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恋する40
多分、南房総に家を持ってから初めてじゃないかな。
もう3週間も行けていません。

週末ごとの雪。
なぜ週末なのだ!??
週末だけは晴れてくれと手前勝手に願い続けた7年間、「そうはいかねーよ」というお天気の神様の声が聞こえるようです。

雪でハウスがつぶれてるんじゃないか、木が倒れてたりしないか、食糧難のイノシシたちにいいようにされているんではないかと心配していると、小出さんというご近所のお友達が写真を送ってくれました。

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イノシシと、ウリボウ?
うーん、宿敵だけどかわいいぞ。

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我が家もなんとか無事のよう。
様子見てくださるって本当にありがたいです。
畑の師匠、西田さんものぞいて電話をくださって。
あー孤独にドキドキしなくていいってどんだけ心強いか。

本間さんからは、今週末23日の里山学校の下見のご連絡がありました。ヤマアカガエルの卵、オタマジャクシがそこかしこに見られ、フキノトウがたくさん出ているとのこと。
やったあ。
週末はみんなと、春の七草など食べられる野草を探して、その場で食べるんだ!

里山学校はプログラムを運営する側でもありますが、正直、みんなと一緒に楽しめる時間でもあります。
「南房総リパブリック」の「リパブリック」は、実はほとんどが私有地である「里山」を、みんなの自然として再び開いていく、「リ・パブリック」という意味をこめてつけられています。
なんか説明するとダサいから言わなかったけど、そうなんだよ!

というわけで、明日、すんごい久しぶりに南房総に行けるのが楽しみで楽しみで落ち着きません。
今、仕事で大量の古書を読んでいるところなのですが、ともすれば頭がフキノトウ。セリもちょっとは出てるかな、ノビルはまだかな、ミツバはどうか・・・うぉー東京のスーパーでウッカリ買いたくなるのを我慢してるんだぞーーー早く食べたい!

あ、明後日なんですが、キャンセルが出たため、あと1組、ご参加が可能です。
もしご興味ある方はご連絡くださいね。


さて、ご案内をいくつかさせていただきたく。

☆拙書「週末は田舎暮らし ~ゼロからはじめた『二地域居住』奮闘記」のamazon予約が始まっています。もし、ご興味持っていただけましたら、できますれば・・・ぽちっとしていただけるととても嬉しいです。

で、実は、自由が丘、二子玉川の書店で置かれるという手書きPOPも、超つたないかんじでつくりました。。。
蛍光ペンとさ、サインペンを買ってさ、きゅーきゅー書いちゃったわ。
すごい時間かかった。とてもとても苦手な作業です。手書き。

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ぶっはwww
小学生の壁新聞か!
ホントの小学生、ポチンも1枚かいてくれました。右下のやつ。


☆1月26日に、里山空間×音楽、という企画「カホンづくりワークショップ&里山ライブ」を開催しました。
これがすんごい楽しかった。カホンという打楽器を、房州産杉集成材でつくり、アーチストたちのライブにそのカホンで参加。大人から子供までノリノリでした。またやりたいなあ。
youtubeにアップしました!


三芳村って、希少な「千年村」のひとつ、なんですって。
まだ江戸もない頃から、村として文献に残る、とてもとても歴史のある村。
ここに暮らす人々がずっと積み重ねてきた農村生活の上に、わたしたちはチョンと存在しています。
今ここで行っているイベントたちもそう。千年の上に、のっかっている点みたいなもの。
ただ、その点が、三芳の歴史を未来につなぐためのほんのわずかな力にでもなればと、思っています。

ここを知り、好きになってくれるヒトが増えて欲しい。関わるヒトが増えて欲しい。
そして、わずかでも、一緒にこの地の未来をつくるために、草刈りや農作業などにも共に汗してくれるヒトがでてきたらいいなって、思います。


あ、題名の、恋の相手は、なーいしょだよ☆
ケーロケロ☆
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by babamiori | 2014-02-21 11:29 | 生き物について
「百姓屋敷じろえむ」で、命を喰らう。
今まで生きてきた中で、「これだけは誰かの助けを借りなくても一応じぶんでできる」と言えるノウハウを蓄積したものって、なんだろう?と考えました。

そしたら、「家事(デキは問わない)」「子育て(かなりテキトー)」「文字数内に原稿をまとめる(ジャンルがかたよってる)」「週末田舎暮らし(だれでもできるっけ?)」くらいしか思い浮かばない。あとは「キジを飼う」「サンショウウオを飼う」などこまごまとあるけど、なーんかいよいよ、しょうもないなあ。

あー無力だ・・・

日々それなりにがんばって生きているつもりではありますが、だいたい丁寧じゃないというか、深め方が甘い。これって性格の問題かね。「おおむねオッケー」という地点でドカンとあぐらをかいて、いや~よくやったと満足してしまったり、なんかあっても「生きてりゃいいか」と開き直ったり、それでも足りないと「どうせ死ぬまでの人生よ」とさらに開き直ったり。
「こだわり」も極端に少なく、こだわらないということにこだわっているところさえある。

