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オトナの梅ジャム。
諸般の理由で寝不足の日が多い昨今。

夜中はなんだか口さみしくて、ろくでもないポリポリとかペロペロとかグイグイとかが止まらなくなってしまうのですが、朝はぜーんぜん、食欲が出ません。
夜食が消化されてないからだろうがといわれりゃ、まあそうですが。

こどもたちには「朝食は1日の活力の源よ!」と食べさせるくせに、自分はアイスカフェオレをすすって終了とは、情けない話です。

そんな、元気のない朝にはですね。
やっぱり、口当たりのさっぱりした、酸っぱいものがいいですよね。

たとえば、こんな朝食?

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いやあ、梅ジャム。
けっこうな美味ですよ、これは。

先日、こんちくしょうとばかりにとれるだけとったですが、例年どおり梅干し・梅酒・梅ジュースにし、加えて今年は、梅ジャムにも挑戦したんです。

なぜなら今年は駄梅が多かったから。
なーんか小粒で、なーんかボツボツが多くて、なーんかちょっと傷みも入ってたりして、まるごと漬け込むレベルに至らず敗退の梅がごっちゃり。だからって捨てるにはしのびなくて、しょうがなく敗者復活ジャムを作らざるを得なかった次第です。

ジャムかあ。
めんどくさいんだな、これが。

ホシとって砂糖や塩や酒にぼちゃんと漬けるだけじゃなくて、2度、軽くゆがいてアク抜きしたあと、実から種をはずさなきゃならない。それがとってもめんどう。
ちょっとだったらいいのですが、バケツ2杯分くらいの梅の処理って、料理が楽しいとかいうレベルでなく、梅ジャム工場か?というほど膨大な作業量なのだ。

しかもやりかけた時に、最近気分が乱高下のマメが「ママ~だっこ~~だっこってよ~~」と泣きじゃくりやがり(おっと失礼)、左手で抱っこしながら梅を持ち、右手に包丁を持って実を剥き刻む、という世にもアクロバティックなクッキングシーンが展開されることに。
(そのうえ、わたしの手には20代に発症した掌蹠膿疱症がまだしつこく残っていて、梅の酸でめっちゃしみるのだ!!)
「そこまでしてなぜつくる?」と自らツッコミつつ、意地になって作業完遂しました。

はぁっ・・・
楽しそうにお菓子をつくる、ふんわりしたママに、わたしはきっと一生なれないだろう。


でもね、梅を煮るときのにおいは、いいよ~
「しあわせな かていせいかつ」という字面が頭に浮かぶほど、とってもステキな香りが部屋いっぱいに漂います。
ほーんと、わたしらしくないです。
ちなみに、わたしらしい匂いとは、ガーリックで炒める匂いやタンパク質をぐつぐつ煮込む匂い。生きるために喰らう食物を調理する匂いばかりが、染みついています。


今回の梅ジャムは砂糖をちょっと控えたので、ほろっと苦みもあり、きちんと酸っぱくて、まさに求めていた味となりました。お子様のように甘ったれた味覚のヒトからは「ちょっと砂糖が足らないんじゃね?」と言われるかもしれないオトナの味です。(夫の意見というわけではありません。夫の意見じゃないとも言いませんが。)
砂糖は、苦みや酸味をおさえてくれる、魔法の調味料。だから砂糖を控えすぎると梅の渋みが消えずに「ウェッ、ニガスッパ!」となります。梅酒をつくるときによくする失敗です。
だから、ひとくちに甘さ控えめっていっても、さじ加減が難しい。


おっと、、言い忘れました。

ジャムパンのとなりに写っているのは、梅ジャムでつくった梅ジュースです。
漬け込んでつくっている梅シロップはまだまだ完成しないので、ジャムを少量のお湯で溶かし、炭酸水を注いでかきまぜ、即席梅ジュースをつくってみたんです。
これは、かーなーり、ヤバイ味です。やみつきになりそう。
本格的な梅ジュースに比べ、ちょっと駄菓子っぽく堕落した味とでも申しましょうか。
わたしはジャムを濾さずにつくっているため、ジュースにすると梅の皮が炭酸水の中に漂うのですが、それをすくって食べると、凍らせて食べる「あんず棒」という駄菓子の味がして、かなりウマイです。


・・・くろ、キミのものではない。キミはネコである。

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by babamiori | 2010-06-30 16:20 | 食べ物のこと
ねぶそくの妙なテンション。

ポチン、ジャンピングボレーシュートーーー!!!

