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方向音痴でもサイクリングを楽しんでよろしいでしょうか。
前回の続きです。

顔ほどの大きさのビンゴバーガーを食して、おまけにみよし村の牛乳を使って作ったソフトクリームまで食べたわたし。しょっぱいものの次には甘いものが食べたくなってしまうという衝動をとめることはできない。せっかく暖まった体を芯から冷やした後、いよいよ復路サイクリングに出発です。

「ちょっと、あなたの着てるそのダウン、あったかそうだから貸して」
「別にいいけど、漕いでると暑くなるぞ」
「寒いと楽しくなくなるんだもん。わたしの体で冬に暑くなることはないわよ」
「体は冷たくはならないって。それより、ちゃんとアレ持ってきた?」
「とーぜん」
いそいそとバッグから取り出したのは、農作業用の豚皮手袋!
分厚くブカブカしていてフィット感がなく見た目が著しく悪いことをのぞけば、こんなに暖かいものはありません。草刈り、野焼き、農作業の友です。べつに自転車乗るとき使ったって問題ないでしょ。スタイル度外視。
(ちなみに、夫は「オレはコレでいいや」と納屋から軍手持ってきてはめて出発してました。昔は相当オシャレなヒトだったんだけどな、いつからこんなふうになっちゃったんだろう。彼は何かを捨ててしまったのだろうか、わたしと同じで。)


豚皮手袋をはめ、ダウンを着れば、寒さなんてちっとも怖くない。準備完了です。
「おっしゃ、ママのあとをついておいでニイニ!車道は危ないから、全部田んぼの中の道を通っていこう!」
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走り出してすぐにうウットリ。自転車ってやつは本当に気持ちがいい・・・
風を受けて進む感覚、地面をすべる感覚がたまりません。

日頃の行いがいいせいか、漕ぎ出してほどなくするとさーっと雲が切れ、日が差してきてました。景色も日に照らされて突然くっきりと鮮やかに目に飛び込んできます。
「あ~きもち~。サイコ~~~」
大きな声で独り言を言う爽快さ。田んぼの真ん中なら誰も振り返りやしない。まわりにヒトがいないって素晴らしいわ!!

自転車歴は長いわたしですが、そういえばこんな田舎道を自転車で走ったことは、生まれてからいちどもありません。わたしにとって自転車とは、歩くヒトを避け、車を避けながら縫うように走るものでした。
サイクリングって、田舎の風景の中を走る方が圧倒的に気持ちがよいんだ!と、初めて気がつきました。歩くのでもなく、ドライブでもない、自転車の速度というのは、里山の空気を吸い込むのに本当に適した速度なんです。
田畑をのぞきながら土手の花の色を目にとめることもできるし、牛舎に近づき横切り通り過ぎる時の匂いのグラデーションも楽しいし、うねうね道に沿ってたつ民家の風情に心を躍らせる感じも、前にある小さな山がずんずん近づいてくる感じも、まっすぐ続く道をついーっととばす感じもたまらない!

自転車を漕いで過ごした若かりしあの時代を思い出し、ちょっぴり感傷的になったりして。

「シュガシュガヤ~ヤ~プ~チ~シュ~♪」

なぜYAYAを歌う?わたし。
どうもハマりすぎていて気恥ずかしいけど、口をついて出てきたのでまあとにかく気持ちよく歌うことに。

「プレジャプレジャラ~ラ~ブ~レ~ブ~♪」

本人は青春の甘酸っぱさに浸っているつもりでも、わたしはもはや恋する女子高生ではない。歌もあまりに古い。端から見ればただの懐メロ女。
でもかまやしないわ。誰も見てないんだもん。

「忘られぬ~日々よ~~~♪」


・・・って、なんか忘れてないか?
頭の中に自分が主役のプロモーションビデオが流れていたせいで現実が遠のいてしまっていました。そういえばついてくるはずの息子がいたはずだが、どうしたかな?

慌てて振り返ると、ニイニははるーか遠く畦道の後ろの後ろの後ろの方にテンっと小さく見えるくらい、遅れてついてきています。
あぶないあぶない、うっかりニイニを置き去りにするところだった。でもここ起伏ゼロ。ニイニはなぜこんなに遅い?

