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グッドスメル。
田畑をかけまわり、トンボに飛びつき、山から聞こえるウリボウたちの声に緊張し、木に登ってヘビを追い、さんざん遊んで疲れてストン。と、眠る。

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そーっと、鼻を近づける。

とくにこの肉球の匂いがたまらないの。

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干し草と、土と、青臭い雑草の匂い・・・♥
くんく~ん♥
変態でもいい。幸せ。
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by babamiori | 2010-09-28 09:59 | 生き物について
猛省:シカブタネズミの正体。
シカブタネズミと遭遇してから、2ヶ月近く経とうとしています。

はじめの2週間くらい、わたしたち家族はずーっと心のどこかに不安を感じ続けており、「ニイニ、ひょっとして?」「ち、ちがう!ママこそヤバいでしょ、ほらそことか」「これが?・・・そんなはずは、、」「オレはありえないからな」「わたしも!」「ポチンは充分ありえる。一緒にいたんだから」「うそぉ~~ヒぃ~(泣)」と不穏な雰囲気が漂うことがままありました。

1ヶ月ほど経過すると、やっと完全に不安から解き放たれ、「いや~大丈夫だったねっ」と笑顔で振り返ることができるように。
同行したニイニの友達のよっちゃんも大丈夫だった様子。
やれやれ!!


・・・話はあの日にさかのぼります。

ニイニとよっちゃんが用水路で見つけた謎のかわいい動物が、シカブタネズミ(仮称)。
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ぜんぜん逃げないでこっちをじーっと見ているので、たまらなくなって引き上げる。
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そして・・・タオルにくるんで抱き上げました。
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どうやらちょっと弱っているようで、小刻みにふるえながらじいっとしています。たまにヒトの顔を見上げてもぞもぞしますが、タオルにくるまれたままおとなしく抱かれているなんて野生動物とは思えない。愛しい気持ちがツンツンとこみ上げてきます。

「この子、なんなんだろう?」
「やっぱり飼われていた動物が逃げ出したんじゃないかなあ」
「めっちゃかわいい!人なつっこそうに見てるじゃん!」
「近くの動物病院に連れて行ってみる?」
「あるいは、保健所なら動物の種類が分かるかもよ」
「・・・っていいながら飼おうとしてるでしょママ」
「うーんそれはやっぱりちょっと難しいよねえ、ネコとキジがすでにいるし、うち」
「・・・っていいながら飼おうとしてるでしょママ」
「だからー、むずかしいってば。場合によっては考えるけど」
「ほらあ!!やっぱり飼いたいんだあ!!」

そんなことをがやがや言いながらビニールハウスにいる夫に見せに行きました。

「ねえ!!すんごいヤツ見つけちゃったよ!!」
「見たことないよパパだって絶対!」
「これ見てよ!かわいいでしょ?何だと思う??」

汗をぬぐいながらのっそりとビニールハウスから出てきた夫は「なにがあったの」と言いながらわたしの腕の中にいるシカブタネズミをじいっと見て、ぼそっとつぶやきました。

「やばいって。返したほうがいいよ。こどもたちは近づくんじゃない」

え??なぜ??
どうしたのそんなコワい顔して。
かわいいじゃんコレ。何が問題なの?

「だってさあ、捕まえられるってことは弱ってるんだよ。毛もほとんど生えてないし、なんかの病気にかかってるんだよ。見てごらん?皮膚だってヘンじゃないか。考えなしに連れてきたり触ったりしちゃダメだ。返してきなさい」

コワーい顔の夫に、わたし含めこどもたちもびっくりして、しーんと黙りこくりました。
怒んないでよぉ・・・

「ま、まあ、とにかく素手でさわらないこと。こどもたちは特にだぞ!あと、こいつが何なのか調べたかったら、一応写真撮っておけば同定できるんじゃない?」

というわけで、顔はこんなで、
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足はこんな形。
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うーん、ネコみたいだな。爪が伸びてる。

と、写真におさめ、しょぼしょぼともとの山に返しに行くことに。

触るなとか言われた後なのでこどもたちはかなーり恐れて後ろの方からびくびくついてきて、「病気なのかな」「人間にうつるのかな」「そんなことないよ」「もしうつるとしてもママだから」と、さっきのカワイイコールはどこへやら。

「ちゃんと生き延びるんだぞー」と声をかえ、山の緩斜面の途中に放すと、すったかすったかと上へのぼっていってしまいました。

うーん。
飼えるとは思ってなかったけど、なんか、残念。
だいたい今まで、これはと思うものはすべて飼ってきたからね。
ってやっぱり飼いたかったのかなわたし。



家に帰ってみんなでシャワーを浴びました。「触っちゃダメ」のことばに一番おののいていたよっちゃんは石けんでごしごし体を洗い「これでもう、こわくないぞ!」と明るい声を出していました。ごめんよっちゃん。

昼ご飯に戻ってきた夫は、すぐにこの動物の正体を割り出しにかかりました。
わたしが「さっき調べたら、ハクビシンでもないし、ネコでもない。でね、フクロネズミってのも考えられるかなーって。顔が似てなくもない。あるいはアナグマって線もある。だって最近増えてるらしいよ」などと見解を述べても無視。ニイニからは「ぜんぜん耳の形も顔もちがうじゃんママ」と横槍が入ります。

ふん!!そんならなんだっていうんだ!?とそっぽを向いていると、ほどなくして夫がくるりとこちらを向き、「・・・なあ、みおり。これだよ」と、手招き。

なに?
なになに?
わかったの?

