こんにちは。ニイニです。
今回は、僕の育てているサボテンについて書かせていただきます。
カブトです。これらは直径は2センチくらいのまだ小さいものです。
カブトは、アメリカテキサス州東南部やメキシコタマウリパス州などの限られた場所にしか生えていない珍しい植物です(人間の土地開発で自生地を奪われた)。僕が育てているのは、改良品種×改良品種でとれた種を実生したものです。
カブトは全部で30本ほど育てています。その中で将来が楽しみなのはコレです。
この個体は綴化しています。綴化というのは成長点が横に広がってしまう変異です。
カブトの綴化はとても価値があり、珍しいそうです。しかしその多くは、横に広がった成長点から成長点のまともな仔が出てきて下のが隠れてしまいます。隠れると価値がなくなってしまうので、この個体はそのようにならないで欲しいです。
そしてもう一つ楽しみな個体がコレです。
比べると分かりますが、普通のカブトはこんな感じです。
点の数が明らかに違うのに気がつきましたか?
この個体は、極上個体×上個体という素晴らしい親を持っているのです。同じ種の個体はまだたくさんいるのですが、この個体が一番綺麗だと僕は思います。
また割り込ませていただきます。
(文・写真/ニイニ)