかなりオススメです!つるっつるですよ。

ちなみに、こんなにカワイイ写真見ても、気持ち悪いヒトには気持ち悪いんだろうな…ってことはわかってます。
まあ、でも、感性って変わるものですから♪けっこう、見てるうちにかわいくなってきたりね。
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by babamiori | 2008-05-23 11:12 | 東京にて
N田さんちから届きました!この場をお借りしてありがとう!!
妊婦特有の絶望的な足の付け根の痛みですが、腹帯をしたらちょっと楽になりました!
ホッ。
わたしのお腹って横に広がる系ではなくて、ぐぐぐいっと前に迫り出す系なんですよね。スイカ抱えて歩いているようなもんです。「後ろから見ると、お腹の膨らみがぜんぜんわかんなーい!」とも言われます。
実家の母もよく「お腹が異様に迫り出してたから、上に小さな人形を並べて遊んでたわ」と言っていたので、妊婦体型って遺伝するのかしら?(っていうか、人形がおける台地ができるほどの迫り出し方って、軽くわたしを上回ってる…)
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そんな母の大好物といえば、空豆。
この季節になると塩ゆでの空豆がしばしば食卓に登場し、「共食いだー」と言いながら嬉しそうにほおばっていました。(顔の形が空豆に似ていたので。)
わたしは子供の頃は内心「なーんかオナラくさい」と思っていてそんなに好きではなかったのですが、今では春の好物のトップ10にランクインするほど昇格。
三芳村の道の駅でも空豆が出回っている季節なので、とりあえず母の日に実家に送り、自分用にも一袋買いました。でも、剥いてみると小皿に盛るほどにしかならないんですよね…家族でちょろちょろつまんだら終わってしまった。

そんな満たされない思いを抱いていたわたしのところに
「じゃ、こんなもんでどうだっ!」
とばかりに送られてきたのが、これ。
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空豆、蚕豆、ソラマメ!
箱を開けると、ほぁ~んと青い匂いが漂います。
一緒にまぎれているペンペン草がまだしなびていないくらいだから、正真正銘、獲れたての空豆です。
送り状を見ると、南房総は丸山に住むN田さんのご両親からでした。感激!
N田さんは、土地を購入してからずっとわたしたちの農地の管理を助けて下さっている地元の方。時々ご実家に遊びに行き、稲干しを手伝わせてもらったり年末のお餅つきを見せてもらったりしていたんです。
先日も、東京に帰る直前に「ちょっと待っててください!」とN田さんか電話があり、雨の中手作りのきゃらぶきを持ってきてくださったり。
言ってみれば南房総におじいちゃん、おばあちゃんができたってかんじです。

いやあ、嬉しいなあ~
わたしは田舎をもたないで育ったので、こういう贈り物って、他にはかえがたい喜びを感じるんですよね…グッときた…

感涙にむせびながらすぐに剥きはじめちゃおうかと思ったんだけど、いやいや、これは4歳児にもっともふさわしい仕事だなと思い、ポチンの帰宅を待つことに。

で、さっそく剥いてくれましたよ、せっせせっせと。もちろん全部いっぺんには食べきれないので、ボールいっぱい取り出して。
「おーまーめーむきむーき♪ おーまーめーむきむーき♪」
と謎の歌を歌いながら、ゴキゲンポチン。
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「ママー!おまめ、ぜんぶで68こあったよ!」
見ると、サーモンのムニエルを盛りつけようと用意していたお皿に、おまめがずらずらずら。
おはじきか?
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ポチンは保育園で「そらまめくんのベッド」という絵本を読んでいるらしく、「これがベッドかあ。ふあふあできもちいいなあ~。わたしのベッドよりきもちいなあ~」と言いながら、鞘の中の白い綿に感じ入っていました。
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さっそく、N田さんのおじいちゃんとおばあちゃんに、お礼の手紙を送ろっと!
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by babamiori | 2008-05-21 12:30 | 東京にて
7歳児の試練!飼っている生き物を、食べる。
焼き鳥は食べるくせに、ツバメの訪問を喜びオウムを飼う、という矛盾について前回触れましたが、今日はそのつづき。(ちょいと房総の話からズレますが、ご容赦を。)
昨夜の、衝撃的な出来事についてです。

