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今年も高価なソラマメを育てています。
たーいへん!
本出した〜里山学校だ〜とワタワタしてたら、一番好きな季節になっちまった。移ろいをゆっくり味わい損ねたなあ。
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ソラマメもしたの方からマメが出来てきよる。上はまだ、甘い匂いを振りまく楚々とした花がついてて。
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この時期はホントに、移住欲求が高まります。毎日変化してる畑の様子、オタマジャクシやサンショウウオ、ノコノコ歩いているキジらを見ずに東京で原稿書いてるってどうしたものかね。
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そんなだから、三芳に行った時は目一杯なかんじで外にいます。なるべく太陽の光を浴びずUVカットでお肌を若く保ちましょうネタをテレビでも雑誌でもしつこくやるようになる時期ですが、だとしたらわたしの肌は死に向かって邁進中。まずいかな、そろそろ本気で。。
だけどさあ、今この時間も生きてる時間で、将来の肌のためだけの時間じゃないからなあ。やっぱり外に出たいよ。出てるけど。

初夏といえば、いよいよ長い草刈り最盛期に突入ですが、今年はスパイダーモアという部下ができたので例年の8割くらい気が楽。
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刈払い機づかいがまだまだ地元の方の足元にも及ばないわたしでも、がーーーっと刈れて刈り跡が美しい。ハサミじゃなくてバリカンみたいなもん。(そういえば大学生のとき、友人とのじゃんけんに負けてバリカンで髪を刈り上げたことがあったな)

さて、『週末は田舎暮らし』を出してから「やっぱり田舎暮らしは大変ですよね」「バイタリティありますね」とますます言われるようになり、戸惑っています。そんな、わたしが個人的に不死身の張り切りおばさんみたいじゃないか?

確かに、自然の中に家を持つのは、都市生活より圧倒的にハプニングも多く手間もかかり大変ですが、それが嫌なことだったらやめてます。責任感だけでは、7年も8年もモチベーションが続かない。

なんの手もかからない表情を変えない造花より、種から育てて芽を出して蕾をつけ花をつけ、種をとって枯れるのを惜しみ、また翌年種を蒔く花を育てる方が楽しいでしょう。ぬいぐるみのネコより、うんちもオシッコして毛も抜けて年老いたらボケちゃったりする生きたネコの方が愛しいでしょう。
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草刈りの大変さも畑の世話もイノシシとの格闘も、土地への愛着の増すできごとなんですよね。なんていうか、単純なコストではなく、喜びと表裏一体。で、体が疲れるかといえば疲れる時も多々ありますが(笑)、サッカーしたって自転車乗ったって疲れるもんねえ。

それにしても、よく考えればうちでつくってるソラマメってどんだけ高いんだ?と思うことがあります。交通費かけて通って育ててるんだから、一粒換算でいったいいくらになるんだ?と。
でもたくさん収穫すると「わーい!スーパーで買うとソラマメ高いんだよね、うちでは食べ放題だよ、しかも採りたてで甘い!」とはしゃぐ。ホントに頭悪い(笑)

でもね、喜びのある暮らしであることは確かです。結局、それなんだよな。

喜びのある暮らし、好きなものがある暮らしっていいよね。わたしはたまたま櫻井くんとか韓流ドラマじゃなくて南房総を好きになって、ちょっと周囲から呆れられてて、たまに「わたしもー!」っていう仲間がいて、彼らと一緒により深く関わろうとワタワタしている。
んで、毎日櫻井くんといたら櫻井くんにも飽きるかもしれないけど、毎日いないから冷めない。週末妻だから南房総にも冷めない。そんなところです。

さて、待ち人も来たし、与太話はこのへんで。
みなさんよいゴールデンウィークを!
南房総にお越しの際は、9時前に着いて19時過ぎに出ればさほど渋滞しませんよ、ご参考まで♪
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by babamiori | 2014-04-25 12:17 | 南房総のこと
金銀財宝以外がざっくざく。
「そろそろいい季節だな。いっちょ、ウマいもんでも探してやるか!」
「うっす!」

なるべく薄暗くてじめじめした木陰に、有志が集合。
石や落ち葉をどけて、腐葉土をスコップでほじくります。
そして凝視。

じぃーーーーーーーーー。
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「・・・ぅおーっと。長いの出た!こいつゲット!」
「ほい来た!この中に入れて!」

小さなタッパーを開けて、ぽいっと放り込む。

「およよよよ、このエリアめっちゃ多い!あ~、でも、ぜんぶもぐっちゃうよう!」
「手袋じゃ動きが鈍いって。素手だよ素手。かたまりごとつまむんだよ」
「だってぴんぴん跳ねるんだもんこいつ!トビムシ!!」

目が馴れてくると、土をほじくり返した直後、彼らが明るさに動揺しているタイミングで捕まえることができるようになります。

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「これはデカすぎるかな」
「どれ?ああそれくらいならいいよ。喰えらぶるよ」
「おー、こりゃ柔らかそうだ。まだ殻が透き通ってるよ。脱皮したばっかりだよ多分」
「そう、そういうのいっぱいお願い。ワラジはいいけどダンゴは喰わないからね」


ニイニとわたしで30分くらい格闘して集めたのが、コチラ!

