大変長らくお待たせ致しました。
昨年末に出題した、
クリスマスプレゼントクイズの正解を発表します!
今さら何よ、と言わないで聞いていただければ幸いです。
正解は…「サボテン科アストロフィツム属カブト」。
ということで、ずばり「兜」と言い当てたMさん、おめでとうございます!!!
いやあびっくり。あっさり当たっちゃって。
びっくりと言えばプリムラさんの「冬眠中のダンゴムシの集団」という回答にものけぞりました。人間の視覚とはなんと不思議に満ちあふれているものなのだろうと感動。
そしてもうひとつ、感動的な回答があったんです。
「ユーフォルビア属シンメトリカ」という、とりちゃんさんの回答。
以下ふたつを見比べてみてください。
まずは、正解であるカブトの、オトナの姿。
あの小カボチャは、こんな顔になるんですね。
ま、オトナもカボチャ風だわな。
そしてもうひとつ、シンメトリカの写真はこちら。
すごくない?
似てない??
っていうか、実生はむしろ、こっちに似てない?
実はこのふたつ、分類学的には近縁性に乏しいけれど、類似した自生環境で似通った方向の進化(似たような形質を獲得する)が見られる『平行進化』の良い例なのだそうです。
ウィキペディアさんによると、「例えば哺乳類のイルカと爬虫類の魚竜が似通った姿をしていること、あるいは、モグラと昆虫のケラ(おけら)が似たような体型、よく似た前足を持つこと」も、平行進化の結果だそうです。
たーしかに!
ケラ(おけら)の前足はモグラとそっくり!!
モグラからすれば「似てねーよ」というところだろうけど。
「みんなどうせカボチャって言うだろな~フフ」と気楽に出題したにもかかわらず、大変に興味深い回答をいただき、心より感謝申し上げます。
ちなみにプレゼントは、ジンジャエールのシロップです!
Mさんご連絡くださ~い。