GWに八王子の秋川で捕ってきたアカザが、あれから2週間、冷凍赤虫も固形飼料もなーんにも食べないので、心配した夫とニイニが「生き餌なら食べるかもしれない」と言い出し、昨日多摩川に川虫を捕まえに行きました。

ちなみに、わたしは同行できませんでした。突然、足の付け根の骨がギンギン痛み出して歩行困難に。先週までは、ポチンへの出産前サービスでディズニーシーに行っちゃったくらい、元気溌剌していたのに!3度目の妊娠にして初めての苦痛体験です。
どうやら赤ちゃんの頭が骨盤の方にさがってきたため、急激に腹筋が張って骨との付着部が痛んでいるらしい。でも、何を調べても「妊娠後期にはよくあることです」「あと少し、耐えましょう」としか書いてません…
耐えましょうってあなた…ひど過ぎやしないかい!?

おっと、話がズレすぎました。

結局この日の男衆は、なんか妙な形の虫を数匹とヌマエビを数匹ゲットしてきたのですが、それだけにしちゃあニイニの目がらんらんと光りすぎている。
「ママ!すっごいもんが捕れたよ!」
…またかい?
「おっきいエビだよ、テナガエビ!!」
テナガエビって、イタリア料理で出てくるスカンピのこと?
「ニイニがこれ、どうしても持って帰るって言うからさあ。今日は多摩川に、テナガエビ釣りのおじさんがいっぱいいたよ。この大きさだったら立派な食材になるよなあ」
夫の言葉に促されてバケツをのぞくと、確かに10センチくらいの大きなエビが。
「ってことは、これ今晩食べるってこと?」
「違う!!これはオイカワとウグイのいる水槽で飼うの!!」
ニイニは「こんなにかわいいのに食うわけないじゃん」などとぶつぶつ言いながら、子供部屋にテナガエビを持って行ってしまいました。

夕食後。
ポチンが「ママー、ニイニがおさかなのところで泣いてる~」と駆け寄ってきました。
子供部屋をのぞくと、ニイニがテナガエビを入れた水槽の前でベエベエ泣いています。
どうした~?
「は、ハサミを…ウグイとオイカワが…バキッてちぎっちゃった…」
見ると、水槽のはじっこで怯えた様子でちぢこまっているテナガエビちゃんには、ご自慢のなが~いハサミが、両方ともついていません。
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「あららら…でもハサミがどこにも落ちてないね」
「だから!こいつらのお腹の中にあるの!!」
どうやらニイニの目の前で、一緒の水槽にいた4匹のウグイとオイカワがテナガエビに集団リンチをかけ、ハサミを食いちぎったそうな。
はじめは主犯のウグイの口から食ったハサミがはみ出ていたけれど、もぐ・もぐ・もぐ、とたいらげてしまったそうな。
しかしながら、目の前で平然と泳ぐ彼らの様子からは、その残虐な行為を察することはできません。
ス~イス~イス~ダラダッタ~スラスラスイスイスイィィィ~
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そこに夫がやってきました。
「ニイニ、このエビは、もう生きていくのが難しいと思うよ。ハサミがないんだぜ、ふたつとも。このまま水槽に入れておいたら、多分夜のうちに同居の魚に食べられちゃうんじゃないかな。だからといって、川に返してやってもおんなじだよ。
どうするニイニ、このままこの水槽に入れておいたら、こうやって隅で怯えながらちょっとずつ食われて、長く苦しんで死ぬだけだぜ。
ニイニが食べてやったらいいと、思うんだがな」

それを聞いたニイニの悲しみようったら!!
頭をぶんぶん横に振って「かわいそうだよう、できないよう、もう、もう、オレがこの子を持って帰ってこなければよかったんだ、あの時川に返せばよかったんだ、ああぁ~~~!」
と、絶叫しながら号泣。

わたしも、さすがに参りました。
新しく水槽をたちあげて単独で飼ってやってもいいけど、ネットで調べるところによるとそもそもテナガエビの飼育はとても困難で、一晩で死んでしまうことも珍しくないようなのです。しかもうちのは、両手がもがれた丸腰状態で、まわりには獰猛な輩がうようよ。
そうなると…最も安楽に「星」になる方法を探してやるのが一番現実的かもしれず、夫の言うことはあながち非道なことではなさそうなのです。

