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ようするに、おせっかいおばさんか・・・
先日収穫したほうれん草ですが。

親戚に配り、ご近所に配り、知り合いに配り、もちろん家族もみな肌がグリーンめいてくるほど食べましたが、それでもまだこんだけあってどうすんべ?という量でした。

「東京の家のテラスで、直売するか!日曜収穫で翌日販売のマンデーマート開いてさ」と一時はかなり盛り上がったんだけれど、いざとなるとしゅう~っと弱気になっていったわたし。
日がな一日店番できるほど優雅な身分でもないし、性格的に商売に向いていないので「詰め放題で100円でどうだ!もってけ泥棒!」と必要以上にサービスしちゃってたいした儲けにもならなそうだし、第一まるで売れなかったら悲しいし。

うーん、うーん。
このおいしさ、この感動を、どうやったらみんなに知ってもらえるか。
結局、つくった人間だけしか味わえないのだろうか。
ってことは、基本的には自己満足にしかならないてわけか。うーん、つまらん。
まったくもってつまらんなあ!!

と、勝手に悶絶し、「感動の押し売り」の方法をぐるぐる考えあぐねた末、「本当においしいですね~」なんていうお世辞を言わない存在で、しかもどちらかというと「ほうれん草きらい」と思っている存在に食べてもらいたいものだなと思い至り、ポチンとマメのお世話になっている保育園にごっそりあげることにしました。

園のテラスにどばーっと山盛り置いてもらって「ポチンちゃんちでとれました。ご自由にお持ち下さい」と添えてもらいました。
脇に、ふきのとうも積んでもらいました。

それだけじゃ単なるお裾分けなので、おせっかいなチラシを貼ってもらうことにしました。


・・・翌日。
「ほんれんそう、たべたよ!おひたし!あかいとこってほんとうにあまかったよ!」
と、女の子が駆け寄ってきてくれました。

「ほうれんそう、ほんとにつくったの?じぶんで?すごいじゃん」
と、男の子にほめられました。

「あのねーおかあさんがねークリームパスタに入れてくれたーそしたらあまくなったー」
と、女の子がわたしの足にクリームパスタみたいに絡みついて言ってくれました。

「ふきのとうっておばあちゃんがだいすきで、天ぷらにしてくれたよ。パパとママとおばあちゃんはおいしいっていってた」
と、男の子が報告してくれました。

「うちの子きのうは、春が来た!ってお風呂でずっと叫んでましたよ~」
と、その男の子のママが教えてくれました。

「ほうれんそうのお話はよんだけど、おかあさんのお迎えがおそくって、のこってなかったからもらえなかったー」
と、女の子がジーンズをひっぱって訴えてきました。

「ほうれんそうもらったよー!でもきのうはピザとっちゃったから今日たべるって」
と、男の子ががらがら声で教えてくれました。

「ふきのとうおにいちゃんはたべられなかったけど、わたしはひとくちたべれたー。にがかったけどのみこめたー。おいしかったけどにがかったー。ほうれんそうはあまかったから、ふきのとうのあとすぐほうれんそうたべるとのみこめるんだよー」
と、女の子が細かく説明してくれました。

たくさんあったほうれん草も、みんなで分けるとちょっぴりずつになってしまったみたい。
でも、それぞれのうちで、ちょっとはこの野菜の話をしながら食べてくれたみたい。

めっちゃうれしい!

こどもたちがわらわら寄ってきていろいろ言ってくれてた時、わたし本当に嬉しかった。
浅田真央ちゃんが「銀メダルおめでとう!トリプルアクセルに感動しました!」と全国からメールやFAXをもらった時と同程度の喜びだったと思います。誰もメダルくれないけど。
当方の場合、なんのノウハウもないままよちよちとつくったほうれん草がたまたまおいしくできただけなため、技術点も努力点も低いようです。内容はいいのに。

何より、ほうれん草やふきのとうに宿る「物語」がちょっとでも伝わっている手応えが、嬉しかった。なんでもないこの野菜たちがぐっと鮮やかに見えたとしたら、わたしは死んでもいい。
ほんとは園の子らみんなを畑に連れて行って収穫したものをその場でかじらせたいけどね。
野暮なチラシなんかで伝えるんではなくて。
までも、うちの子見ても分かるけど、こどもって興味が持続しないし、ものぐさだし、おいしいとこどりだし、親が思うほどビビットに反応してくれなくてがっかりしたりするんだけどね。
それでも、何となく買ってきたもの食べるよりは、ちょっとは面白いはずだよね。

これからも、できた野菜はこどもたちに食べてもらおう。
と、気をよくして、更なる高みへと進む決意をした、誰よりも単純なわたしでした。。

かーちゃん、がんばるからよぅ!

