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今年も高価なソラマメを育てています。
たーいへん!
本出した〜里山学校だ〜とワタワタしてたら、一番好きな季節になっちまった。移ろいをゆっくり味わい損ねたなあ。
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ソラマメもしたの方からマメが出来てきよる。上はまだ、甘い匂いを振りまく楚々とした花がついてて。
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この時期はホントに、移住欲求が高まります。毎日変化してる畑の様子、オタマジャクシやサンショウウオ、ノコノコ歩いているキジらを見ずに東京で原稿書いてるってどうしたものかね。
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そんなだから、三芳に行った時は目一杯なかんじで外にいます。なるべく太陽の光を浴びずUVカットでお肌を若く保ちましょうネタをテレビでも雑誌でもしつこくやるようになる時期ですが、だとしたらわたしの肌は死に向かって邁進中。まずいかな、そろそろ本気で。。
だけどさあ、今この時間も生きてる時間で、将来の肌のためだけの時間じゃないからなあ。やっぱり外に出たいよ。出てるけど。

初夏といえば、いよいよ長い草刈り最盛期に突入ですが、今年はスパイダーモアという部下ができたので例年の8割くらい気が楽。
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刈払い機づかいがまだまだ地元の方の足元にも及ばないわたしでも、がーーーっと刈れて刈り跡が美しい。ハサミじゃなくてバリカンみたいなもん。(そういえば大学生のとき、友人とのじゃんけんに負けてバリカンで髪を刈り上げたことがあったな)

さて、『週末は田舎暮らし』を出してから「やっぱり田舎暮らしは大変ですよね」「バイタリティありますね」とますます言われるようになり、戸惑っています。そんな、わたしが個人的に不死身の張り切りおばさんみたいじゃないか?

確かに、自然の中に家を持つのは、都市生活より圧倒的にハプニングも多く手間もかかり大変ですが、それが嫌なことだったらやめてます。責任感だけでは、7年も8年もモチベーションが続かない。

なんの手もかからない表情を変えない造花より、種から育てて芽を出して蕾をつけ花をつけ、種をとって枯れるのを惜しみ、また翌年種を蒔く花を育てる方が楽しいでしょう。ぬいぐるみのネコより、うんちもオシッコして毛も抜けて年老いたらボケちゃったりする生きたネコの方が愛しいでしょう。
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草刈りの大変さも畑の世話もイノシシとの格闘も、土地への愛着の増すできごとなんですよね。なんていうか、単純なコストではなく、喜びと表裏一体。で、体が疲れるかといえば疲れる時も多々ありますが(笑)、サッカーしたって自転車乗ったって疲れるもんねえ。

それにしても、よく考えればうちでつくってるソラマメってどんだけ高いんだ?と思うことがあります。交通費かけて通って育ててるんだから、一粒換算でいったいいくらになるんだ?と。
でもたくさん収穫すると「わーい!スーパーで買うとソラマメ高いんだよね、うちでは食べ放題だよ、しかも採りたてで甘い!」とはしゃぐ。ホントに頭悪い(笑)

でもね、喜びのある暮らしであることは確かです。結局、それなんだよな。

喜びのある暮らし、好きなものがある暮らしっていいよね。わたしはたまたま櫻井くんとか韓流ドラマじゃなくて南房総を好きになって、ちょっと周囲から呆れられてて、たまに「わたしもー!」っていう仲間がいて、彼らと一緒により深く関わろうとワタワタしている。
んで、毎日櫻井くんといたら櫻井くんにも飽きるかもしれないけど、毎日いないから冷めない。週末妻だから南房総にも冷めない。そんなところです。

さて、待ち人も来たし、与太話はこのへんで。
みなさんよいゴールデンウィークを!
南房総にお越しの際は、9時前に着いて19時過ぎに出ればさほど渋滞しませんよ、ご参考まで♪
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by babamiori | 2014-04-25 12:17 | 南房総のこと
スパイダーモアいっちゃいますか!
このなめらかでない刈り具合、刈り残し満載具合を見よ!
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わたしの初スパイダーモア体験跡です。

先日、みかん王国の王様こと三平尚登さんが、ご自身のスパイダーモアを持ってきて指導してくださいました。うちのやりきれていない畑(いわゆる耕作放棄地、、、)の管理に頭を悩ませていることを相談したら、ともかくやってみて、その効率を実感してみるのがいい、と。ありがたすぎて、やさしすぎて涙。。。