でもねえ、ニイニ。気持は分かるよ。
一度、飼おうと思って水槽に入れた子を、そこから出して殺して食べるなんて、なかなかできないよね…辛すぎるよね…

ニイニは、水槽の前で泣きながらじいっと考えていました。
まだ若干7歳。「それでも飼う!」と言い張るのかなあ、と思いながら、しばらくそっとしておきました。
すると、泣きはらした顔でこちらにやってきて、
「やっぱり、食べてあげる」
と、ひとこと。
え!?大丈夫??
夫と顔を見合わせると、ニイニはつづけて言いました。
「そのかわり、一瞬で苦しまずに死ぬようにしてあげたいんだけど」

わかった、わかったよニイニ。
じゃあ、どうすればいいか考えようね。

はじめは、川エビの唐揚はおいしいしカラも食べられるし、高温の油に入れれば一瞬で死ぬからいいんじゃない?との提案がありましたが、
「生きている状態で、粉をつけるの?」
「素揚げかな?」
「ニイニが油を扱うのは危ないよね」
などと考えた挙句、却下。

結局、ぐつぐつ煮えたお湯で一度さっとゆがいて、一瞬で「星」になってもらったあと塩を振って焼く、という案を採用。まるごと食べられるという観点からもこれは合格です。

お湯が沸いたのを見届けたニイニが、自ら網を手にし、テナガエビを出してやりました。
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そのまま、お鍋へ直行。
「ごめんね、エビちゃん…バイバイ!!」
ニイニは泣きながらお湯に投入。
(煮てさ、)
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「わ、一瞬で真っ赤になったよ!これじゃ苦しむ暇ないね」
鍋をのぞき、とりあえずホッとしたニイニ。
とび跳ねたときのために押さえるための蓋も用意していましたが、まったく使いませんでした。
茹であがったエビを取り出し、きつめに塩してオーブンへ。
(焼いてさ、)
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ちりちりちり。
こんがり焼いたら、立派な鬼瓦焼きの出来上がり。
ここまでくると、ペットではなくてちゃんと「料理」に見えるのがコワいところ。
はじめは逡巡していたニイニも、思い切って頭からパクリ!
(食ってさ。)
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「おいしい~」
ひとくち食べて、ニイニの表情がぱっと明るくなりました。
「うまいよこれ、パパもちょっと食べてごらん」
夫も、どれどれ、としっぽをちょびっとかじり「これはイケる!!」
おいしい、おいしいよね、そう言いつづけるニイニ。「おいしい」という感覚に癒されたようで、まるまるぺろっと食べてしまいました。
そしてフツウに、ごちそうさま~おいしかった~。

「こうやっておいしいって食べてあげて、ニイニの血となり肉となれば、それが最高の供養になると思うよ」
夫が最後にそう告げると、
「うん。もうこれからは、なんでも持って帰るのはやめるね。
川にいれば、生きてたんだもんね。」
身をもっていろんなことを感じ、納得した後のニイニの顔は、ほっぺたに涙のあとを残しながらもとてもさわやかな表情でした。

ちなみにこの日、ニイニが書いた日記のタイトルは、
『テナガエビなきながらはらへ』。
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by babamiori | 2008-05-19 12:30 | 東京にて
ツバメは飼えないんだよね・・・
最近、あまりに頻繁に両生類や魚のことばかりブログにアップしていたので、わたしが水生動物マニアだと思われている節があるようで…
あえて修正するなら、わたしはフツウの「生き物好き」です。
言ってみれば、オールマイティ。

おばあさんになるころには、またネコが飼いたいよなあ。結婚するまではずっとネコを切らしたことがなかったので。

その前に、フクロウもぜひ飼いたい!これは夫の了解済みです。今はね・・・イモリもサンショウウオも食われちまいそうなので、無理だけど。

そういえばこの間、横浜のペットエコでアヒルの雛が売られているのを見て、「三芳村の家で飼う?」と真剣に考えたりもしました。もちろん、あっちに常駐しているわけではないので、これも無理だけど。

だいたいすでに、ゴールデンレトリバーとキバタンという巨大なオウムが、家にいるのです。
そして、水槽が8台もあるのです。
しかも、もうすぐ人間の子供も追加で入荷される予定。
それなのに新しい生き物を飼いたいと思ってしまうのは、植物蒐集マニアの夫と同じく、どこか神経が壊れているのかもしれません。