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・・・ぜんぜん写ってないや。
直径1~2ミリ程度の赤ちゃんミミズ、3ミリ程度の柔らかそうなシロワラジムシ、活きのいいトビムシ、小さなクモやアリなどおいしそうなのが無数に入っている宝箱なんだけどなー。
かさこそとタッパーをゆすると、虫たちの挙動で土の表面が地殻変動みたいにうわっと動く。このタッパー内の充実感、たまりません。

あー。虫探し、楽しい。
童心に戻るとかいうレベルじゃなく楽しい。

海の魅力は潜らないと分かるまいと力説するダイバー同様、普段はヒトの足の下にある不可視な土の中にえいやと飛び込んでみると、そこには奇妙なヤツらがひしめき合っているパラレルワールドが存在することが分かり、どうにもワクワクが止められなくなる。
ついには「みんな!掘ってみようよ!」と爽やかに誘ってしまいそうになる。

なーんて楽しげに言ったところで、虫嫌いの心はそうそう動かないって分かってるけどね。
斯く言うワタシも、コックローチマニアのHP見てゴキブリ嫌いを克服しようと思ったけど無理だったし。あんな小さな黒いヤツを見るだけで、いまだに命の危機を感じる。なんでだろ?

・・・それにしても、ワラジもミミズも、んまそうだぞ。
冬場は地中の小昆虫が捕れないので、釣具屋で売っている生きアカムシしか食べていなかった彼らの、喜ぶ顔が早く見たい。
ピンセットまでくわえこんでぶら下がるほど、勢いよく食いつくだろうなー。
ここんとこ1週間くらい、いつのぞいても同じ場所で同じ格好してるから、きっと最近ずっと動いてないんだろうなー。春だってことも、気付いてないよなー。

産地直送便がいくから、待っててハニー!!


(・・・よんだ?)
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(寒かろうが暑かろうが活性低いけど、なにか?)
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by babamiori | 2011-04-18 16:30 | 生き物について
クリスマスプレゼント。
サンタさんはなぜ、ママにプレゼントを持ってきてくれないんだろう?
悪いけどママ、あなたたちよりもプレゼントもらうに値する働きをしてると思うんだけど。

とぼやくと、マメが「えーママかわいしょー。マメちゃんとこにはくるんだけどねー」と自慢。保育園で自分のマークがねずみなことから、とことんねずみラブなマメ。サンタにももちろん、ねずみをオーダー。ホントに持ってくるのかいなサンタ。

ポチンはママに対し「来るわけないじゃん、オトナはじぶんで買えるんだから。でもわたしこないだ保育園でサンタさん見たよ。そりじゃなくて気球に乗ってきて、保育園にプレゼント置いて帰るところだったのをみんなで見たんだもん!赤いズボンと帽子が空に見えたから追いかけたんだけど、空にどんどんのぼっていって、最後にぴかっと光って消えちゃったんだよ!そしたらカラスがサンタさんの服を食べようとしたらしくって、赤い布をくわえて飛んでたんだよ」
・・・壮大な話だ。作話とは思えない。ポチンははじめ、小さくたたんだ折り紙の中に「たまごっちあいでぃーがほしいです」と書いてサンタにお願いしていたけど、誰から仕込まれたのか「目が悪くなるからだめだって~」とのことで「おりけしをください」にかきなおしていました。
オリケシね・・・電子レンジでチンするだけでオリジナルの消しゴムがつくれるっていう、ね。

そしてニイニは「ママ、ずうずうしいよ」。うるせいや!しかもニイニが欲しいのは海水魚を飼育する120㎝水槽だってよ、それ、この家のどこに置くんかいな。だいたい野球チームに入りたいなら9本もある水槽を半分以下に減らすこと!そうじゃなきゃ世話も野球もじゃ無理だろ!とパパに言われていたはずなのに、なぜ増やそうとする??サンタが聞き入れるかは謎。

そんなこんなで今年もばたばたと、笑いだけでなく涙あり喧嘩あり血も涙も汗もありの泥臭い生活を営んでまいりましたが、なんだかんだ言って健やかにサンタを待つこどもたちを見ながら、ああわたしの宝物はこれだなあと、納得。
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そうそう、この子たちにもささやかながら、クリスマスプレゼントを用意しなきゃ。

いつもより上等で鮮やかで生き生きしたごちそうを。
ちょっと早いけど、年越しそばのつもりで召し上がれ。

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この子たちはどうだろう?
「毎年この時期になると、ネコの手も借りたいのにってみんなにぶーぶー言われてますが、あなたたちはあなたたちなりにやることがあり、日々を精一杯こなしているのだよね?」

・・・なんにょこと?
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・・・かんけーにゃーーーーーい。
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・・・生きることをなめてる。
極上の猫缶、プレゼントしようかと思ったけど、再考。

そして、わたしの心の家族へ。
今は、どこにいるのかな。
無事に、三芳の空のもと、生きているかな。

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あなたと出会えたことが、今年いちばんのプレゼントだよ。
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by babamiori | 2010-12-20 15:44 | 生き物について
泣こうか、飛ぼうか。
いやもう初夏。
みなさん、幸せですか?

わたしはここんところ、ホントにこの生き方でいいんだろうか周期に入っています。
この周期、何年かにいっぺん訪れるんだよなあ。
GWだっつうのに眉間に皺をよせて生きていてはいけないとは思うんだがな。

どういうことかというと、本当は房総ではなく沖縄で暮らしたかった自分を発見。

なわけなくて、もっと青臭い、暇人と言われても学生じゃあるまいしと言われてもおかしくないようなことです。もうぜんぜん連休にはふさわしくなーい話題なので、遊びの計画でウキウキルンルンしている方はスルーしてください。