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by babamiori | 2010-03-01 12:44 | 食べ物のこと
甘いだろ?甘いよな?うまいだろ?ってわたしが育てたんだよ!
「どうだ?どうだ?こんなに絞っていいのか?絞ったまんま置いていいのか?」
「いいわよどっちでも」
「食べにくくないか?あんなにいっぱいあったのに、これっぽっちになっちゃったぞ」
「じゃあバラせば?」
「あーバラしたらまずそうになったじゃないか!みおりどうする?まずそうだぞ!」
「・・・上からかつぶでもしかけたら?」

大騒ぎの結果が、コチラです。
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・・・味は素晴らしいんだけどね。

しつこいようだけど、ほんっと、かなり素晴らしいんだけどね。

悪いけど、そんじょそこらじゃ手に入らないくらいね。

控えめに言っても、根元なんかサトウキビくらい甘いしね。

ほんまる農園さんから以前いただいたものの味が忘れられず、「あれを自分でつくってみたい!」と夢を掲げてチャレンジしたほうれん草。
小松菜惨敗のトラウマからようやく立ち直り、虫のいない秋冬に育ててみたら、いやーもう!!!予想以上の大成功でね。

2月に入ってやっとやっと、収穫できる大きさに。
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土の中の根っこのところにハサミを入れて、ちょきん、と切って収穫。
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この赤い根っこのところが、甘い!!
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うちではみんなここを狙って食べようとするので、「ニイニ、根っこばっかり食べるな!」「ママだっていっぱいとってるじゃないかー!」「わたしなんて葉っぱばっかり~エーン」と醜い争いが繰り広げられるのです。

ところで、冬のほうれん草はなぜあんなに甘いのでしょう?

ほんまるさんに以前「路地栽培で霜にあたっていたことで、植物体を凍らせないよう糖分が形成されるから」と伺っていましたが、実際に育ててみたら、もう一目瞭然なわけ!

我が家のほんれんクンたちの、朝の姿。
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葉っぱが真っ白になるほどの霜・・・
こりゃあ大変だ。寒い中ずいぶんがんばってたんだなあ、と納得。
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日中は汗ばむほどの暖かさですが、朝晩の冷え込みは想像を絶する三芳村。氷点下じゃないかと思うほど寒いのです。
クロも寒そうだ。
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ぴょんも寒そうだ。
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必死に糖分溜め込んだところで、ちょきん!だもんねえ。何だか悪いわねえ。
心して頂かねば。

ちなみに、この日の野菜料理はすべて、うちでとれたものでレッツクック!(バイ夫。)
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のびる、ふきのとう、ほうれん草!
特別な食材がある時だけ「オレオレ料理」になるのだ。
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by babamiori | 2010-02-09 17:07 | 食べ物のこと
ここまで言っといてホントはワルモノだったらどうしようほんまるさん。
我が家は、圧倒的に白米派。
「ごはんは銀シャリがいちばんでぃ!」と譲らないのは、我が夫です。

わたしはそうでもないんだけどね。五穀米や黒米ごはんを自分のためだけに炊くし、パンだって白パンより黒くて固くて酸味のあるライ麦パンの方が食べたい時もある。バターやチーズには重たいパンの方が合うと思うのです。
でも夫は「ぼそぼそはやだ-。ごはんもパンもやわらかくて白いのがいいー」とのたまう。ひょっとしてあなたハイジのおばあちゃん?と聞きたくなります。


先日、「実は玄米食は危ない」という記事をウェブサイトで目にしました。
ふむふむ、玄米を健康食品として常食する人が増えているが、農薬は糠や胚芽にたまりやすく、従って精米していない米=糠や胚芽のついた玄米を食べると残留農薬を摂取することになってしまう、云々。なるほど。

これを読んで、ああやっぱり白米にこしたことないわ~って、思うかって?
逆でしょ。
だったら残留農薬がないお米を入手して、安全な玄米をぜひとも食べたい!
と思うでしょ。あまのじゃくだって?ほっといて。

ではいざ玄米を買いにスーパーへゴー!
と、いうわけにはいかないでしょう。
猫も杓子も有機だ無農薬だと大騒ぎの世の中で、当然のようにはびこっているのが有機偽装だと言わている中、どのお米なら確実に安全なのかスーパーの売り場で見分けられる自信はまったくありません。
袋に「偽装申請中」とか書いてあれば分かるんだけど。

・・・こういうとき、米作りのプロが友達って、いいですよね。

「ほんまる農園さーーーーん!」
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「玄米お願いします!」
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ほんまる農園でつくったお米なら、玄米だって安心だもん。信じられるもん。だってあのおひとよしの夫婦だよ?ごまかすわけないじゃん。素朴で真摯で信念があって。政治家には一人たりともおらんだろうよ、あんなヒトは。
知り合いだから信用できる、そんな非科学的なことを根拠にすることに意味があるのかと言われればぐうの音も出ませんが(実は夫婦だけになったら「がんっがん農薬まいちゃおうぜー。誰にも分かりゃしねえよヒヒヒ」「あんたも悪いねェ、でもそこが頼りになるから嫁にきたんだよヒヒヒ」と舌出してたりしたら、人間不信になる前に彼らにアカデミー主演賞を贈ったる。)少なくとも包装紙に印刷された「減農薬玄米」という字だけよりは信頼できます。