ところで、先週末はアカハライモリのことで大いに盛り上がっていたのですが、もうひとつ嬉しいことがありました。
三芳村のセカンドハウスにいるとき、こんなお客が来たのです。
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ひらりと舞い込んできたのは、ツバメ。
開け放していたドアから入り込んで、家の中ではたはたと戸惑っていましたが、そのうち廊下に座り込んでしまいました。(この日は計3羽の訪問がありました。)
そうか、春はツバメの来る季節ですものね~。都会に住んでいるとそれを実感することがあまりないので、わたしも子供たちと同様、物珍しく思って観察していました。
ちんまりと鎮座するその姿があまりにもかわいくて、子供たちと遠巻きに見ならが「ああ、ずっといてほしいね」なんて言っていたら、案の定ニイニが「ねえ、このツバメ、飼いたい」。

う~ん、ツバメは飼えないのよ、渡り鳥だからね。
秋になると、南のほうに飛んで行ってしまうの。
でも、もしうちに巣を作っていたら、ひょっとしたら来年もこの子が来てくれるかもしれない。
(ものの本によると、約半数のツバメは同じ巣に戻るらしい…)

結局、レースのカーテンにとまったところをそっと手のひらではさみ、窓から放してやりました。
そして、すいっと飛び立ったかと思いきや、我が家の軒下に舞い戻って、雨宿りをはじめたのです。
あまり注目しているとどこかに行ってしまいそうなので、そのまま見て見ぬふりをして過ごしましたが・・・あのあと、うちに巣を作ってくれたかしら?

そんな顛末を夫に話して、「鳥もカワイイよね~」といつものように感想を漏らすと、
「そう言いながら、お昼は焼き鳥を食べたりするんだよな」と嫌味を一発。

…たしかに、三芳村の道の駅で売っている焼き鳥は、おいしいのだ。
よく、お昼に買って食べているのだ。
でもさあ、今それを言うなよ~~~

人間の行いの矛盾は深いですね。
ちょっとしんみり。
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by babamiori | 2008-05-15 09:59 | 週末の出来事
意中の彼に、出逢えた日。
週末は運悪く、南房総も雨雨雨。それでも、田畑の管理についての打ち合せが入っていたため、三芳村で過ごしました。
そう…うちの持っている田畑は、延べ3000坪ほどあります。そりゃもう、半端ない広さなのですが、ビニルハウスを建てている土地以外はぜーんぶ耕作せにゃならん。
それがどんな大変なことか!

という話に触れようと思ったのですが、その前に、この、感動の再会を伝えるのが先!
(あ、バレてる?農地管理のヘビーな話題から脳みそが逃げ気味…)

