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きょうだいは生きています。
前回は、じーちゃんとわたしたちへのお気遣いのコメントやメールをたくさんいただき、本当にありがとうございました。

じーちゃんのきょうだい2羽は、今も元気に育っています。
右がきーちゃん(たぶんオス)、左が3ちゃん(たぶんメス)です。
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「三芳には連れていくんですか?」と、よく質問されますが、呆れられそうで答えにくくて。
・・・やっぱり、連れて行ったら変ですか?

うちはファミリーカーの中でもかなり大きめの車に乗っているんですが、それでも狭くてしんどいです。
後部座席にはびっちり3人こどもが並び、後ろの荷物置き場には相変わらず東京から運び出す植物の鉢やら食料日用品やら釣り具やらいろいろ、それに、でっかくなった1歳のくろとぴょんの入ったケース、きーちゃんと3ちゃんの入った段ボール箱など積んでます。
命満載です。
移動中は車の後ろのほうから、ぴよぴよぴよぴよ、ちりんちりん(ネコの鈴)、がさがさがさ(キジが揺れる箱の中でバランスをとる足音)、時々みゃ~(おい、ぴよぴよってなんだ?といぶかる声)が不調和音で常に聞こえています。
食う者と食われる者が隣り合わせに同乗している緊張感も、そこはかとなく漂っています。


三芳村の家では、今までまったく使っていなかった2階の洋室がキジ部屋となりました。
いつもは鶏用の飼料を食べさせていますが、三芳にいる時は外から虫やミミズ、雑草、土などを運び込んで新聞紙の上にぶちまけ、「大きくなったら、これらを喰らって逞しく生きるのだよ」と知らしめることに。

これは、「お持ち込み野生」試食の日。
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見たこともない、生き物のにおいがムンムンとたちのぼる土を前に、動揺するふたり。
ある程度のところまではとっとっとっとっと!と近づくのですが、むやみに突入せず遠巻きに様子を見ながら「なんだこれ?ばっちーぞ」とかなりアヤしんでいました。

それでも、徐々に近づき、ついにツンツン。
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でも何だかつつき方が変なんです。
やたらめったら何もないところもつつき、ほとんど見事な空振り。
カカカカ、カカカ、コココ、コココココ。(くちばしがフローリングにあたる音。)

うーん、アホだ。
キジは頭が小さい、チキンヘッドだ、確かに飼っていても賢いと思ったことはない。
でもそれにしてもアホすぎる。
なぜだ?

・・・と、見ていてハッと判りました。

たぶんキジって眼で食べ物を判別してるんですね。嗅覚とかじゃなくて。

うちでは雛の時からの習慣で、飼育箱の下にキッチンペーパーを敷いていたので(表面にデコボコがあり歩くとき足が滑らない)、新聞紙っていうものの上を歩いたのが、このときが初めてだったのです。

で、ツンツンツンツンツンツンツンツン、活字をぜーんぶつつく。
政治面を歩きながら、枝野幹事長の目もツンツンツンツンつつく。
「あああああ!!どれが餌なんだ??情報過多で分からん!!」と、彼らの小さな頭に余計な混乱を招いたことは明白です。
あとから考えれば申し訳ないことをしました。

しかも初めて食べたミミズに、大変なショックをうけたようです。

以下の動画は、ミミズ食べた直後。
きーちゃん(手前)の挙動に注目。

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くちばしにミミズの粘液がついてしまったのがよほど不快だった模様。
「くっそー、とれねー、ネバネバがとれねー」と床で拭き取ろうとしてるし。軟弱だ。


いやあ、本来なら、外を自由に歩き回らせてあげたいんだけどね。
だって、生まれ落ちた場所の世界が、ガラス戸一枚むこうがわに、ぶあーっと広がってるんですからね。
草むらに隠れたり、木の枝にとまってみたり、もっといろんな虫を味わってみたり、川で水浴びさせたりと、奔放に遊ばせてやりたいと思いたくもなるでしょう。くろとぴょんみたいにさ。

だってやっぱり変だもん、キジを室内飼いなんてさ。

って言っても今んとこまだムリムリ。そんな恐ろしいことはできませんね。
だいたい家の中にかくまっていたって相当な危険と隣り合わせなのだ。

「おい~、そのぴよぴよってのは何なんだ~、ここを開けろ~」
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・・・ハンターぴょん、参上。
1階の庇の上にのぼって狙ってた。ぞぞっ-!


