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夏の食欲不振には、こんなショック療法で。
最近、食欲がなくてー。

そう言ってたいした量でもないのに残すヒトがいると、はッ、笑わせてくれるよ。これっぽっちが食べられないのか?見え透いたウソを言うんじゃないよカワイくないね。ダイエットならダイエットと言えばいいじゃないか。としか思えなかったわたし。

だいたい満腹中枢というものの存在を実感したことがなく、食べるのをやめるのは、目の前の食物が消えたからかこれ以上食べると太るしきっと異常だろうと理性で制した場合だけで、「おなかいっぱい」という信号がいつまでたっても点灯しないのが常でした。
「ゆっくり食べるとすぐおなかいっぱいになっちゃうのよねー」というコトバについてもかなり怪しいと思ってました。だって別に、よく噛もうが時間をかけようが、そんなことに左右されずいつまででもいくらでも食べられるし。

高校時代はすごくて、ソフトボール部全員生きる胃袋でした。
朝食。朝練前に1食。2時間目終わって早弁で1食。昼食。放課後の部活終わって1食。家帰って夕食。というのが通常のリズム。それでも常にお腹が減っていて、学校の帰りに広島風のお好み焼きやさんでお餅と卵追加のお好み焼きを食べながら「わたしたちって異常かも」とゲラゲラ笑っていたものでした。

大人になってからも、コース料理の終盤にデザートが出てくる頃になると、夫が「あーよく食べた」と満足そうにつぶやくのを聞いて、まるでわたしも一緒よみたいに軽くうなずきながら「軽くもう1巡食べられるけどな」と思っていたりしました。

それが・・・

この歳になり、生まれて初めて「おなかいっぱい」というものが、毎食後に訪れるようになったのです。
「おなかいっぱい」の感覚は突然やってきます。2膳目のごはんを食べ終わる直前くらいにのどの奥がぐーっと持ち上がるような感覚に襲われ、「コレ以上オイシク食ベラレマセン」というハザードランプが点滅し始める。そしてほどなく、胃がばんばんに膨らんで存在感が感じられるようになると、もう本当に、食べたくなくなる。

食べたくなくなる!?

それは、世の中には本当に「おなかいっぱい」という感覚が存在していて、みんな見栄やウソを言ってたんじゃないんだ、と初めて知った瞬間でもありました。

と同時に、実は食欲不振の裏に病気があるんじゃないかとにわかに不安になったりして。
「ねえニイニ、満腹ってかんじること、ある?」と聞くと「1回もないよ」と言われ、ますます不安になったりして。(聞く相手が悪かったが。)

過去のわたしから見れば、それはぶっとばしたくなるくらい贅沢な悩みで「痩せられて文句ないじゃないか!!」と言いたくなるようなところですが、おなかいっぱいになるって本当に、つまらないことだと分かりました・・・

おなかいっぱいになった途端、食卓の上の食べ物がどうでもいいものに見えてくる。
おなかいっぱいの時にハーゲンダッツの宣伝を見ても、ぜんぜん食指が動かない。
おなかいっぱいだと、次の食事が楽しみじゃなくなる。
あー、つまんない。

きっと、わたしも老いたということなんだろうな。
無限の食欲を誇れたのは、若さでもあったんだろうな。
単なる夏バテともいえない体質の変化に、ちょっぴり狼狽している昨今です。


と、そんな今のわたしでも、かつての習い性で「大盛り」という文字には弱かったりします。
「大盛り?どんなだ?」と挑戦したくなる。(挑まれてもいないのに。)

先日、メニューのどこにも「大盛り」と謳っていないにもかかわらず、目の前で突然挑まれるという経験をしました。
場所は、千葉県は鋸南町、勝山。
金曜の夜、アクアラインの割引時間帯に三芳に行くために家を飛び出し、お腹を空かせたまま車でうろうろしている時でした。20時過ぎてやっているレストランを探すのは至難の業で、子供3人連れてさすがにスナックとかには入れないだろうと困りはてている時に偶然見つけたのが「住吉飯店」という中華料理屋。メニューのショーケースは中がよく見えないくらい薄汚れていて、ロウで出来た古臭いラーメンや青菜炒めはとてもじゃないけどおいしくなさそう。「う・・・ここに入るか?」と一瞬ひるんだけれど意を決して中に入ると、閉店も近いというのにまだまだ活気のある店内に面食らいました。