実はわたし、
去年の夏からずうっと、逢いたかった彼がいて。

一目見た瞬間から、わたしは彼の瞳の虜でした。
それなのにあのときヤセ我慢して、彼を放してしまったんです。

夫に「また逢えるよ」と慰められても、決して癒えぬ寂しさ。
ニイニに「オレがまた今度つかまえてやるよ」と励まされても、
しとど流れる涙で腐る枕の数知れず…

もう逢えないかもしれない。
と思っていたら、こんなに近くにいたなんて~。

うちの下の田んぼ。
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先週末、農地の打ち合わせの帰り道のこと。下の家の田んぼを通りかかって、何気なく中を覗いた夫が、そのままじいっと水中を凝視し続けた挙句に突然大声をあげました。
「おい、ニイニ!!すげぇもんがいるぞ!!早く来い!!静かに来い!!」
ニイニは、ポチンとふたりでタケノコ転がし(伸びすぎたタケノコをぼきっと折って転がすという、世にもくだらない遊び)をしてげらげら笑っていたのですが、その声を聞きつけて脱兎の如くやってきました。
「なにパパ!」
「うーん、よく分からん!」
分からんものに興奮している男衆の尋常ではない様子に、わたしも重いお腹をゆすって田んぼに近づきました。
「あ、いるいる、なんだこりゃ」
田んぼの泥水の下に、もや~んと黒い影が。
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「パパつかまえて!!」
「ちょ、ちょっと網貸してみ。…くっそ、おまえこれ虫捕り網じゃねえか!」
どしゃぶりの雨なのに、ニイニはなぜか虫捕り網とカゴを持っていました。だからといって怒られる筋合いはないはずなのに、謎の物体の捕獲に躍起になっている夫にどやされています。
「魚捕り用の網じゃないとすくえないよ!」
そんなこと言われたってねえ、ニイニ。
雨の中、虫捕り網を担いできたニイニも間抜けだけど、農地の様子を見に行くのにフツウ魚用の網だって持ってこないよねえ。
「パパ、なんか動きが遅いから捕れるかもよ。ほらっ、あそこ!」
いたいたこいつだ、あー今入ったかも、いや泥だんごだけしかすくってないや、ちがうよよく見てごらんよ入ってるよ、
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…ほんとだー。
網の中に入った泥のかたまりを、道の上でそっと出してみると、こんな風に出てきました。
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のたん、のたん、と体を左右に振りながら歩く姿のやたらと滑稽なこの物体は、ひょっとして…
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アカハライモリだ!
去年、カブトムシ探しの最中にニイニが見つけ、そのカワイイ瞳に悩殺されたにもかかわらず放してしまった、あのアカハライモリの君だったのです。
(もちろん同じ個体じゃないけどね。)
いやあ、これは本当に嬉しい再会でした。
あの真っ黒でつぶらな瞳が忘れられなくて、子どもたちに「ママは誕生日にイモリがほしいなあ」とまで言っていたんです。いつもなら「もう、サンショウウオだっていっぱいいるし、他にもあんなにいろいろ飼っているんだから、これ以上はムリよ」とひとまず釘をさすところですが、「ちょっとニイニ!1匹じゃかわいそうだから、もう1、2匹探しておいで!」と飼育を前提とした命令をとばしてしまったほど。

でね、本当にたくさんいたんですよ、この田んぼにアカハライモリが。
後から夫とニイニがもう一度行ってみたら、素手で捕まえられるほどうようよいたんですって。追加で2匹、ゲットしてきました。
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「この調子じゃたぶん、このへんの田んぼだけで万といるぞ。でもまあ、大きく育つ前に鳥やら蛇やらに食われてしまうんだろうな」
房総の自然の懐の深さに、わたしは改めて感動しました。
田んぼに泳ぐオタマジャクシやカエル、サンショウウオにアカハライモリたち。水質のいいところでないと育たない様々な生き物たちがまだ当たり前のように生きているこの環境が、どれほど尊いものか。

そして、それを「いやあこんな自然は貴重だねぇ」と他人事のように語るだけでは済まされない、自分たちの立場も痛感します。
このような場所に土地を持ち、手を入れなければあっという間に荒れてしまう農地の現実を体感し、その責任の一端を担っている今、イモリの愛おしさを感じることで「大変だけど、うちの田畑、ちゃんと管理しつづけなきゃ」と身の締まる思いがしたりするのです。

ね、イモチャン。
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この日つかまえたイモチントリオの、その後については、次回のお楽しみ♪
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by babamiori | 2008-05-13 00:22 | 週末の出来事
うちには子宝の神が宿るのか?カブトムシもオイカワも。(そしてわたしも)
カッと太陽が照りつけるともう夏を思わせる陽気になる昨今。
そろそろ、この子たちのメタモルフォーゼが始まります。
この子たちって?
そりゃ、カブトムシの幼虫だわよ。
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去年の夏、三芳村の家の近くで苦労して捕ってきたカブトムシのオスとメスがしっかり交尾なさって初秋に卵を産み、ちゃんと幼虫になった8匹がうちの子供部屋ですくすくと育っているんです。
(これね、捕るのホントに大変だったんです。ニイニの執念にひきずられて夜な夜な家族でうろうろ。電灯の下という下をすべて見て廻り、何とか2匹みつけました。夫なんて、木の上にいるカブトムシを捕ろうとしてスズメバチに刺されたんだから。)
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1匹1匹を別々の容器に入れて、その中に昆虫マット(くぬぎやナラの腐木のフレーク)をいっぱい入れて飼っています。2週間もすると容器の中の昆虫マットの量が半減し、かわりにコロコロのうんこがたーくさん。こんな土みたいなもんだけでよく大きくなっているわな、と驚きます。
2週に1回マットを取り替える作業はけっこう大変。ニイニはいいんです、「うわ、でけー!成長してるよママ!」と感嘆の声をあげながら嬉しそうにやっているだけなんだから。その後始末が、ホントに悲惨なのだ。どんなにがんばっても部屋中に土状の昆虫マットがばらばらと落ちてしまうわけで、それを足の裏にくっつけて歩き回るニイニに「コラ!動くな!」と怒声を飛ばしながら掃除機で吸いまくるわけ。
わたしも虫は嫌いじゃないから、ニイニと一緒にほのぼの作業したいのはやまやまなんだけど、最低限の生活秩序を死守するためにしばしば目を三角に吊り上げねばならない。‘清潔’とか’整頓’とかどーでもいいと思っているニイニにとって、わたしは鬼でしかないでしょう。ママ業というのは因果なモンです。