いやね、こないだ新聞の被虐待児保護の記事を読みながら、同じ世に生まれ落ちながらうちの子らみたいに「連休、またちばぁー?」とけしからんことをほざく感覚の麻痺したアホンダラな子もいれば、愛情を与えられずに育つことになってしまうこどもたちもいる、という不条理不公平にたまらない気持ちになり、ぶあさっ!と新聞を置き、隣りにいたニイニに「ママは今の仕事をしているのが正しいかどうか分からなくなった。建築の仕事なんてママじゃなくてもできる。ママはせめて、親のいない子どもを引き取って里親になるとか、そういう生き方をしたほうが良いと思うし、正しい生き方な気がする」と感情のまま語ったんです。
正義感の強いニイニなら「ママ、そうだね。世の中のためになる仕事っていいよね」ととりあえず表面的にでも賛同してくれるだろうと思い込み、他の雰囲気を予測していなかったんですが、実際は真逆。
いきなり目にぶしゅわっと涙が溜まり、「やめてよママ何でそんなこと言うんだよっ!ママの仕事は建築でしょ、一生その仕事をしててよ!!里親とかそういうのはだめだよ!!」と叫んだニイニ。

あっっっけにとられるママ。

ど、どうしてそんなに強く否定するんだ?
わたしヘンなこと言っちゃった?

いやひょっとして・・・
「ニイニ違うってば。里親になるからって自分のこどもがどうでもいいと思っているんじゃないよ、何ならみんなが大人になってからでもいいんだよ」とあたりをつけてフォローすると、どうやら完全にとんちんかんだったらしく「そうじゃない!!とにかく、そういうどうにもならないことは考えたくないんだよ!!!」と絶叫。

ニイニの号泣によって、この話はあっけなく幕切れとなりました。

あとでじーっくり考えた結果、ニイニは不条理な現実に向き合うのがすごく苦痛なのだなと、なんとなく分かりました。
生まれながら不公平という現実。辛い環境にいる子どもが世界にはたくさんいるという現実。ひとりの子どもを助けたからって問題の解決になりはしないという現実。
そんな出口のない問題には、立ち向かう前に心が折れてしまうらしい。
こりゃ政治家には向かないな。

世の中に対してよいことをしよう、と思って何かしたとしても結局自己満足の域を出ないことが多く、それで半端な満足感を得て思考停止するくらいなら何もせずに自己嫌悪のままでいた方がいっそいいのではないかと思うのは、私も同じです。
だからニイニの気持ちもまあ、分かる。

でも最近、やっぱりそれも違う、と思えてきました。
うまく回っているところに首を突っ込んで自分もおいしい思いをしようという生き方より、うまく回っていないところに積極的に関わるという逃げない生き方の方が、まだマシだなと。
こどもひとり引き取って里親になったからって全部のこどもが助かるわけじゃないし、世界には飢餓で苦しみ死んでいくこどももいるわけでそっちが先だろうという意見もある。でも、まずひとり助けるってことは、ひとりも助けないことより悪いことじゃあない。微々たることだけれど、エコバッグ持って「地球に優しい」というよりはもうちょっと意味がある。決意や努力もそれなりに必要なことでもある。

どうせ死ぬなら、につづく言葉。
どうせ死ぬなら、うまいもん食っていい思いして死にたいじゃん。
とも思うけど。
どうせ死ぬなら、自分をでかくするより、自分がちりぢりになって燃えかすみたいになってゼロになって死にたいじゃん。そのほうが死後感がいいじゃん。(って読後感じゃあるまいし。)

そんなことを、ぐるぐる考えております。
結局、行き着く先は自己満足か。ハハハ。

きっと、わたしの中では、それがたとえヒイヒイの生活だとしても、こどもが3人いて食うに困ることもなく、おまけに房総にも家があって、ちょっと贅沢すぎるという感覚があるんだと思います。
余分があるわけでもないくせに、何かいつも罪悪感がある。

いやいやいやいや、贅沢すぎるというと語弊があるぞ。贅沢ならもっともっとしたいさ。ユニクロ以外を行きつけのお店にしたい。冬は部屋でも息が白くなる三芳村の家をなんとかしたい。くろやぴょんに毎日モンプチを食べさせたやりたい。スーパー回転寿司やまとでニイニに「赤い模様のお皿までだからね」と耳打ちするのもやめたい。
ああそれにエステにも行きたい!
フェラーリにも乗りたい!
自家用ヘリコプターも欲しい!
やっぱフェラーリとヘリコプターはいいや。欲望の範囲外だな。
ってなんて人間が小さいんだ!

・・・何を書いているんだか分からなくなりました。

こんなふうに自家中毒に陥ったときには「ただ、生きるのみ」という原点に立ち戻るために、これを愛でよう。
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サンショウウオのサンちゃん。
我が家に来て2年。365日、石と石の間にいます。
何が楽しくて生きているのだろう?

こっちはショウちゃん。
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三芳の畑から持ってきたミミズを丸呑みした直後で、おなかがもったりふくれています。

今ぜんぶで6匹いるのですが、水槽内はいつもこんな状態。
日々の実感としては、石と植木鉢を飼っているかんじです。
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ずーっとずーーっと何かの蔭に隠れ、ちょっとずつ大きくなるだけというサンショウウオの生き方は、実に哲学的です。

隣りの水槽のアカハライモリのもりもり君は、自分が笑われていることに気付いていない。
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マメに「かえるしゃん?ちがっ!こえダメ!」と切り捨てられた存在。
カエル人間みたいで異様にマヌケな外見はある意味偉大と思いますが。


明日からは思考停止して畑ですごずぞー。
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by babamiori | 2010-04-30 15:45 | 東京にて
引率という労苦。
引率とは疲れるものです。

敷地内ではあるけれど家からすごーく遠くて行くのがめんどくさい畑があるのですが、そこに行きたいと子らは言う。しつこくしつこく行きたいと言うので、仕方ないからついて行きました。