メニューはフツウ。値段設定も良心的。とにかくおなかがすいていたので目に付いた麺や定食、餃子などをオーダーし、待つこと10分程度。

「お待たせしました」
と出てきたのが、、、なんじゃこりゃ?
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食べたあとの残飯を集めたものかと思いました。
が、これはできたての、もやしソバ。

でっっっかい器に、これでもかと盛られたもやし・・・
しかもご丁寧に、溢れた汁を受けるお皿までついている・・・

あまりの大盛りぶりに、コトバを失いました。
おそるおそる食べ出しましたが、掘っても掘ってももやし。and もやし。and もやし。and もやし。and もやし。and もやし・・・・・・
ひょっとしたらわたし、もやしをオーダーしたか?と不安になる頃、ようやく麺も出てきました。
麺は細くて歯ごたえが面白くて、お!これはイケる!と思える逸品。いや、フツウのもやしソバでもちゃんと心をつかまれていたと思います。美味しかったもん。

でも、このもやしの量・・・
「もやしソバって言っただろ?もやしがたっぷり食べたいんだろ?なら・・・これでどうだ!!」
というサディスティックな声が聞こえてきそうでした。

わたしがひゃーひゃー言いながら食べているのを、厨房で炒め物をしていたお兄さんが反応を確かめるかのようにのぞき見て、ニヤッと笑っていました。
多分ここの料理人は、ものすごいエンターテイナーなんだと思う。お客がたまげる姿を見て喜び、さらに驚く顔が見たくてさらに試行錯誤するというような。しかも、「この値段で!?」と言われるような安さで提供してしまうという性分。

南房総にたどりつく前にお腹が空いてしまったお方に、オススメのお店です。
「こんな海の近くまで来て、わざわざ中華ってのもな・・・」と言いたくなるかもしれませんが、かなり面白いのでわざわざ行ってみても損はないかと思います。
ちなみに、担々麺も餃子も牛バラ定食(だったかな)も大盛りで、味はいずれもレベル高。とくに担々麺は挽肉の量がすごくて、味が濃厚でヤバいかんじの美味しさでした。

食欲がいまいち出ない夏だからこそ、ショック療法で行くもよし。
わたしもまたこの悪夢のようなもやしソバを完食して、炎天下の畑仕事の体力を蓄えよっと。
(お会計の時にくじを引いたら「次回餃子1皿おまけ券」が当たっちゃったし。ルン♪)
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by babamiori | 2009-07-28 15:02 | 食べ物のこと
ニイニの恐ろしい自由研究。
今年の夏休みのニイニの自由研究は、「野生を喰らう」。

「三芳の家のまわりにあって、食べられると言われていてまだ食べていないものを、かたっぱしから食べてみたいんだ」というのが趣旨だそうです。
「春の山菜の季節は終わっているし、釣りに行くには暑いし、どうするの?」と聞くと、「フツウのものを食べるんじゃつまんないよ。ニイニがここでひとりで1週間暮らすとしたら、家のまわりにあるものをとって食べるしかないでしょ。そういうことがしたいんだよ」とのこと。

おかげで家族はいい迷惑です。

先週末、我が家の食卓には、この季節決まって食べるツチクジラのステーキや、掘り残していたジャガイモでつくったフライドポテトなど安心して食べられるお皿に混じって、妙なモノが陳列していました。

まずはこちら。
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一見美味しそうですが、よく見ると不気味に見えなくもない盛りつけ。
個体番号をつけたくなるような。
このエビは、ニイニが日中にうちの竹林の先にある平久里川で獲ってきたものなんです。
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ご苦労様だよ。