その姿勢が裏目に出ることの多さったら!
結局デキる人間というのは最後まで詰められるのであり、細やかに配慮できるのであり、飽くなき追求心を持っているのだということです。その逆の性質を持っているということは・・・
言わずもがなよ。



ところで先日、仕事仲間と一緒に、所用で南房総を訪れました。
平日だったので珍しいことに子連れではなく、それならばオトナな食事をしたい!!と、まず腹ごなしに向かったのは、三芳村でもっとも由緒正しきレストランのひとつ「百姓屋敷じろえむ」でした。

前回行ったのはずいぶん前。三芳の土地をいよいよ買うことになり、行政書士さんとの打合せの後に現地を見に行き、その後じろえむで昼食をとったのでした。懐かしい。
あの時は、もちろんまだ南房総のいろはも分かっておらず、もちろん売り主さんがキレイに手入れしてくれてピカピカな状態の土地を見ても、なーんとも思わなかった。「やっぱり景色が素晴らしいわね」なんて抽象的なウットリ感だけ。そりゃあんためちゃめちゃマメに草刈ってるからだよ!!と当時の自分にツッコミたい。

でもとにかく、早くこの美しい里山に住みたいと、ワクワクしていたことだけは覚えています。
今となってはずいぶん土地勘も出てきて、同伴の女子2人にもできるだけ南房総の良さを伝えたいなあなんてすっかりコッチサイドの人の気持ちになってるもんなあ・・・

県道から外れ、細かい田舎道をずんずんのぼっていったところに、「じろえむ」はあります。
たしか、入り口は真っ黒な茅葺き屋根だったはずだけど。

って、え!?

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すんごいフレッシュ!
葺きたての茅、黄金色に光っています。
「去年葺き替えたらしいですよ」と、現地で落ち合った幸せいっぱいのほんまる妻さんに伺いました。(なんで幸せいっぱいかって?それはご本人に直接聞いて下さいな^^)
蘇鉄の街路樹に誘われてずんずん近づいていくと、本当に美しい屋根がどーんと目の前に。

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この厚み・・・たまらないっす。
昔のクラスメイトにとても太い三つ編みの女の子がいて、その子がおかっぱにした時こんな厚みだったなあ。どちらかというと毛量のないわたしは、切断面の豊かさにぼーっと見とれた覚えがある。

実はうちのセカンドハウスも、今でこそ赤いトタン屋根だけど以前は茅葺きだったそうです。
茅葺きはメンテナンスにお金がかかるし、今では職人もいないので維持がとても大変。ある見積によると、屋根坪数×7万円くらいらしい。あっという間に軽く数百万円です。おそろしや。。
きっと「じろえむ」さんも、この屋根を店のアイデンティティとして守るために踏ん張っているに違いない。

こっくりと味わいのある囲炉裏部屋に案内され、出された料理は、これ。

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写真で見るとどうも、旅館の朝食とどこがちが、、、と言いそうになる。
が!!
これらは、ひとつひとつが材料からすべて手作りなんです。

・・・今、「手作り」という言葉、読み流したでしょ。
ちょっとよく考えてみていただきたいのです。「すべて手作り」ってどんなことか。


例えば奧のソーセージは、じろえむが飼っている鶏をつぶして作ったもの。
ソーセージって、袋開けて食べるものです、少なくともわたしは。それを、鶏を育てるところから作るってどんだけ大変??このソーセージ、どんだけ手間かかってる?体裁がソーセージだから何となく口に運んでしまいそうになりますが、「うちのぴーちゃん(仮)」から作ったものだとすれば、畏れ多すぎて無意識では食べられません。

こんにゃくも、こんにゃく芋を育てて、そこからアク抜きなど経て作っています。
「食べた感じが、売っているものとだいぶ違うかと思います」とご主人に言われ、ひとくち噛んだら、「うぉっ」と思わずみんな目が丸くなる。噛んだ時のしなやかさ、こんにゃく芋の舌触りと風味が、市販品とはまるでベツモノです。

手前のおからみたいなものは、牛が赤ちゃんを生んだ後の初乳でつくった豆腐。
「初乳豆腐」はわたしも隣りの酪農家のYさんからいただき、何度か食べたことがありますが、モッツァレラチーズの風味をすっかり牛乳だけにしたようなかんじです。それをそぼろのようにして、シソの実と和えた品。初乳は、赤ちゃんを産んでから3日くらいしかとれないそうです。栄養価が高いことに加え、免疫力向上や風邪やインフルエンザ予防、ロタウイルスなどの感染症予防、腸の修復作用、筋力や体力の増強作用まであるそうな。赤ちゃんを守るための養分がたっぷり含まれているんだな。
あまりに美味しいので商品にならないのかな、と思いますが、なかなか流通させにくいみたい。

また、最後に出されたコレがすごくおいしい。

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フツウの卵焼きです。
もちろん卵は自家製。
何が美味しいって、ほーんのり甘くて、ふあっふあっとぅるん!という口溶け。
絶妙の焼き加減で、「ママ~」と言いたくなるような優しい味なのです。
これ、前回食べた時のことも強烈に記憶に残っていて、「また食べたい」とずっと思っていたもんだから、ことさら美味しく感じました。

加えて、薪をくべて竈で炊いたつやつやの有機米もウマし!昼から大盛り2膳食べてしまった。
このお米炊くために薪割りもせにゃならん。1日何時間あれば足りるんだろう??