スパイダーモアは平坦地と斜面地を刈り払い、刈った草をチップにしてくれる、手押しの機械です。(刈ってるとこの写真は夢中で撮れず)
今まで首から吊って手で動かす「刈払い機」だけで膨大な面積を刈り払い、刈った草を集め、燃やしてきたんだけど、これは地面を自走してくれるので、ぜんぜん疲れが違う!!!速さが違う!!!!完成度が違う!!!!!
目からウロコでした。

わたしは専業農家でもなく、まあ「好きで」週末田舎暮らしをしているわけで、「好きで」農地管理をしているわけで、食うために効率化をはかる必然性のある農家さんと同じように高価な機械を導入するのは身の丈に合わないんじゃないかと躊躇してきたのだけれど、三平さんから「人生を草刈りに費やすより、機械に投資してもっと意味のあることに時間を使ったほうがいいですよ」と言ってもらい、深くうなずいた次第。すごく気持ちが軽くなった。

あのね、でも、今までしんどい思いをして、手間暇かけて草刈ってきたことで、この土地に愛着を持つようになったということもあるんです。刈りながら雑草を覚え、草むらに棲む生き物のありようを観察し、土壌の状態を知り、昔の人は機械もないのに手で管理してたんだなあスゴイと想像し、農家さんたちの苦労を知り、今の自分たちを知る。
一方で、土地を管理しきれない焦りや、まわりの農家さんへの申し訳なさもあったのも事実。7年目にしてやっと、便利な機械を「導入しよう」と思えるようになりました。三平さんに背中を押してもらったからこそです。

三平さんは跡継ぎとしてみかん農園を経営しているのですが、自分の責任のもと農園を拡大する構想をたて、その夢に向けて着実に歩を進める只中にいる。自分たちが成長することで地域を守るんだ、という強い思いから、悔しさやもどかしさを経ながらもさまざまな試みを重ねています。
そんな話を聞きながら、三平さんみたいに地域の未来を背負う若い農家の方々、それからこれまでこの地域をつくりあげてきた年配の農家の方々の、思いを、可視化することはできないかと考えていました。前の世代に敬意を持った上で、次世代のあり方を新しく考えていく。この「積み重ね」と「飛躍」の間にある思いを、わたしは知りたい。その思いを共有することができてこそ、彼らと地域の未来を一緒に考えていく土俵にのることができるんじゃないかと。

さらに言えば、その思いの核のようなものは、きっと農家さんだけではなく、今を生きるわたしたち全体で共有できるものだとも思う。

週末にしか三芳にいない身で、いくらここが好きだからって一体どんな貢献ができるのかと、ずっと悶々と考えていて、今もそのさなかにいますが、「自分が何をやるか」じゃなくて、「地域が何を求めているのか」を知っていくことをもっと大事にしたい。そう強く思いました。

働いたあとは飯だ飯。

マメにソラマメとタマネギとニンニクを畑からゲットしてきてもらい、
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即席・自給パスタだぜ。
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さあ、ビールの美味しい季節の到来です!!!
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by babamiori | 2013-05-15 11:33 | 週末の出来事
Kさんのおてがみ
先日、南房総の家のある集落の会合に出ました。

平均年齢65歳、ほぼ全員男性という会。部屋に入ろうかどうしようかと迷うほどドキドキしましたが、週末田舎暮らしでも参加できる数少ない会合だったので、思い切ってがらりと戸をあけ、こっそりはじっこに座りました。娘もふたり連れて行き、目の前にはビールのかわりにカルピスがなみなみと注がれ、合いの手は柿ピーとさきいか。「早くばあさんになって、移住してこいや!」と肩をたたかれ、「いつもすみません、至らなくて」と頭を下げていました。

それぞれが世間話で盛り上がる中、さて、どうしよう、と所在なくしていたわたしに、近所のKさんが「こっちこっち」と手招きしてくれました。
わたしはあいさつのように、「今年もイノシシの被害すごかったですね」と持ちかけると、「そだなぁ~、でもイノシシにしたって、こども育てるのに必死だよなぁ~。ウリボウかっわいいしなぁ~。人間の勝手でワルモノにされてわりぃなあと思うんだどもよぉ~」と、とても素朴につぶやいたKさん。