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ニイニがとめたぁぁぁーーーーーー!!!!!

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三芳にて。。
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by babamiori | 2010-06-25 13:08
きょうだいは生きています。
前回は、じーちゃんとわたしたちへのお気遣いのコメントやメールをたくさんいただき、本当にありがとうございました。

じーちゃんのきょうだい2羽は、今も元気に育っています。
右がきーちゃん(たぶんオス)、左が3ちゃん(たぶんメス)です。
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「三芳には連れていくんですか?」と、よく質問されますが、呆れられそうで答えにくくて。
・・・やっぱり、連れて行ったら変ですか?

うちはファミリーカーの中でもかなり大きめの車に乗っているんですが、それでも狭くてしんどいです。
後部座席にはびっちり3人こどもが並び、後ろの荷物置き場には相変わらず東京から運び出す植物の鉢やら食料日用品やら釣り具やらいろいろ、それに、でっかくなった1歳のくろとぴょんの入ったケース、きーちゃんと3ちゃんの入った段ボール箱など積んでます。
命満載です。
移動中は車の後ろのほうから、ぴよぴよぴよぴよ、ちりんちりん(ネコの鈴)、がさがさがさ(キジが揺れる箱の中でバランスをとる足音)、時々みゃ~(おい、ぴよぴよってなんだ?といぶかる声)が不調和音で常に聞こえています。
食う者と食われる者が隣り合わせに同乗している緊張感も、そこはかとなく漂っています。


三芳村の家では、今までまったく使っていなかった2階の洋室がキジ部屋となりました。
いつもは鶏用の飼料を食べさせていますが、三芳にいる時は外から虫やミミズ、雑草、土などを運び込んで新聞紙の上にぶちまけ、「大きくなったら、これらを喰らって逞しく生きるのだよ」と知らしめることに。

これは、「お持ち込み野生」試食の日。
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見たこともない、生き物のにおいがムンムンとたちのぼる土を前に、動揺するふたり。
ある程度のところまではとっとっとっとっと!と近づくのですが、むやみに突入せず遠巻きに様子を見ながら「なんだこれ?ばっちーぞ」とかなりアヤしんでいました。

それでも、徐々に近づき、ついにツンツン。
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でも何だかつつき方が変なんです。
やたらめったら何もないところもつつき、ほとんど見事な空振り。
カカカカ、カカカ、コココ、コココココ。(くちばしがフローリングにあたる音。)

うーん、アホだ。
キジは頭が小さい、チキンヘッドだ、確かに飼っていても賢いと思ったことはない。
でもそれにしてもアホすぎる。
なぜだ?

・・・と、見ていてハッと判りました。

たぶんキジって眼で食べ物を判別してるんですね。嗅覚とかじゃなくて。

うちでは雛の時からの習慣で、飼育箱の下にキッチンペーパーを敷いていたので(表面にデコボコがあり歩くとき足が滑らない)、新聞紙っていうものの上を歩いたのが、このときが初めてだったのです。

で、ツンツンツンツンツンツンツンツン、活字をぜーんぶつつく。
政治面を歩きながら、枝野幹事長の目もツンツンツンツンつつく。
「あああああ!!どれが餌なんだ??情報過多で分からん!!」と、彼らの小さな頭に余計な混乱を招いたことは明白です。
あとから考えれば申し訳ないことをしました。

しかも初めて食べたミミズに、大変なショックをうけたようです。

以下の動画は、ミミズ食べた直後。
きーちゃん(手前)の挙動に注目。

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くちばしにミミズの粘液がついてしまったのがよほど不快だった模様。
「くっそー、とれねー、ネバネバがとれねー」と床で拭き取ろうとしてるし。軟弱だ。


