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週末ワンアクションクッキング。
あー。
ジャガイモ、飽きた。

おかげさまでほぼトラブルなく収穫に至った、我が家のジャガイモ「キタアカリ」。3回に分けてジャガイモ掘りを楽しみ、「売れるくらい収穫できたぞ~!」と喜びいさんでおりました。

が、実際に売ったわけではなく、サンタクロースのようにデカい袋をひっさげて親戚知人に配り歩き、遠方の知人には送りつけ、プレゼントクイズにてお分けし、やれやれちょっとは減ったなと思いきや、まだフライドポテトLサイズ100食分以上あるという現状。
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貯蔵っていってもなあ。ジャガイモは3~5度くらいの低温で貯蔵するとかなり日持ちするらしいんだけど、冷蔵庫を全部ジャガイモで埋め尽くすわけにはいかないしなあ。

今回は、いい教訓になりました。
たくさん植えてたくさん収穫するなら、売るように手配をしておくべし。
自産自消でいいなら、みんなが笑顔で食べきれる量をつくるべし。

とはいえ、収穫後にがらんとした広い畑を見ると「こんどはガツンと、ニンジンとカブいっちゃいますか!」と腕をぶんぶんまわしたくなるんだから、こりゃ中毒みたいなものですね。
畑の隙間恐怖症とかね。


それにしても、収穫したものを食べる食卓というのは、何とも贅沢なものです。
あんな料理もいいな~こんな料理もつくりたいな~と夢想しつつも、農婦とコックと乳母を兼ねている身としてはなかなか凝ったことができず、「素材を喰らう」という食卓になりがち。
ま、東京でもそうだけどね。

たとえば、インゲンはざざざっと。
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バターで炒め、レモン汁をかけるのみ。
これをばりばりばりばり食べる。
獲った日に食べれば、しゃっきりしていて甘くて最高です。ひとり20本はイケます。
それにしてもね、うちのインゲンはほとんどが、はねっかえりでくねっくね。「まっすぐで曲がりの少ない品種」と種の袋には書いてあったけど。曲がった野菜は自家栽培っぽくてとても好ましいのですが、売っている野菜はなぜしっかりとまっすぐなのか謎です。曲がったやつは撥ねているのかしら。かわいそうに。

ちなみに、道の駅で売っていた12本で50円のキュウリ。
安いけど、曲がりすぎだよ。
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あまりに曲がっているので、こりゃ楽しい!と即購入。(安いけどたくさん売れ残ってたし。)
「いいのよ、それがあなたの個性なのよ」と曲がったまま切ってやった。
味噌とマヨネーズで食しました。これ以上カンタンな料理はないが、というか料理とはいえないが、これが一番おいしいくない?
このキュウリはホント、当たりでした。口に入れるとまず皮の青い味が広がって、かみしめると果肉の強い甘みが追いかけてきて、ぼりぼりぼりと食べながら頭の中に海水浴や花火やプールのあとの心地良い昼寝の情景が思い浮かぶほど、濃い夏の味がしました。

ついでに美味しかった購入品。
カサゴ。
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煮付けたら、超美味でした。身がしまっていてじゅわっと旨みがあり、さすが高級魚。
東京のスーパーでは佐島産のカサゴが1匹2100円で売られていましたが、館山では小ぶりなものが4匹で1600円で売っていました。いや~優越感。

で、問題のジャガイモですが、ジャガバター、フライドポテト、ポトフの具、マッシュポテトなどいろいろやりましたが、自分的にいちばんおいしかったのは、ビシソワーズ。
夏ですもの。とろっとなめらかで冷たいスープがよござんしょ。
としゃれこんでみましたが、
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・・・え?
これがスープ?
なんか固形に見えるのは、気のせい?

ははは。ちょっと牛乳がたらなくて、冷たい芋がゆになっちまった。
しかも三芳の家にすりこぎとパセリがなかったため、舌触りつぶつぶの和風仕立て。
お腹の調子の悪い夫にも、風邪が長引いているニイニにも、お友達より5キロも小さいポチンにも、歯が7本しかないマメにも、この栄養たっぷりの冷たい芋がゆは大受けでした。


そーんなわけで。
うちの食卓、おおざっぱですが、まずまず潤っています。
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by babamiori | 2009-07-15 15:54 | 食べ物のこと
ブサイク野菜を買いたくなる空間って。
三芳村の道の駅にて、一目惚れで購入。
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ボリュームはフツウのにんじんの1.5倍。
で、50円。
値段の横にボールペンで「ワレ」と書いてある。
確かに、横っ腹がはじけたように割れていました。