「ニイニー、大丈夫ーーー!?」
ニイニはきこきこきこきことゆっくりこちらに近づきながら、なんか叫んでいます。
「ママー、横っ腹が痛いんだけどーー」
ちょっぴり顔をゆがめ、イテテとお腹を押さえて走るニイニ。
「横っ腹ってどっちがわ?」
「ひだり」
ああなんだ。盲腸ではないや。
巨大なビンゴバーガー食べてすぐ動いて脇腹が痛くなったなんてやっぱりお間抜けです。まあでも本人のせいじゃないし、ちょっとかわいそうなのでゆっくり走ることに。しかも焦らせてはなんだからとわたしがニイニのあとをついていくことにしてあげました。


ニイニの速度に合わせてゆっくり漕いでいると、顔に当たる風が半減し、加えてそれまでの運動が効いてきて、急に体温が上昇。

黒のダウン、暑い!
もこもこも動きにくくてすごくうっとおしい!
ジーンズの下に履いてきたスパッツも、きもちわるーい!

豚皮の手袋だけはわりと違和感ないのですが(そういえば刈り払い機の持ち手って自転車のハンドルと似てるな)全体的に身につけているものが邪魔臭く感じてきました。
もっと軽くて暖かくって、汗が乾きやすい服の方がいいなあ。
あの、かっこよく自転車乗ってる人たちが着てるサイクリング専用ウェアって、やっぱり動きやすいのかしら?寒すぎたり暑すぎたりしないのかしら?
・・・こうやってヒトは服装や道具に凝っていくのでしょう。「何着てたってかまわないぜ!」と無頼を気取っているわたしも何となくその気持ちが分かったりして。


ニイニに発破かけながら走り続け、気がつけば田んぼの横には平久里川が流れていました。我が家のすぐそばを流れるこの川に沿って走れば、方向音痴なわたしでも迷わず家に着けるはず。そもそもよく知った地域だしね。
ニイニも「痛いのなおってきたー」と叫びながらそれなりに快調に飛ばしています。
息子とのツーリングっていうのも、いいもんです。(走行中撮った唯一の写真。)
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ほどなく三芳の平野地帯が終わり、少し山坂が出てきました。
わたしは野良仕事と長年にわたる子供の抱っこで足腰が鍛えられているので特に苦しいことはないのですが、ニイニが、ここにきて漕ぐのが一段と遅くなりました。本当にもう、卒倒しそうに遅い。
「これが、坂?」と気がつかないくらいの上り坂でも、必ずぐぐっと遅れて後ろに遠のいてしまうんです。(もちろんいつの間にかわたしとニイニは前後入れ替わってました。)

そこへ、夫から電話がかかってきました。
「今どこ?遅いけど、大丈夫か?ポチンが心配してるよ」
「ああ、だいじょうぶ。ニイニが遅いのよ」
「ハハハそうだろう。まあ、気をつけてな」
時計を見ていませんでしたが、出発してからすでに40分くらい経過していたようです。こりゃ遅いわ。心配されても無理はない。

「ママまってよー」
ニイニは相変わらずちんたらちんたら。本人は額に汗して必死こいてるんですがとにかく遅々として進みません。小学校ではタフな方だと聞いてたけど、小学校2年生ってこの程度なのかね。
思うようにとばせないサイクリングというのは、背中のあたりにイライラが溜まって本当に疲れるものだということを、みなさんご存じでしょうか。

「それよりママー、どっち曲がるのー?」
「ええーー、右」
民家の間を抜けて右に曲がると、予想に反してボツっと行き止まりになっています。
おっかしいなあ、こっちに行くと抜けられると思ったのになあ。
「あーごめん。Uターンしよう」
「えー、しっかりしてよお」
突然、形勢が不利になるわたし。車道を嫌って田畑の中を走っていったのですが、うまくルートがとれずに行ったり来たり。
「ここは左に曲がるよ!・・・あ、また行き止まりだ」
川はどこだ?川は。頼りにしていた川が見えないぞ。
「ええとええとここは右、かなあ・・・」
「だからママとだと不安だったんだよ。パパなら絶対迷わないのに」
そうか、ニイニはニイニでわたしと一緒に走るのが不安だったんだ。
息子の気持ちを初めて知って苦笑しながらも、余裕がどんどんなくなってきます。とにかくよく分からないぞ、道が。

「あれ?ニイニ、ここ見覚えある?」
「ない」
「えー、間違った。へんなとこ来ちゃった。おかしいなー」

ついに県道に出てみました。県道ならいつもいつも通っているから場所が分かるはず。
それなのに、なぜか道沿いに、見たことのない美容院がある。
あれ~、こんな酒屋あったっけ?
こんな立派な家もあったっけ?