いやあ、本来なら、外を自由に歩き回らせてあげたいんだけどね。
だって、生まれ落ちた場所の世界が、ガラス戸一枚むこうがわに、ぶあーっと広がってるんですからね。
草むらに隠れたり、木の枝にとまってみたり、もっといろんな虫を味わってみたり、川で水浴びさせたりと、奔放に遊ばせてやりたいと思いたくもなるでしょう。くろとぴょんみたいにさ。

だってやっぱり変だもん、キジを室内飼いなんてさ。

って言っても今んとこまだムリムリ。そんな恐ろしいことはできませんね。
だいたい家の中にかくまっていたって相当な危険と隣り合わせなのだ。

「おい~、そのぴよぴよってのは何なんだ~、ここを開けろ~」
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・・・ハンターぴょん、参上。
1階の庇の上にのぼって狙ってた。ぞぞっ-!


というわけで、この子たちを内外の天敵から守り、健康管理を怠らず、無事に育て上げることが、当面のわたしの使命でありまする。
空から見張ってる子がいるからね^^
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by babamiori | 2010-06-22 14:13 | 生き物について
じーちゃん。
あれからちょうど、1週間。

やっと、落ち着いて振り返ることができるようになったので、お話します。

***

その日も、朝の餌やりにキジ部屋(になってしまった和室)に行き、いつものようにまっさきにじーちゃんのいる箱を覗きました。

最近はわたしの姿と声に反応して、ばさばさと羽を動かしながら左脚で地面を不器用に蹴り、右脚を引きずり、お腹で這いずって「お腹空いたよー」とアピールするじーちゃんでしたが、なぜかこの日は保温器具の下でじっとうずくまったままでした。
・・・じーちゃん?
声をかけると、かすかに羽が動き、命がつながっていることが分かりました。

・・・・・・・・・・・・

横浜小鳥の病院に通うこと、3週間。
その間にじーちゃんの脚は、期待に反して日に日に悪くなっていきました。
テーピングで左右の脚をつなぎ留めることで何とか矯正し、両脚で自立できたのは、最初の10日ほどでした。その後は右脚がどんどん後ろにねじれていってしまい、両脚をテープで留めるとむしろ重心が定まらず、そのままばったり倒れてしまうようになりました。
「ここまでくると、テーピングが自立の補助にはならないでしょうね。多少自由の利く左脚で漕いで移動できるように、これは解いてやりましょう」と先生の判断が下り、じーちゃんの脚はテーピングから解放されることになりました。そして同時に、「大きくなったとしても、こんなにひどいと手術はできないでしょうね・・・」と、将来への望みが絶たれてしまいました。

大きくなれば、手術して立てるようになる!それまでがんばろうよじーちゃん!と、いつもじーちゃんに声をかけていたわたしにとって、その宣告は衝撃的でした。
これからずっと、ずっと、立てないまま、移動もままならずに、じーちゃんは一生悶えて過ごすことになるのだろうか・・・立てなくて、生きていけるのだろうか・・・
そんな失意を察したのか、先生は「本人に痛みはないと思います。ただ、立てないとお腹を擦ってしまうので、なるべくふかふかの場所をつくってやってください。タンパク質や、ビタミンDを多く含むものをたくさん食べさせてやるといいですよ」と、実質的なアドバイスの形をとった励ましの言葉をかけてくださいました。


テーピングをはずした後も、病状は進行していきました。
右脚は180度後ろを向いてしまい、反りかえって空中で震えている状態となりました。
頼みの左脚さえも「指曲がり」を発症し、内側に指が巻き込まれてしまう状態に。
ほぼ両脚とも使えない体になってしまい、移動困難や姿勢の不安定さから、餌や水を自分で摂ることが難しくなってしまいました。

それからというもの、朝、夕、晩に、じーちゃんを抱き上げて餌と水を与えるのが、わたしの日課となりました。
いざって移動するため糞が体についてしまうので、毎度体を拭いてあげて、箱に敷いたタオルも取り替えてやっていましたが、日ごとに羽の先が傷み、羽を脚がわりにして移動することで擦れる部分は骨が露出してきて、お腹には床ずれができ、脚はあまりのねじれに脱臼をおこし、腫れてしまっていました。