あー、おいしかった。満足満足。
もうこれで帰ってもいいや。
いやいやまだ半日あるでしょ、とすっかり満たされた女子4人でした。

一緒に食べたのが女子4人だったからこそ、こういう食事のすごさがよーく分かったのかもしれません。だって見た目はホントに地味なくらい、フツウの家庭料理だもの。
用意しようと思えば、わたしだって品数揃えられるよ、みたいな。
でもきっと、パックから出した卵とパックから出したこんにゃくとパックから出したお漬け物を並べるね。毎日家族にそんなに手の込んだもの出してられないもん。

でも、ハッとします。

毎日食べてるから、毎日生きてるんだよなあ。
食べるって、ホントはすごい手間のかかることで、つまり生きるって、ホントはすごい手間がかかることなんだよなあって。

売っているものをうまーく利用して、ぱぱっとつくる時短が勝負で、おいしくてボリュームあるものを出すのがデキる主婦という定説。
当たり前と思ってたけど、ひょっとして、なーんか狂ってる?

「あまった時間は自分の時間」って、上手に生きられてステキ、と信じて疑わない価値観、なーんか狂ってる?

「売っている野菜があるのに、わざわざ畑なんて趣味でやる意味がわからん。自己満足でしょ」というスタンスだったわたしが、ぼちぼち畑なんかをやり始め、「自己満足だけど・・・おいしいぞ」なんてずるずるとその楽しさに引きずりこまれ、ちょっぴりは食べ物づくりの大変さが分かってきたところで「じろえむ」の食事をいただき、何だかぐっと心を掴まれてしまった。

こだわらない、こだわれない、という生き方をしてきたわたしが、これはこだわるべきじゃないか?と思ってしまったコト。
それは、命を食べているということに自覚的になれる食事を、つくるべきだというコト。
そして、食べることがどんどんオートマティックになっているこの世の中で、「命を喰らう」ことのスゴさをこどもたちにも伝えていくべきだなあ、というコト。


帰りに、産みたての卵を1人1こずつ、いただきました。
どうやって食べようかな・・・と楽しみに家に持ち帰ると、「これ有精卵?欲しい!」と出てきたニイニが、口の中にぱかんと割って、ゴクンと飲んでしまった。
あんたはヘビか。
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by babamiori | 2011-01-28 11:35 | 食べ物のこと
ホタル狩りを呪う。
三芳村は「中堰」というところに、毎年恒例のホタル狩りに行ったんですがね。

今年は時期がよかったのか、たくさんのホタルが見られて大満足だったんですがね。

はじめてホタルを目にするマメは「ピカピカのムシムシ、とんでったよ~」「あっちも!あーきえちゃったよ!・・・またいたよ!」と楽しそうだったんですがね。
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ポチンも、そおっと葉っぱの上のホタルをつかまえて、おてての中の小さな小さなエレクトリカルパレードにうっとりしたんですがね。
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ニイニは今年も、ホタルを一通り味わうと地面を照らしてごそごそ移動し、
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でっかいウシガエルを見つけて喜んでいたんですがね。
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もちろんわたしも、ホタルの美しさやこどもたちの喜ぶ姿を見てこの上なく幸せな気持ちになり、また来年も、その次の年も、ずっとずっと、ここに家族で来ようって思ったんですがね。


今はもうほとんどぜんぶ、そんなことは忘れちまった!!!


かゆいよう。かゆいよう。

かゆいよぉ~~~~

ホントに、かゆいんだよう。。うぅ。。


ホタル狩りから帰ったあと、まずは右腕の内側にちょっとだけ、次第に右腕全体から右脇腹にかけてぶわーっと、あと全身いたるところにぽつぽつぽつぽつと、赤いてんてんが。。
てんてんが赤く膨れあがってイクラ状のぼつぼつになり、現在その状態をキープ。

どこにいたんだ?チャドクガめ!!

目下、頭の中がかゆいことで埋め尽くされています。
昨日から今日にかけてがカユさの全盛期のようで、右腕が「カユイ棒」になっています。
飲み薬も塗り薬もたいして効かないんだよう。
腕をもぎとりたい。皮膚をこそいでしまいたい。「ぜったいにかかないでくださいね」ってぐるぐるまきにされた腕の包帯をむしりとって、亀の子タワシでごしごし洗いたい!!
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こっぴどい失恋をした時などは、ショック療法でチャドクガにやられるといいかもしれません。
悲しいことも嫌なことも、すべてを忘れて没入できる圧倒的な掻痒感が、そこにはあります。

誰かこのかゆみからわたしを救いだしてください~~
えーーーん。。。
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by babamiori | 2010-06-14 16:15 | 週末の出来事
男は顔じゃないさ、くろ。
悪いけど、オレはバカじゃねえ。
比べりゃ劣ることぐらい承知の助よ。

「綺麗な顔立ちね」なんていっぺんだって言われたことなんかありゃしねえ。
大概は「家に残してもらえてよかったな。真っ先にお払い箱の面相だぞ」なんて言われようだ。
「黒い部分が非対称で特に鼻に黒がかかってるのが気の毒だわ」と細かいことまで言いやがる。
だがまれに「おまえは賢いな。フクロウみたいな顔だ」と言うヤツもいる。褒められてんのか?
「媚びないし、自分の判断があるし、奥深い性格だよね」とも言われる。
まれに、な。

ま、どうでもいいことだ。
オレの糞みたいなプライドがそれでかろうじて保たれるくらいのもんだ。


・・・でも、どうも、面白くねーな。
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女はバカだ、見かけで判断しやがって。
おめーら初対面で見つめ合ってんじゃねーよ!