なんだか、ハッとしました。

そうなんだよな、ウリボウかわいい。
イノシシだって愛しい。

ホントのところはそう思っているくせに、わたしはいつの間にか、「獣害」へのうすっぺらな対応について考えること、語ることのみに専念するようになっていなかったか?
獣害問題に真正面から取り組むのが「里山に住む者の使命」と思い、人間の生き方やふるまいのせいで害獣にされているという大事な認識や、イノシシの立場に立って語ることをいつの間にか脇によけて、前線で闘うぞと鼻息ばかり荒くしていっぱしの農村民ヅラを気取っていなかっただろうか?と。

人間以外の生きものの命と向き合うこと。
喰らうこともあれば、飼うこともあり、闘うこともあれば、守ることもある。
その、立場立場で矛盾を孕んだ状況を、そのまま受け止め、痛みに馴れることなく、素朴で謙虚な気持ちでいつづけることこそ、最も大事なことかもしれない。

生まれてからずっと三芳で暮らしてきたというKさんの、どこにも肩肘はらない透明なつぶやきは、心にとどまりつづけました。


その後、Kさんからいただいたメールの一部を紹介します。

『(前略)子ども達のにぎやかな声は楽しいですし、週末だけでも大歓迎です。それは田舎のことですから、いろいろ言う方もいるかもしれません。「ちゃあー飲みぃこーさ来るだけでぁねぇで、伐採もしゃっせえよ(お茶飲みにここに来るだけはなく、伐採もして下さいよ)」と言ったオヤジもいましたが、あの方は、口は悪いですが、言いたいことをはっきり言うので、私は好きなのです。でもこのまま限界集落化してゆきますと、みんながみんな、どうにもならないイジワルジジやイジワルババになりかねませんね。

(中略)ブログも拝見致しましたが、くすくすどころの騒ぎではございません。一人で大爆笑してしまいました。このような、楽しく豊かな文章に触れましたのは久しぶり、というか初めてかもしれません。また、背景の風景なども含めまして、生あるものへの温かいまなざしを感じました。
 
 ただ、当地がパラダイスのごとく描かれております事に、何やら後ろめたさも感じます。昔の話しをしてもせんないことですが、田んぼの隅(上の田んぼから水が落ちてきますから、そこだけ深くなっていたのです)やコンクリート化されていなかった水路には、フナやエビなどがいました。また田んぼ自体も暗渠排水の仕掛けがなかった湿田でしたので、稲刈り後、ひと鍬いれるだけでドジョウが何匹かにょろにょろと湧き出てきました。そして蛍もふーわりふーわりとたくさん飛んでおり、雨戸も閉めずに寝ておりました蚊帳の中に放して遊んだものです。

 下の平群川ももっともっと綺麗で、川辺でまっすぐでしなりのよい篠竹(布袋竹なら最高ですが)を見つけ、釣り竿を作り、一杯いたフナやハヤを釣り、母親が唐揚げやてんぷらにしてくれたものです。また、モクゾウ蟹が、もそもそと川底を歩き、手長エビもひょいひょいと泳いでおりました。

 馬場さんのお便りを拝見しながら、そんなことも思い出されましたが、そのような自然が段々と失われてきた代わりと言っては変ですが、私が小さい頃の、赤牛で田んぼを耕していた頃から比べれば、農作業が格段に楽になってきたことも事実です。でもそれで生活が楽になったかと言えば、必ずしもそうはなっていないところが、何なんだ、と思うところなのですね。(後略)』


集落の中ですれ違う時ひょいと頭を下げるにとどまる関係だったKさんからこんな話を伺えたのは、本当に嬉しいことでした。
というか、もっともっとこういう話が聞きたい。昔の三芳について知りたい。長い時間の流れを知る中でこそ、未来に目指す姿が見いだせるんじゃないか。

南房総ってすばらしい、ここでこれがやりたい、あれがやりたい、と、「自分がやりたいこと」ばかりが先に立ってしまいがちですが、地域の方々の言葉にじっくりと耳を傾け、心を通わせていくプロセスをもっと大事にしたいと、心から思いました。週末の限られた時間の中で、どうやって絆をつくっていくかが、今後の大きな課題です。

えいやっと参加した会合で、Kさんとお話できてよかった。
3月最後にある水路掃除も、息子らを連れて参加しよう。

今畑では、花をつけたソラマメが日々背を伸ばしています。
いいことだってたまにはある。
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by babamiori | 2013-03-19 00:24 | 週末の出来事
家族とは、なんじゃらほい。
家族とは、なんじゃらほいと思います。