電柱を見ても民家を見てもどこにも住所を示すものが書いていないし、第一道に歩行者がいないのが心細いんです。以前、地元の方が「東京のヒトはよく歩きますよね-。こっちでは、移動はみんな車だからね。歩くことってめったにないんですよ」と言っていたのを思い出します。
ほんとうに、誰も、歩いていないのです。

「ニイニ、戻ろう。分かるところまで」
後ろから「なんでだよう。疲れたのにい」とぶーたれているニイニの言葉を聞き流し、来た道を戻るという屈辱の選択をすることに。

たいして遠くまで来ているわけではないのに、慣れない道だとけっこう焦るものです。
実は今とんでもない方向に向かって走っていたらどうしようとか、うろうろしているうちにニイニのスタミナが切れたらいよいよ帰るのが遅くなるぞとか。そしたらマメがお腹すいて家でギャーギャー泣き出すかもしれない、とか。

ろくでもない想像をしながらとにかく見覚えのある風景にあたるまでと走り続けていると、上の方に青いものがチラリとみえたような・・・

「あ!道標出てる!」

なんとわたしは、県道で行けばただ1カ所だけ選ばねばならない曲がり角を反対に曲がってしまったらしく、気づかず進めば増間ダムに出てしまっていたであろうことが判明。どこかで間違ったのでしょうが、どう間違ったかもよく分からない。
おかしーなー、いつも通ってるのに。
「でもよかったニイニ、あとは家までまっしぐらだよ」
明るい声でフォローするも、
「・・・」
疲れて返事もろくにしないニイニ。

やっと我が家のある集落に着く頃、夫からまた電話が。
「まだか?1時間以上たつんだけど」
後ろでポチンが叫んでいるのが聞こえます。
「ママー、どこー?しんぱーい」

あー、やっと家が見えた!
テンのように小さく、赤いバギーが見えます。高台の畑の上に、夫とポチンとマメがいる!
むこうからもわたしたちが見えたようです。
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家にいても心配が高じてポチンが泣いちゃうので、外でずっと立って待っていたんだって。
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ニイニを見捨てて先に我が家のアプローチまで到着したわたしに、ポチンは「ママぁー!」とかけよってきました。
道の駅から帰ってきただけなのに、なんだか感動の再会。
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「ポチン!」
この勢いじゃ抱きついてくるだろうなと笑顔で待ち構えるも、ポチンはそのままわたしをスルーしてニイニの方へ。
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いつも喧嘩ばっかりしているのにね。

結局、5キロを1時間20分かけて帰ってきたのでありました。
何のことはない、間抜けなのはニイニではなくてわたしでありました。たとえニイニが間抜けだとしても、それはわたしの遺伝でありましょう。
帰った時には、汗びっしょり。半分以上が無駄汗。

それでも自転車はいいもんだという感触はしっかり残りました。というか、自転車に乗る生活をまた始めたいという意欲が沸いてきました。
いつもわたしたちは車で移動するけど、車窓からの景色を見てその土地を知った気になるなんて間違っていたなあ。中吊り広告を見て「読んだよ」と言っているも等しい。2年間三芳にいても自分の家のまわりのこと以外はなーんにも知らないんだなあ、と自分の行動の奥行きのなさを実感した次第です。
とはいえ、わたしはこれからまだ何年も、コブコブコブ付き人生がつづきます。クロスバイクを乗り回せるようになるのはいつのことやら。

いっそかわりに、5人乗りのタンデム自転車でも入手するかね。
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by babamiori | 2009-01-21 21:45 | 週末の出来事
厳寒サイクリングの前に巨大ハンバーガーで腹ごなし。
結婚前までは、自転車は生活の必須アイテムでした。

