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ポキポキの底力。
わたしはインドア派です。
今さら何を言うんだ?と思われそうですが、断固としてインドア派です。

外に出ると言っても、好むのは、木陰で本を読むとか、テラスでお茶するとか、その程度。
たとえそこに山があっても、「なぜならそこに山があるから」と遠くから眺めながら休憩所で涼んでいたいタイプ。のぼりはじめたりはしません。
いわゆるぐーたらです。

でも、しょーうがなく、覚悟を決めたら外に出ます。
例えば畑とか、海とか、草刈りとか。
出てしまったら覚悟も決まっていることだし、「めんどくせー」と思いながらイヤイヤ外にいるのなんて人生の無駄なので意識してがっつり楽しむようにはしていますが。
最近はあまりにもそのしょーがない時間が多すぎて、傍目からだとアウトドアな人間にしか見えないようです。別にいいんだけどさ。自分のホントの姿とズレて認識されてるのがなんかちょっと居心地悪いくらいで。

で、わたしが思うに、ポチンはわたしと同じにおいがある気がします。
外遊びが嫌いではなさそうだし、走るのも大好きらしいし、虫や魚もそれなりに好きみたいだけど、誘われなければずーっと家にいても苦痛ではなさそう。
しこしことお友達に手紙を書いたり、キラキラ光るシールを貼ったり、「キラキラノート」なる謎の本をつくったり、うっとりとピアノを弾いたり、本を読んだり、ドラマを見たり。まるで子供の頃のわたしを見ているようです。
基本的に、棲んでいる世界が小さいワケ。

でも、彼女とわたしの決定的な違いは、まわりがみーんなアウトドア人間だということ。
(わたしの育った家庭はぜんぜん逆でした。)
旅行って言えばアメリカの砂漠キャラバンだし、夏休みはほぼ海だったし、だいたい週末はインドア生活の存在しない田舎暮らしだし。
それはそれで結構楽しそうなので、まあ、こどもは育つ環境によって変わるからな~と静観している次第です。



前々回に触れた夏休みの八ヶ岳旅行も、実は結構マッチョでした。
「千葉ではなかなかできないことをしよう!」ということで、高い山に登ることに。

とはいえ、4年生・6歳・2歳が満足する登山コースなど存在せず、2歳のマメは足切りでママとお留守番決定。「ポチンも、お留守番してる?」とパパに聞かれると、えーどうしよっかなーと迷いつつも「やっぱり行く!!」とがんばることを選択。

あーポチンの気持ちが手に取るようにわかる。
ホントは楽ちんが好きで、おみやげやさんを見てまわる方が好きなのに、「ポチンには無理かな?」なんて言われるとムッキー!と妙な意地をはって、大変な方を選んじゃうんだよねえ。

そんなわけで、夫とニイニとポチンは、まずは飯森山へ。

「いってらっしゃーい!」と見送ると、ポキポキの体でお弁当とお茶の入ったリュックを背負ったポチンが「れっつごー!」と腕をあげるんだなこれが。

標高1643mの、お椀を伏せたような形の飯森山。
オトナの足では片道1時間弱ということですが、あの小さな体で大丈夫か?
ポチンの登山体験といえば、セカンドハウスの裏にあるちっこい富山登山だけだぞ。

・・・こちら、待つ身。
ママとマメは、ひとまず近くの牧場へ。
馬とか山羊とかわたしの好きそうなものがたくさんいるはずだぞ。

どーもー。高原っていっても暑いねー。
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マメ、はじめは怖がるも、「カワイ~」というママの声に釣られて近づくと、
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山羊に喰われた。
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ビエビエ~~の大泣きの後、べろっと服をめくってママに訴える。
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「ピンポーンところ、やぎしゃんのおしょくじあげちゃったからいたかった」
ピンポーン=押ボタン風情のデベソのこと。
腹山頂部付近を食べられたと言いたいらしい。

ぜんぜん時間が過ぎないので、乗馬もしました。
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大きなブランコにも乗りました。
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・・・もてあます。
「ニイニたち、早く帰ってこないかね・・・」
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あ~~~、2歳と待つのは暇だ。


・・・待つこと3時間半。
ようやく戻ってきた、みんなの元気なこと!!
ポチン、わたしの心配をよそに、がんばったそうです。

ニイニの後をえっちらおっちら。
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途中、ニイニと交代で花の写真を撮りまくっていたそうな。
マツムシソウ。
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フシグロセンノウ。
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妙にアートなコオニユリの写真。
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途中、「小さいのにエラいね」と何人もの登山者に声をかけられたとか。
見た目、4-5歳だからなあ。実際は来年就学だけど。
疲れたとかもうやだとか言わなかったよ、がんばりやさんだなあ、と夫。


留守番組と合流後、「吐竜の滝」にも行ってみました。
涼やかな渓谷で、多くの観光客が訪れており風景を楽しんでいました。
途中の川は、とても冷たそうで、周辺の気温も下がる。
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ふと見ると、ニイニとポチンはフツウにズボンを脱ぎ、入っていました。
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「つめてー!ヤマメいるかもしれないし!!」
・・・っていうかその白パンツが恥ずかしいぞ?