それでも、わたしが来ると首をもたげ、真っ黒の目でこちらを見て、ぴよ!ぴよ!と力強く鳴くので、「じーちゃんは、ちゃんと卵から出てきてくれた、強い強い子だもんね。14分の3の命をもらった子だもんね。いっぱい食べて、大きくなって、飛べるようになろうよね。脚が使えなくても、飛べればいいんだから!」と励まし、おなかいっぱい食べさせてやっていました。

どんなに食べさせてやっても、きーちゃんや3ちゃんの半分くらいの大きさのじーちゃん。全身でばたばたと動くことで移動するため、食べて貯めた体力を使い果たすようにして生きていたのだと思います。

栄養価の高い卵の黄身やミルワームを与えてもあまり気乗りしない様子でしたが、ふとついばむことがあると、本当に嬉しくて。「いい子だねえ!」と羽をなでてやると、食べるのをやめて目をとじ、そのまますうっと寝てしまったり。
じーちゃんはその障害のせいで心も体も人間を頼らざるを得ないため、まるで手乗りインコのようになついていったのです。

懸命に生きる小さな小さなじーちゃんを手に乗せるたびに、どうにか・・・どうにか助けてやりたいと願う気持ちは、次第に大きくなっていきました。


そんなぎりぎりの状態でしたので、毎日、キジ部屋を開けるたびに、じーちゃんが生きているかを確認するのが、わたしのみならず家族全員の日課となっていました。
特にポチンは、本当にじーちゃんが好きでした。
保育園から帰ってくるとすぐ、「じーちゃんとこ行ってくる」。
食事の後も、「じーちゃん見てくる」。
いないなーと思うと、必ずキジ部屋に座り込んで、じーちゃんをなでて声をかけていました。「大丈夫だよ、いいこだね、元気になろうね」。
じーちゃんも、ポチンの小さな手の中にすっぽり収まって眠りこんでしまうくらい、彼女になついていました。
動物への接し方が家族の中で一番クールなポチンが、じーちゃんのことはなぜか本当に愛おしいようで、まるで我が子のように慈しみ、心を砕き、世話をしていました。糞なんて汚いものは大嫌いだった清潔好きの彼女が、じーちゃんの脚についた糞を一生懸命拭き取ってやっている姿を、何度も目にしました。
じーちゃんがひたむきに生きる姿に接し、彼女の中に秘められていた母性が一気にあふれ出たのかもしれません。
あるいは、生まれて初めて、見返りがなくとも自分の愛情を惜しみなく注ぎ込んだ存在が、じーちゃんだったのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・

その日のじーちゃんの様子は、明らかにいつもと違っていました。
よく聞くと、とても小さな声で、ぴよぴよ、ぴよぴよ、と鳴いていましたが、その首は上の方に折れ曲がってしまっていて、体全体の筋肉が萎縮したような状態になっていました。

慌ててそっと手ですくい出し、じーちゃんどうしたの、と言いながら餌を与えてみましたが、くちばしを寄せるだけでついばもうとはしません。
首を伸ばすこと自体が辛いらしく、すぐにがっくりと折れ曲がってしまいます。

お腹を見ると、呼吸がとてもゆっくりになっていました。

「ねえ、じーちゃんがおかしい」

出社前にキジ部屋を覗きに来た夫は、わたしの手の中のじーちゃんをじっとのぞき込み、息を飲んで「ああ、これはもう・・・」と絶句。

じーちゃんは、それでも、ひよひよ、ひよひよ、とか細く鳴き続けていました。

・・・わたしは今まで、どんどん悪くなっていくじーちゃんの姿を、写真におさめることができずにいました。記録として撮る、という割り切った気持ちになれなかったのは、この必死な命を見せ物にしたくないと、どこかでバリケードをつくってしまっていたからでしょうか。ブログでお伝えしているにもかかわらず。
伝えたいけど、伝えたくない。そんなアンビバレントな感情に翻弄されていたのです。