というわけで、この子たちを内外の天敵から守り、健康管理を怠らず、無事に育て上げることが、当面のわたしの使命でありまする。
空から見張ってる子がいるからね^^
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by babamiori | 2010-06-22 14:13 | 生き物について
じーちゃん、がんばる。
じーちゃんは今、がんばっています。

ちなみに、祖父のことではありません。
先日卵から孵した、キジのじーちゃんです。


一緒に生まれた他の2羽は元気に駆け回っていますが、じーちゃんは立つことさえ困難で、脚が常に開き、じたばた動き回ることでいつも疲れてしまっていました。
餌を食べるのも一苦労。やっとの思いで自力で食べますが、わたしが食べさせてやると、脚の不安定感がなくて楽なようで、「おなかすいてたんだよ~」とばかりに猛然と食べます。
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この食欲だけが、ひょっとしたら生き残れるかな?と思える、唯一の救いに見えまして。

ハンディのある子は淘汰の対象と考えることができず、今がんばって生きているじーちゃんをどうにかして助けてやりたくて、あれから何軒もの動物病院に電話をしました。

小鳥を見てくれる動物病院は数が少ないため、都内すべてに電話してみましたが、症状を言う前に「卵を拾って孵化してもらったキジの雛なんですけど」と言うだけで「うちでは野鳥を診ることができません」と断られてばかり。
ああ、この子は動物病院にも見放されてしまうのかな・・・と暗澹たる気持ちになると同時に、野鳥の卵を拾って産ませてしまったこと自体が罪だったのかと後ろ向きな考えが頭をもたげたり。

それでもあきらめきれず、この際、都内に限らず、ちょっと遠くてもいいと思って探しつづけたところ、はじめて「暖かくして連れてきてくださいね」と言ってくれたのが、横浜の子安というところにある「横浜小鳥の病院」でした。

オウムやインコ、ウサギなどの小動物を専門に診ている病院で、朝一番の予約をとったのに8時半の時点ですでに7-8人も待っているという盛況ぶり。立派な携帯用鳥かごに入っためずらしげーな鳥たちが受診を待っている中、小さな空き箱に入った小さなじーちゃんは、何だかとってもお粗末に見えました。
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診察してくれたのは、若いのに芯のあるかんじの先生でした。
じーちゃんの脚をのばしたり縮めたり、お腹をさすったりした後、「これは、ベローシスですね」と診断されました。

ベローシスとは先天性の奇形で、「脚外れ」とも言われるそうです。脚が腰骨から外れて、足の付け根が外側を向いてしまってしまうもので、成長につれてその脚のねじれが進行してしまうとのこと。
テーピングで治る子もいるそうですが、じーちゃんは奇形の程度が悪いため、何とか脚を固定するためにテーピングをして立てるようにしてやり、手術のできる大きさになるまで待つしかないそうです。

「雛の成長はとても早いので、テーピングはしばしばやりかえなくてはなりませんけど、あなたけっこう遠いですね、通いきれますか?」と、先生に言われました。

その、厳しく問うような口調には、「あなたには、拾った野鳥の命に対し、本当に責任を持つことができますか?」というニュアンスが含まれていました。

頭には一瞬、余白の少ないスケジュール帳の紙面が浮かびましたが、真っ黒な目を泳がせて不安定な脚をばたばたさせているじーちゃんを見ながら、「がんばって通います」と答えました。
答えながら、覚悟したような状態です。

そんなわけで、今、じーちゃんとわたしは週2回、横浜小鳥の病院に通っています。
行って帰って2時間半。早朝の時間を利用して、何とかやりくりしています。
テーピングをしないと胸で体を支えるような形になってしまうため、肺が発育不良になるそうですが、じーちゃんは何とかテーピングの不自由に耐えて、立てるようになっています。はじめは転んでばっかりで目も当てられなかったんだけど、それはもう、本人ががんばったんだよ。
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はじめて行ったときは34グラムでしたが、1週間経って、47グラムになりました。
鳥信で飼った飼料ではタンパク質が少ないとのことなので、は虫類の飼育に使うミルワームを追加して与えることに。
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ミルワームだけだとリンばかり摂取してしまうカルシウム吸収を妨げるとのことなので、雛の餌を食べたミルワームを与えなさいと指導されました。
いろんなサイズのミルワームがいますが、このサイズなら雛でも食べられます。
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何とか、元気に大きくなって欲しい。
ね、じーちゃん。
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この、細い首は、わたしがきゅっと指で絞めたらコロッといってしまうほど弱々しいのです。