ついこの間まで、こうやって獲ってきたエビは東京の水槽で飼っていたのに・・・
こいつはニイニに食われる運命。
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「料理はママがやるっていうのは、なしよ。ニイニの自由研究なんだからね。」と釘を刺しておいたので、ニイニが自らの手で調理することに。
「あー、この瞬間はやっぱりコワいなあ・・・かわいそうになっちゃうんだよなあ・・・」とぐずぐずしていましたが、「一瞬だよね、すぐに死ぬよね、苦しまないよね」といろいろ言いながら心に折り合いをつけた後、顔を歪めながら投入していました。
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なむー。
わたしはその瞬間、直視できませんでした・・・
シジミのお味噌汁をつくるのも抵抗があるほど、殺生の現場は苦手です。ベジタリアンでもないくせに何をキレイゴト言っているんだ?とこういう自分の軟弱なところがすごく嫌なのですが、どうにも克服できない感覚であったりして。うーん。
だからこそ、ニイニには殺生の時のざらついた感覚を肌身で覚えた上で、命を喰らうことの重さを考えて欲しいと思っています。今回の自由研究がいい機会になるかもしれません。(そういえば、以前テナガエビを食べたときも試練だったな。)

茹でた後、薄く衣をつけて揚げたエビたちは
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ニイニによって食されました。
「・・・ウマい!これめっちゃイケる!ママ食べてみてよ!」と誘われるも「おいしそうだけど・・・今回は遠慮しておくわ。5匹しかいないし」と丁重にお断りしました。(かわいそうというより、「平久里川で獲ったエビには寄生虫がついてるぞ」と夫が以前言っていたのを思い出したため。火が通っているとはいえ寄生虫の揚げ物はやっぱり食べたくない。)


もうひとつの超ストレンジディッシュは、こちら。
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ヤブカラシのおひたしです。

ヤブカラシは、藪を枯らすほど繁茂するという凄まじい植物で、別名ビンボウカズラ。
うちのキウイ棚もヤブカラシがぐるんぐるんに巻き付いて大変なことになっていて、解こうにもなかなか解けない。この間全部のヤブカラシをえいやっと片付けたら、「あら、うちのキウイ棚ってこんなに貧弱だったの?」というくらいスカスカになってしまって、今までヤブカラシを育てていたのだということが分かった次第。
とにかくにっくきヤツなのです。
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「野草図鑑には、塩で茹でてアク抜きしたら食べられるって書いてあったよ」というので茹でてみたところ、なんだか湯気がすごい匂いなんです。青臭いだけでなく、ドクダミ茶を煮詰めたような、不穏な匂い。
食べるのがコワいので、おひたし風に盛りつけたお皿をニイニに突き出し「味はどうかね」と興味津々で訪ねると、「・・・ん?おぇ?オェ~~ッにがッ!にがいッ!口が痛いッ!」とジタバタ走り回った挙げ句、吐き出してしまいました。
そんなにすごいの?と一応わたしも口に入れてみると、なんか美味しい気がした次の瞬間。

口の中がギョエギョエのイニャイニャのチクチクチクチク~~~~。。
ティッシュで口の中をゴシゴシ拭きたくなるようなシブシブシブ~~~~~~。。

それはもう強烈な蓚酸で、「毒草だ!」と吐き出しました。
一体誰が、ヤブカラシを食べるんだ?
いわゆる救荒植物ですね、これは。重層とかで煮ないと食べられないはず。
邪魔臭い植物だけど、食べられるんだったら許してやるか、と思っていましたが、これは許すに値しません。

「責任とってニイニが全部食べなさいよ」と言おうかと思いましたが、体に変調をきたしてもなんなので、「もうちょっとまともなもの採ってきてよ」と嫌味を言うにとどめました。


はァー。
まだまだ長い夏休み。
これからまた、どんなモノを食わされるんだか。くわばらくわばら。
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by babamiori | 2009-07-23 17:32 | 週末の出来事
帰れないぞ、海の日。
今日は海の日。