着いたところで子らが水たまりに手をつっこんで
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手にしたのはこの、ブリンブリン。
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おお!我が家族!!
今年も君たちが生まれる季節がやってきたね!!
東京の家では2年前にニイニが拾ってきた卵から育てているサンショウウオがいますが、今年あたり放流しようかなあと思っているところです。うちでアカムシとかワラジムシ(もちろんライブ)をピンセットから食べるのも、きっと飽きただろうしなあ・・・

卵の中で、時々くるん!くるん!と回るサンショウウオの幼生はホントにかわいいもので、まあ、めんどうだけど見に来てよかったなあと思ったりして。

いや、わたしだって春の探索は大好きだし、その労を惜しんでいるわけではないんです。
問題は、ナチュラルに千鳥足の1歳児が漏れなくひっついてくることです。
この畑はとにかく歩きにくい。水はけが悪い上に鋭く突き出た枯れ草がそこらじゅうにあって、ひとたび転べば体がぐざぐざになるようなところ。オトナだって歩きにくいのに、身の程知らずのじゅむむ星人は自分の生き様を曲げたりしません。

「じゅむむでくの!ながちゅの!(=自分で行きます。長靴履いてるから大丈夫です。)」
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その理論は完全に破綻しているのだよマメ。
長靴を履いても転ばないことはない。むしろ転びやすい靴と言ってもいい。
あなたはそれで何度も転んで、突き出たおでこを擦りむいて泣いているのだよ。
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・・・言って聞くタマではない。


と。
畑への引率もしんどいが、こないだはさらに疲弊しました。
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誕生日プレゼントにもらった巨人戦のチケットを手に、38度9分なのに東京ドームへ向かうニイニ。友達も、ポチンも一緒。
そしてもちろん
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も、一緒。(ちなみに引率はわたしひとり。)
いつでもどこでも、このながちゅしか履かない昨今。ぜったい手をつながないので、わたしのバッグを掴ませることに。「もい!ママもい!(=重いです。ママのバッグは重いです。)」と、あたかもわたしが重いバッグをマメに押しつけているかのように受け取るヤツ。

そして、どうせそうなるだろうなと思っていたけれど、やっぱり正常な観戦など夢でした。
いや、見たのは悪夢だった。
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わたしの膝の上で、手づかみで東京ドーム弁当を食べるマメ。
手づかみでスパゲッティをすすり、ハンバーグをくわえ、お箸でチキンライスのチキンを突き刺して食べようと試みて挫折して泣き、パックに入ったお茶を押して前の席のヒトに向かってびゅーびゅー飛ばす、マメ。
彼女がわたしに属しているかぎり、どこにいても安息の時間など訪れません。

「をーーーをーーーかーめいーーーー!!」
と、真っ赤なのどをさらに腫らしてがなりたてるニイニは本当に楽しそうでした。
(ちなみにヤクルト応援団の持ってる傘って、直径が40センチくらいのプチ傘なのね^^)
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by babamiori | 2010-03-30 16:00 | 週末の出来事
ネコにもオオゲジにも等しく愛を。(注意:後半に不快写真あり)
人間が本能的に、カワイイ!と思ってしまうものと、きもちわるい~コワい~と忌避してしまうものがあるのは、致し方ないとは思います。

でも、それが、実利や実害と一致していない感情の場合は、どうすりゃいいんでしょうね。

たとえばよ。
確かに子猫はカワイイのだ。それはもう、どうにも理性では抑えきれないくらい強い感情で、自称ネコ嫌いだった夫さえ夜中に家に帰るや否や「で、ニャンは元気か?」と言いながら子猫のところに直行してしまうくらいの圧倒的な感情なのです。
でも、じゃあ、この子たちは何か有益なことをしてくれるのか、と思えば、なんら益をもたらしてくれるわけではありません。まあ、温室に出没するネズミをとってくれるようになるかもしれないな、程度。(齧歯類も好きなわたしとしては、実はドブネズミだって飼いたいのですが、それは変人の域かもしれないと自制している。)

それでもって、害がないかと言えば、それなりにいろいろあるんです。ノミやダニを家に持ち込む。わたしの手が傷だらけになる。4時間おきの離乳食やうんちの出ない子の揉み出し(濡れたティッシュで延々30分くらい揉む。便秘2匹で1時間。)で寝不足。
まあ、世話は好きこのんでやってるんだからネコに罪はないけどね。

ネコによる実利がほとんどないとはいえ精神的な豊かさはもたらされているわけで、それだけが飼う根拠となっています。あたりまえだけど。
単に食事してる光景を見るだけでこんなに癒されるって、まあなかなかないよな。
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里親探しに奔走しているくせに、ここにあと3匹くらい追加したいなと思わず考えてしまう。
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でも食べ方があまりにも汚い。しつけがなってないぞ!わたし。
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特に三毛ちゃんがあまりひどいので、見るに見かねて洗ってしまいました。
こちら、洗う前のかわいい姿。
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こちら、洗浄後。
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一気に90のおばあさん。

・・・とまあ、寝不足とかどうとかどうでもいいくらい、この子たちと関わっている時間はパラダイスなのです。この話だってこんなカワイイ写真があるんですよと見せたいがためにしているようなもんだし。(あ、言っちゃった。)


いやでも、そんな我が身をふと振り返れば、容姿が好みでないがゆえに愛することのできない生物が山といるわけなんです。ネコよりずっと人間に有益な生物だとしても。
それが、こちら。
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三芳村の我が家のトイレをお住まいにしていらっしゃる、オオゲジさんです。
体長15センチ、足の数30本、音もなくサワサワサワサワサワッ!と滑るように高速移動するという、もっとも出会いたくないタイプの生物です。