ちなみに、きーちゃんと3ちゃんは、そりゃそりゃ気ままに過ごしていますよ。
おい!ここは曲がりなりにも和室だぞ!という声も届かず、飼育箱(とよんでいるボロ段ボール箱)からすぐにバタバタと飛び出して、一日の過半を窓辺で過ごしている模様。
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のびのーび。
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わたしは、暇さえあればうんち拾い係の仕事に追われています。

そして、いよいよ手乗りキジになりそう。
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これからも、この子たちのことを、一緒に見守っていってやってください。
がんばって育てていきます。
がんばろうね、じーちゃん。
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by babamiori | 2010-06-01 21:23 | 生き物について
14このうち・・・
「もしもし?お預かりしていたキジの卵ですがね」

はいっ!!

・・・ってかよく考えてみればなぜ今日電話かかってくんの?
(あ、前回前々回の話の続きです^^;)

まさかまだかかってくるわけがないと思っていた電話に、心の準備がまったくできておらず。
前払い金が足りなかった?あるいは何か記入してお店に送らないといけなかったっけか?うーん、、と、ながーい雑巾を絞るみたいにぜんぜんうまく絞れない頭で理由を考えてみるも、よく分からず。

だって、鳥信さんに卵預けてまだ4日。
いくらなんでももう孵るとは思えない。
だってわたしにはあの卵、産みたてに見えたもん。
24時間一緒にいたけど、卵の中からはぴよとも、かさともこそとも、聞こえなかったもん。



ひょっとしてぜんぶ死んでたのか?
・・・それはあり得る。
何しろ42℃まで温めちまったもんな。わたしの不行き届きで。
「ためしに1個割ってみたら温泉卵になってましたよ」と言われるかも。
「召し上がるかなあと思って一応とっておきましたけど」などと続いたりして。
あの晩見た悪夢は正夢だったってことで、このキジ騒ぎは終了か・・・
実に淋しい結末だが、ありのままを受け入れねば。


「もしもし、もしもし?あのですねえ、どうかなあ、他のは動きがないんですけど自然のモノだからまあそれまでの卵の環境はわかんないししょうがないと思うんですけどねえ、とりあえず今日んとこは1羽は孵ってましたんで引き取りに来ていただけますかねえ?」

はいはい。

・・・え?
つまりなんだ?

孵ったって、ゆった?いま。

「ええ、孵ってますよ1羽」

・・・孵った?

1羽、孵ったのか?

ぜんぶ死んでしまったかもしれないと思ってたけど、孵ったのか。

生きてたんだ、卵・・・やったぁー!!!
キジの雛だ、キジの雛が生まれたんだぁ!
ホントなら南房総の畑の真ん中で生まれてたはずの雛が、荒川の近くまで運ばれて、暗い箱の中で生まれたんだ。
いっぱい生まれるはずが、1羽だけ。
まわりの卵がしーんとしてる中で、その子だけがコツコツ殻割って、出てきたんだ。
そっかぁ・・・・・・
なんとかがんばって生き延びた子が、いたんだ。

電話の奥から「ぴよ、ぴよ」とわたしを呼ぶのが聞こえた気がしました。
(ってか実際この店はえらい数のぴよぴよぴよぴよぴよ!!に満ちているんだけどね。)

うっ、うっっ・・・泣けてきた・・・ママはここに、いますよ・・・

「あのぉ、お客さん引き取ることになってるんだけど、大丈夫ですかねえ?」

携帯を持ったまま胸をかあっと熱くして黙ってしまったわたしの気配の異様さに、お店のおじさんはわたしが雛を引き取らないんじゃないか?と心配した様子。あわよくばお店に置き去りにしちまおうと思ってるのかと、勘ぐられたみたい。

んーなわけないじゃん!
背中に羽はやして雛のもとに飛んでいきたいくらいだ!!