一人暮らしで寂しかろうと、親しくしている叔父を南房総の海に連れ出しました。
哀愁漂ってるなあ・・・
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うーん、漂いすぎ。
1歳のくせして。
ピンク着せても女に見えないのは、1年前と同じ。

本日、マメ、本格的に海デビューしました。
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3連休の最終日、やっとこ晴れたので大好きな洲崎の海まで行ってきました。
まだクラゲもいないし、水は冷たくて気持ちがいいし(沖の方は冷たすぎてニイニの唇は紫になっていた)、ともかく1年ぶりの海水浴は、やっとちゃんと夏だ!と体が太陽に向かって開いた感じがしてサイコーでした。

海の日はやっぱり、海に行くべきだよなあっ。


・・・と考えて房総の海岸を目指したヒト、いったい何人くらいいたのだろうか?


海を満喫して一休みしたあと、夕方16時くらいに三芳を出て、フツウに帰ろうと鋸南富山インターに向かったわたしたち。しかし目にしたのは・・・

「あれ~?館山自動車道って、今日は駐車場になってるの?」
「これって、いつもガラガラの、館山自動車道だよね」
「中央道でも東名でもないよね」
なのに

    すっっっっごい渋滞!!!!!

わたしが見ている間、列をなした車たちは、どれもこれも1ミリも動きませんでした。
カッチンコッチンの雪隠詰め。
驚愕して、思わず三芳の家にUターンしてしまった。。


日曜日の夕方に帰ろうと思ってはいけないのだと、3度目の夏にして初めて知りました。

ただいま三芳で夕飯の支度中。今日中に帰れるのかなあ。
早く東京のベッドにもぐりこみたいよう~
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by babamiori | 2009-07-20 18:38 | 週末の出来事
暑いのはわかるけど。
猫として恥ずかしくないか?
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むしろ暑くないか?
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by babamiori | 2009-07-17 10:15 | 東京にて
週末ワンアクションクッキング。
あー。
ジャガイモ、飽きた。

おかげさまでほぼトラブルなく収穫に至った、我が家のジャガイモ「キタアカリ」。3回に分けてジャガイモ掘りを楽しみ、「売れるくらい収穫できたぞ~!」と喜びいさんでおりました。

が、実際に売ったわけではなく、サンタクロースのようにデカい袋をひっさげて親戚知人に配り歩き、遠方の知人には送りつけ、プレゼントクイズにてお分けし、やれやれちょっとは減ったなと思いきや、まだフライドポテトLサイズ100食分以上あるという現状。
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貯蔵っていってもなあ。ジャガイモは3~5度くらいの低温で貯蔵するとかなり日持ちするらしいんだけど、冷蔵庫を全部ジャガイモで埋め尽くすわけにはいかないしなあ。

今回は、いい教訓になりました。
たくさん植えてたくさん収穫するなら、売るように手配をしておくべし。
自産自消でいいなら、みんなが笑顔で食べきれる量をつくるべし。

とはいえ、収穫後にがらんとした広い畑を見ると「こんどはガツンと、ニンジンとカブいっちゃいますか!」と腕をぶんぶんまわしたくなるんだから、こりゃ中毒みたいなものですね。
畑の隙間恐怖症とかね。


それにしても、収穫したものを食べる食卓というのは、何とも贅沢なものです。
あんな料理もいいな~こんな料理もつくりたいな~と夢想しつつも、農婦とコックと乳母を兼ねている身としてはなかなか凝ったことができず、「素材を喰らう」という食卓になりがち。
ま、東京でもそうだけどね。

たとえば、インゲンはざざざっと。
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バターで炒め、レモン汁をかけるのみ。
これをばりばりばりばり食べる。
獲った日に食べれば、しゃっきりしていて甘くて最高です。ひとり20本はイケます。
それにしてもね、うちのインゲンはほとんどが、はねっかえりでくねっくね。「まっすぐで曲がりの少ない品種」と種の袋には書いてあったけど。曲がった野菜は自家栽培っぽくてとても好ましいのですが、売っている野菜はなぜしっかりとまっすぐなのか謎です。曲がったやつは撥ねているのかしら。かわいそうに。