「見てみ。」

検索画面をみると、そこには「タヌキ 脱毛」とかかれていました。

・・・なに?タヌキ??
あれが???

「そんな珍しい動物だと考えるんじゃなくて、この辺りによくいて、脱毛してたらどんな顔になるかって考えたらさあ。やっぱり、そうだったよ」
見れば、こりゃまちがいない

他のページ見ても、わたしたちが見つけたシカブタネズミと同じ様相。

「なんで脱毛するかってね、疥癬症にかかってるからだよ。ヒゼンダニっていう小さな小さなダニが、生き物の皮膚に飛び移ったらトンネルを掘って卵を産むらしい。人間にもうつらないとは言えないらしい。しかも皮膚接触で感染するらしいよ。強烈な痒みがあって、ダニの掘ったトンネルが皮膚から透けて見えるらしい」

「大丈夫!ぜんぜん痒くない!」と、ニイニ。

「いや、疥癬の潜伏期間は、2週間~1ヶ月、とある。すぐには症状は出ない」と、夫。


・・・なるとしたら、わたしだ。
こどもたちはタヌキにさわってない。わたしはタオルでくるっと巻いただけで、ずーっと抱っこしてた。延べにして20分以上。疥癬タヌキのページには「絶対に触れないでください」ってたくさん書いてある。なのにわたしってば。。まあでもたぶん、素手では触ってないと思うけど・・・でも・・・ひょっとしたら思いあまって「かわいいねえ」と頭をなでたかもしれない、か?

「ママ、なでてたよ」とニイニ。

・・・間違いない。
これでわたしの感染は確定だ。

「ま、今じゃいい薬があるから、なったら治療すれば治るさ」と夫。

・・・既成事実化してる。

2週間後に痒くなるまで、わたしはじーっとヒゼンダニが自分の体を掘り続けるのを待ってなきゃなんないんだろうか?

あああ、やだなあ!!

しかも、もし手が感染したとしたら、そもそもわたしは掌蹠膿疱症持ちだからたいてい痒みがあるし、疥癬にかかってるんだか持病だか区別つかないじゃないか?
知らないうちに感染してたら、治療が遅れるのか??

「ママが感染したら、いちばんはじめに、一緒に寝てるマメにうつるな」と、また夫。


さ・い・あ・く↓↓↓


確かに、あのシカブタネズミ、もとい、疥癬タヌキはかわいかった。
こどもたちと一緒に興奮して捕まえて、あわよくば飼いたいとまで思った。
あの疥癬タヌキにはなんの罪もない。
問題は、わたしにある。

なんでもかんでもかわいがろうとしたり、安易に近づいたり、やっぱり自然への対応が甘いのかもしれない。本当の意味で、自然を理解し、畏れを持っていないのかもしれない。自分の身を守る知識や警戒心を持たなければ、ちゃんとした田舎人とは言えない。
浅はかに何でもキャーキャー喜んでいるだけの、バカ丸出しの田舎素人だ。

ウルシの葉っぱをぱきっと取って「ウルシはかぶれるっていうけど本当かどうか実験」と自分の肌に汁をすりつけ、とんでもなくかぶれてしまったニイニを「なんておバカな!!」と怒ったけど、わたしだってたいしてレベルが変わらないってことだ。


あれからずっと、「もし疥癬にかかっても、自分への戒めとして甘んじて受け止めねば」と、神の声が聞こえるのを粛々と待っていましたが、幸い、ヒゼンダニはわたしに興味を示さなかったようです。無事に1ヶ月の壁を越えることができました。
虫さされの跡やちょっとした痒みにいちいち「疥癬かも。。」とおびえる日々は、一応終わりを告げました。

でももし、疥癬にかかっていたら。
このブログでのご報告は、ぐっと深刻なものになっていたでしょう。


みなさんも、カワイイ疥癬タヌキを見かけたら、抱っこしたりなでなでしたり、飼おうと思って持ち帰ったりせずに、そっとその場を離れましょう!
戒めの意味を込めて、日本獣医学会の「野生タヌキの疥癬症について」より抜粋を掲載しておきます。

「タヌキやキツネで発生している疥癬症がペット由来なのか、それとも元々自然界に分布していたのか、という議論があります。これまでに行われた研究結果からは、はっきりとした結論は出ていません。ただ言えることは、人間の自然破壊によってタヌキやキツネが生息場所を失った結果、生息密度が高まったり、ゴミや餌付けのために集合したりして接触機会が増して感染リスクが高まった状況があると考えられます。このことからも、私たち人間が関わって、野生動物に感染症の発生リスクを高めてしまうことは避けなければなりません。