オレのことは完無視かよ?
フレーム外の存在かよ?
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にしても、どこまでバカな女なんだ?
この態度見てわかんねーのか?

オレらは宦官だっつーの!!

マオマオ泣かれたって応じられねーんだよ!!体が!!
無駄なことしねーで他を当たれ!!

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・・・あー面白くねーなーぴょんばっかり見やがって。
どうでもいいはずなのに、どうでもよくない気がしやがる。
オレの魂にはまだ男の残滓があるのか・・・


なんか文句あっか!?
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ま、女にモテるモテないなんて意味ねーな。
オレは男の友情をとる。
コイツといた方が気楽だぜ。


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(コイツもモテなそうだな。。)
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by babamiori | 2010-02-12 12:10 | 週末の出来事
ノラの血が騒ぐぜ!人間ども、あばよ。
交通事故にだけには遭わせたくない!

と、くろぴょんは家ネコとして育てておりましたが、ふと「車がいなけりゃ轢かれないじゃん」と気付き、三芳村では日中外ネコにしてみました。

「ほら、お行き!」とドアを開けると、大興奮で飛び出した2匹。
屋根に上ったり。
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溝にもぐったり。
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果敢に木にものぼるが、
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純正の家ネコだった経歴は隠せない…
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くろより運動神経のあるぴょんは、高い槙の木を軽やかにのぼりつめるが、
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おりられない…
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せっかくなら遠くの野山をかけめぐってくればいいのに。
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いないなーと思っても、数分で戻ってきてヒトのまわりでうろうろうろうろ。
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でも、やっぱり、外にいるネコは美しいです。
外で見ると、ノラの厳しさをたたえた表情になる。
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野生のしなやかさを体に取り戻した姿に、ハッとします。
いつも家の中ででれでれと一緒にすごしているあの子たちは、実は人間とはまったく別のネコという生物だったという衝撃。
わたしは木や屋根に飛び乗ったりできないけど、あの子たちは普通に一足飛びに上の方の世界に行ってしまうんだからな。


こうやって外に出していたら、いつか戻ってこなくなったりはしないだろうか?不器用な子たちゆえ山から滑落したりしないだろうか?と過保護な親心も働くのですが、あまりに生き生きと駆け回る彼らに「本来ネコは、斯くあるべき」とも思ってしまうほど。
そして、人間には見ることのできない風景を堪能している彼らの風情を見るだけで、わたしの心も空に解き放たれるのです。
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思えば昔飼っていたシャム(クラスの子の家で生まれた子をもらって、ダッフルコートの中に隠して電車に乗って持って帰った)は外に出すと、恐怖で震えて歩けなくなっていました。それに比べて、この子たちの適応力ったら。
やっぱり、育ちがいくら家ネコでも、生まれがノラの子はノラなのかしら?

と、ふと見ると、言うほど野性味溢れていない…
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優雅な横座り。
ここは四方に外敵が潜んでいる屋外だぞ?そんな、ビーチの有閑マダムでいいのか?
なまっちろい腹見せて。


さんざん遊んで疲れて帰った夜。
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「家は家でいいもんだ」とのことです。おそらく。
ノラとして自立する気は今のところないようです。
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by babamiori | 2010-01-26 12:14 | 週末の出来事
うちの敷地に埋まっていたすごいもの:前編
年末、体に奇妙な症状が出ました。

味覚が狂ってしまったのです。

まったく無味ではないのですが、甘みはほとんど分からず、塩味は感じない場合と異様にしょっぱく感じる場合があるという状態。酸味は遠いけれどまあ分かる程度。そして、大好きだった辛いものが、辛い(つらい)ほど辛く感じて食べられなくなりました。
そのかわり、旨みや風味はものすごく強烈に感じ、小麦やお米の味がうわっと伝わってくる。甘味料の味も強烈に感じられるので、ダイエットコークや甘味料入りのお菓子が気持ち悪くて食べられなくなりました。
風邪を引くと味覚が鈍くなりますが、あれとはぜんぜん違うかんじ。