妻が無事出産したことを電話で告げられた夫って、きっとこんなかんじなんだろな。
「生まれたぞ、生まれたんだ、オレの子が」ってぶつぶつ言いながらぐるぐる歩き回るくらいしかできなくて、嬉しさや愛おしさをぶつける対象が目の前にいなくて手持ち無沙汰なまま心臓がバクバクしちゃうかんじ。
当事者なのに近くにいないっていうなんかスカスカして落ち着かないってかんじ。

「ありがとうございます。明日、なんとか時間見つけて引き取りに行きますから、それまでどうぞよろしくお願いします」

・・・ふぅ。

鳥信さんとの電話を切り、ひとつ深呼吸をすると、どうにか平常心が戻ってきました。

そこでふっと、現実に引き戻されるわたし。


で。
どうやって飼うんだ?


こんなに大騒ぎしていたくせに雛を迎える用意をなーんにもしていなかった。
それどころか、卵の孵し方と大きくなったキジの飼い方は調べたけど、雛を育てる方法についてはすっかり抜けていたことに気付いてしまった。。
まさかはじめから2坪の禽舎はいらないだろうけど、キジの雛ってどこでどういう風に育てればいいんだろう?餌はなんだ?虫とか与えるのか?
だいたいキジを飼うには許可が必要だったはず。なりゆきでキジ飼い始めて鳥獣保護法違反でわたしが逮捕されたらニイニやポチンやマメやくろやぴょんや夫はどうなる?

やばいよやばい、明日雛が来るっていうのにさ!!

困り果てた末、分からないことは権威に聞け!!と、電話しちゃいました。
全日本雉類研究会の、伊藤正さんに。

ご存じですか?伊藤正さん。
わたしみたいにキジの件で切迫したら、きっと皆さんこの方にすがりたくなると思います。
何しろ、「全日本雉類研究会」を主宰しておられる。

もちろん面識などありません。ただ、キジなんか飼えるか~?と不安に思いながらいろいろ検索している中で「キジ類の華麗な世界へようこそ」という何とも前向きなページを見つけ、そこに「2坪程度の禽舎があれば誰でもこのすばらしい鳥を飼育・繁殖できる可能性があります」「ぜひ興味がある方は飼育に挑戦して見て下さい。そこにはキジ類の華麗な姿があります」と、めっちゃキジLOVEな言葉が羅列してあったのを見て、もうほんとうに勇気づけられたんです。
これが「伊藤正」さんの書いたものであった次第。そのページのトップには事務局の電話番号が記載してありました。

この方なら、「キジの飼育?無謀ですよ。訴えられますよ」とは言うまい。
だってこんなに勧めてるし、キジの飼育を。
迷わずテル。

「あのー突然ですみません、わたくし普段は東京に住んでいるんですけど南房総にも家があってそこでキジの卵を拾ったという者ですが」
この明らかに意味不明で唐突な電話に、伊藤正さんは親身に対応してくださいました。

「3週間ほど温度管理などしっかりやれば、あとはちゃんと育ちますよ」「キジを飼うことの許可はね、放鳥せずに飼うと決めたら考えればいいですよ。誰かに何か言われることがあったとしても、経緯を話して対応を考えれば大丈夫。わたしも行政の仕事をしていますからそのあたりはよく分かっていますから」とのこと。

よっしゃ!権威から、大丈夫というお墨付きをいただけた!

しかもなんと、「鳥信さん?ああ、ご主人のことはよく知ってますよー」とおっしゃる!「そうか、鳥信さんで孵化してらっしゃると。ならばご主人にぜんぶ相談すればいい、誰よりも詳しいから。何ならわたしの名前を出してくださってかまわないですよ」とのこと。

仕事では建築業界って本当に狭いもんだとよく思うけれど、鳥飼い業界も相当狭い!
にしても鳥信さん、すんませーん・・・
心のどっかで「キジの卵なんか持ってこられて迷惑だったのかな」と卑屈に考えてました。
ガタガタ動揺せず、鳥信さんに相談すればよかったのね。



翌日。
鳥信さんのところに、行きました。
うちの卵たちが入っていた孵卵器は、コレ。
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右側の卵です。

そして、そして、そして。
「今お渡ししますね」とバケツに移されたのは、
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なんと2羽!!

