「ホー、ホケキョケ!」
三芳村に到着した朝、今年はじめてウグイスの声を聞きました。
あ~春、と思いながらも、毎年感じる疑問が頭をよぎる。
声はいい。確かにいい。
でも「ケ」は蛇足じゃないか?
ウグイスの鳴き方って生まれつきじゃなくて親の声を真似て練習すると言うので、うちのまわりのウグイスたちもそのうちホーホケキョと鳴くようになるんだと思っていました。いや、みーんなホケキョケって鳴くもんだからね。
でも、春のはじめに「ケッキョ」とか「ホキョ?」とか言っていた子たちがやがて立派に「ホー、ホケキョケ!」と言えるようになるのを聞いていて納得。
このあたりではホケキョケ!が完成形なんだと。
子らはホケキョケ!を目指して練習してるんだなと。
鳴き声が聞こえると思わず梅の木を見やってしまいますが、ウグイスの姿を見ることはほとんどありません。
梅に鶯。春だなあ・・・
とはいえ、日当たりのいいところにある梅の並木は、もう花が終わっています。やっぱり南房総は、東京より春のすすみが早い。
菜の花畑も満開。
でもうちの菜の花、なぜかツートン。
誰か半分だけになんかまいた?
雑草を気にするには早いこの季節。
ビニルハウスの隣りは芝生だけが生え、いいかんじの原っぱになっています。
ちなみにこの状態は1ヶ月ともたない。来月の今頃はごっついやつが一面にニョキニョキ生えているはず。神様時間を止めてぇ~
お昼ご飯は、前代未聞の「ふきのとう焼きうどん」。
・・・キャベツ用意するの忘れちゃったから、こそこそとふきのとうを摘んできて代用した次第。ごっついしょうゆ味の焼きうどんと、繊細なふきのとうの香りのマッチングは、ん~、77点。
まあおいしいんだけどねー、なんかイマイチ違和感あり。食感で-10点、見た目で-10点、やっぱりキャベツの方が合うじゃんという反省で-3点。
ふきのとうの香味は、もっとつるりとした食感のものに合う気がしました。お素麺のチャンプルーならもっとよかったかも。
それにしても、マメはうどんをたべるのが上手いです。10cmくらいのうどんの端っこを口にくわえさせると、掃除機のコードをしまうみたいにしゅる、しゅるるる、しゅるんっと吸ってしまう。マメの口のサイズにしてみたら、水道管をくわえさせられているようなもんだろうに。
食後は春風をうけてまったりのんびり。
マメの後頭部の不毛地帯(帯状の寝ハゲ)にもやっと芝生が。
このあとの「春が来た:にょろにょろ編」は、次回。乞うご期待!!