口の中はいつもより乾いた感じで、舌は山椒をたくさん食べた時のように痺れていて、時に痛い。

歯科医師の友達の勧められて耳鼻咽喉科に行こうと思うも、あまりに忙しくてその時間がとれず、食事がつまらなーい、料理のしにくーい日々が続いていました。

甘くないケーキって、まずいんです。冗談みたいな食べ物になります。
塩味のないうどんも、はっきり言って粘土。チョコも泥粘土。
そんな時にかぎって家族に「ポトフが食べたい!」と言われるも、微妙な塩加減がさっぱり分からず。ニイニやポチンを傍に従えて「どお?」「味ある?」と確かめ…自信のないお皿を食卓に並べる。(しかし、こどもの意見というのはかなりアヤシイ。「味がしない」と言って塩を2振りし、「激ウマ!」と大げさに感動したり。鍋一杯に塩ひとつまみでそんなに変わるわけないだろと思うのですが。)
家族には申し訳ないけれど、焼き魚とかお刺身とかおひたしとかお鍋とか、さじ加減の必要ない料理を出すようになっていきました。

人間が生きていく喜びのかなりの部分に、食が関係していますよね。
その部分の感覚が奪われると、日常がぞぞっと色褪せ、心なしか他の感情まで乏しくなってしまうものだと分かりました。料理はおろか、外出、人間関係にも消極的になっていくし。(たまたま原稿書きで忙しかったから、普通に引きこもっていましたが。)


そんなある日。
三芳村でいつものように、ちまちまと畑の手入れをして過ごしていたら、我が南房総の師匠N田さんがやってきました。

「いやね、今度一緒に掘ろう、ってニイニくんと約束したんですよ。男の約束、果たしにきました。」

遺跡でも掘るのか?という道具を、からんと地面に置くN田さん。
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ニイニは小躍りして「ホントですか?誰が掘るんですか?オレは無理かもしれないです。友達の中では結構力ある方だけど、オトナに比べるとまだ非力なんです。でもホントにあるんですか?この間見たところがいいんじゃないですか?」と、N田さんに質問を浴びせ、まとわりつきます。
…教育って難しいですよね。オトナにはですます調で喋ること!としつけたつもりが…メガネ面で無遠慮な口調でおしゃべり、しかもですます調、って…慇懃無礼で頭でっかちなイケ好かないガキといった体裁になってしまうのだ。悪気はないのは分かるんだけどね。

そんなうざったいニイニを軽くいなしながら、N田さんは以前チェックしていたポイントへ。
金魚の糞もぞろぞろとついていきます。
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ニイニと一緒にごそごそと藪を探すも、「切れてますね…」「おっかしいなあ…」とどうも当てが外れた様子。

気を取り直して場所を改め、道の脇の土手の斜面を見定めて「よし、ここで行きますか」とN田さん、やおら掘り始めました。
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ざく。ざく。
リズムよく、土を上に放る。
埋め戻しのことを考えて、斜面の土を掘るときは上に盛っていくのが常識だそうです。

N田さんはこともなげにやっていましたが、途中でかわったニイニがやると、
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なんじゃ?その格好。
スコップが刺さらない、持ち上がらない、力が出なくてぜんぜんダメー。
「なっさけないね~~、野生児返上だよ。もっと力入れて!へたっぴ!」と檄を飛ばすと、「やってない人間に言われたくないよ!!」と激怒しつつ、すぐに疲れるニイニ。

ああ分かったよ、じゃあママがやりますよ、そこどきなさい、とニイニを蹴散らしてわたしの出番。昔素振りで鍛えた腕を甘く見るんじゃないよ、と気合い充分で始めましたが、
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…スコップで穴を掘ったことって、最近あります?
きっついわ、これ。
すっっっごい疲れる仕事です。腕立て伏せする代わりに、スコップで穴掘ったらいいと思う程。
耕された畑の土じゃなくて固まった土ならなおのこと、スコップを土に突き立ててごそっと持ち上げて、その土を上に放るという動作には、わたしにはありえない力が必要。

へぇぇぇぇぇ~~~

30堀りくらいですぐにへばるだらしないわたし…

「じゃ、代わりますね」と、笑ってスコップを引き取り、続きを掘るN田さん。
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すごい筋力。。自分でやると、そのすごさが実感できます。
空手をやっているって言ってたけど、実際頼もしいなあ!!
やっぱり男はこうじゃなきゃね~~~尊敬~~~~(注:誰かへの当てつけではありません。)

…そのうち、手つきが慎重になっていったかと思うと、スコップを置き、本当に遺跡探しのように丁寧に土を払って、嬉しそうに振り向きました。
「出ましたよ、お宝。」
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この、下の方にぶら下がった肺みたいな格好のやつ。
これぞ、正真正銘、天然の自然薯であります!!!

実は以前から、ムカゴ(地上茎につく球芽で、ちっちゃくてつるつるの小イモ)がぽろぽろとついている茎を見つけて「この下に自然薯があるぞ~」と目をつけていたニイニとN田さん。
掘ったことも食べたこともなかったわたしたちは、ぜひいつか、これを掘ってみたいなあと思っていたのです。もちろん、ニイニがその筆頭者。

一応軽く解説すると、自然薯は、野山に自生する天然の山芋(とろろ芋)です。お店でよく売っている山芋には、長芋(棒状のもの)、大和芋(ごぼごぼと手みたいな形)、捏芋(丸い形)などありますが、自然薯は地下の状態によって形がまちまちです。障害物がなければまっすぐに伸びるし、土の中の石や岩に当たるとくねったりトグロを巻いたりとすごい形になります。
道の駅でひょろっとしたものが1本2500円~で売られているのを見たことがあり、ひょえー高い!!と驚きましたが、とにかく掘り出すのが大変な貴重な食材なのです。