実は、右側にいる子はあとから生まれた方で、足が開いてしまっている奇形でした。
途中で卵を冷やすとこういう障害が出るらしい。親が放置したあとか、わたしたちの卵移動中に冷えてしまったんです。
「この子はちょっとね・・・こんなに足開いてると厳しいよね」と言われましたが、もちろんどちらも大事に引き取りました。

ホカロンをぺたんと貼った小さな箱に入れてもらって、温熱電球と雛用の餌を飼って、大急ぎで23区の反対側にある我が家へと帰りました。車の中でずっと「ひよひよひよひよ」「ひよひよひよひよ」と鳴き続けていた2羽。赤信号になるとどうしてもたまらなくなって箱を覗いてしまう。
うーんたまらん!!
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うちに着くとすぐ、くろとぴょんに見つからないようにそっと和室へ行きました。(家族で協議した結果、当面は和室をキジの保育園とすることに。以前、子猫のくろ&ぴょんが畳や障子をぼろっぼろにしてくれたので、キジが多少汚してもぜんぜん惜しくない空間。ちなみにキジの雛が和室を卒園後は、改装し、もうすぐ思春期のニイニが女子部屋を出て入居の予定。)

やっとやっと、だっこしてみた。
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まったくの手のひらサイズ。
まだママの下でうずくまっている時期だからか、こうして手でくるんでやると、ちょっとほっとしたように動きを止めて「ぴよぴよぴよ」と鳴きます。
狂おしいほどかわいい・・・
この小さな小さな頭のにおいを何度も嗅ぐ。ん~~

こちらはお尻。
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ああ、もう、食っちまいたいほどかわいい!
(・・・ホントにedibleだからこういう言い方はふさわしくないかも。。)

学校から帰ってきたニイニも「ぎゃーカワイ~!!」とすぐ手にのせて、愛でる。
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「だめだかわいすぎる。一緒に寝たいくらいだよ」
同感。
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もう、何もかも、ふっ飛ぶね。
新しい命の、この圧倒的な存在感。
こーんなに長々と今までの経緯書いてきたけど、実際この子たちを見たあとは心配とかなんとかぜんぶ吹っ飛んじまって、カワイイ~~~ってことくらいしか言うことがないのです。
それは、自分の出産前と出産後の気持ちの変わりようと、とてもよく似ています。

そうそう。
結局、その後もう1羽生まれ、その子も引き取り(こんどは通勤帰りに電車でピックアップ。日比谷線の中でわたしのバッグは「ぴよぴよぴよ」といっていて、隣りのおじさんに「ケータイ音にしちゃずっと鳴ってるな」みたいな目でチラチラ見られてました)、兄弟は3羽となりました。
残りの11この卵は、先日、「もう孵化の見込みなし」との連絡があり、この世を去りました。
もうずいぶん前に去っていたと思うけど。
孵化率は決して高くなかった。14分の3。
キジママが育てていれば、きっと、もっと生まれていたはずです。
しかも、わたしたちが卵を見つけた時にはすでに、中で雛の形になっていたことも分かった。
あとちょっと・・・そっとしておいてあげていれば。

せめてもの償いとしてわたしたちに今できることは、この、生まれてきてくれた3羽を、ぴよぴよからケーンケーン!にまで元気に育ててあげることくらいです。


ちなみにこの子らの名前は、キーちゃんとジーちゃんと3ちゃん。
(命名の安直さについては自覚してるので何も言うな!)

いやあ、すごいよキジの雛は。
こんなにカワイイものは、ない。しかも、野生の生き物を見る感動がある。
そのことについてはまたきっとお話しますが。

まず発見したのは、「ピヨピヨ」という声は口を閉じていても聞こえるのでのどのあたりが鳴っているということ。
餌は、すぐに自分でつついて食べ始めたということ。
そして、人間をママだと思ってくっついて歩くというのはほぼ完璧な妄想だということ。むしろ脱兎の如く逃げる。逃げる姿には、深い野生を感じます。
だって走るとめちゃめちゃ早いんだから!!ゴキブリ並み。(いやホントに。)
まあ、見てよ。



今後のことはもうぜんぜん、考え切れてないし、すでに心の痛むことや心配なこともたくさん抱えているけれど、とにかく今はこの子たちを必死に育てています。
そして、ジーちゃん(足の悪い子)が果たして生き延びられるのかが、今もっとも心を砕いていることです。

そんなわけで。
目下、我が家は「ネコ部屋」「キジ部屋」「水の生き物部屋」で構成されており、我々人間は彼らの部屋を間借りして住むような形になっております。はい。

ご静聴ありがとうございました。
今後ともよろしく。
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by babamiori | 2010-05-20 23:58 | 東京にて



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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