でもひょっとしたら、これが生きているじーちゃんを撮る最後かもしれないと思い、夫に「カメラ持ってきて。生きているじーちゃんの姿、こどもたちに見せたいから」とお願いしました。


彼がカメラをとりに行っている間。

じーちゃんは、鳴くのをやめました。
そして、細い首をゆっくりと持ち上げて、元気だった頃のように、わたしを真っ黒な目で見上げました。
「じーちゃん、あなた首が戻ったじゃない!食べられるかもしれない!」
そう声をはずませると、じーちゃんはわたしをしばらくじっと見つめたあと、上にのばしていた首を、もう疲れた、というようにふうっと下げました。
そして、その人間を信じ切ったつぶらな眼を、ゆっくりと、閉じました。

じーちゃんの体は一瞬、手の中で小さく震え、大きく外側へ曲がっていた右脚と、ふんばり続けた左脚が、生まれて初めてすうっと揃って伸びきり、そのまま、動かなくなりました。

・・・じーちゃん?


夫のカメラは、間に合いませんでした。

わたしの手の中で、じーちゃんは、短い一生を閉じました。

呆然と、あふれる涙をぬぐうこともできず、じーちゃんのぼろぼろの羽をさすりつづけるわたしに、夫は言いました。

「きっと、おまえが来るのを待ってたんだよ。
 やっと、安心したから、天国へ旅立てたんだよ」

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・・・・・・・・・・・・

先週末。

じーちゃんを、三芳村に連れて行きました。
生まれた場所に、帰してあげるためです。

じーちゃんを一番かわいがっていたポチンが、お墓をつくりました。
畑のすぐそばの、小さな木の根元に。

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じーちゃんが死んでしまったことを告げると、今まで見たことがないほど悲しみにうちひしがれ、声をあげて泣き続けたポチン。
三芳への移動の車中も、じーちゃんを入れた冷たい箱を膝にのせて、抱きしめていました。

「ばいばい、じーちゃん」

・・・ずっと、ずっと、ずっと、わすれないからね。


こどもたちが摘んできた花と共に、じーちゃんは、三芳村の土に帰ります。

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・・・じーちゃん。
生まれてきてくれて、ありがとう。


一度も羽ばたくことのなかった、この空のもとで。
じーちゃんは、何を思うでしょう。


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by babamiori | 2010-06-17 15:17 | 週末の出来事
ホタル狩りを呪う。
三芳村は「中堰」というところに、毎年恒例のホタル狩りに行ったんですがね。

今年は時期がよかったのか、たくさんのホタルが見られて大満足だったんですがね。

はじめてホタルを目にするマメは「ピカピカのムシムシ、とんでったよ~」「あっちも!あーきえちゃったよ!・・・またいたよ!」と楽しそうだったんですがね。
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ポチンも、そおっと葉っぱの上のホタルをつかまえて、おてての中の小さな小さなエレクトリカルパレードにうっとりしたんですがね。
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ニイニは今年も、ホタルを一通り味わうと地面を照らしてごそごそ移動し、
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でっかいウシガエルを見つけて喜んでいたんですがね。
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もちろんわたしも、ホタルの美しさやこどもたちの喜ぶ姿を見てこの上なく幸せな気持ちになり、また来年も、その次の年も、ずっとずっと、ここに家族で来ようって思ったんですがね。


今はもうほとんどぜんぶ、そんなことは忘れちまった!!!


かゆいよう。かゆいよう。

かゆいよぉ~~~~

ホントに、かゆいんだよう。。うぅ。。


ホタル狩りから帰ったあと、まずは右腕の内側にちょっとだけ、次第に右腕全体から右脇腹にかけてぶわーっと、あと全身いたるところにぽつぽつぽつぽつと、赤いてんてんが。。
てんてんが赤く膨れあがってイクラ状のぼつぼつになり、現在その状態をキープ。

どこにいたんだ?チャドクガめ!!