誰が何と言おうと、愛の結晶であり、生き甲斐であり、シアワセの源であるのでありますが。
実態としては、苦労の種であり、怒りの泉であり、大いなる足枷であるワケで。

家族とは、なんじゃらほいと思います。

かわいいかわいい、愛しい愛しいこどもたちと一緒にいる時間の過半は、叱咤と命令と急かしと説教と兄妹喧嘩の調停と断罪。
よくもこんなママのことを慕ってくれるよな・・・と、ふと申し訳なく思う一方、そもそもはなあ、怒りたくて怒ってるんじゃないんだぞ?毎日毎日ろくでもないことばっかりするのは、一体どこのどいつだ?と新たな怒りがこんこんと湧いてくる。

家族あってのシアワセのはずなのに、ママっていう存在は一体、なんじゃらほいだよ。


「でもね、週末だけは、違うんです。
自然の中での子育てってすごいなー。心が解放されるっていうか。
こどもたちを怒らないママになるんです」

とか、言いたいもんだ。
自然豊かな場所では、こどもたちが突然素直で協力的で優しくて仲良しでぐずぐずしなくて時間を有意義に使ってくれる・・・ワケないからな。


「使った草刈り鎌はもとの場所に返しておきなさいって言ったでしょ!どこにやったのよニイニ!早く探してらっしゃい!!」と頭から湯気ポッポ出しながらソラマメ畑の片付けをしていたら、傍らでもそもそ遊んでいたマメがテテテとやってきました。

「ママ、マメちゃんはわるいことしてないよ。わらって」

そして、ぱっと差し出す箱の中には、今年最後のソラマメ。

「こーんなにあるから、ママわらって」

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・・・あはは^^いつの間に。
かわいーね、このソラマメボックス。

そだね。笑おうね。
これでソラマメのパスタとソラマメのリゾット、つくろうね。

ママも怒ってばっかりは、悪いよね。


ところでマメちゃん、ニイニ今なにしてるか知ってる?

「あっちで、くろー。ってあそんでる」

・・・くろ?
くろもぴょんも、そこにいるじゃん。
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ねー、くろ。
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「でもニイニ、くろーってあそんでるよ」

・・・なにしてるんだろ。


ニイニー。

「あいよー」

どこー?

「ここだよー」

・・・あ、いたいた。
そこでなにやってんの?

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げっ!!!!!

「だいじょーぶだよ。クワゴマダラヒトリはかぶれないって、ほんまるさん言ってたじゃん。な、くろ」
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・・・くろって、、、毛虫に。。


ところでマメちゃん、ポチンは今なにしてるか知ってる?

いつまでもおうちの中でごろごろごろごろ寝っ転がって、お絵かきばっかりしてるから「いい加減起きて外で遊びなさい!!」って怒っちゃったんだよなあ。
どこ行ったかなあ。

「あっちで、じてんしゃやってる」

・・・え?いつの間に?どこどこ?

ポチンーーーー!!
どこ~~~~~??

「・・・ぁーーーーーーぃ!」
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・・・あれえ、ポチン、風になってる!!


いやはや。
結局この、どうしようもないこどもたちの、どうしようもなく小さい日常の中に、ママのシアワセの大半が、あるんだよなあ~
家族のために生きてると思ってるけど、実はママのために、家族があるのか?


それにしても、まるでめげないあなたたちをみると、日々命を削ってこどもたちを怒り続けているママはホントに・・・なんじゃらほい。
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by babamiori | 2011-06-08 16:21 | 週末の出来事
ソラマメにおける特権階級。
何故に良い結果が生まれたのか分からないとき、「ラッキー!」と言います。

ラッキー=運が良い。運のおかげ。

たとえばテストでいい点をとっても、「ラッキー!」な場合は実力かどうかアヤシイ。
鉛筆の転がり具合だったり、直前に見た例題のおかげだったり、隣か前のヒトの頭脳のおかげだったり、まあ、次も同じクオリティが確約されない状態を指すことが多い。

うちの場合でいえば、な~んか今年はアブラムシつかなくてラッキー!
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1さや4粒級のもあったりして立派でラッキー!
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しかも軽く塩ゆでするだけとろけるウマさでラッキー!
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ほんとに豊作でラッキー!
だけどなんでだか、分かんないんだよね~!
これって実力っていえないのかな!