この見てくれだけで、まずお友達にはなれないでしょう。
っていうかわたしも初めてお目にかかったときは「ギェ~~~ッ!」と飛びのき「く、来るな!!あっちへ行け!!」と怒声を飛ばしながら自分が逃げたし。

でも、実はこの方は、以前取り上げたアシダカグモと同様、益虫なのです。
室内にいる虫をかたっぱしから食べてくれるという、完全に人間の味方なわけ。
ちなみにオオゲジやゲジ(普通サイズのもの)はムカデ類。ムカデは噛まれると死に至るほどの強毒をもっているそうですが、オオゲジ・ゲジはめったに人間を噛まない上、ほとんど毒はないそうです。でもそんなこと見た目だけで分かるもんか。おぞましい不快害虫にしか見えないだろ。というわけで害虫扱いされてシューッと殺虫剤をかけられてしまう、不遇な方なのであります。

だってさ、この異様に多くて長い足はどう見たって不気味の極みでしょう。ウルトラマンとかのワルモノ怪獣のモデルに最適。
しかも敵に襲われるとこの足を自分で切って本体が逃げるらしい。その足は切り離されたあともシャカシャカシャカシャカ・・・と動き続けて敵の気を引くらしい。想像力が自動停止するほどおぞましい話です。

でも、世の中にはきっと、オオゲジのファンもいるだろうと思います。
子猫のように手に乗せて「この子はいちばん立派な足」「この子の捕食動作がいちばんキレがいい」「この子はいちばんカワイイ(ってどんな基準で言うんだ?)」とオオゲジを品評する会だってどこかにあるはずです。
で、オオゲジサイドからすれば「ネコは大多数の人間からかわいがられるのに、オオゲジはこんなに疎まれて、そんなの不当な差別だ」という理屈だってあるはず。そして、そんな少数派の意見にこそ真実が隠されていると、思うわけです。
なぜそんな風に思うかというと、愛しやすさという意味ではネコとオオゲジのちょうど中間にいる「サンショウウオ」がうちにいるから。
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これだって、ナメクジみたいにぬるぬるしてるし左右に体を振って歩く姿なんか気持ち悪くて大嫌い、という意見の方がむしろ多いと思います。そんなものを心底「カワイイ」と思う自分の感性は、やっぱりちょっとはずれているんじゃないかと思うのです。
ホントはいろんなヒトと共有したいんだけどね。「うちのサンショウ見るー?」「わー!かわいいねー」「わたしも飼いたいなーお母さん説得しようかなー」って友達と普通に会話できるくらい。でも大抵「へ~、息子さんがいると大変ですね~」と言われ、なぜかそこで会話が終わってしまう・・・わたしが好きで飼ってるのに・・・


と、いうわけで、これからはなるべく、オオゲジの存在も愛する努力をしようと思います。
だって不当な差別はやっぱりよくないもん。
「うちの虫を食べてくれてありがとう、オオゲジ」と心の中でつぶやきながら、恐怖心をぐっとこらえて我が家のトイレにいつづけてもらおうと思っています。
偏見を持たずに見れば、意外に子猫くらいかわいく見えてくるかもしれないし。
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・・・うーん、まだ修行が足らん。
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by babamiori | 2009-05-21 12:48 | 東京にて
ザリガニは、飼うのか食うのか。
雨が続いてうんざりしている中、たまたま晴れた日に三芳村にいたわたしたち。
これはラッキーポッキーこれっきりーと鼻歌まじりにさっそく畑でピクニックです。
敷いてるシートは古い煎餅布団。(以前の住人さんの置き土産。)
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あー、東京に積み残してきためんどくさい仕事とかすべて忘れてしまうくらいシアワセー。
と言いたいところなのですが、いつもは焼酎CMのおやじ俳優のようにあぐらをかいて「おにぎりはやく~腹へった~」とウルサい2年生が、この場には不在でして。

実はこの時、ニイニは突然高熱を出してしまい寝込んでおりました。
(あとでお医者に行ったら、扁桃炎だってさ。)
かわいそうに、この直前まで網を持って田んぼや畑を巡回して楽しそうだったのに・・・

「ザリガニみっけ!」と得意気に網を差し出して、
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「ちょっとそこでストップ。その姿勢キープで」とカメラをむけると「長々写真なんか撮らないでよ、弱っちゃうでしょ!生きてるザリガニ貴重なんだから!」とママをどやしたり。

「バッタもみっけ!」と指にのせてじいっと見つめたり。
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ああ、ポチンやマメには悪いけど、この土地は将来ニイニに相続させたいなあなんて思ってしまうほど生き生きと跳ね回って(というより基本は下を向いてうろうろ、何か見つけるとじーっと観察したり手にとって、また腰をかがめうろうろ、という所作を繰り返して)いたのに、家に戻るや否や「だるいわ~」と言い出し、風船の空気が抜けるみたいにしゅるるるるる~と表情がしぼんであっという間に39度6分でした。

この日は、ほんまる農園の本間ご夫妻がいらっしゃることになっていて、ニイニは「植物のこととか虫のこととかいっぱい質問することあるんだー楽しみー」と心待ちにしていたのに、昼過ぎにお二方がいらっしゃった時にはコタツの中で半分白目になって寝ていました。


・・・でもニイニ、本間さんと話すと、自分がやっぱり都会の子だなあって実感するわよ。

「さっきまでニイニは元気で、ザリガニ見つけて喜んでたんですよ~」と本間の新妻さん(2008年結婚)に話すと、「ザリガニいますよねー、ホントにたくさん。唐揚げにするとおいしいんですよねー」と。

か、唐揚げにするようなもんなの?
ザリガニって教室とかで飼うイメージなんだけど。
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「田んぼに何十匹もいるから、網を仕掛けてごそっと捕るんですよ。稲の頭の4分の1をハサミでちょっきんと切って食べてしまうから。ザリガニの被害は深刻なんです~」とのこと。
ニイニは「貴重だ!」と大騒ぎしていましたが、そのへんにウザウザいるもんで、フツウに捕って食べるらしい。
そういえば、ニイニ(とわたし)がかわいがっているサンショウウオも、かつては食べていたらしいですね。天ぷらとか黒焼きとか、おどり食いで(キェ~~~卒倒)。その名の通り山椒の風味がして美味しいらしい。春先などに一網打尽にして何万匹も捕ったのが原因で絶滅危惧種になった地方もあると言われるほど。今でも食べる風習がどこかで残っているのかしら?