学校が遠方にあった中学や高校の時は駅まででしたが、大学は実家から自転車で通っていました。もちろん自転車にもこだわりがあり、コルナゴのクロスバイク乗ってました。とかだったらオサレだけど、かの有名な石橋さんちのママチャリのカゴに設計課題の模型を積んでひーこら漕いでました。

子供を産むまで立派なペーパードライバーだったわたし。(ニイニ出産後、アメリカの砂漠を植物探訪キャラバンするためにペーパードライバー講習に行く羽目に。)当時は手軽な移動手段が自転車しかなかったから仕方なかったともいえますが、徹夜明けのまだ薄暗い街を自転車で走る時の、疲れ切った体と冴えすぎた頭に冷たい風が沁みる感覚や、好きな曲を口ずさみながらすいすいと裏道を走る開放感はたまらないものでした。
今では重い鉄のかたまりに子供3人を乗せて走ることにすっかり慣れてしまいましたが、あの時のようなフットワークの軽さはもうありません。

あーあ、また自転車乗りたいなあ~
なんてつぶやくと、自転車フェチの友人がパンフ片手にやってきて、これがカッコイイあれが一流とバイクブランドをどんどこ教えてくれるのですが、「どうせわたしなんざ前後にチャイルドシート付きのママチャリが関の山よ」と拗ねてそっぽむいてました。
(それに、その値段出すなら今のわたしは軽トラかハンマーナイフが欲しい。)

わたしの願いはね、もっと素朴なの。
三芳の畦道を、とばしたいだけ。

去年、ニイニと夫が三芳で自転車を購入し、ハラボテのわたしとポチンを置き去りにしてどこへでもすいすい出かけていくのを見て、くっそ~!なぜわたしのお腹は大きいんだ~!と地団駄踏んで待っていたんです。
出産したら絶対、子供も夫も置き去りにして三芳中を乗り回してやる!
三芳なんかじゃ物足りないぞ、館山にだって行ってやる!!

・・・と貧弱なの夢を掲げて息巻いていたのですが、わたしったらそんなことすっかり忘れてしまい、気がつけばマメ産んで半年もたっていました。そりゃあサイクリングは魅力的ですが、産んでしまえば自転車熱なんて吹っ飛ぶくらいマメに首ったけで、「ベイベ~ママはマメちゃんとずうっといっしょよ~」とマインドがすっかり変わっちゃって。

それが、この間夫が思い出したように「晴れてるし、ニイニと道の駅までサイクリングっていうのもいいなあ」とつぶやいたのをきっかけに自転車熱が再燃。「お!?自転車?わたしも乗りたい!」と挙手すると、「じゃあ、車で道の駅まで来てくれれば、帰りは自転車交代するよ。お昼はビンゴね」と即決。
イエーイ!ひっさびさのサイクリングだ~!

ちなみに、我が家は山の上にあります。
行きは全体的に下りが多く、帰りはヒイヒイ上ることになる。
夫は楽な往路をとってウハウハでしたが、わたしは脚力と持久力には自信があるのでそういうセコいことには左右されません。ひ弱なじいさんに往路を譲って、わたしは復路担当。
というわけで先にニイニと夫を送り出し、わたしはポチンとマメを連れて車で後発することに。

ニイニは夫と共に「んじゃ!」と威勢よく飛び出しました。
が、なぜか5分後に、一人でふらふら戻ってきました。
「どした?」
「パパが、これじゃ、ダメ、だって・・・」
と息を切らして足下を指さすニイニ。
・・・ゴム長靴履いてるわ。
「ちょっとニイニ、レンコンでも抜きに行く気?早くスニーカーに履き替えていってらっしゃい!」
「うんー。またいってきまーす」
間抜けなニイニのお尻をひっぱたいて送り出すと、ポチンが玄関に突っ立って背中を見送りながら「ニイニ、しんぱーい」と、ぽつり。ポチンはニイニがあまりにもいつも間抜けなので、親以上に兄を心配する子に育ってしまっているんです。
「ニイニ、車にひかれて死なないかな-。ニイニって信号見ないよ」
「大丈夫よパパが一緒だから。三芳には信号ないし。でもママもちょっと心配だから、早く行ってビンゴで待っててあげよっか」