私たちにできることとして、
1) 野生動物のおかれている現状について広く普及啓発し、正しく理解すること、
2) ペットを飼う飼い主のモラル向上(捨てない・逃がさない・放し飼いにしない)、
3) 人と野生動物の適正な関わり(餌やりをしない、ペットとは異なり自分で生きられる動物であることの理解)、
4) 身近な自然環境を保全する努力、
5) 調査研究に基づく環境モニタリング、などが重要と考えます。」



疥癬うつされる!しっしっ!なんて被害者ヅラする前に、タヌキも人間の被害者だと認識しておきたいと思う次第です。はい。
あの子、まだ生きているかな・・・
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by babamiori | 2010-09-24 14:40 | 生き物について
養老渓谷での遊び方。
ほんーと、あんまり出かけないんですよね。

このブログを始めた当初は畑もやってなかったし、なにもかもが新鮮で、ブリが傘立てにささっているように売られているだけで仰天感動、もっと房総を知りたい!いろんなところに出向いて房総の魅力を広める役目を果たしたい!そしていつかは、南房総の生活・観光情報ポータルサイトに!!なんて息巻いていた気もするけど、畑をはじめるようになってめっきり出不精になりやした。


夕食の支度のため三芳の道の駅「鄙の里」で野菜と牛乳を買い、館山のオドヤで旬の魚を買うくらいという最小限の外出で済ませること多し。そしてオドヤに飽きる。
まあ結局、自由が丘に住んでいたって毎日行くのはピーコックなわけで、オシャレな雑貨屋や新しいカフェなんかにしょっちゅう行くわけじゃないのと同じ。そしてピーコックのラインナップに飽きる。六本木に住もうが西表島に住もうが、そういう日常って変わらないような気がします。良くも悪くも。

でもとにかく、知り合いや友人から「市原ぞうの国行った?」「鴨川シーワールド混んでる?」「東京ドイツ村って小さい子遊べるの?」「鋸山のぼった?」などと聞かれ、い、、いやあ、そこ行ってないんだよね~、そこも知らないんだよね~~、毎週その付近を通ってるんだけどね~~・・・と、貧弱な答えしかできず、けっこう情けなくて。
たまにはどっか行くか!!と、腰をあげた三連休。

といってもはじめは「せっかく三連休なんだから、房総じゃないところに行く?」と話していたにもかかわらず「・・・行くっていっても、どこも混んでるべ」「んだんだ」「泊まるあても、ねえし」「んだんだ」「・・・じゃあま、房総の観光地のどこかに行くべ?」「んだんだ」と話はぐいぐい小さくなり、つまりは宿泊はいつでも泊まれる南房総リパブリックということになり、そこからちょっぴり足を伸ばすことにした次第。

鴨川シーワールドにする?楽しいらしいよ。夏休みでもないしどうせ空き空きでしょ。といったんそちらに向かうも、鴨川市内から外房黒潮ラインまでカッチンコッチンの大渋滞で、「駐車場待ちはコチラ」というプラカードを持ったおじさんがいる最後尾から駐車場入り口まで2㎞あまり。ウッヘ~こりゃあかんとスルーして、向かった先は、かの有名な「養老渓谷」でした。

養老と言えば、岐阜でしょ?と言うなかれ。
あれは「養老の滝」。
居酒屋は「養老乃瀧」。
房総にあるのは「養老渓谷」です。

養老渓谷にはいくつか滝があるのですが、わたしたちが目指したのは「粟叉の滝」とよばれるとってもゆる~い滝(緩斜瀑)でした。
この、すべり台みたいなやつ。
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ウォータースライダーみたいな、何ともそそられる形をしています。
でももちろんガリゴリした天然の岩肌なので、しゅーっと滑るヒトはいません。
紅葉や新緑の季節ではないにもかかわらず、けっこうな観光客が訪れていましたが、みんな畔から滝を眺めたり、ひたひたに水が張られたような水たまりに足を入れて涼を得る程度。

そこにいつものいでたちでニイニの登場です。
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ライフジャケットを着用し、例によってガサガサを始める。。
エビやら小魚やらをぱぱっと捕まえていましたが、こんなヤツはどこを見たっていません。

でも実は、ポチンもマメも水着での観光。
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・・・用意周到すぎるということは、往々にしてカッコ悪いものです。
加えて「滝は、見て楽しむもの」と思っている他の観光客の方々に衝撃を与えてしまい、やや申し訳ない気もする。

しかも、こんな風景を見て
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奮い立ったニイニは、のぼる。
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そして
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ひとり、滝の上に君臨。

ああもうなんてヤツだと呆れかえって見ていたら、ようやく下りてきて、こんどは滝の中央までざぶざぶ移動し、やおら打たれる。
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「なにあの子~~」
「すげーよ、あれ見てみろよ、修行してるし」
「冷たくないのかねえ」

と、バカ丸出しの我が息子の姿を写真におさめる人々を目にし、美しい風景の一部に不適切な要素を混入させてしまったことに対して大変申し訳なく思いながらも、しら~と他人の振りの母です。