でもね、誰も褒めてくれないから自分で言うしかないけど、わたしはかーなーり理解のある親だと思いますよ。
こんだけの生き物を飼わせてあげてるんだから、感謝してほしいよ。

ちなみに、うちにいる「子供達」はこれだけじゃありません。
東京の家の近くを流れる多摩川で捕ってきたオイカワが産卵して、その稚魚も育てているんです。
まったく、うちはどいつもこいつも子沢山で参るよ。(あ、わたしもか。)
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先日は、この子たちの親を、ニイニが放流してきました。発情が激しくてこれ以上水槽の中で飼えなくなってしまったため。(他の同居魚を追い回す・餌を独り占めする。)発情しているから色が綺麗でしょう。
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去年、1センチくらいの稚魚の状態で多摩川から捕ってきたものだったので、よく育ったな、子供まで産んで・・・と感慨もひとしおでした。
初めての外界で、ちゃんと育ってくれるといいんだけど。
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ついでだから暴露すると、今年のGWは、ワケあって三芳村にいけませんでした。かわりに八王子の秋川にピクニックに行き、ここでもガサガサをして魚を捕ってきました。ニイニと夫がね。
どう思います?このふたり、クローンか?
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しかもこの日は大漁。シマドジョウ、ムギツクやアブラハヤやタモロコの稚魚の他に、
「ママー、超めずらしい魚がとれた!!アカザだよ!!」
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・・・もちろん、この方達も、我が家で飼っています。
もう、うちには生き物が何体いるのか把握できません。
わたしに休日をください・・・
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by babamiori | 2008-05-09 10:07 | 東京にて
サンショウウオの赤ちゃんにかまける妊婦でござい。
はあ、しんど。ずいぶんお腹が大きくなってきました。
3人目でしょ、何度も膨らましていると、お腹も風船みたいにぷぅっとすぐに膨れるんだって。
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重いなあ、しんどいなあ、と愚痴りながらもなんとかかんとか元気に妊娠後期の生活を営んでおります。異変といえば・・・
「あ、地震だ!」
最近、わたしのまわりでは地震のような揺れを多く感じるんです。関東大震災の余震か?と慌ててテレビをつけても「都内で微震多発」という速報は出ていません。もちろん誰も一緒に慌てたりしない。
原因は2つありました。
ひとつは、うちのすぐ近所でマンションの新築工事が始まっていた、ということ。杭打ちだかなんだかで、うちが揺れるんです。
もうひとつは、我が子の家庭内暴力ならぬ「胎内暴力」の仕業。最近むくむくと大きくなっている産前ベイビーが、内側から殴る蹴るの大暴れを繰り返しているので、体がぐらぐら揺れるのです。しゃっくりもすごいし、伸びをすると手がにょいっと突っ張るし、お腹が三角に尖ることもある。それならまだいいんだけど、何だか不気味にびくびくっと細かく振動することがあり、これには「余震か?」とハッとします。
一体、羊水の中で何やってるんだろう??そろそろ暇を持て余し始めたのかな。そういやあこの子、この間超音波で見たら、頭ぼりぼり掻いてたしなあ。