「これをね、折れないように掘り出すのが、プロなんですよ」と、多少息のあがった声のN田さん。少しずつ土を掻き出していくと、すこーしずつ、形が現れてきます。
岩にあたって扁平に変形し、トグロを巻いた芋が、N田さんの手によって土からはがされていく…むちゃくちゃ苦労して掘ったものだけに、きれいな形のまま掘り出したい!と緊張が高まります。
いつもなら「やらせてー!」と割って入るニイニも、このときばかりはN田さんの手元を食い入るように見つめています。
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まさに、地中の神秘です。

N田さんに頼りっきりの分際で苦労を語るのは憚られますが、掘るのだって容易じゃない。今回は傾斜地だから横から掘ることができますが、下へ下へと掘り進めるのはもっともーっと大変とのこと。(N田さんが持参したのは、下へ掘る用の道具とのこと。土を掻き出し、芋を堀り上げるのはスコップでは無理らしい。)

と、そのとき。

「あ~~~~!!!やっちゃった~~~~~!!」

頭のてっぺんから後悔の雄叫びをあげつつ、破片を手に首をふる姿が…
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どうしようもない奇形で、くびれでポキッとやっちゃったらしい。

「ぜんぜんオッケーです!食べりゃ同じです!!」
化石とか土偶じゃなくて、最終的に胃袋に入るものだもの!

気を取り直してまた、そーっとそーーーっと手で土をどけていくと、あるところで「かぽっ」と土からはずれました。
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お~~~、これだ~~~~

まるで、土中から臓物を取り出したような、手の震えるような感動が伝わってきます。
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蔓から切り取って出すと、芋の全貌が明らかに。
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洗ってみたら、こんな凄まじい形。
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1本の蔓をたどると、こんな生命力を凝縮したような根がある。
それを、苦労してでも掘って喰らおうという人間。
こんなに深いところにある、こんな根っこが美味しいなんて、誰が気付いたんだろう?


「口惜しいなあ…もう1本、いきますか」
まさか!!N田さん、まだイケるんですか!?
わたしだったらそれから3日は寝込むほどの重労働の後なのに。

疲れより悔しさの勝った1本目。これじゃあ納得できないという山の男は、このすぐ近くに生えていた蔓を見つけ、昼食をはさんで2本目に挑戦することに。
(ちなみに、ムカゴがない時期に自然薯の蔓を見つける方法は、蔓にある上向きの棘を見つけることです。
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出っ張ったところにある棘ね。これが目印です。)

今度は、素直に下に伸びている、長そうなものが見つかりました。
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これは、芋の位置がまたより一層深かった…
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でも、2回目は、神が味方してくれたぞ。

「出た!出ましたよ!!これは折れずに出てきたよ!!」
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最大径10㎝、長さ80cmの自然薯、出現です。
快挙!
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まずもって、その形態に感動します。ずいずいずいっと長く下に伸びたあと、とっくりのように下が膨らんで、ひとうねりして止まっている。筆書きの文字のようにしなやかで、骨董品のようなふくらみや重みも、そしてその長さも、美しい。
「これなら、5000円くらいになるな」とのこと。

「自然薯はね、むかしっから、掘ったらヒトにやるなと言われているんですよ」と、N田さん。その心は??と期待して聞くと、「そりゃ、こんだけ掘るのが大変なもんだから、ヒトにやるのは惜しいって話でね」とのと。ハハハ。
そのわりには「ああ、全部持って帰ってくださいよ。うちはね、近所で掘ったヒトからよく貰うから」と、惜しげもなくくださりました。普通にみんな掘るものなのかしら?

それにしても自分の家の敷地にあったものだとしても、これはさすがに掘る労力をかけたヒトのものだと思うんだけど…本当に貰っちゃっていいんだろうか…?

「いや、みなさんに食べてもらいたくて。ぜんぜん違うから」
にっと笑って、本当に美味しそうに一服する姿、かっこよかった。
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ちなみに、掘ったあとの穴はこんなです。
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ポチンを埋めるのにちょうど良いサイズ。
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こりゃあ…女子どもが気楽に掘れる深さではありません。
でもわたし、決意しました。
今年の暮れ、マメが1日待ってくれるくらいイイ子に育っていたら、絶対自分で掘ってみようと。
今度は、自分の手で掘り出したお宝を、天高く掲げてみたいと。
畑仕事ですっかり節くれだった自分の手を見つめながら、そう心に誓ったのでした。(手がごついのは生まれつきという噂もあるが。)


さて。
これを食する話は、次回のお楽しみということで!!
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by babamiori | 2010-01-13 17:07 | 週末の出来事
自慢と予告と謝罪とお得情報。(ろくでもないな。)
だーれも褒めてくれないので、堂々と自画自賛しますが。

成せば成る 成さねばならぬ なにごとも、ですぜ。
成ってきましたわが家の畑。大根とほうれん草が元気!
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ソラマメだってほれご覧。
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寒さにもめげず、ぷりっぷりの葉や茎が健やかに伸びているじゃありませんか。

ブロッコリーに泣き、小松菜に泣き、ちんげん菜に泣き、とうもろこしに泣いた春夏とは雲泥の差です。虫や雑草が極端に減るこの時期は、管理不行き届きの週末農家でも立派に野菜が育てられます。このまま行けば、ぶり大根、大根サラダ、大根おろしに大根ポタージュ、大根の味噌汁、大根スティック、たくあんが毎日毎日毎日毎日食べられる未来が訪れることになります。
それのどこが嬉しいかって?