滝も、なかなか見応えありました。
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近づいて滝を見る観光客の流れから逸脱するニイニ。
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「ここ、冷たすぎて、何にもいねーし」
・・・っていうかみんな変な目で見てるし。


この日の登山ですっかり自信をつけたポチン。
翌日、帰りの道中に2つ目の山にトライしました。
目指すは、蓼科。

ピラタス蓼科ロープウェイというものに乗って山の中腹まで行き、2472mの北横岳に登るという壮大な計画です。
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ロープウェイの中は、朝の山手線並みのすし詰め。。
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例によって、マママメはお留守番で散策コースをのんびり楽しみ、パパニイニポチンはお弁当と防寒着を持って、出発!!


・・・ここも、待つこと、3時間半。
「これ散策なんかじゃなくて山登りだよ」とけっこう息を切らしながら30分の散策コースを1時間半かけてマメと登る。そのうちのけっこうキツい上りはマメだっこ。登山の方が楽じゃん!と愚痴る。
でも一まわりしたら時間が余っちゃって、もう、売店で名物のこけもも大福も食べちゃったし、おにぎりも食べちゃったし、さみしい休憩室でおむつも替えちゃったし、やることなーいとあくびをしていたら、3人が戻ってきました。

「オレ、結構感動したよ。ポチンはすげーよ。よく登ったよ」
夫は開口一番、ポチンを見直した、と。

聞けば、こりゃ大変だわ。

足もと、岩だらけだったんですって。
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オトナなら大股で歩けるところを、ポチンはロッククライミングばりによじ登ったらしい。あまりに大変で、「ちょっと休憩・・・」と膝をついてしまうこともあったそうな。
それでもチョコをひとかけら口に入れると、「よぉーし!ぱわー全開!!」と突然元気モリモリになって歩き出すそうな。
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やっと到着した山頂は、本当に山見晴らしがよかったそうな。
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「ちゃんと登れたら、記念にバッヂを買ってあげるからね」とパパと約束していたらしく、北横岳ヒュッテでかわいいやつをゲット!
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さーあとは帰りだ、と思ったら、ポチンにとっては帰りの方が困難だった。
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またもや他の登山者から「がんばれ~!」とか、「こんなにちいちゃい子が登ってるんだからがんばりなさい!」と他の子の叱咤の材料にされたりとか、とにかく注目されていたらしく、ポチンはふっふふ~ん♪と気持ちよさげに帰ってきました。

「わたし、山登りがだーいすきになっちゃった!なーんかまた登りたいし!」

その言い方がまた、軽々しいんだよな。。
ま、注目されてたからだとかいろいろ勘ぐることはできますが、頑張って登って達成感があるのがイイ!と素直に思えたようにも見えたし、親としてはきゃぴきゃぴポチンの底力が見えて、へーと意外に思えたりもしたのでした。


夫とわたしがせっせせっせと、こどもたちと共にいろんな体験をしたがるのは、この5人のかたまりで楽しめるのもあと数年、という思いが常にあるからです。
どうせニイニなんか中学生になったら野球部入って三芳村にも来なくなるだろし。
ポチンだってすでにコギャル化しつつあるし。
マメは今でこそ性別も不明人格も不明だけど、いずれすぐにポチンの後を追ってキラキラした世界に憧れるだろうし。

でも、山登りとか、川遊びとか、なんでもいいけどこういうモノに中毒になっておけば、オトナ同伴じゃないと出来ない体験をさせてあげる家族旅行にはついて来るかな、と。
ついでにオトナの味も覚えさせて、「親と一緒はウザいけどおいしいもの食べに連れて行ってくれるしな」という打算でついて来るかな、と。


なーんかわたし、いっつもそんなことばっかり考えてるな・・・
生きているあいだじゅう、こどもたちと楽しめる人生にする!ための、仕込みに追われる日々であります。
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by babamiori | 2010-09-08 13:11 |



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

by babamiori
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