話が逸れますが、以前ここで批評した「農家の小倅」って、最近よくテレビや雑誌に出てますねぇ。さすがメディア使いが上手だなあと皮肉をこめて感心しているのですが、彼らの示す農業のビジョンの中で、『かかりつけの農家(マイ・ファーマー)を持つ』という項目があり、これには多分に共感しました。知っているヒトから買うって、いろんな意味で意味があります。
これまでなーんにも考えないで自動的に近所のスーパーでお米や野菜を買ってきていたわたしですが、三芳でいろんな方達と出会い、田畑を見せてもらったり手伝いをさせてもらったりして、そこで収穫されたものをいただいたり買うようになったりすると、安心感が持てるだけでなく食べることがうんっと楽しくなったんです。
「これはさあ、ほんまるさんが一生懸命育てたお米よ」
「何か三芳のにおいがするよーほらママー」
「・・・気のせいじゃない?」
「あ!このほうれん草、虫食いだらけだー」
「だから無農薬の証拠でしょ、農薬使ってたら虫は死んでるよ」
なんて話しながら食べるわけ。
わたしは、道の駅で買った白ネギの地上部分を刻んで、こうなごのおじゃこをかけました。
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「おじゃこもっとかけてー」
「玄米って味が濃いんだね。っていうか濃すぎ。おかずいらない」
「ニイニ・・・あなたお塩かけた玄米ご飯しか食べてないじゃない」
「なんか豆みたいなふーみがする。口の中でぷちぷちする」

で、白米以外を好まない主人にも、「ほんまるさんから買ったんだから」と出すわけ。すると、
「・・・玄米ってどうもなあ。のどに刺さるんだよなあ。でも栄養価高いんだろ?」
なんていいながら、一応食べるわけ。ふふふ。

これが、じぶんのところで獲れたお米だったりしたら、自画自賛しまくりで感涙にむせびながら食べるんだろうなあ。子育て落ち着いたら、やっぱり米作か!

また話が逸れますが、玄米食についてはいろいろな意見や説を持つ人がいるんですね。
「食物繊維は3倍以上、ビタミンEは10倍以上」と栄養価の高さを評価する人もいれば、「玄米食を続けると短命」に終わると論じる人(お米屋さんのサイトでした)もいれば、逆に反白米の過激派には「犯罪者の98%は白米を食べている」「暴力的犯罪の90%は白米を食べて24時間以内におきている」というぶっとんだ説を挙げる人もいて。それぞれ熱くて面白いです。
わたしは結局、何がなんだかホントのところがわからなくなっちゃって、バランスよく食べてればいいんでない?と平凡な意見に着地してしまいましたが。


ところで、前回もったいぶっていた件。
ほんまるさんに玄米をたのんだら、「季節の野菜セット」がもれなく(数に限りはあるかも)ついてくるのですが、これが・・・おいしかったーーーー!!
大根、ほうれん草、カリフラワー、ブロッコリー・・・
写真にとる前にほとんどがつがつ食べてしまった。旬のカリフラワーはかろうじて記念撮影。
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特にビックリして食卓が大盛り上がりになったもの・・・それはほうれん草でした!
先に食べた夫が、突然大声をあげたんです。
「あまっ。これ、あっまい。ちょっとおまえ食べてみて。むちゃくちゃ甘くておいしいから」
知り合いからもらったからって過剰評価するなんて夫らしくないなあと思いながら、わたしも口に入れてみると・・・なにこれ!!おかし!?
とにかく甘さが半端ないのです。ほうれん草って赤い部分がちょっと甘いというくらいの認識でしたが、葉も茎もぜんぶすんごい甘いの。
糖度を調べたら10度とかあるよきっと。

この感動、「かかりつけの農家」に伝えずにはいられない!と早速メールをし、なぜこんなに甘いのか理由を伺ってみました。以下、引用させていただきます。

「理由は、はっきりこれ、と言えないのですが、甘くなったのは路地栽培で霜にあたっていたこと(植物体を凍らせないよう糖分が形成される)、ゆっくり育てたこと、蠣殻石灰をいれてPH調整がうまくいったこと(ほうれん草は酸性に弱い)、そして野菜自体が健康に育ったことなどが要因として考えられるそうです。ほうれん草は自家消費とお米のサービスに入れる程度にしか作っていないので販売してはいません。もう少ししたら薹が立って(花が咲いて)しまうのですが、それまででしたらまだ少しあります。嬉しい感想、どうもありがとうございました。」

ね?言葉の端々からも人柄がわかるでしょ?
ひたすら研究熱心な農家だということも。
こういうメールをいただくと、農家って知的労働でもあるんだなあと改めて思います。
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by babamiori | 2009-03-18 12:54 | 食べ物のこと



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

by babamiori
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