まあいいさ。
今年までは、この事態を素直に喜ぶことにしよう。

ひとつ推定できる理由があるとすれば、鶏糞効果でしょうよ。鶏糞大量投与で前年より作が悪かったものは、今までいっこもないしな!(やがでくる再考の機まではそう思うことにする。)

でも、去年は花という花にアブラムシがびっしりついていて、農薬を使わないコトにこだわって特濃牛乳撒布で退治していたんだけど、今年はまるでいなかったのは本当に不思議。どうやら他の農家のソラマメも同じ状況らしい。今年の冬が寒すぎたためかしら?
そのかわり、今年はクワゴマダラヒトリという蛾の毛虫が辺り一面に大量発生していて、もちろんソラマメ畑にも侵入し、たわわに実ったソラマメにのそのそのぼり、じくじく食い荒らしております。
(いちばん上の写真では、2匹のぼってる)
さすがに人間の収穫のペースの方が早いから、実被害には至ってないけどね。


さて。
このすばらしいソラマメ。
わたしはいつもバカのひとつ覚えで塩ゆでパクパク、あるいはがんばってソラマメご飯くらいしかやったことなかったのですが、今年は研究熱心なほんまる農園さんに触発されて、ちょっとがんばって加工度を上げてみた。

ミキサー登場!
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このゲロみたいな物体に牛乳を入れて、
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ウルトラハイスピード撹拌!!
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できた・・・

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簡単だ・・・

けれども見よ、このカプチーノ級の泡立ち。
白い器の中で控えめに主張する、淡い淡いグリーン。
まるでフレンチフルコースの中の一品みたいに凝って見えるじゃないか!
家族がみんなおてしょうを持って「お味見、お味見」と群がってくるのもやむを得まい。

大人はブラックペッパーをひとふりね。
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まずはクリーミーな口当たりに顔がほころび、次第にソラマメの甘くコクのある風味が、口中にふわぁーっと広がります。
なんて美味しいんでしょう~~~
「しあわせ」を料理にすると、きっとこんな味さ。

このスープ、軽く6人前で実に80粒ものソラマメをつかっています。
80粒ってねえ、さやのままだとけっこうな量ですよ。
ご存じの通り、ソラマメってわりと高いんだよね。買うと。80粒分のソラマメを買おうと思ったら、市民の感覚では「げ、、」と躊躇うくらい。

買うとね。

いや~うちはね、買わないから、いや、買う必要がないから、惜しげもなくスープにできちゃうわけだけどね!!
ハッハッハ。

ちなみに、「へっ、80粒でも100粒でも買ったるわ」という方は詳細レシピをグーグルで調べるか、以下をご参考に。

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つくっている間ずっと台所に張り付いていたポチンの取材メモです。
ちなみに、皮をむくのは塩ゆで後ですから。
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by babamiori | 2011-05-29 17:08 | 食べ物のこと
フェロモン系。
地震があろうがなかろうが、芽吹き、花咲き、土薫るスプリングイズカミング!

今年はなぜか、うちのソラマメはとてもいい塩梅に育っています。
若干背丈が低い気がしますが、葉の色が青く濃く、花がみっしりついていて、期待大!
やっぱり鶏糞をうんとこさ蒔いたのがよかったのかな。
去年は黒いマルチを敷いて育てたのですが、収穫後にマルチを剥がす手間に泣いたため(ちぎれたマルチがぼそぼそと残っている畑ほど情けないものはない)、今年はそのまま植え付けてみました。
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・・・これから雑草との闘いだぜ。

ソラマメの花って、見かけはわりと地味で、華がありません。
でも、顔を近づけると、え?と驚くほど、ものすごく甘いよい香りがするのです。
図書館司書の銀縁メガネお姉さん、付き合ってみたらフェロモン系。ってかんじ。

それでもってひっかかるわけ。ハチも人間男子も大差ないのだな。
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受粉受粉受粉、ハチがとぶ♪ 

本当になんというか、目をつぶって深く深呼吸すると、息苦しくなるほどの甘さです。
なんかオナラくさいからイヤ~とこどもたちが敬遠する実の匂いとは、雲泥の差。
花の生殖活動ツール、人間にもじゅうぶん官能的だわ・・・
わたしもフレグランスお姉さんになろうかな・・・むふ・・・