ドロドロのゴツゴツだけど、それがいいんです。
このコーナーには他にも、太さやゴツゴツさ加減の違うものがいっぱい売っていて、わたしは骨董品を選ぶような気分で、このにんじんに決めました。
キュートな曲がり具合といい、先っぽからうわっとクレッシェンドになっているような太り方といい、「奇形で何が悪い」と言わんばかりの堂々とした風貌といい、他を圧する存在感でした。

よく思うのですが、地元で直売されている野菜を買うとき、形が整っているかどうかっていうことはほとんど価値判断の中に入りません。
というかむしろ逆。これってスーパーじゃ売れないからここで投げ売りされているんだろうなあ、と思うような形の悪いものがたくさんあると、胸がときめいてしまいます。くねっくねのいんげんやキュウリやナス、白いところが少ないネギ、雑草のようにボウボウとした水菜、どれも粗野でセクシーです。

でも、こういう形のものって、東京のスーパーではまあほとんどお見かけしませんよね。いや、館山の大手スーパーでも見かけません。(三芳にはスーパーがありません。)
形が整っている方が箱詰めするときにきっちり隙間なく詰められるからいいとか、整った形のものじゃないと剥いたり同じ大きさに切ったりしにくいからとか言われていますが、まあ結局のところ消費者が美しい形を好み、ブサイクなものを嫌うからでしょう。

キュウリも曲がらないように紐でしばってまっすぐにするらしいし。
農家の方々もご苦労なことです。そうじゃなきゃ売れないんだったら、仕方がないですよね。
そのうち角切りに便利なキューブ状のトマトや四角柱の大根が開発されたりして~

でも!
スーパーで買い物をする時はわたしも「線対称の形のもの」や「曲がってないもの」など、御しやすい野菜を無意識に選んでいたりする気が・・・
こんなに高いならブサイクなのより美しいほうがいいじゃない、と思っているというのもありますが、それだけじゃない気がする。
で、気がついたのですが。

「売り場が清潔で整然としていると、整った形のものの方が、新鮮でおいしそうに見える」
そして逆に、
「売り場が露店や市場のようだと、暴れた形のものの方が、新鮮でおいしそうに見える」

・・・こんな法則があるんじゃなかろうか?

多少変な形のものも流通すればいいのにな。セレクトされたものを見ると、その後ろで廃棄されている無数の野菜が目に浮かんで悲しい気持ちになるのにな、という素朴な思いや願いは、こんな消費者心理の壁にぶち当たって玉砕していたんじゃなかろうか。
・・・違いますか!?(ぜんぜん違ったりして)

よく、賢い消費者になることが肝心などと言いますが、その賢さを引き出したり今までとは違う感性が働くようになるためには、売り場の雰囲気改革も必要なのでは、と思った次第です。
いやだからといって、スーパーの売り場を青果市場みたいに段ボール売りにしちゃえばいい、という短絡的なことではなくてね。既成概念を覆すようなインテリアにすることで消費者の意識改革も誘導できるんじゃないかって、思ったのです。
じゃあどういう売り場なら意識改革されるのよって、すぐに思いつかない(思いつくのが青果市場のイメージ・・・)のが弱いんだけど。

ホントに消費者が賢ければ、そんなイメージ戦略は必要ないんだけどね。
ブサイク野菜も新鮮さと味勝負で堂々と流通するようになるにはどうすればいいか、ということを、空間的なアプローチから考えてみることに意味があるのかどうか。
意味があるとお考えの方!一緒に考えましょう!(誰もいなかったりして・・・)


話は戻りますが。
上記の愛すべきにんじんは、1週間ほどキッチンのカウンターの上に鎮座してみんなから愛でられた後、「あー葉っぱが生えてきちゃった。いくら新鮮なもの買ってもこれじゃアカンわ」と慌てて丸剥きされ、トマトスープの中でたゆたうことになりました。
(マメが離乳食となり、スープだのシチューだの豚汁だのけんちん汁だの具の充実した汁物系ばかりつくっている昨今。)
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ちなみにこのスープの具の野菜は、全部三芳の道の駅で買いました。
今年こそ、「このスープの具の野菜は、全部うちの畑で獲れました」に変えてやるぞ~
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by babamiori | 2009-02-19 12:47 | 食べ物のこと
農業をデザインするっていう動き。
東京の家の近所のオサレな雑貨屋さん1階が、週末ごったがえしていました。
テレビの取材かなんかも来ちゃっててたーいへんな混雑。
なんかのセール?フリマ?