ちなみに、道の駅で売っていた12本で50円のキュウリ。
安いけど、曲がりすぎだよ。
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あまりに曲がっているので、こりゃ楽しい!と即購入。(安いけどたくさん売れ残ってたし。)
「いいのよ、それがあなたの個性なのよ」と曲がったまま切ってやった。
味噌とマヨネーズで食しました。これ以上カンタンな料理はないが、というか料理とはいえないが、これが一番おいしいくない?
このキュウリはホント、当たりでした。口に入れるとまず皮の青い味が広がって、かみしめると果肉の強い甘みが追いかけてきて、ぼりぼりぼりと食べながら頭の中に海水浴や花火やプールのあとの心地良い昼寝の情景が思い浮かぶほど、濃い夏の味がしました。

ついでに美味しかった購入品。
カサゴ。
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煮付けたら、超美味でした。身がしまっていてじゅわっと旨みがあり、さすが高級魚。
東京のスーパーでは佐島産のカサゴが1匹2100円で売られていましたが、館山では小ぶりなものが4匹で1600円で売っていました。いや~優越感。

で、問題のジャガイモですが、ジャガバター、フライドポテト、ポトフの具、マッシュポテトなどいろいろやりましたが、自分的にいちばんおいしかったのは、ビシソワーズ。
夏ですもの。とろっとなめらかで冷たいスープがよござんしょ。
としゃれこんでみましたが、
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・・・え?
これがスープ?
なんか固形に見えるのは、気のせい?

ははは。ちょっと牛乳がたらなくて、冷たい芋がゆになっちまった。
しかも三芳の家にすりこぎとパセリがなかったため、舌触りつぶつぶの和風仕立て。
お腹の調子の悪い夫にも、風邪が長引いているニイニにも、お友達より5キロも小さいポチンにも、歯が7本しかないマメにも、この栄養たっぷりの冷たい芋がゆは大受けでした。


そーんなわけで。
うちの食卓、おおざっぱですが、まずまず潤っています。
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by babamiori | 2009-07-15 15:54 | 食べ物のこと
マメ、セブンイレブンの日。
1年前のさっきまでいなかったヒトが、
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すごい存在感で、ここにいる不思議。




1歳、おめでと!
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いいおかお。
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by babamiori | 2009-07-11 22:54 | 週末の出来事
こうなったら畑のまんなかで鉢植え栽培するかね。(クイズ答えあり!)
うち畑の、悲惨なインゲンですがね。

ほとんどが枯れ果てて地上部がどっか行っちゃった(枯れたものも残っていない)のですが、たったの3本だけ、瀕死の状態で生き残っていました。
3本ですよ、3本。
ニイニが小さい頃、東京の庭でインゲンをつくりましたが、それだって鉢の中に3本育ちましたよ。ひろーい畑にばんばん蒔いたものが、最終的にガーデニングレベルの収穫になってしまうなんて・・・しかも手間は何倍もかけて・・・まったく皮肉なものです。
そう言えば、同居していた義祖母が存命中に、鉢植えのインゲンを見て「インゲンってのはね、‘なりっくら食いっくら’って言って、植えりゃいっくらでもなるんだよ」と言っていました。それだけカンタンという意味だろうけど、うちの畑では枯れたのでした。
(‘なりっくら食いっくら’ってコトバ、わたし義祖母からしか聞いたことないですが、これってフツウに使うのかなあ・・・チャキチャキの江戸っ子だったから、江戸風の言い回しなのかなあ。
彼女の使うコトバは謎に満ちていて、とても魅力的でした。
「江戸から相撲がやってくるよ」=すごいことだよ。めずらしいことだよ。・・・か?
「昼間に行灯さげても見つからないね」=そう簡単には見つからないね。・・・か?
「ひゃーの足しにもなりゃしない」=冷や飯の足しにもならないほど意味がない。・・・か?)