そうそう、三芳村の羊水じゃなくて用水路で拾ってきたサンショウウオ(の卵)のほうも、ぐんぐん大きくなっていますよ。
先日、ブラインシュリンプを孵化させてスポイトでやっていると書きましたが、どうも餌食いがよくないので、生きたイトメ(糸ミミズ)を与えることにしたんです。
(昔は金魚屋でフツウに売られていたようなのですが、今では人工飼料がメインとなり生きたイトメを扱うところが激減しています。ちなみにわたしが購入しているのは、世田谷のホルビーズと、池袋西部の屋上のフィッシュショップです。イトメは毎日水換えが必要だし、エアレーションしてやらないとすぐに死んでしまうしで大変なんだけど、うちでは何とか2週間は生きてくれます。)
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そしたら、よく食べること!!にゅるにゅる動くイトメちゃんが視界に入ると、そろりそろりと近寄って、次の瞬間パクリ!頭を左右にふって食らいつく様は、ティラノサウルスの如き獰猛さです。うわ~、ちっこいくせにこいつぁ肉食だあ~、というかんじ。
そうやって朝晩2回、豪快にお食事を召されていたら、みるみる大きくなって、最近ひよひよと手足が生えてきました。
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水槽に耳をくっつけると、小さな小さな声で「ワ~レ~ワ~レ~ハ~、ウ~チュ~ジ~ン~デ~ス~」と言っているのが聞こえます。
と言ってもおかしくはない風情。
これは、まじで、かなりカワイイ。胸がキュンとするくらい。
大きくなるまで、ママが守ってあげるからね。
(こんなもので母性が噴出してしまうのって、妊婦だからか?)
孵化した14匹のうち、奇形っぽいやつが2匹昇天し、今いるのが12匹。わたしの出産前には多分、上陸すると思うので、そしたら大半は三芳村に返してやろうと思っています。
全部ちゃんと育ってくれるといいな、赤ちゃん。
(おっと・・・サンショウウオの赤ちゃんのことです。
自腹の中の赤ちゃんのことまで神経がまわらない~)
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by babamiori | 2008-05-07 12:21
アク抜き前のタケノコ大量摂取で、まさかの悶死・・・
昨日の夕食は、タケノコ+サバ缶でつくったスープ。
醤油と酒で味をととのえてネギを浮かべれば、まあおいしい!
あ、もちろん今は東京にいます。いっぱい持って帰ったから、毎日タケノコ三昧なだけ。若竹煮、天ぷら、中華炒め、バターソテーなどやりつくして、只今創作料理を考案中です。

でも実は、わたしが「タケノコの食卓」に復活したのって、昨日の夕食から。
家族にはタケノコばっかり食べさせておいて、自分はといえば・・・タケノコを見ただけで喉の後ろから頭のてっぺんにかけてカユカユとゾワゾワが走るほど、「タケノコ拒絶症」になっていたのです。
なぜって・・・話せば長いんですが。

そう、先週末、三芳村のうちの孟宗竹の林にはタケノコがわんさか生えていて、夫とニイニがたくさん掘ってくれました。もちろん、妊婦のわたしは竹薮の外から「がんばれ~」と応援するだけ。
待つこと45分。
若くて綺麗なタケノコがとれたよ~と、嬉しそうに戻ってきました。
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それをその場ですぐムキムキしたがるポチン。4歳にしてはけっこう上手です。もう、タケノコ剥き暦2年だものね。でも、剥きすぎに注意!
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そうやって家族みんなでわいわいとってきたタケノコですから、ちょっとでも無駄にしたくないでしょう?早くアク抜きしてその日の夕食にしましょ!と、いそいそ持って帰ったんです。
家に帰って大鍋を用意しながら、おや、と去年のことを思い出しました。
・・・たしか掘りたてのタケノコって、アク抜きしないでその場で焼いて食べたら、めちゃめちゃ美味しかったよなあ・・・
あれは真竹だったけど、掘りたてだったら孟宗竹だって美味しいはず。いっちょ、一番若くておいしそうなやつの先っぽを焼みるかな。

思い立ったが吉日。
「ねー、タケノコ焼いたら食べるヒト~~」
「はーい!ニイニ!」「わたしも!」
子供たちの飛びつくような返事に気を良くし、ぐつぐつアク抜きする傍らでアルミホイルに包んだタケノコをグリルで焼くこと15分。
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ほぁ・・・すばらしい香り。
焼いたタケノコの完成です!