目下、頭の中がかゆいことで埋め尽くされています。
昨日から今日にかけてがカユさの全盛期のようで、右腕が「カユイ棒」になっています。
飲み薬も塗り薬もたいして効かないんだよう。
腕をもぎとりたい。皮膚をこそいでしまいたい。「ぜったいにかかないでくださいね」ってぐるぐるまきにされた腕の包帯をむしりとって、亀の子タワシでごしごし洗いたい!!
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こっぴどい失恋をした時などは、ショック療法でチャドクガにやられるといいかもしれません。
悲しいことも嫌なことも、すべてを忘れて没入できる圧倒的な掻痒感が、そこにはあります。

誰かこのかゆみからわたしを救いだしてください~~
えーーーん。。。
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by babamiori | 2010-06-14 16:15 | 週末の出来事
致死量の梅。
ニイニの3大欲は、野球欲・狩猟欲・創作欲。
ポチンの3大欲は、姫欲・チョコ欲・TDL欲。
マメの3大欲は、シール欲・麺欲・ママ欲。

わたしの3大欲は、そりゃもう、給餌欲・飼育欲・溺愛欲(なんか、、ヤバい字面)。
そして、時によりもっとも肥大するのは収穫欲!!
被収穫物を目の前にすると、ヨダレが出てきて目がギラギラ。
とれるだけとったるわ!!

あらよっと。
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手摘みって、思うようにははかどらないのだ。
しかも手の届く範囲が狭すぎ。
うちの梅の木、崖地に生えててホント収穫しにくいんです。

それでもめげずに脚立使用。
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本当なら脚立を4台くらい並べて、その上に巨大ベニヤかなんか渡して人工地盤をつくって、高いところを自在にとれるようにしたいところ。
後ろに手や目がついてないのもまどろっこしい!!
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アー、ウウ、、手や首が死ぬ・・・

夫にバトンタッチ。
ちなみに彼の3大欲は、栽培欲・栽培欲・栽培欲。次に収穫欲。
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調子よくとっていくも、途中でイライラ爆発。
「くっそ、袋が開かねえ!!」

そうなんです。
コンビニ袋だとシャワシャワしちゃったり持ち手がくるくるとか回っちゃって口がひらきにくく、「もっと獲る、もっと獲る、もっともっともっと!!」と欲の皮が突っ張っている状態の人間にとっては、イライラして仕方ない。わたしはエプロンのポケットに入るだけ詰め込む方式にしましたが、ちびっとしか入らないのが難。来年はぜったい背負いカゴを買うぞ。

そんなわれらをじーっと見上げ、完全にタニンゴトのくろとぴょん。
ちょっとあんたたち!木に登れるんなら上の方の実とってきなさいよ!
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こんなにまったりしたネコどもの手なんか、借りたくもないぜ。

子らも収穫欲だけは大人以上にあるらしく、頼みもしないのに寄ってきます。
わたしのビヘイビアを見ていた子らは、すぐ真似る。
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そのお尻で座るなよ。
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ひとりつまらないのは、マメ。
だって梅に手が届かないんだもん。
擬人、じゃなくて擬梅しているくろのところにしゃがみこんで「あーりたんとあーりたんがごっちゅんこー」と地面を見つめていました。
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それも飽きて、近くのシロツメクサをとったり落ちている竹をふりまわしたりしてごにょごにょ遊んでたんだけど、いよいよつまらなくなって「ヒェ~~~ンエンエンエンエン、ママ、マンマぁ、だっこってよぉ~~~」。

おーよしよし。
待たせて悪かったねえ!

と抱きしめた、そのお尻に、ちゃっかりいっこ。
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こうして。
選挙前の民主党のようにいきなり家族一致団結してガシガシとった梅ですが、
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軽く50キロ超・・・店でも開く気か?
作業量的に致死量だべ?