ニイニとポチンに「やっとこさ実ったインゲンなんだから、ありがたく収穫したら?」と声をかけると「わーいとるとる!」と、収穫だけには意欲的なこどもたち。ザルとはさみを持って畑に飛んでいきました。
この様子を見ていると、例えば東京のこどもたちを相手に里山自然学校とかやったとしても、草むしりとかまわりの草刈りとか地道なことはやらずに、結果がもらえるオイシイとこだけやりたがるんだろうなあ・・・と、容易に推察できますね。あるいはうちの子たちだけが怠け者なのかね。

まるで、自分が手塩にかけて育てたかのように、嬉々として収穫するニイニ。
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「わたしもーーー!」とハサミを奪い取り、ばちんばちんと切るポチン。
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やっぱり地植えだと地力があるせいか、3本の苗から97本のインゲンを収穫!
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それでも、家族1食分にしかならないな・・・
(あ、我が家はみんな野菜をがつがつ食べるのです。レストランで出てくるサラダや付け合わせは一口で食べてしまい「これは飾り?」と思うし。カレーの具もお肉以外倍量だし。っていうかだいたいみんな大食漢なのよね。ポチン以外。)


あと、ほとんど消滅して3本だけ残ったものとしては、
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ポチンこだわりの、とうもろこし。
一応、できてます!
生き残りにはちゃんと肥料などやったけど、なんかポチンサイズでちっちゃいな。

**

さーて。
それではここで、前回の、クイズの答えです!

と、張り切って言えない・・・しょぼくれているわたしです。
しょぼくれたままお伝えします。

正解は、


  刈った草で、焼き芋をし、その場でジャガバターにしたのは・・・
  ポチンが保育園で掘ってきたジャガイモでした~!


「なんだそりゃ。分かるわけないよ」と、ニイニ。
「なんだそりゃ。出題が悪すぎるよ」と、夫。

出題がなっとらんと家族におこられました。
そうですかね。
まあ、そうですよね。

焼き芋したけど、これはうちで収穫したイモじゃないんだよなー、ジャガバター美味しそうに撮れたのになーと思ったときに「どうせバレないからうちでとったジャガイモってことにしちゃえ!」という気持ちと「小さなウソでもウソはウソ。体裁よく話を仕立てちゃマズいっしょ」という気持ちが葛藤し、じゃ、クイズにするか!と苦し紛れに落としどころを見つけたという次第。
セコくてすみません・・・

それでも正解者第一号になった方は、まっきんさんと、Gilles さんと、ばしななさんでした!
「刈った草で、焼き芋」も「その場で、ジャガバター」もしてないもんな。
しかもそういう意味では、ウソは1つでなくて2つついている。。。

恐れ入りますが、正解なさった3名様は、コメント欄にご連絡先を記載して、「非公開コメント」にチェックしてお送りいただけますでしょうか?!
お手数ですが、どうぞよろしくお願いします!

うちでとれたジャガイモ・・・虫も食べる無農薬。
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半分以上が、こんなに小さかったぞ~
これ、差し上げます^^
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まるごとフライにしたらめっちゃ美味しかったので、怒らないでね♪
(もちろん大きいのも差し上げます~)

ちなみに
●食べられる初収穫のものは、ジャガイモでした。(苦い小松菜は放棄して畝ってしまった。)
●段ボール1箱分はとれました!
●ちゃんとたくさん残っている野菜はジャガイモとショウガだけ。あとは上記のごとく雀の涙。
●ポチンは5歳にして、14キロあるかないかです。とっても小さくて、細くて、軽い。
●残りはちゃんと9列あります!
●いちおう、めちゃくちゃ美味しかったです!