わたしはなぜにして、このような物体を生んだのか?
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さっぱりした顔で帰ってきたニイニに、「それで悟りでも開いたたわけ?」と聞くと、「うん!」と元気よくうなずき、「生きているとこんなに楽しいこともあるんだなあって分かったよ!」。

まあ、いいですけど。


こんな特殊な楽しみかたをせずとも、この滝は充分楽しめます。
一段上にのぼると、ちゃぷちゃぷ遊べる緩い流れのプレートが広がる場所もあり、そこでは大人も子供も水の中を散策していました。滝幅がとても広く、そこを歩き回って風景を見下ろせたりできるなんて、かなり贅沢なポイントです。
涼やかな水と木漏れ日が、めっちゃ気持ちいい!!
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岩が削られ本流と支流のように分かれているのですが、上の写真で薄暗い支流の壁面に洞窟のような穴が空いているのは見えますでしょうか?
普通「ああ、穴があるね」と通り過ぎるのですが、ここでも好奇心のオバケはどんどんどんどん奥に入ってしまう。
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ずーっと待ってたら「ああ暗かった」と出てきました。
そりゃそうでしょう。



ちなみに、この滝の出入り口にはなぜか、おどろおどろしい門があります。
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ヒトの絵が描いてある石やら看板やらが乱立していて、大変に不吉なかんじです。
マメ、命をかけてしがみつく。
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大丈夫よ~、ぜんぜんコワくないわよ~と笑い飛ばしてみましたが、風化した絵はかなり気味悪く、でもなんとなくオバケ屋敷ちっくな過演出なもので、どことなくインド風でもあり、返す返すも不思議なデザインでした。



いや~満喫満喫。
房総の名所、ひとつクリアー。
紅葉の季節がもっとも賑わうらしいですが、足を入れて「きゃっつめたい!」と楽しめる残暑のうちに、水着と着替えを持って出かけてみてはいかがでしょ?
オプションで、滝業もどうぞ。



・・・さて次回はとうとう、「シカブタネズミ」の正体を明かします!
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by babamiori | 2010-09-21 17:03 |
誰かウソと言って。
ぜんぜん暑いけど、日は短くなったし、影は長くなったし、季節はクリです。
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なんの手入れもしないのに毎年律儀に実をつけて、エラい!
もっこもこに太ってそのへんに転がっています。車に踏まれています。
ミョウガだって気楽なもんです。うどんを湯がいていたら、ニイニが「もう花つけちゃってるよ」なんて言いながら摘んできてくれます。
あ~あ、ミョウガの季節だったね、なんて忘れかけてるし。

だってわたしの頭の中は、もっぱら丹精している畑のことでいっぱいです。

「さーて!こないだ雑草も抜いたし!肥料もやったし!金時さんはどうなってるかな」

三芳村に着くやいなやばっふばっふとゴム長靴で畑におりると、あれからたいして雑草も生えておらず、畑らしく土の色が出迎えてくれます。なんか・・・心なしか土が色褪せて見え、心なしか畑が小さくなっている気がしますが、きっと気のせいでしょう。
この日照り続きだもの、作物が元気なはずがない。

元気がなくたって、そこにいてくれればいいさ。

いてくれさえすれば。

「きっんとーきさんっ!!」

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・・・返事がない。

おっかしーなー、どこいっちゃったんだろう?
先週収穫したっけかなー?
いやまさかな。

・・・あ、いたいた。

こーんなじゃどこいるか分からないじゃない金時さん。

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・・・ウソだ。
焦げてる。

これは何かの間違いだ。
だってこないだまであったぞ。緑の葉っぱがそーよそよ、雑草なくなってのーびのび、これから根っこがぐーんぐん太るところだったはずだ。

そこでわたしの頭をよぎったのは、かつてのジャガイモ収穫時のこと。
あの時も、地上部は枯れていたにもかかわらず、根っこは健やかに増えて太っていて、ごろごろ収穫できたもんな。
N田さんも「問題ないって!」と力強く笑ってたし。
いや~わたしってば葉っぱがないだけでオタオタしてかっこ悪かったよなあ。
そうだよなあ、食べるのは葉っぱじゃなくてイモだもんなあ。
あの時は学んだよなあ。イモ類は、強いんだって。

んじゃ、中を掘り返してみるか!

紅色のあま~い金時芋が、ごろごろっと。


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・・・ウソだ。

こっちの列はどうだ?

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・・・ウソだ。。

隣の列は?その隣は?その隣は?