ニイニだけじゃなくて、わたしも生き物に対してなんでもかんでも「かわいいなあ!」とすぐに思ってしまうところがあるのですが、これって自然から遠い環境で育ったのが原因なのでしょうか?目が合っちゃったりすると殺生なんてとてもとてもと思うのですが(スーパーでは肉買うし、ジビエとかいうとありがたがるくせに)、そういうのってひ弱かなあと思わざるをえません。害虫や害獣って、つかまえて食べられるなら食べるのが基本だもんね。
農家には蛇蝎の如く嫌われているイノシシだって、ウリ坊かわいいって思っちゃうもん。でも一網打尽にしないと増えて畑が荒らされると言われると、ぐうの音も出ません。ま、本来なら人間とは棲み分けていた動物たちが山から出て畑に下りてきているのって、人間のせいなんだけどね。
自分がもし専業農家になり、どうしてもイノシシを仕留めなければ生活できないという立場に立った時に、今みたいな「殺すのって抵抗ある~」という軟弱な感情を克服して駆除の作業に加担できるか?といわれると、まだ自信ないです・・・

そういう意味では、東京出身で専業農家のお嫁さんになった新妻さん、肝据わってるなあ!尊敬しちゃう~


ところで、今回本間さんがうちにいらっしゃったのは、ほんまる農園から玄米を購入したからなんですが・・・ついでにアレやコレやいただいちゃいました!
それがまた想像を絶するアレで、家族で奪い合いですよ。あんまりアレで。
いやあ、農家の方ってやはり、スゴいな。

ええ、この話は次回また、ゆっくりと~
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by babamiori | 2009-03-13 09:55 | 週末の出来事
春が来た:にょろにょろ編。
「パパが、4は縁起が悪いから、もう1匹いいって」

息を切らせて帰ってきたニイニは、18枚の障子のうちの7枚目をしこしこ張っているわたしにむかって突然こう叫びました。なんのこっちゃ。
「もう1匹ってなによ?」
と顔を上げている間に、瞬時に察するわたし。
「まさかニイニ・・・また飼うっていうんじゃないでしょうね?あの水槽はもう、いっぱいよ」
「ううん。パパが大丈夫だって!!ママがOKって言ったら、飼っていいって!!」

なによ。パパってばいい顔しちゃってさ。
いつもはニイニに「おまえ何でも飼いすぎなんだよ。いくつか放流して水槽たたんだ方がいいんじゃないか?水槽9本っていうのはいくらなんでも多すぎるぞ」と諭したりしているくせに、いざ現場でカワイイやつを捕まえちゃったりすると「パパはいいと思うけどなあ・・・ママに聞いてごらん」なーんて言ってニイニ側に立つんだよなあ。悪役をわたしに押しつけて。
だいたいここでわたしが「だーめっ」と言ったところで、どうせ夫はあとでニヤニヤやってきて「1匹くらいいいんじゃねえか?」なんて言うに違いない。


空っぽの予備プラスチックケースを抱え、「もう1匹」のところに走って戻っていったニイニは、15分後に「もう1匹」を入れて戻ってきました。
「ドブの升をのぞいたら、水の中にうっすら影が見えたんだ」
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「このアカハライモリ、お腹の模様がカッコイイんだよ。赤いところが多くて。だからさあ飼っていいでしょ?」
ジーザス。これで君は東京までお持ち帰りされる身だね。
まあ、ニイニは飼うとなったら手を抜かずにきっちり世話をする方だから、君もニイニの部屋で共に寝起きして長生きするだろうよ。


突発性発疹で39度の高熱を出している(わりに食欲も落ちずに元気だった)マメが家にいたため、わたしは家で障子張りの続きをするのが関の山でしたが、夫とニイニは「水辺のタマゴ探検隊」となって家のまわりをうろうろほっつき歩いてきたようです。
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まずは、前回確認したトウキョウサンショウウオの卵の在処を確認したそうな。
「この間は一面サンショウウオの卵嚢だらけだったのに、今日は4つしかなかった」とのこと。
生き残りを、愛おしそうにそっと持ち上げるニイニ。
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倍率ドン。さらに倍。
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おっ、中身が育ってる!
前回はぐりんとした黒い玉だったのに、今回は幼体っぽくなっています。
あと1ヶ月くらいしたら、他の生物のエサになるために生まれてきたようなひ弱な幼体が飛び出してくることでしょう。

次に覗いたのは、先日コメントいただいて「ヤマアカガエルの卵」と同定された卵嚢のある田んぼだそうな。
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そしたら、バラバラになった音符が水中にばらまかれていた!
b0128954_1865684.jpg

倍率ドン。さらに倍。
b0128954_187836.jpg

ぐじょぐじょぐじょと折り重なった無数のオタマが。
東京の家の近くの公園ではちょっと前にラブラブ中のカエルがいたくらいで、卵さえ確認できないくらいなのに。カエルの卵を見ると入学式の頃の空気を思い浮かべるので、季節感がちょっと狂います。
この音符たちもほどなくケロケーロになり、我が家の畑にやってくるんだ~。楽しみだ!