日ごとに傷んでいく梅を見たくないので、当分、不眠の日が続くでしょう。
それではみなさん、生きていればまた後日!
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by babamiori | 2010-06-08 14:08 | 食べ物のこと
ムツゴロウさんは趣味。本業は…なんだっけ?
最近、仕事関係の電話やメールでも、「キジのお世話でお忙しいところすみません」と言われる事態が頻発しています。
この間は某建設会社の方から「雛の介護でご苦労が多い中、更なるご心労をおかけして申し訳ございません」という大変ご丁寧な冒頭文から始まるメールを頂戴しました。

か、介護って・・・
(っていうかこのブログ読んでたか・・・仕事モードのわたしが装いにくいぞ・・・)

確かにじーちゃんと病院には通ってますし、フツウにお世話もしてますけど、んちの世話が介護っていったらネコたちもマメも介護だぞ。それに24時間付き添ってるわけではありませんし、あくまで、がんばっているのはじーちゃん本人です。
わたしの体の心配までしていただくのは恐縮至極でございます。
でも、皆さんのご心配、本当に嬉しいし、励みになります!!


ただ、わたしは今のところまだ、むつごろう王国の王様ではなく、南房総リパブリック!というしょぼいしょぼい農園の主なので、本業は農民です.
おっとととと。そっちは副業か?
いやいや、ホントのところ、何がわたしの本業か分からなくなってきているぞ。


そんないい加減な農民が、屁っ放り腰で作っている作物は、こちら。
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すっごいじゃん!!
植えただけでほとんど世話しなかったのに、ソラマメできてるし!!
しかもアブラムシだって牛乳でやっつけて完璧な無農薬!!
鶏糞をやっただけでよく育ったぞ!!

これまではN田さんからいただいて、毎年感激して食べていましたが、「よーし、こんどはこれを自分でつくってやる!」と思って去年しこしこ種を植えたのが、こんなにうまくできちゃった。
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なーんか葉っぱに茶色のぶつぶつができているのは気にしない気にしない。
豆の重みで茎がべたっと寝てしまったのも、気にしない気にしない。

中身さえおいしけりゃいいのよ。
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ねっとり甘くて、皮まで食べられちゃうほど柔らかい。
なんで甘味が強いのかさっぱり分かりませんが、とにかくおいしいんだって。
ほうれん草に続いて壮大な自画自賛が続いておりますが、ホントにおいしいんだって。
いや~~農家っていいねえ。
実際よりもおいしく食べられるんだからさ。心から。


で、あの、いったん何らかの動物に食われて茎だけになってしまったキャベツですがね。
それもこうよ。
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結球したぞ~~!
立派立派。しっかりキャベツになりました。
これも完全無農薬です。

ね?
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いったい何匹の青虫を養っただろう。
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んちまみれだ。
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N田さん曰く「それだけおいしいんですよ、虫は甘くておいしいものしか食べないからね」。
その言葉、めっちゃ期待させるね!
一口食べたらまた、天国に行っちゃう?!
早速、球の中の人間用部分をかじってみましたが(にんにく味噌マヨで)、
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それはもう、形容しがたいほど、筆舌尽くしがたいほど、一口食べた時の感動を表現しようとつくりかけた破顔のための筋肉が一瞬で弛緩して定位置に戻るほど、おそろしくありきたりな味でした。
ぬっはは。
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by babamiori | 2010-06-04 13:19 | 食べ物のこと
じーちゃん、がんばる。
じーちゃんは今、がんばっています。

ちなみに、祖父のことではありません。
先日卵から孵した、キジのじーちゃんです。


一緒に生まれた他の2羽は元気に駆け回っていますが、じーちゃんは立つことさえ困難で、脚が常に開き、じたばた動き回ることでいつも疲れてしまっていました。
餌を食べるのも一苦労。やっとの思いで自力で食べますが、わたしが食べさせてやると、脚の不安定感がなくて楽なようで、「おなかすいてたんだよ~」とばかりに猛然と食べます。
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この食欲だけが、ひょっとしたら生き残れるかな?と思える、唯一の救いに見えまして。

ハンディのある子は淘汰の対象と考えることができず、今がんばって生きているじーちゃんをどうにかして助けてやりたくて、あれから何軒もの動物病院に電話をしました。

小鳥を見てくれる動物病院は数が少ないため、都内すべてに電話してみましたが、症状を言う前に「卵を拾って孵化してもらったキジの雛なんですけど」と言うだけで「うちでは野鳥を診ることができません」と断られてばかり。
ああ、この子は動物病院にも見放されてしまうのかな・・・と暗澹たる気持ちになると同時に、野鳥の卵を拾って産ませてしまったこと自体が罪だったのかと後ろ向きな考えが頭をもたげたり。