嬉しいデスとも!!!
大根などという地味なものだって、じぶんちでつくった無農薬大根なら主役級に扱われるはず。
大根ステーキの夕食だって、家族のだれもが文句を言うまい。

よしよし。この調子で名ばかり農家は返上だ。
たとえ食糧難の時代がきても、とりあえず食っていけそうだぞ。

12月になって実際に道路や電車のホームや家の中を走って移動するほど忙しい日々となっておりますが、ほうれん草のアップの写真を見ていると心が安らぐ昨今。
b0128954_14305731.jpg

あ~、この柔らかそうな葉肌。
ネコ見てるのと同じくらい癒されるな~

平日の仕事が忙しくとも、週末の野良仕事だけは何とかがんばっています。
加えて、ものすごく心躍る体験もしているのですが、それを仔細にお伝えする暇がない・・・
ということで、ひょっとしたら年越しのご報告になるかもしれないその、ビビットな体験の、予告映像のみ残しておくとします。

それはこちら!!
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ヤバいものを埋めて証拠隠滅。とかじゃありません。
もうひとつヒント映像は、こちらです。
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ニイニが極端に不潔。と言いたいのではありません。(そうだけど。)
この2つの映像が驚きのストーリーに組み込まれることに。乞うご期待!!


・・・それから、クイズの答えもと思っていたのですが、それを発表するにあたり重要な資料となる映像を週末カメラに納めたにもかかわらず、その後カメラが壊れて映像が取り出せず・・・
みなさんの興味も薄らいできているのを感じつつ、さらにクイズの存在など記憶の彼方に押しやられる頃にならねば発表できない事態となりました。ごめんなさい。(なぜ電源が入らないんだ?イオスキッスよ。)
ちゃんと、正解者には、プレゼント用意してますからね!


さて。
いよいよクリスマスですね。
ロマンチックな夜を予定している方も、こどものプレゼントの用意を焦っている方も、クリスマスを憎んでいる方も、お暇があれば25日までに三芳の道の駅「鄙の里」に足を運んでみてください。
「え!?三芳村って、デートスポットだったの!?」と驚きます。
http://www.its-mo.com/season/illumination/detail/IV1225/
わたしも、館山での買い物の帰りに見て、その迫力に度肝を抜かれました。

・・・美しい。たしかに、美しい。
しかしなぜ、思わず吹き出し、その後首をかしげてしまったのだろう?
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by babamiori | 2009-12-22 14:37 | 田舎暮らしのこと
ネコ釣りには焼き鳥屋戦法で。
「くろとぴょん、また脱走した!」

三芳村の家に行くと、なぜか家の外に出たがる2匹。
万一のことを考えて家の中だけということにしているのですが、最近では鍵のかかっていないテラス窓や網戸を手で開けるようになってしまいました。
うーんあなどれない。

この日も、畑から戻ってくると2匹とももぬけの殻。

「どこ行った?探せ探せ!!」

こどもたちが一斉に飛び出して血眼で捜索をはじめるも、30秒であっけなく発見。
b0128954_16142542.jpg

せっかく脱走しても、なぜかいつも家のまわりからは離れない2匹であります。

「おうちにはいりなさーい」なんていう生ぬるいかけ声で戻ってくるわけはなく、わたしたちの顔を確認するやいなや「へっ、ノロマ」「つかまえてみろってんだ」とばかりに時速100キロ級でそのへんを走り回り、虫に飛びかかり、床下にもぐりこみ、人間を翻弄するのです。
でもその野生味溢れる姿が美しくて、つかまえるのがもったいなくなってしまうダメな飼い主。

家にしがみついてこっちを見るぴょん。
b0128954_16143966.jpg

くろは夏みかんの木にのぼって、そこから狙いを定めてジャンプ!の構え。(微調整のためお尻を小刻みにフリフリしてる最中。)
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いずれにしても駆け寄ったら届く範囲にいるんだけど、こっちが追いかければ絶対に逃げるわけで。
わたしはいつも「しーらんぺったんゴリラのケツの穴をカンチョー」と無視してニャンどもが不安になって寄ってくるのを待つのですが、こどもたちはキャーキャー大騒ぎでネコのケツを追いかける。まったく逆効果なのにね。