・・・今年の金時芋の収穫、この2本だなんて。
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by babamiori | 2010-09-13 15:45 | 週末の出来事
ポキポキの底力。
わたしはインドア派です。
今さら何を言うんだ?と思われそうですが、断固としてインドア派です。

外に出ると言っても、好むのは、木陰で本を読むとか、テラスでお茶するとか、その程度。
たとえそこに山があっても、「なぜならそこに山があるから」と遠くから眺めながら休憩所で涼んでいたいタイプ。のぼりはじめたりはしません。
いわゆるぐーたらです。

でも、しょーうがなく、覚悟を決めたら外に出ます。
例えば畑とか、海とか、草刈りとか。
出てしまったら覚悟も決まっていることだし、「めんどくせー」と思いながらイヤイヤ外にいるのなんて人生の無駄なので意識してがっつり楽しむようにはしていますが。
最近はあまりにもそのしょーがない時間が多すぎて、傍目からだとアウトドアな人間にしか見えないようです。別にいいんだけどさ。自分のホントの姿とズレて認識されてるのがなんかちょっと居心地悪いくらいで。

で、わたしが思うに、ポチンはわたしと同じにおいがある気がします。
外遊びが嫌いではなさそうだし、走るのも大好きらしいし、虫や魚もそれなりに好きみたいだけど、誘われなければずーっと家にいても苦痛ではなさそう。
しこしことお友達に手紙を書いたり、キラキラ光るシールを貼ったり、「キラキラノート」なる謎の本をつくったり、うっとりとピアノを弾いたり、本を読んだり、ドラマを見たり。まるで子供の頃のわたしを見ているようです。
基本的に、棲んでいる世界が小さいワケ。

でも、彼女とわたしの決定的な違いは、まわりがみーんなアウトドア人間だということ。
(わたしの育った家庭はぜんぜん逆でした。)
旅行って言えばアメリカの砂漠キャラバンだし、夏休みはほぼ海だったし、だいたい週末はインドア生活の存在しない田舎暮らしだし。
それはそれで結構楽しそうなので、まあ、こどもは育つ環境によって変わるからな~と静観している次第です。



前々回に触れた夏休みの八ヶ岳旅行も、実は結構マッチョでした。
「千葉ではなかなかできないことをしよう!」ということで、高い山に登ることに。

とはいえ、4年生・6歳・2歳が満足する登山コースなど存在せず、2歳のマメは足切りでママとお留守番決定。「ポチンも、お留守番してる?」とパパに聞かれると、えーどうしよっかなーと迷いつつも「やっぱり行く!!」とがんばることを選択。

あーポチンの気持ちが手に取るようにわかる。
ホントは楽ちんが好きで、おみやげやさんを見てまわる方が好きなのに、「ポチンには無理かな?」なんて言われるとムッキー!と妙な意地をはって、大変な方を選んじゃうんだよねえ。

そんなわけで、夫とニイニとポチンは、まずは飯森山へ。

「いってらっしゃーい!」と見送ると、ポキポキの体でお弁当とお茶の入ったリュックを背負ったポチンが「れっつごー!」と腕をあげるんだなこれが。

標高1643mの、お椀を伏せたような形の飯森山。
オトナの足では片道1時間弱ということですが、あの小さな体で大丈夫か?
ポチンの登山体験といえば、セカンドハウスの裏にあるちっこい富山登山だけだぞ。

・・・こちら、待つ身。
ママとマメは、ひとまず近くの牧場へ。
馬とか山羊とかわたしの好きそうなものがたくさんいるはずだぞ。

どーもー。高原っていっても暑いねー。
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マメ、はじめは怖がるも、「カワイ~」というママの声に釣られて近づくと、
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山羊に喰われた。
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ビエビエ~~の大泣きの後、べろっと服をめくってママに訴える。
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「ピンポーンところ、やぎしゃんのおしょくじあげちゃったからいたかった」
ピンポーン=押ボタン風情のデベソのこと。
腹山頂部付近を食べられたと言いたいらしい。

ぜんぜん時間が過ぎないので、乗馬もしました。
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大きなブランコにも乗りました。
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・・・もてあます。
「ニイニたち、早く帰ってこないかね・・・」
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あ~~~、2歳と待つのは暇だ。


・・・待つこと3時間半。
ようやく戻ってきた、みんなの元気なこと!!
ポチン、わたしの心配をよそに、がんばったそうです。

ニイニの後をえっちらおっちら。
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途中、ニイニと交代で花の写真を撮りまくっていたそうな。
マツムシソウ。
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フシグロセンノウ。
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妙にアートなコオニユリの写真。
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途中、「小さいのにエラいね」と何人もの登山者に声をかけられたとか。
見た目、4-5歳だからなあ。実際は来年就学だけど。
疲れたとかもうやだとか言わなかったよ、がんばりやさんだなあ、と夫。


留守番組と合流後、「吐竜の滝」にも行ってみました。
涼やかな渓谷で、多くの観光客が訪れており風景を楽しんでいました。
途中の川は、とても冷たそうで、周辺の気温も下がる。
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ふと見ると、ニイニとポチンはフツウにズボンを脱ぎ、入っていました。
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「つめてー!ヤマメいるかもしれないし!!」
・・・っていうかその白パンツが恥ずかしいぞ?

滝も、なかなか見応えありました。
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近づいて滝を見る観光客の流れから逸脱するニイニ。
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「ここ、冷たすぎて、何にもいねーし」
・・・っていうかみんな変な目で見てるし。


この日の登山ですっかり自信をつけたポチン。
翌日、帰りの道中に2つ目の山にトライしました。
目指すは、蓼科。

ピラタス蓼科ロープウェイというものに乗って山の中腹まで行き、2472mの北横岳に登るという壮大な計画です。
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ロープウェイの中は、朝の山手線並みのすし詰め。。
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例によって、マママメはお留守番で散策コースをのんびり楽しみ、パパニイニポチンはお弁当と防寒着を持って、出発!!