以上、お騒がせクイズでした。こんどはもっといい問題考えまーす。
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by babamiori | 2009-07-10 13:33 | 週末の出来事
ニャンともかんとも。
推定、生後3ヶ月。
人間でいうと、5歳。

5歳男子は、じゃれ盛り。
起きている時間(って8時間くらいしかないけど)はずーっと、ふたりで組んず解れつ。

(あそぼーよあそぼーよ)
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(あそぼっていってんだろ!)
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(いってーなー!)
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(こんにゃろ!)(やりやがったな!)
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(おまえなんかおまえなんかおまえなんか!!!)
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「きみたち、なにやってんの?」
(あ、ママだ)
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「ミリィんとこ行くけど、来る?」
(どーしよー・・・いきたいけど・・・)
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勇ましいわりに、ミリィのいる部屋にはひとりで入れないニャンどもであります。

(ここちょっとこわいし。ぼく小さいし)
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(おい、おめーら。新参者のクセしてデカい態度とるんじゃねーよ)
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・・・このふたりが、我が家で主導権を握れる日は、まだまだ遠い。
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by babamiori | 2009-07-07 11:25 | 東京にて
ジャガイモクイズ。
7月現在。
ちゃんと元気にたくさん育っている野菜は、ジャガイモとショウガだけになっちまった。

畑をはじめてからというもの、週末に三芳に行くのが以前よりもぐんと楽しみになり、まるで我が子のように成長を楽しみにしていました。東京にいる時だって、馳せる思いの強さは同じです。雨の日にも「成長してるかな」と思い、晴れた日にも「成長してるかな」と思う日々。去年までは、雨だと「家がカビてるかな」と憂い、晴れると「雑草が伸びてるかな」と憂うばかりだったのですが。(それは今も同じだけど。)

しかーし。
いくら強い思いを寄せようが、いくら汗だらだらで時間のある限り世話をしようが、ダメなものはダメ。下手なものは下手。ばったばたと枯れたり消滅したり(枯れるに至らないということ)で、まともな収穫が期待できそうなのはこの2種類だけとあいなりました。

でもね、わたしとしてはこの2種類には特に強い思い入れがあったため、これだけでもちゃんとできれいればいい!と思っていたんです。
夏休みには、みんなでジャガイモ掘るんだ。ショウガも掘るんだ。
三芳の家をあげての収穫祭をやるんだ!と。


しかーし。しかーーし。
「あら~、ここにきてやられちゃいましたね~」
先日、N田さんと一緒に畑を見て、愕然、呆然。
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葉っぱ、なぜかぼろっぼろ。
黄色く枯れはじめているところもあるという有様。
「ちょ、ちょっと、ジャガも全滅?」
わたしが焦って駆け寄ると、どうやらまだ畑の一部しか被害にあっていないようで、過半はかろうじて健康に育っているようでした。でも、日を追えば被害が拡大するのは火を見るよりも明らかです。
無農薬と決めていたし、今さら農薬をまくのは嫌だし・・・
このまますべてダメになるのをだまって見るしかないのか?

「ためしに掘ってみましょうよ。ちょっと早いけど、収穫祭やっちゃいますかね」
N田さん、唐突に掘り始めました。
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えーちょっと待って!
N田さん待って待って待ってってば!
これもし掘って収穫したら、わたしたちがつくった記念すべき第一号。
それにあたっては心の準備をしてみんなを集めておごそかに晴れがましく大々的に収穫祭をやる予定・・・なんですけど。
一掘り目は「入鍬式」もしたかったんですけど。

わたしの心の声が発声される前にN田さんてば、何の感慨もなくガンガン鍬入れていきます。
あまりにフツウに掘っているので、止めることができないわたし。
絶句しながらかろうじて、写真とるだけのわたし。(片手でマメを抱いてるし。)

「ほーら」
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「ついてるよもう。とれるとれる。小ぶりだけど」
ほじくりかえした土の中から、綺麗な色のじゃがいもがころころ出てきました。
「こりゃー、とっちゃったほうがいいね。ほれ。今日はカレーだよポチンちゃん」