それでもあきらめきれず、この際、都内に限らず、ちょっと遠くてもいいと思って探しつづけたところ、はじめて「暖かくして連れてきてくださいね」と言ってくれたのが、横浜の子安というところにある「横浜小鳥の病院」でした。

オウムやインコ、ウサギなどの小動物を専門に診ている病院で、朝一番の予約をとったのに8時半の時点ですでに7-8人も待っているという盛況ぶり。立派な携帯用鳥かごに入っためずらしげーな鳥たちが受診を待っている中、小さな空き箱に入った小さなじーちゃんは、何だかとってもお粗末に見えました。
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診察してくれたのは、若いのに芯のあるかんじの先生でした。
じーちゃんの脚をのばしたり縮めたり、お腹をさすったりした後、「これは、ベローシスですね」と診断されました。

ベローシスとは先天性の奇形で、「脚外れ」とも言われるそうです。脚が腰骨から外れて、足の付け根が外側を向いてしまってしまうもので、成長につれてその脚のねじれが進行してしまうとのこと。
テーピングで治る子もいるそうですが、じーちゃんは奇形の程度が悪いため、何とか脚を固定するためにテーピングをして立てるようにしてやり、手術のできる大きさになるまで待つしかないそうです。

「雛の成長はとても早いので、テーピングはしばしばやりかえなくてはなりませんけど、あなたけっこう遠いですね、通いきれますか?」と、先生に言われました。

その、厳しく問うような口調には、「あなたには、拾った野鳥の命に対し、本当に責任を持つことができますか?」というニュアンスが含まれていました。

頭には一瞬、余白の少ないスケジュール帳の紙面が浮かびましたが、真っ黒な目を泳がせて不安定な脚をばたばたさせているじーちゃんを見ながら、「がんばって通います」と答えました。
答えながら、覚悟したような状態です。

そんなわけで、今、じーちゃんとわたしは週2回、横浜小鳥の病院に通っています。
行って帰って2時間半。早朝の時間を利用して、何とかやりくりしています。
テーピングをしないと胸で体を支えるような形になってしまうため、肺が発育不良になるそうですが、じーちゃんは何とかテーピングの不自由に耐えて、立てるようになっています。はじめは転んでばっかりで目も当てられなかったんだけど、それはもう、本人ががんばったんだよ。
b0128954_2173394.jpg


はじめて行ったときは34グラムでしたが、1週間経って、47グラムになりました。
鳥信で飼った飼料ではタンパク質が少ないとのことなので、は虫類の飼育に使うミルワームを追加して与えることに。
b0128954_2193594.jpg

ミルワームだけだとリンばかり摂取してしまうカルシウム吸収を妨げるとのことなので、雛の餌を食べたミルワームを与えなさいと指導されました。
いろんなサイズのミルワームがいますが、このサイズなら雛でも食べられます。
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何とか、元気に大きくなって欲しい。
ね、じーちゃん。
b0128954_2110033.jpg

この、細い首は、わたしがきゅっと指で絞めたらコロッといってしまうほど弱々しいのです。

ちなみに、きーちゃんと3ちゃんは、そりゃそりゃ気ままに過ごしていますよ。
おい!ここは曲がりなりにも和室だぞ!という声も届かず、飼育箱(とよんでいるボロ段ボール箱)からすぐにバタバタと飛び出して、一日の過半を窓辺で過ごしている模様。
b0128954_21105126.jpg

のびのーび。
b0128954_21134426.jpg

わたしは、暇さえあればうんち拾い係の仕事に追われています。

そして、いよいよ手乗りキジになりそう。
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これからも、この子たちのことを、一緒に見守っていってやってください。
がんばって育てていきます。
がんばろうね、じーちゃん。
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by babamiori | 2010-06-01 21:23 | 生き物について



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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