・・・ここも、待つこと、3時間半。
「これ散策なんかじゃなくて山登りだよ」とけっこう息を切らしながら30分の散策コースを1時間半かけてマメと登る。そのうちのけっこうキツい上りはマメだっこ。登山の方が楽じゃん!と愚痴る。
でも一まわりしたら時間が余っちゃって、もう、売店で名物のこけもも大福も食べちゃったし、おにぎりも食べちゃったし、さみしい休憩室でおむつも替えちゃったし、やることなーいとあくびをしていたら、3人が戻ってきました。

「オレ、結構感動したよ。ポチンはすげーよ。よく登ったよ」
夫は開口一番、ポチンを見直した、と。

聞けば、こりゃ大変だわ。

足もと、岩だらけだったんですって。
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オトナなら大股で歩けるところを、ポチンはロッククライミングばりによじ登ったらしい。あまりに大変で、「ちょっと休憩・・・」と膝をついてしまうこともあったそうな。
それでもチョコをひとかけら口に入れると、「よぉーし!ぱわー全開!!」と突然元気モリモリになって歩き出すそうな。
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やっと到着した山頂は、本当に山見晴らしがよかったそうな。
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「ちゃんと登れたら、記念にバッヂを買ってあげるからね」とパパと約束していたらしく、北横岳ヒュッテでかわいいやつをゲット!
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さーあとは帰りだ、と思ったら、ポチンにとっては帰りの方が困難だった。
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またもや他の登山者から「がんばれ~!」とか、「こんなにちいちゃい子が登ってるんだからがんばりなさい!」と他の子の叱咤の材料にされたりとか、とにかく注目されていたらしく、ポチンはふっふふ~ん♪と気持ちよさげに帰ってきました。

「わたし、山登りがだーいすきになっちゃった!なーんかまた登りたいし!」

その言い方がまた、軽々しいんだよな。。
ま、注目されてたからだとかいろいろ勘ぐることはできますが、頑張って登って達成感があるのがイイ!と素直に思えたようにも見えたし、親としてはきゃぴきゃぴポチンの底力が見えて、へーと意外に思えたりもしたのでした。


夫とわたしがせっせせっせと、こどもたちと共にいろんな体験をしたがるのは、この5人のかたまりで楽しめるのもあと数年、という思いが常にあるからです。
どうせニイニなんか中学生になったら野球部入って三芳村にも来なくなるだろし。
ポチンだってすでにコギャル化しつつあるし。
マメは今でこそ性別も不明人格も不明だけど、いずれすぐにポチンの後を追ってキラキラした世界に憧れるだろうし。

でも、山登りとか、川遊びとか、なんでもいいけどこういうモノに中毒になっておけば、オトナ同伴じゃないと出来ない体験をさせてあげる家族旅行にはついて来るかな、と。
ついでにオトナの味も覚えさせて、「親と一緒はウザいけどおいしいもの食べに連れて行ってくれるしな」という打算でついて来るかな、と。


なーんかわたし、いっつもそんなことばっかり考えてるな・・・
生きているあいだじゅう、こどもたちと楽しめる人生にする!ための、仕込みに追われる日々であります。
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by babamiori | 2010-09-08 13:11 |
Casa BRUTUS ムックに。
遅ればせながら。

8月25日に発売された、Casa BRUTUSのムック「21世紀・日本の名作住宅2」に、
去年掲載された南房総リパブリック!のキジじゃなくて記事が再掲載されています。

まったくおんなじ記事ですので、すでに読まれた方は強烈な既視感があるかと^^
(なぜこの号に我が家がのることになったかは不明。。カンッペキ浮いてる。)
むちゃくちゃハゲてる0歳のマメの後ろ姿が、今見るとかなり痛々しいです。
あの頃はあのハゲがカワイイと思ってたはずなんだがな。

ちなみに、上小沢邸、ハウスタワーの記事は当方が取材したものです^^;


割り込みネタにて失礼。
次回はちゃんと八ヶ岳のつづきを。
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by babamiori | 2010-09-03 20:30 | 建築について
脱・南房総。脱・主婦。
あーあ。
今年も去年やその前と同様、ぺろんと暦がめくれて夏が終わりました。

外に出るときは長袖を着ていたにもかかわらずなぜか真っ黒に焦げ付いた肌もちょっと前までは「小麦色」として何とか市民権を得ていたけれど、秋になったとたん、これが急速に無用で無意味な夏の残滓になっていくんだよな。しまい忘れた麦わら帽子みたいに。
「絶対近い先祖にインド人がいるんだよ、おまえ」と夫に言われるほど暑さに馴染み、辛いモノを好み、色の黒いわたしとしては、たとえ日々「もうこの気温も湿度も勘弁~~~」と思っていたとしても夏じゃなくなるのは悲しいのです。