と思いながら、ソラマメの根元に鶏糞をまたうんとこさ蒔いたら、あまーい花の匂いと鶏糞のかぐわしさが相まって、強烈なお便所みたいなことになってしまいました。
・・・毎日マメのンチに同行している身分のわたしが香水ふりかけたって、こうなるのがオチさという暗示だわね。


ところで、ハチは嗅覚だけではなく視覚能力も優れているため、きれいだけど無臭なお姉さんにも反応します。
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「蒔いた覚えないけど・・・菜の花?」と思ったら、収穫しそびれたまま放置した葉から、薹(とう)が立って花が咲いた、小松菜でした。
同じアブラナ科なので菜の花そっくり。
爽やかな濃いイエローです。
この花とつぼみの部分は、菜の花より苦みが少なくて風味が強く、すごく美味しいそうな。


ちなみに、ネコも小松菜系美人を好むらしい。
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特にクロは、背中が黒いので日なたではすぐ熱くなるらしく、かといって寒いのも苦手ならしく、花の影くらいのチラチラした影が非常に心地よいようです。
でも花にはぶんぶんとハチやらちょうちょやらが飛んでくるため、どうしてもそれをキョキョキョ、キョキョと目で追ってしまって落ち着かない。(この写真の時もハチを狙って思わず二足スタンディング!)

というわけでクロさん、落ち着ける場所を探して移動。
肥料の入っていたビニール袋の上やママの麦わら帽子の上などに試乗しながらうろうろとした後、ジャガイモの種芋を半分に切ってたニイニの姿を見定め、直進。

どさっ

「ちょっとぉ!暑いよう!重いよう!苦しいってばクロ!」
ニイニ、本気で迷惑そうでした。

(オレもあちーぜ。)
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・・・地震があろうがなかろうが、スプリングイズカミング。
人間のためだけの地球じゃない。
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by babamiori | 2011-04-13 11:52 | 週末の出来事
ムツゴロウさんは趣味。本業は…なんだっけ?
最近、仕事関係の電話やメールでも、「キジのお世話でお忙しいところすみません」と言われる事態が頻発しています。
この間は某建設会社の方から「雛の介護でご苦労が多い中、更なるご心労をおかけして申し訳ございません」という大変ご丁寧な冒頭文から始まるメールを頂戴しました。

か、介護って・・・
(っていうかこのブログ読んでたか・・・仕事モードのわたしが装いにくいぞ・・・)

確かにじーちゃんと病院には通ってますし、フツウにお世話もしてますけど、んちの世話が介護っていったらネコたちもマメも介護だぞ。それに24時間付き添ってるわけではありませんし、あくまで、がんばっているのはじーちゃん本人です。
わたしの体の心配までしていただくのは恐縮至極でございます。
でも、皆さんのご心配、本当に嬉しいし、励みになります!!


ただ、わたしは今のところまだ、むつごろう王国の王様ではなく、南房総リパブリック!というしょぼいしょぼい農園の主なので、本業は農民です.
おっとととと。そっちは副業か?
いやいや、ホントのところ、何がわたしの本業か分からなくなってきているぞ。


そんないい加減な農民が、屁っ放り腰で作っている作物は、こちら。
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すっごいじゃん!!
植えただけでほとんど世話しなかったのに、ソラマメできてるし!!
しかもアブラムシだって牛乳でやっつけて完璧な無農薬!!
鶏糞をやっただけでよく育ったぞ!!

これまではN田さんからいただいて、毎年感激して食べていましたが、「よーし、こんどはこれを自分でつくってやる!」と思って去年しこしこ種を植えたのが、こんなにうまくできちゃった。
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なーんか葉っぱに茶色のぶつぶつができているのは気にしない気にしない。
豆の重みで茎がべたっと寝てしまったのも、気にしない気にしない。

中身さえおいしけりゃいいのよ。
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ねっとり甘くて、皮まで食べられちゃうほど柔らかい。
なんで甘味が強いのかさっぱり分かりませんが、とにかくおいしいんだって。
ほうれん草に続いて壮大な自画自賛が続いておりますが、ホントにおいしいんだって。
いや~~農家っていいねえ。
実際よりもおいしく食べられるんだからさ。心から。