ニイニの行脚は、まだまだ続きます。
うちの離れの畑の脇にある用水路の升。1年前にサンショウウオの卵をとったところです。
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このニイニの一心不乱な後ろ姿、微妙にオヤジ臭くてマニアックで、このまんま健やかに成長したら1週間に1度しかお風呂に入らないでも平気で服はくたくたのヨレヨレを夏冬それぞれ3着しか持ってなくて顕微鏡と捕獲網がお友達の人間になるんだろうなあという感じ。理解のあるお嫁さんを見つけないと、孫の顔が見られないぞ・・・

というのが親の育て方のせいかどうかはいいとして。
卵嚢は去年と同じところに、あったんだって!
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うーん。感慨深い・・・
当時はこんなものとってきちゃったけどホントに育つのかしらと疑心暗鬼だったのですが、水槽の中で卵が孵り、手足が生えてきて、外エラが消え、12匹が無事にひょこひょこと上陸するまで手塩にかけて育てあげたわたし(←サンショウウオ飼育係)としてはこれを見ると、自分のお腹の中の赤ちゃんに馳せる想像力みたいなものが起動して「お~よしよし」と目を細めたくなります。(まあ、去年の今頃といえばわたしのお腹の中にもサンショウウオやカエルみたいな顔した赤ん坊がいたからね。)
今年見つけた卵は、あった場所にそっと返しておいたそうです。どうかどうか、誰も食べませんように・・・(卵嚢のブヨブヨって、苦くてマズいらしい。食べられないための術はそれだけなんだって。よわ。)

春はそこらじゅう新しい命だらけ。見えている風景の奥の方や自分の足の下に無数の命が生まれているのだと思うと、何だか内蔵がゾクゾクしてきてウキャー!と叫びたくなります。


ところで、我が家で今飼っているサンショウウオのうち、食が細くて心配していた1匹が、先日とうとう☆になってしまいました・・・。合掌。
水から上がったところで休憩している形のまま、しんなりと白っぽくなっていました。一生懸命アカムシをやってたのに、やっぱり本人に食べる気がないと、なかなか育たないんだよねえ。
夫曰く、「エサを変えてみればよかったかもな」。痩せてるな、育たないなと思っていた時点で、ホソワラジムシやシロワラジムシをもう一度与えてみるべきだったかも。
今その子は、うちの冷凍庫で眠っています。(恐ろしいことに、うちの冷凍庫は一部、☆になった水槽の住人たちの霊安室となっているんです。「シマドジョウの死体の隣りに置いてあるアイスを食べるっていうのも、なんだかなあ」と夫はいつも不満を言う。まあ確かに。この間ふっと見たら、かちかちの冷凍トウヨシノボリがぽろっと落ちてたしなあ。)
こんどセカンドハウスに行った時、この子が生まれた場所の近くに埋めてこようと思います。
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by babamiori | 2009-02-26 18:17 | 週末の出来事
そこらじゅうが卵だらけ~。
ふきのとうを探しながら下の畑を歩いていたら、こんなものが。
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「あー、もうカエルの季節なのね」
ぱっと見てそう断言したわたしに、ニイニがすぐに言い返しました。
「違うよよく見てよ。これはサンショウウオだよ」
棒でウリウリウリとかき回して引っかけて、ひとつ取り出しました。
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あら、つながっているのかと思ったら、切れてるわ。
この形はたしかに、うーん、サンショウウオの卵か・・・
「でもそれにしてはちょっとばかり長い気がしない?」
「うーん・・・」

夫と一緒に再び散歩に出たニイニは、今度こそサンショウウオに間違いないという卵を発見してきました。
これだよ、コレ。クロワッサン状のむにゅむにゅ。
b0128954_9214766.jpg

あーでも、さっきのやつもこんなもんか。


去年の春、ニイニがはじめて用水路で見つけたときは「こんなのがいる!!貴重だ!!」と大喜びだったんですけどね。
トウキョウサンショウウオ。
あの時とってきた卵は東京の家でちゃんと孵化させて、今でも12匹全部すくすく育っています。わたしが飼育担当なので、1匹1匹顔を見ながら生きたアカムシ(ボウフラ)をピンセットで口まで運んで食べさせてるからね。(目下、食の細い子が2匹いてちょっと心配なんだけど。)

でも、畑にこんなに、歩けば踏みそうなほどいると、正直なーんだあってかんじではあります。うちのまわりでは貴重でも何でもないもん。もしこの卵が全部孵化して全部育ったら相当コワいよ。きっとほとんど食べられちゃうんでしょうけどね。
サンショウウオって、水と木が両方ある場所にしかいないそうです。つまり、いくら水のきれいな田んぼがあっても、平地だといないらしい。
我が家は、田畑地帯と山林地帯の境目にあるので、おそらくジャスト産卵場所なのでしょう。サンショウウオ密度が本当に高い。(逆にサンショウウオからすれば「お!めずらしく人間がいるよ」ってなかんじでしょう。人口密度低すぎ。)

というくらいたくさんいるというのにニイニは、あと3日晴れが続いたら干上がってしまいそうな水たまりに産み付けられている卵を見つけると、かわいそうだからと田んぼの中に移動させていました。
見捨てられない気持ちは、分かる。飼うとかわいいからね、サンショウウオって。