N田さーん。
あのー。
我が家の初収穫は・・・もっと感動的にやりたかった・・・んですけど・・・
記念すべき初ひと堀りは、そこらへんを掘るのと同じくらい事務的にさっさと終わっちまいました。

「ほれポチンちゃん、やってみる?」
「やるやる!一緒にやるー!」

わたしの心を置き去りにして、その場でばんばん掘り始めるふたり。
「ポチンちゃんならスコップにするか。はい、せーの」
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ふたりは息を合わせてスコップを入れていきます。
「ポチンちゃん上にのっちゃっていいよ。はい、せーの」
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「う~~~ん」
ポチンが全体重14キロをかけてもびくともしないシャベル。N田さんがうまく脇からぎゅぎゅっと踏んで、あたかもポチンの仕事が成立しているかのように見せてくれています。

「すごいすごい。深くささった。ここから一気に持ち上げるよ!」

土をざくっ!と持ち上げると、中から小振りなジャガイモがいーっぱい出てきた!
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「うわーいとれたー。いっぱいあるー」
ポチンは大喜びで、ジャガイモを株からはずして並べていきます。
「1,2,3,4,5,6,7。7コだよママ!今日のお食事はジャガイモだけでいいよママ」
感動しているポチンの横でN田さんはどんどん掘ってくれて「これもだよ、どんどん獲って」とポチンにわたしてくれます。
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「もう21コだー。ねえもういいよ。こんなに食べきれないよ」
自分ひとりで食べようってか?ヘンな心配をするポチン。
「わかったわかった。じゃ、この1列だけは今日掘って、あとは次にしようか」
優しいN田さんはポチンの意見を真顔で聞いてくれて、虫食いのひどい端っこの1列だけを掘ることにしました。

それだけでも、大きな段ボールに1箱とれたよ!

まだ掘っていないのが9列・・・ひょえ~
こりゃ知り合いに配りまくって、毎日ジャガイモ食べても、余るな。
想像以上の大豊作でびっくりのわたしでしたが、N田さんには「肥料をやる時期が遅かったなあ。もっといっぱい、大きいのがとれるはずなんだけどな」と言われてしまいました。

「虫はつくけど、こうやって素朴に育てたイモは旨いよ。堀りたてを食べてごらんなさい。違いが分かるから」

N田さんにそう言われ、一番おいしい食べ方を考えた結果、やっぱりコレだなと。
b0128954_17362488.jpg

刈った草で、焼き芋。そして、
b0128954_1736358.jpg

その場で、ジャガバター。

どうだったかって?
そりゃもう、めっちゃくちゃ美味しかったです!!
丹精してつくったヒトにしか分からない美味しさですよ。この特別な美味しさは。
ほんのり甘みがあるのを感じると「あーあの時やった鶏糞の味だな」と悦に入り、、ホクホクの食感には「あーちゃんとスギナを抜いたからよく育ったんだな」と納得し、もうほとんど自己満足の世界。
(あとで我に返ると「・・・おいしいけど、特別な味か?」と思わないでもなかったけど。)

自分の畑でとれたものを食べるって、本当に幸せなことですね。単純に、それに尽きます。
一発目の大々的な収穫祭はできなかったけど、そんなことはどうでもしよくなるくらいにね。


・・・あとのジャガイモ、虫に耐えてちゃんと育っているかしらん?
今週末も、ドキドキです。行ってきまーす!

**

突然ですが、ここで第2回プレゼントクイズです。ちゃんちゃん。

今日の話の中で、わたしはひとつウソをついています。
それは、一体、どこでしょう?!

正解者第一号の方には、日頃のご愛読の感謝を込めて、我が家の無農薬有機野菜(たぶんジャガイモ。。)とクリナムの種、あとなんかプレゼントします!そして・・・できれば直接、正解者の方にお渡ししようと思います。

ふるってご応募くださいませ~
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by babamiori | 2009-07-03 17:40 | 週末の出来事



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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