味見させてー味見ーとまとわりつくポチンに、コリンとおいしそうな部分にちょっと塩を振って、ハイハイひと口だけよと口に入れてあげました。
「ンー、おいひ!あついけどすっごくおいひ!」
口をハフハフさせながら笑顔のこぼれるポチン。そーお?とわたしもにっこり。が、5秒後に、
「なんか、これ、ぐぇ!ぎぇ!やなかんじ!」
と言って、流しに全部ベエしてしまったのです。

あらやだー、エグいのかしら?ポチンはちっちゃいからこの味は難しいのかな?なんて言いながら、隣で口をあけてスタンバっているニイニに、ひとかけらほいっと放りこみました。
「わあおいしい~。掘りたてってやっぱりおいしいよママ」
そう言いながらあっという間に飲み込んでしまったニイニでしたが、
「あれ?エグくなってきた・・・
ニャ、ニャ、なんか口の中がイニャイニャするよぅ~」
と叫ぶと、麦茶をがぶ飲み!笑い泣きみたいな変な表情になっています。

なんだよなんだよ、二人とも情けないねえ。タケノコってやつはね、多少エグみがあるのが美味しいの。エグくないやつが食べたければスーパーで水煮を買えばいい。しかも掘りたてなんだからそんなにエグいわけないじゃない。と言いながらもちょっと不安がよぎります。
どれどれ、そんなにエグいのかな・・・わたしもパックリ。
そうしたら、なんのなんの!とおっても美味なの!
タケノコ独特の青い風味が口の中に広がって、ほのかに甘みがあって、筆舌尽くしがたい美味しさなのです。その恍惚の風味を無心で味わいたいがために思わず目をとじてしまったくらい。
で、でも、次の瞬間、口の中にエグみが湧いてきたのです。
ニイニの言うように、舌のサイドがイニャッとするかんじ。風味と呼べる域を超えています。

ああ、確かにちょっとエグいわコレ、と思ったのですが、目の前で湯気をたてている焼きタケノコはそれでも食欲を誘う匂いをふりまいている・・・しかも、絶対美味しいはずと決めつけて、4コもホイル焼きを作ってしまった・・・
わたしは、自分で自分を騙して「これくらいのエグみは旨みのうち。美味しい美味しい」と言いながら、ぱくぱくと食べ続けました。前に食べたタケノコのエグみを掻き消すように次のタケノコを頬張り、一瞬の恍惚の後にまたエグみが襲ってくるという・・・
だって、残したらもったいないじゃない?掘りたてのタケノコですぜ、東京じゃ滅多に手に入らない。そんなケチ臭い思いから、とうとう最後の1コまで食べてしまいました。しまいには塩じゃあごまかしがきかなくなり、バターなんか乗せたりしながら。

ここからが悲惨でした。
食べたのが4時半くらい。それから夕食になる7時まで、ずーっとエグエグにとり憑かれてしまったのです。喉の後ろから後頭部全体を覆い尽くすような不快感。この不快感はなぜか体の両脇に出るようで、耳の下から脇の下にかけてもエグエグ、イニャイニャの感覚が張り付いてとれません。ひょっとしたらわたし、タケノコアレルギーになっちゃったのかしら、と恐怖したほど。

それでも家族は皆、その日の献立の予定のタケノコご飯やらタケノコ炒めやらを楽しみにしていたので、何とかかんとかその不快感と戦いながら夕食をつくりきりました。

「いやあ、タケノコご飯は何度食べてもウマイなあ!タケノコ使いの腕があがったんじゃない?」
嫌な思いなど何一つしていない夫は、わたしの目の前で3膳もおかわりしていました。
「パパ、でもアク抜きしてないやつは結構エグかったよ」
そんなことを言いながらもすっかりもとの調子に戻ったニイニは同じくパクパク。みんながよく食べてくれるのは料理人冥利に尽きるわけで、わたしも「だって一生懸命掘ってくれたもんね、ふたりとも」と言いながら嬉しく思っていましたが、自分はタケノコを脇によけ、ご飯粒しか食べられず・・・(あ、ポチンもわたしと同じでした。)
家族で談笑している最中も、あのエグさを思い浮かべると、顔が志村けんのバカ殿の「アイーン」の顔になってしまうという後遺症付き。

あとで調べると、タケノコのエグみって、「ホモゲンチジン酸」や「蓚酸」によるもので、食べ過ぎると吹き出物が出やすくなったりアレルギーに似た症状が出るそうです。これだあ~
(ちなみに、その後すぐ、数年ぶりにほっぺたに吹き出物が3つ出ました。)

でもフツウに食するぶんには、高血圧予防や便秘改善、アスパラギン酸による疲労回復などの効能があるとのこと。ちゃんとアク抜きすれば、美味しく健康に食べられるものなのよね。

いやあ、みなさんも気をつけて。
食通ぶってテキトーなことやっちゃいかんね。
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by babamiori | 2008-05-01 19:39 | 食べ物のこと



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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