で、あの、いったん何らかの動物に食われて茎だけになってしまったキャベツですがね。
それもこうよ。
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結球したぞ~~!
立派立派。しっかりキャベツになりました。
これも完全無農薬です。

ね?
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いったい何匹の青虫を養っただろう。
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んちまみれだ。
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N田さん曰く「それだけおいしいんですよ、虫は甘くておいしいものしか食べないからね」。
その言葉、めっちゃ期待させるね!
一口食べたらまた、天国に行っちゃう?!
早速、球の中の人間用部分をかじってみましたが(にんにく味噌マヨで)、
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それはもう、形容しがたいほど、筆舌尽くしがたいほど、一口食べた時の感動を表現しようとつくりかけた破顔のための筋肉が一瞬で弛緩して定位置に戻るほど、おそろしくありきたりな味でした。
ぬっはは。
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by babamiori | 2010-06-04 13:19 | 食べ物のこと
畑仕事ままにゃらにゃいにゃー。
ハァ~、雨あがっていい天気!!!

ですが、今日じゃなくて週末晴れてほしかった。
畑仕事のできない週末なんて、つまらないったらありゃしない。

ただ最近、晴れていても、日中野良仕事をするのが前よりも難しくなっています。

なぜなら。
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すがって、泣かれる。

ちょっと前まではよく昼寝もしていたし、バギーに乗って遠くからママが畑にいるのを眺めていることで納得していたですが、1歳3ヶ月になったマメはそんなにおひとよしではない。
姿が見えないと「まま~~、まんまああ~~!!」とあらん限りの声(しかもダミ声)で呼び、それでもわたしが行かないと嘆き悲しみすぐ号泣。鼻水で顔中ズベズベになった状態で立ちすくんでいるところを発見され、以後「二度と離すもんか」と決意をもったマメはママに取り憑いてぜったい離れません。

かわいいんだけどね~

大好きなんだけどね~

1日2時間だけ、いや1時間でも、30分でもいいからニコニコ待っててくれないかねえ・・・

秋蒔きの野菜のタイムリミットを目前に必死に畑を耕していたわたしが鍬を放り出してマメを抱き、すごーく困ってうろうろしていたら、いつもは種まきと収穫しかやりたがらない物ぐさニイニがどういう風の吹き回しか「いっちょやってみっか」とやってきました。

「うそ!ニイニお願い!やってやってーー!!」

本気でありがたいわたしはほいほい鍬を渡し、そういやニイニ最近腕力ついたみたいだし鍬も軽いだろね~なんておだてたりすると、まんまとその気になるニイニ。

「うぉーりゃあぁ!」
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・・・振り上げすぎだって。

「とぉぉぉ!!」
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・・・膝がたってるんですけど。

ものすごくムダなエネルギーを使って勇ましく耕すニイニを、昔なら「ニイニがんばって~」と甘いエールを送っていたであろうポチンが「へったくそ」とつぶやきながら観察。
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「んだとおめーっ」
案の定、そのごくまっとうなポチンの感想がニイニの逆鱗に触れ、「んじゃやってみろってんだよ!」とポチンには重すぎる鍬が渡されました。

相変わらずやせっぽちで、勾配2度の坂道も補助あり自転車でのぼる力のないポチンが「いーよーできるもん」と鍬を持つと、細い足がふるふるとふるえます。

「う~~~んっ」
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何とか顔のレベルまで持ち上げて、、、

ずさっ。
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・・・かなり短くお持ちだったようで。

そんなこんなでぎゃーぎゃー言いながら、大変効率の悪い農作業をしているわたしたちです。
猫の手も借りたいだよ。
(リアル猫は、家の中で、優雅にオオゲジ観察中。
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・・・まったく役に立たなそうだ。)

N田さんの指導なしでがんばって耕して、苦土石灰まいて、肥料まいて、畑の体裁を整えて蒔いてみたけど、本当に芽が出るかな、大根とほうれんそう。
そうとう心配です。
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ポットで苗をつくっているソラマメは、順調に育っています。
N田さんちみたいに段ボール箱いっぱいとって、毎日贅沢に食べるのが夢。)
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キャベツも芽が出たし。(今週末あたりポットに植え替えなきゃ。)
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冬になるまで、もうちょっと忙しい日々がつづきます・・・
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by babamiori | 2009-10-27 15:50 | 週末の出来事



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

by babamiori
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