今年の夏は、まったくホントに、ずいぶんと、南房総にはまりこんでいました。
その生活たるや、もうまったく、朝:畑、昼:海、夕:畑、の繰り返し~
変化と言えば、順番が多少入れ替わるくらい。朝:海、昼・夕:畑、とか。
体を使って生活してると、まさに脳味噌が思弁的でなくなり、活字を見るコトもなくなり、それがむちゃくちゃきもちよかった!お~、こうやって生きていく方がぜんぜん幸せじゃん。と真面目に思えたくらい。
(昔から「房州の男は肋が1本足らない」と言われるらしいですが、まあそりゃそうなるわな。この温暖な気候と恵まれた自然環境に育てばそうそう気合いもいらなそうだし、眉間に皺も寄せなくなるわな)

でも。
わたしはですね、そんな休みの過ごし方が、何もかもが満足というわけではなかった。
贅沢かもしれないけどさ。

別に、特別な思いがしたいってわけじゃなくてよ。

たまにはさ、ほれ。「休みたい」と思うワケよ。

上記の生活の中には、掃除、洗濯、食事作り、後片付け、子供の世話、生き物の世話、というまあフツウの日常生活が織り込まれているわけで、それはセカンドハウスだからって免除されない。ホテルとは違うしね。

ホテルとは、違うしね。

ホテルとは、違うしね。

「・・・ホテルに泊まりたい!!」

そういう、骨休みという夏休みが、送りたい・・・

志が低くて申し訳ありませんが、わたしは、ホテルに泊まりたかった。
おさんどんから解放される日が、1日でいいから欲しかった。
「ママに休日を!!!」と口に出してはいいませんでしたが、きっと背中にそんな字がぼわっと浮き上がっていたかと思われます。


それを家族が察してか、いや多分偶然ですが、「休みの最後のほうで、2泊くらいどこかに泊まりに行こうか?」という話になりました。去年は長いアメリカ旅行をしましたが、今年は体力と財力を蓄えるために海外はもちろん控え、近場でね。

・・・近場の旅行。
何て気楽なんでしょう!!
スーツケースもパスポートも国際免許書もなーんもいらない。
ほぼ思いつきで宿を取るだけ。
うっほほーーーい!!


で。
行った先は、八ヶ岳。
夫が小さい頃から毎年行っていた場所で、子連れでも何度か行っているということもあり、「知らない土地はしんどいしのう、やっぱり知ってるとこが落ち着くべ」「んだんだ」とわれら老夫婦は小さくまとまった次第。
しかも、高原というところがナイス!涼しいに決まってるさ。

いやー、よかったっす!
たくさん遊んで、おいしいもの、いーーーっぱい食べた!!
わたしにとっては、「他の人がつくってくれたもの」はほとんどすべておいしいんです。楽ちんなだけでおいしい!でも楽ちんをさっぴいたとしても、いろいろおいしかったぞ。

というわけで、今回は八ヶ岳で食べたレストランと食べ物をいくつか紹介します。
(前振りが長すぎた。。)

まずは、わたしが今まで食べた欧風カレーの中でいちばんおいしいと思えるのが「アフガン」のカレー。
b0128954_16332597.jpg


いの一番に、ここに行きました。
べつになんつーことのない小さな店です。でも、古い山小屋に古い小物がたくさん並べてあり、その具合がすごく心地よい。店にするためにこうしたというより、物好きな店主が好きなものを集めた結果だろうな~と思えるし、適当に埃をかむっているような雑駁なかんじも好き。
いつもは混んでいて行列だそうですが、たまたま豪雨の中駆け込んだからか、10分もしないで入れました。

頼んだカレーは、牛すね肉の煮込みカレー2、ポークカレー1、ソーセージカレー1。
値段はけっこう高い。1300円~1800円程度。
でもまあ、雰囲気代も込みで許せます。ボリューム満点だし(肉は200gくらいある)
何より、わたしはここの味付けが好きです。
いつも自分でカレーをつくっていて思うのが、「フツウにはおいしいけど、フツウだな」ということ。何が足りないのかが不明。肉が多ければよいというものではない。ここのカレーは、びっくりする味ではないのですが、思わず「おいしい!」と言ってしまうくらいはおいしいです。フツウの味付けなのにその風味があるのが、すごい。

写真が悪いんだよな。
わたしたちいつもお腹を減らしてるから、料理が来る前に写真を撮ることができない。
b0128954_16333698.jpg

・・・汚くてすみません。


次は、「八ヶ岳倶楽部」というカフェレストラン。
b0128954_16335641.jpg

いちきゅうわけで有名な元俳優の柳生博さん一家が経営しています。こどもたちにとっては、教育テレビ「モリゾー・キッコロ」の番組の柳生真吾おにいさんの方が分かるだろうな。
柳生一家が時間をかけて作っていったという素敵な雑木林の散策路があり、ギャラリーもあったりして、「南房総の我が家もこうすりゃええかな?」と思わず考えてしまうが、雑草の伸び方を見ると八ヶ岳はぜんぜん遅そうで、これだけ広けりゃ素敵な雑木林を作る以前に素敵なセイタカアワダチソウ林ができそうだななんて妄想さえ挫折。
誇りに思っていた南房総の環境に、微妙な劣等感をもつ瞬間。。