でもニャンどもも適当に間抜けです。
至近距離でのぞき込まれるくろ。
b0128954_1615711.jpg

だからと言ってつかまりはしません。また家の下にもぐっちゃった。
「もう追いかけないで放っておけば?お腹が空けば来るわよ」
そう進言すると、小3男子は考えたね。

台所でごそごそやったあと、何やら両手に持ちカチンカチン鳴らして、
「ぴょーーーーーん!!」

その音で、ガマンできずに出頭のぴょん。
b0128954_16154935.jpg

・・・あっけなく1匹釣れました。
b0128954_1616845.jpg

いつもニャンどもが食事に使っている食器のかちゃかちゃいう音をきくと、どうにもたまらなくなっちゃうらしい。愚かなれど、ういヤツじゃ。

ちょっと頭がよくて疑い深いくろは、それでも飛んではきません。
ニイニは自らデッキに行き、こんどは音+匂い攻撃。

「くろーーーーー!!」

すると、それまでヒトをおちょくるようにひらひらと追い手をかわしていたくろが「それならば」とひょっこり顔を出した。
b0128954_16162515.jpg

「イイ子だねー、でもバカだねー」というニイニの猫なで声に吸い寄せられ、「くれ、くれ」とのどを鳴らしてすっかり武装解除のくろ。
とたんに信頼しきった飼い猫顔にもどるあたり、くろのほうが知恵が深いとはいえ底が知れてるね。
b0128954_16164531.jpg

・・・2匹目も、ほどなく御用。

やーれやれ。まったく世話の焼けるニャンどもだ。
昔わたしが飼っていたシャム猫は、外に連れ出しても震えちゃってぜんぜん歩こうとしなかったけど、この子たちはノラの血が騒ぐんですかね。出たがりで仕方ありません。
特に三芳の空気はそそられるらしい。
ネコの鼻にはどんな匂いが届いているのだろう?


さて。
実は昨日から、2匹とも入院しています。
生後半年以上たったということで、去勢手術を受けたのです。
体はニューハーフになったくろとぴょん、今までよりまろやかになって帰ってくるのでしょうか?
ほっとするような、ちょっとかわいそうなような、複雑な気持ちです。
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by babamiori | 2009-11-25 16:20 | 生き物について
贅沢なデザート。
どうもあやしい・・・

「ウヒヒヒヒ」「ケケケケケ」
声を押し殺したような笑い声が向こうから聞こえてきます。
b0128954_15244122.jpg

ニイニとポチン、なんかたくらんでいる様子。

仲良くおとなしく遊んでいるだけならありがたいけど、こんなに長い時間、ずーっとこそこそ何かをやっているというのは、どうも不穏だな。

「おっふたーりさんっ。なーにやってんのぉ?」

わたしが呑気を装って偵察に行くと、きゃあああ!!と叫んで逃げる兄妹。
ふたりのいた跡には、収穫にはまだ早いみかんの皮が散乱。
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「ママ来ないで-!」
「見ちゃだめー!」

・・・ますますアヤシイ。

それでも、ふたりを延々と追跡するほど暇ではないわたしは、ひとまず不穏なふたりを放置して自分の仕事を済ませ、おひるご飯の支度に家にもどりました。
すると、「ママだ!」「隠して!」と逃げまどう兄妹。

ちょっとぉ、へんなものつくってるんじゃないだろうね。
前もニイニは、いとこを巻き込んでこそこそと「すりおろしたピスタチオとコショウをたっぷり入れた甘いお焼き」を作り、食べさせられたお客はみな慌ててティッシュを探すという事態になった過去があります。

「冷蔵庫はあけちゃダメだからね!!」

ニイニがせいいっぱい手をのばして、冷蔵庫の上の方に隠したであろうお皿。
b0128954_15263261.jpg

悪いけど、オトナの身長だとけっこう見える。
お昼の支度は冷蔵庫を開けずにはできないんでね。


・・・さて。
おひるご飯を食べ終わったあと、片付けるか~と立ち上がろうとしたその時。

「じゃーーーーーん」

ふたりが、得意さを隠しきれないはち切れそうな顔をして、お皿を持ってやってきました。

「デザートでぇ~~す」
b0128954_1527291.jpg

すごいきれい!
これはなに?
「川に行く途中の道で見つけたフユイチゴと、うちのミカンでつくったんだよ」
「それにね、ミカンの汁とカルピスを混ぜたシロップをかけたの」
「うちでとれたものだけでつくった特別製だよ!」

そういえば、去年もふたりしてフユイチゴを探しに行ってたなあ。
「ママにあげようと思ったけど、おいしくてぜんぶ食べちゃったーテヘヘ」って帰ってきて。
今年は、こんな形でプレゼントしてくれたのね。

フユイチゴは晩秋の光を受けてきらきらと輝き、食べるのがもったいないくらい。
口に入れると野の甘さがはじけて、とても素朴でとても豊かな味がしました。
ミカンカルピスがほどよく甘酸っぱく、美味しさ倍増。
こんな贅沢なデザート、買おうったって買えないよ。

名付けて、三芳ポンチ!(・・・漫才師か?)
b0128954_10424658.jpg

珍しく心から「ありがとう」とこどもたちに伝えました。

ちなみに、これをいただくときは、ミカンの汁をしぼる時のこどもたちの手の衛生状態など詳細を想像しないようにするのがコツです。
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by babamiori | 2009-11-18 15:43 | 週末の出来事
マメの秋。
柿食えば~
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べっちょべちょ~ 
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でも

種は出るなり 一歳児。
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by babamiori | 2009-10-09 00:23 | 週末の出来事



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

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