と思ったら、こんな服を着たヒトたちがうろうろ。
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倅マーク。誰の倅だって?
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「農家のセガレの店」。
なになに?
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みんな、いろいろ考えるよねえ。
農家をやっている親がつくった野菜を、農家を継がなかった倅が都会で売る、というユニットらしいです。

へ~と思いながら売り場のラインナップをチェック!
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キャベツ1玉300円、にんじん1本100円、ねぎ1束200円。
ちょっと高級なスーパーくらいの価格設定でした。きっと地元の売値よりぜんぜん高いだろうけど、場所柄こういう値段でもちゃんと売れているようです。

親をちょっとでも助けたいとする彼らの活動を、メディアも注目しているみたい。
売り場のデザインを見ると素朴感の演出などが上手で、都会に住むヒトの感性に訴えかけるコツをよく知っている、ブランディング能力のある方達だなと思いました。

こうやって農業がフィーチャーされるようになってきたのって、ここ最近ですよね。
雑誌「ブルータス」で農業の特集を出したり(倅の店も載ってました)、芸能人が農園をやったり。農業をファッションにしようというかんじでしょうか?
なんだかこういうの、ちょっと胡散臭いなと思わないでもないです。わたしが中途半端に田舎暮らしをかじってしまっているからだと思うけど、ホントに農業を営む方々の「スタイリッシュでない」魅力ははじいてしまって、表面をラッピングした「農」だけを受け入れるというメディアの姿勢にも疑問を持ちます。

でも一方では、農業なんてダサくて稼げなくて辛いからエンガチョと無視されていた時代よりはずっとましかな、と思ったりする。
「ファーマースタイル」がカッコイイなんてことになって、オサレな長靴や麦わら帽子を買ったりするところからでも、まあいい、農業とは無縁だった人たちがちょっとでも土に触れる時間を持つようになればいいや、と。

だって、野良仕事の気持ちよさって、言葉じゃぜっっっったいに伝わらないんだもの。
わたしだって、こういう生活に引きずり込まれたからこそ、じわじわと、土の匂い中毒になっていったわけで、そうじゃなかったら今頃きっと、建築のことしか考えてなかったでしょう。
(わたしの人生をぶんぶん振り回してくれた自己中な夫に、パーシャルに感謝。)


「農家の倅の店」をやっている彼らはまさに農家に育ち、コアな部分を知りすぎたために「農業エンガチョ」になったヒトたちなのだと思われます。農家を飛び出し、東京での生活を満喫する中で、農家出身であることをアイデンティティとして打ち出して商売に結びつけるという発想は、この時代にぴったりフィット。
でもね、わたしにはなんだか物足りない。
セルフプロデュースが上手いなとは思うんだけど、農家からの直売のよさの、いちばん胸を打たれるところ(作り手の汗水を感じるところ)がごっそり抜け落ちてしまっているようなかんじ。むしろ、そこを隠蔽するかのように小ぎれいなイメージにすり替えて売っているように見受けられるところが「ピンとくるようでこない」原因かもしれません。
でもきっと彼らは、そうやってスタイルをつくらないと都会では受け入れられないと思っているのでしょう。で、実際、大多数の消費者にはその方がウケるのかもね。

わたしは逆に、ゴボゴボの手のおじいさんがゴボゴボに形の悪い野菜を新聞紙に包んで売っている姿の方が、カッコイイと思うんだけどね。
そうそう昔、朝早い山手線にカゴ担いで乗っていた行商のおばさんとかよく見かけたけど(今もいるのかな?)そのヒトたちがこの雑貨屋の前で野菜売ってるほうが、よっぽどありがたく思えて買いたくなるだろうと思います。

都会の中心で「農業をデザイン」して売っている彼らを店頭でじーっと見ていたら(ちょっとイヂワルな視線で)、ああホントに都会の空気が好きで、都会にいることが幸せなんだろうな、と思わせる雰囲気がムンムン漂っていて、なんだか売っているネギやにんじんにロゴマークでもプリントしかねない勢いを感じてしまった。
人間ってないものねだりね。田舎のヒトは都会をうらやみ、都会のヒトは田舎に憧れる。

でも売り場には、こんな文言が貼られていました。
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「嫁ぐなら農家」なーんて言っているということは、彼らもやがては田舎に戻って農家を継ぐことを想定(覚悟)しているということかな?
あとで調べると、彼らの多くはWEB制作などを生業としているようです。何気に農家やりながらでもできる仕事を選んでいるのかな?

彼らの頭の中をぐるぐるしていることが感じられて、結局ちょっと好感持っちゃいました・・・
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by babamiori | 2009-02-17 12:07 | 東京にて



ひょんなことから、南房総に8700坪の土地を手に入れてしまいました。平日は都心で建築ライター・コーディネーターとして働き、週末は南房総で野良仕事。ちょっとムリして始めてみた二重生活ですが、気付けば主客転倒で、どっちがメインの住まいかわからなくなっています。田舎暮らしの衝撃と感動、苦悩と快感をそのまま綴ります。 ニイニ中3、ポチン5年、マメ1年。

by babamiori
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