ショップに置いてある「農業用手ぬぐい」「帽子」「長靴」などもオシャレさん。
b0128954_1714583.jpg

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カインズのものを愛用しているわたしとしては、こんな洒落臭いもの必要ないわい!と思いながらも、ちょっと、草木染めの手ぬぐいを首に巻いてみたりして。
帽子もかぶってみたりして。
「こんな洒落た小物を使えば、気分変わるかな?」と想像したりして。
でもすぐ、汗だくでドロドロの自分の姿が目に浮かび、こそっと棚に返しました。

それはおいておくとして、ここの名物は「フルーツティ」です。
フルーツフレーバーのついた茶葉を利用したものではなく、ホントにフルーツを煮立ててつくったお茶。これ。
b0128954_16355137.jpg

ねーきれいでしょ?
イチゴ、メロン、巨峰、りんご、オレンジ、レモン、キウィ。
贅沢な量のフルーツが入っています。これを眼の前で火に掛けて、いただく。
うーん優雅。
(そういえば、、我が家にもこれとおんなじフルーツティーポットがある。一度も使ったことがありません。過去に夫が買ったのだろうか?それとも義母が?それとも同伴の・・・?ぶるぶる。まあどうでもいい。)

味は、とってもマイルドで上品。言い換えれば「ん?ぼんやりした味?」
・・・でもいいのです!!
これは雰囲気がよろしい。フルーツの香りがお湯にうつったくらいの、優しい味がここには合う。しかも煮出すとけっこうホントにフルーティ。
お値段はフルーティではありません。1680円。5人で楽しめたけど。

「ねえ、このポットの中のフルーツは、食べられるの?」
「これは煮出した後のだから、食べないものよ!」

そんな。中を出して食べるなんて、はしたない。
さ、帰りましょ。

・・・振り向くとニイニが。
b0128954_1636939.jpg

だから南房総育ちは。。


さて、疲れてきたので最後!
わたしたちが2泊した「萌木の村」のホテル、ハットウォールデンのレストランで食べた、フレンチです。
けっこうおいしいというので、2日目の夜は予約しておきました。
2歳という、ありえない年齢の子供も受け入れてくださいました。
ホテルに併設されているレストランなのですが、たいへんにひっそりとしていて「森の小さなレストラン」といった風情。
b0128954_1658264.jpg

ま、ホテルも「森の小さなホテル」なんだけどね。静かな小さな部屋にはテレビもなく。
ちなみにホテル敷地内には、夜までずっと動いているメリーゴーランドがあり、幻想的でした。
夜のメリーゴーランドって、どうしようもなくメランコリックなものなのです。
b0128954_1762633.jpg


フレンチのメニューは1つだけで、素材は前菜にフォアグラ、魚は舌ビラメ、肉は甲州ワインビーフといたってオーソドックスでしたが、仕立てがよくてとてもおいしかったです!東京で出店しても遜色なし。
嫌~なガキであるニイニは、「フォアグラ最高!」とほおばっていました。
b0128954_16362261.jpg


生意気だ。
キミはレバニラ炒めでまだ充分な歳なはずだ。

心配していたマメの挙動でしたが、グラスを割ることもなく、ものをひっくり返してこぼすこともなく、何とか乗り切りました。
それも、これのおかげ。
b0128954_16364519.jpg

とうもろこしのスープ。
口に合っていたらしく、小さなスプーンで1口3ccくらいずつ、30分かけてすくって飲んでいました。
あとはバターをべっとりとつけたフランスパンと、ママが分けてあげた柔らかいビーフ。「もっとおにく!」「もっとおにく!」とたびたび叫ぶのには閉口でしたが。。

やっぱりフレンチは、オトナだけで行くべきだよねえ。
子連れは子連れで楽しかったけど、わたしは始終、片手でマメのスープを押さえていたし、ニイニに「スープはずるずるしない!食べるように飲むのよ」とマナー指導もしつつなので、若干疲れました。
でも、ウェイターのおにいさんがとっても親切で、これでもかというほど気配りのある人だったので、ホント救われた。ありがとうおにいさん!

実は、ウェイターのおにいさん、夜はバーテンもしています。
寝付けなかったポチンは、パパとママがバーに行くときにひょこたらついてきて、彼にノンアルコールカクテルをつくってもらいました。
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「はい。めしあがってみてくださいね」
スイカのシロップと、オレンジジュース、炭酸のカクテル。

ポチンは、目がハートハートハートハート。。
23時にオトナと一緒にお酒飲むところにいるだけで夢みたいなのに、眼の前にはかっこよくてやさしい王子様のようなバーテンさん。
「わたし、この旅行で今がいちばんうれしい・・・」とうわずった声出してました。




あー。
外食って楽しい。
でも、書いているとそれだけでお腹いっぱいになって「夕食は粗食で、野菜中心ね」という気がしてきます。口惜しいけど主婦が染みついてるわ。。


なりゆきで食べ物の話から入ってしまいましたが、八ヶ岳ではけっこうな外遊びをしてきました。その話は、次回。
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by babamiori | 2010-09-02 16:40 |



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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