ところで「ビンゴ」とは、三芳村の道の駅にあるハンバーガーショップのことです。
房総を暴走する革ジャン着たバイカーたちが好んで立ち寄る、三芳村らしからぬアメリカンテイストのお店。(わたしたちが行くちょっと前には、サイクリングレースかなんかの人たちが押し寄せてごったがえしていました。)
別にハンバーガーに飢えるような生活をしているわけではないので(館山にはマックもあるし。っていうか東京はマックだらけだし。)しょっちゅう行きたいわけではないのですが、たまーにとっても食べたくなる。

こんなお店です。
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紅白の格子模様の屋根が若干アメリカンな意匠ですが、別にどうってことないといえばない。
でもこれが、田んぼに囲まれた道の駅にたってると、さんま定食の中にガスパッチョが置かれているくらいの違和感はあって、よーく目立つんです。景観の中でもワクワク感は出ています。
バイカー達がなぜここを目指すのか、何となく分かるな。ツーリングの途中で食べたいのは、道の駅で売られているおこわやお赤飯というよりも(これはこれでかなり美味しいんだけどね)スタンドで売られているハンバーガーとコーラって感じなんでしょうね。


ポチンとマメとわたしは「お腹すいたねー」「もう30分たつけどまだかなー」「しんぱーい」とビンゴの前で自転車組を待っていました。たかだか5キロを、自転車で30分以上かけるって、どういうことだろう?
あまりに寒いので道の駅に併設された足湯に入って待っていると、田んぼの真ん中に通る畦道をついーっと走りながら夫が戻ってきました。ニイニはどこだ?
「さみ~。ニイニがとってもゆっくりなんだよ~。腹減った~」
見ると、遙か彼方からニイニがすごくゆっくり、自転車が倒れないギリギリの遅さの調査でもしているかのようにゆっくりと、やってきました。
「疲れた~。寒くて足の感覚がないよう。ヒィ~~~」
いやあお疲れさんニイニ。
労いながら、イヤな予感がよぎるわたし。
この速度のニイニと併走するって、ひょっとしたらすごく大変なことなんじゃないだろうか?


ともあれ無事に帰ってきたニイニと夫に「何にする?」と聞くと、もちろんニイニはこのビンゴバーガー。夫は「和牛ビーフカツサンド」なるものをオーダーしてました。

そうそう、ビンゴバーガーって、初めて見るとちょっと驚きます。
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って書いてあるのは、あながち誇大広告ではない。こんなかんじ。
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隣に置いたケータイが10㎝でマックのハンバーガーの直径と同じだから、「うわ、でか!」と思わず笑っちゃうくらの大きさではあるんです。(大食いのあの方には足りなかったようですが。)
味はけっこう美味しい。オニオンがちょっと辛くて、それから何となくガーリックの風味もします。あと、添え物のポテトが細切りで絶妙の塩加減で、これはかなりイケます。
この日はなぜかついてなかったんだけど、ロリポップとピーナッツチョコがおまけでくっついてくる時もあり。あ、ちゃんと細部までアメリカンな演出だわ、と笑えます。

夫の頼んだカツサンドは、メニューに「レアー限定」とありましたが、確かに赤い!
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お肉がちょっと堅めだけど、マスタードがきいていてなかなかグーとのことでした。

これらは道の駅のイートインコーナーで暖をとりながら食べたのですが、食べているものはアメリカンでも見える景色はまさにニッポンカントリー。
(奥に見える田んぼの真ん中を突っ切って2人はここに到着しました。)
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うう・・・、寒そう。
だいたい今は1月。風切って気持ちいい季節にはちょっと早すぎたかなあ。
動くとすぐにホットになれる夫は「漕いでりゃ暖まるよ」とこともなげに言うのですが、わたしはスキーに行くとグローブの中に自分の手の冷気がたまるほど体が冷えやすいタイプ。しかも今日は曇天で、さっきは小雨も降っていたぞ。
そしてパートナーはトロトロ走りのニイニ・・・

夢にまで見たサイクリングなのに、なんだか条件が悪いなあ・・・

腹ごなし後の待望のサイクリングについては、次回ということで。
(2回に分けるほどの内容じゃないんだけど。)
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by babamiori | 2009-01-19 13:15 | 週末の出来事



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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