そんなわけで、サンショウウオの卵はもう見分けられるぞ。
じゃ、これはいったい、なんだ???
b0128954_9243131.jpg

ヒィ!!!
わたしでも正視に耐えられない・・・

気持ち悪いけど拡大するよ!
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うひょー!なんかしっぽのはえたやつが入ってる!キモ!
でもこのくらい寄りで見ると、カワイイ気がしないでもない。
この中のやつは何なんでしょうか?
ニイニはカエルって言うんだけど、カエルの卵ってホースじゃなかったっけ?
こりゃ引き続き、行くたんびに要観察だな。

これがなんなのか、知っている方がいましたら教えてくださーい。
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by babamiori | 2009-02-10 09:27 | 週末の出来事
何がかわいくて、何が怖くて、何が気持ち悪いか。
ナメクジが嫌い、というヒト、多いですよね。

かたつむりはいいけどナメクジは気持ち悪い、というのが一般的な意見。

かわいい、気持ち悪い、怖い、憎たらしい…人間以外の生き物について、ヒトそれぞれがもつ感情は様々です。

なぜ、インコは愛せるのに、カラスを憎むのか。
なぜ、カブトムシはかっこよくて、ゴキブリは怖いのか。
なぜ、アロワナは魅力的なのに、ウナギは気持ち悪いのか。

そのあたりをどんどん突き詰めていくと線引きする場所がわからなくなり、何となく全部OKな気がしてきます。もちろん、「ヒトに危害を加える動物」の形態を嫌う本能はあると思うのですが、それだってかなりヒトそれぞれ。
わたしはまあ、フツウの都会人よりは生き物は何でも大丈夫な方かもしれませんが、それでもゴキブリだけは怖い。見ると「ヒェ!」と叫んで椅子の上に乗ってしまいます。カミキリムシの触角は長いけどぜんぜん怖くないのに、ゴキブリの触角がヒコヒコ動く様はどうしても怖い。でも夫はビニルハウスの中でしょっちゅうゴキブリと遭遇するうちにずいぶん慣れてきたらしく、手づかみで外に逃がしたこともあるそうです。

今、わたしがマメと同じくらいかわいがっているペットのひとつが、サンショウウオです。
今年の春、ニイニが三芳村の用水路から拾ってきた卵を孵化させて育てているのですが、12匹全部、すくすく育っています。この子たちにエサをやるのが、何より楽しみなんです。
でもきっと、これをかわいいと思ってくれるヒトって、あんまりいないんだろうな…
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大きさにばらつきはあるのですが、小さいのが4センチ、大きい子は7センチくらい。
水槽の中に入れた植木鉢の欠片の下で、こうやってごっちょり集まって、しーんとしています。
エサをやるときだけ欠片をはがすとこうやってお目にかかれるのですが、普段はまったく外に出歩いていません。植木鉢の欠片を飼っているようにしか見えない。

エサやりは、週1回。
食べるのは、生きたアカムシ。ユスリカの幼虫です。
上州屋など釣り具屋さんに行くと生き餌として売っていて、それをバーミキュライトなどと一緒にタッパーに入れて冷蔵庫で保管しておくと、2か月くらい平気で生きています。
これを、食べさせるときに水の中でちょっと洗って、1匹ずつピンセットでつまみ、サンショウウオの口まで持っていって食べさせるのです。
普段はぜんぜん動かないくせに、食べるときの速さったら突然カメレオン級。
やればできるじゃん!と思わず肩をたたきたくなるほど見事なもんです。

でも、食いつきのいい子と悪い子があって、うにょうにょ動くアカムシを目の前にちらつかせるだけでパクッと食いつく子はどんどん大きくなるし、「きゃあ~」と逃げていくアホな子はなかなか育たない。なるべく小さい子優先で食べさせているのですが、いつまでも食いついてくれないと心配になります。執拗にエサ持って追いかけると、余計に怖がってテケテケテケ!と逃げるし。「ちゃんと食べないと死んじゃいますよ!」って叱っても通じないしなあ。(通じなかろうと叱ってるけどね。)仕方がないから、石の上に赤虫を何匹も並べて置いておき、「もう追いかけないからちゃんと食べてよ。他の子にとられないうちに食べるのよ」と念じてそっと蓋をしめておきます。

そんな食の細い子が食いついてくれた時の、嬉しさよ。
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食った食った!
これで餓死しないぞ、とこみあげてくる安堵感。
いやあ、手のかかる子ほどかわいいって、あるね。


サンショウウオって、ナメクジに手足としっぽがはえたようなもんで、決して万人受けするような見てくれではありません。でも、飼っているうちに本当にかわいく思えてくるから不思議。真っ黒な瞳をキラキラさせて、のどをクツクツ動かしているのを見るとたまらずに「なーんてカワイイんでちゅかー」と頭のてっぺんから声が出てしまう。
だいたいエサのアカムシもあんまり感じのいいもんではありません。蚊の幼虫だからね。
以前だったら見るだけで悲鳴もんだったでしょう。
でも今は、よく動く新鮮なアカムシを見ると「こりゃー生きがいい!」と嬉しくなって、いそいそピンセットでつまみあげるような神経になっちまいました。

犬や猫と違って愛情のレスポンスは皆無だし、一見キモいけど、この子たちを飼うようになって、生き物に対する感性の門戸がぐわっと開いたような気がします。
別にだからってどおってことないけど、三芳村で生活することを考えたら、まわりの生き物が気持ち悪いと思うよりカワイイと思う方が幸せではあるな。巨大クモだって愛すべき隣人と思えばいいわけで。
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でもってさらに言えば、必要な時にはそれらも殺す、という割り切りがもてるほどタフになれれば完璧なのですが、わたしはまだまだその境地には至っておりません。はい。
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by babamiori | 2008-11-24 01:13 | 田舎暮らしのこと



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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